CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

麒麟がくる  美濃の国

2020-02-02 20:55:59 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」
視聴完了しました
今回は説明回といってもいいくらい、
凄くわかりやすく、美濃という国がどうなっているか、
土岐と斉藤、それらの家臣たちの人間関係が
物凄く説明的に明示されて面白かった
というか、わかりやすかった

土岐との確執というか、斉藤道三がまるで隠さない野心というか、
いやらしさがありありと出るシーンが、きわめて象徴的で、
完全にこれが悪いことの引き金になってしまうんだなと
強烈な場面になっていて凄いよかった
本当、この道三は悪いわ、
そして、その悪い道三をさっぱり支持しない息子やらとりまきやら、
色々と映しているのに、さて、主役の光秀はどう思っているか
そのあたりが、まだはっきりとは描いていないのが
結構面白いというか、興味を引くところでありました
ここが新しいと感じるのであるな、
主君をさほど敬わない戦国武将というのが、新しいと思える
まぁ、ゆくゆくの光秀を考えると
こうやって、誰かを一方的に慕うようなことはなく、
一歩引きつつ、自分の理想である、麒麟がくる国に向ってと
そういう感じが、本当、あからさまに描かれていて
なるほどなぁと思ったのであります

メタなことをいってしまうと、この光秀だからこそ、
違うという主君を裏切るという形が自然になるんだろうと
浅く思わされたのであります
もっと深く、練られた話のようにも思うから
恥じかきそうですが、そう感じたのだ

あと怪しげな農民というか、流浪の人の岡村さんが
今後どういう形で付き合いになるのか
さらっと、医者の娘と仲良くなってて、
ちょっと光秀がイラっとしているのが面白かったんだが
そういうほのぼのシーンは序盤だけであろうから
楽しみながら、次へ次へと楽しみをくっていくのであります