CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

寝てみる夢の話

2021-05-29 19:37:28 | 雑感
なんとかもすなる日記というものを、かんとかもしてみむとてするなり

夢のお話である
未来に何かをしたいとか、胸高鳴るそれではなく、
お眠りぃしてる時に見るあれである

ここのところ、夢を覚えていることが続いてて、
その舞台というべき、場所というか町が共通だと思い当たり
メモっておくことにした

まずはホテル、
ずいぶん高い建物なんだが、これのいわゆる裏側というか、
スタッフ専用ゾーンをやたら行ったり来たりする
何かの搬入でいったり、えらい人に呼ばれたりしていくというシーンが多いんだが、
長いエスカレータや、搬入用の大型エレベーターが出てきて、
使われていない棟みたいなところが廃工場のようになっていたり、
印刷物を取り扱う仕事をしていたりする
そして、なぜか駅とつながっていたりする

駅は名古屋駅のようでもあるが、
栄の地下街のようでもあり、必ず松坂屋が隣接している
高島屋ではなく松坂屋、これは毎回絶対なのだ
電車は複数線が出入りしていて、名古屋駅の近鉄乗り場っぽい感じだが、
乗り入れている電車はいくつかあるようで、
毎回乗り間違える、何線というのはわからないし謎の駅に向かうのだが、
湖西線と琵琶湖線を間違えた感触と似た感情を抱く

地名として熱田が出てくる
むろん想像上の熱田という謎の町で、つぶれかけた大きな古本屋があり
地下鉄が通っているんだが、当然名城線的なものではない
時折、松坂屋から歩いていったりする
前述の名古屋駅のようなところから自転車で移動できる距離で、
たまに自転車移動していることもある
古本屋が図書館になることもある

もう一つの土地として台北が出てくる
前述のホテルもそこにあったりするんだが、
これまた完全に想像上の台北なのに、すごく台北っぽいところで
見たことないのにディテールの細かい寺院や夜市がある
設定上旅行で訪れているんだが、道をなぜか知っていてやたら猴硐(ホウトン)にたどり着く
実際に行ったことないから完全に想像上というか、
まさに夢の世界でしかないのだが、ちゃんと猫村だったりする

このところ、これらの設定をずっと引き連れて、
またここに来たという感情を抱きながら夢を徘徊しているのである
と、まぁ40過ぎた男が急に夢語りしだしたという
きわめておぞましいブログなわけだが、もうしばらく

ここまで出てきた設定なんだが、
夢の中で当然のように違和感がない、
なんだったら、来た事あるといった感じのビジュアルなんだが、
それもそのはず、間違いなく起きてるときに見たどこかの風景で、
しかも、40年以上の間に自分がみてきたことの集大成的なのである
メモりながら、印象的なシーンは、具体的な根拠、必ず思い出があり
時系列が滅茶苦茶ながら、大学の時に行った町に高校の時にいったお店が出てきて、
小学生の時に食べたものが出てくるような具合である
寝ている間に記憶を整理しているという話が感触として得られたわけだ

死ぬ寸前に見る夢は走馬灯となるのだろうが
そこに登場するのが、このイマージナリーな町だとすれば
生前のシーンだけど、設定はごたまぜで無茶苦茶の可能性が高い
一瞬で過去を振り返るのは確かだが、時系列、連携がなってないから、
最後に見る自分の人生は嘘の可能性が極めて高い
その瞬間後悔的なことを思うかもしれないが、それは間違っているのかもしれない
そう覚えておこうと思うのである、幸せだった場合も嘘の可能性があるが、まぁそれはいいや
また、痴呆を招いたならば、それはこの町の住人になったときなのだろう
というか、夢の世界というのが、そもそも痴呆状態のときの脳が判断する映像なのではないか
ともすると、この夢にとりこまれていくと、だんだん痴呆に近づいていくんじゃなかろうか

あるいは、虚数空間に意識だけが飛んだ状態なのかもしれない
死は、そこから帰れなくなった状態なのだ

とってつけたオチ文をつけてみたが、
うーん、もうちょっとひねってなんか物語っぽくなりそうでならない
凡百のお話になった、駄文