CLASS3103 三十三組

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青天を衝け  栄一の祝言

2021-04-04 20:57:09 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「青天を衝け」
視聴完了しました
流れるように安政の大獄まで進んでしまった
なかなか面白いというか、この時期の幕府って、
迷走というか、強権を発動した時期だったんだなと
改めて思い知ったりする次第である
おおよその流れも知っているし、何度も様々なドラマで見ているわけだが、
年齢を重ねて、少し時間を置いてみてみると
違う見方というか、この頃の政治情勢というのが
なんとなく想像できるような感じもして面白いのでありますな
井伊の気持ちが今回、すげぇよくわかるというか、
いやー、いい塩梅だ

そんなわけで、井伊については、ガラじゃないのをわかっているが、
やらざるを得ないというところに、一種悲劇的なヒーローめいた心持で、
ああしているんじゃないかとすら思えるような、
自分に酔っているとも思えるような、ただの日和見が、
なんというか、人間くさいと思えるわけなんだけども
あっという間に、次回桜田門だそうで、大変であります

慶喜もまた、嵌められたではないが、
飼い犬に手を噛まれたかのような、助けてやった恩義を感じない相手であったと
そういう感じでもある事態が興味深いところであります
英邁であるが、他人を信用しすぎたというべきか、
ある種読みが浅い、人との付き合いが、御老公とだけではなく
様々なところに問題として残ってると
それもわかるようでよい塩梅であります
ある種高潔なんだろうが、間が抜けているともいえる事態が
本当、ありそうだという感じで面白すぎるわ

一方田舎では、嫁をとるだのとらないだので
結局ヤットウで決着とかいう話だったはずだが、
それもまた、負けて譲られてという、まぁ落着としては
そのあたりかといった感じでもあるけど
たまたま、嫁候補が唐突に沸いてきたからよかったものの
そうじゃなかったら、喜作が可哀想で仕方ない展開じゃねぇか、
お前らが、いつまでもぐずぐずしてたから、
なんか可哀想な当て馬的な感じになってたじゃないかと
少々悲しくなったんだが、まぁ、
全体的にみんな幸せそうだったからいいかと納得しておくのである

その田舎と江戸をつなぐ、天狗党決起っぽい感じが
次回にステキな引きとなって終わったのでありますけども、
水戸の浪士の危険さを、もっとぎらぎらやって欲しいのである
というか、幕末には人斬り的なキャラクタがいないといけない決まりでもあるみたいに
各藩というか、勢力に一人はそういうのが設定されるなと
感心してしまうのである
芹沢鴨とか出てくんだろうかな