CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【テレビ】ストーリーズ 羽生善治〜天才棋士 50歳の苦闘〜

2021-04-29 21:06:58 | ドラマ映画テレビ感想
NHKの短編ドキュメンタリ番組であります
定期的に将棋の話題を取り上げてくれるから
いいなぁと思いつつ
今回は羽生さんを取り上げてきたかと固唾を呑んでみたのでありました
ここ数年の苦闘の様子が見られればと思っていたんだが、
ほのぼのと筋トレしている姿が一番印象的だった
体力つくりに精を出していただけるのは
絶対プラスになるだろうと、勝手に思い込んでしまうんだが
まだまだ、がつがつやって欲しい

と、そんなことを思いながら見ていたんだけども、
羽生さんの震えについては、もう、代名詞みたいになってるけども、
改めてその様子を撮影していて、かつ、指し手だけではなく、
終わってからの扇子をしまう所作にまで出ていたのは
結構衝撃的でありました、
身体的な反応だから、どうこうと語るものではないんだろうけど、
何か、象徴的に思えてしまうというか
勝つことへの恐怖みたいなものがあるんじゃないかと
勝手に思ってしまうようでありましたとさ

羽生さんについては、強くあって欲しいという
外野というか、自分のような勝手な願望が重しになってんじゃないかと
またまた、それを起点にいらんことを考えてしまうんだが
そういうのとは離れて、ただ将棋をという姿勢であるんだろうか
このドキュメンタリだけではまったくわからなかったんだけども
若い世代の台頭、AIの生かし方といったところを
どのように進めていくのか
研究相手が、木村先生だったのが、一番驚きだったんだが
かつての米長先生みたいに、今の若い人たちと研究会みたいなのを
やって欲しいような、でもそういうタイプではないのかなとも思ったり
ともかく、はらはら見たのでありました

数年前の、あれこれやっていた頃、
それが何かに影響すればという話がいいなとも思えたんだが
筋トレしたから筋肉がつくという話とは違うというのが
解りやすくて、研究手がよいというのとは
話として違うものなんだろうなと思えたのでありました

最近は、渡辺名人ですら、記憶力勝負みたいな言い方をしているけど
そうではない部分の将棋というのを楽しみたい、
そこに向って羽生さんは練磨しているんじゃないかと
思いたい、そう見ていたのでありました
番組がどうこうよりも、羽生さんに対する思いを語ってしまうが
そういうもんだろうきっと