CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

青天を衝け  横濱焼き討ち計画

2021-04-25 20:48:24 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「青天を衝け」
視聴完了であります
副題から、栄一が消えた
新章突入ということかと思ったら、次回また、戻ってくるんだな
なんだろう、桜田門のときに流石に無理があると思ったんだろうか
ともあれ、桜田門のときよりは、横浜焼き討ちに
えらい関わっているかのような感じが、
どんなオチになるか楽しみで仕方ないのである

不穏なテロに加担してると思ったら、
はしかで子供を失ってと、ある種自暴自棄的でもあるんじゃないかと
不安になるような展開だったけども、
思いのほかしっかりしているというか、私情と義憤の区別が
ちゃんとしているようにも見えるのが不思議な魅力でありました
本当に世の中をどうかしたいと、そういう感じから
ごく自然にテロに向ってるのが、
怖いといえば怖いんだが、ちゃんとしてるようにも見えてしまうのが
なんだろう、リアルというやつなんだろうか

そんな下々の不穏さもうろうろしつつ、
お上のほうでも、いよいよ慶喜復帰という感じだが
京都がまた、とんでもなく胡散臭い感じになってて
三条が、また新しいタイプの公家像で来たなと
結構衝撃的だったんだけども
ヒステリーというか、もはや、新しい病というのが言いえて妙な攘夷の一人歩きが
不気味というか、群集心理めいた流れという
意味のわからない情動というのが心底恐ろしいと思えた回でありました
慶喜が、それをわかっているんだが、
それをわかる人があまりにも少ないという嘆きも
わかるんだけども、実際その場にいたときには
慶喜のほうが奇天烈というか、異物と扱われてしまうんだろうなと
なんとなし、わかるように思うのであった
世の中、そういうもんだよなというごくありきたりの感想になってしまう

実際の焼き討ち騒動とは、おそらくかかわりない感じで終わるんだろうけど
次回予告見ているかぎり、勝先生を襲った竜馬みたいな
これまた、よくある展開になりそうで
それはそれで楽しみだと思えたのであります