CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

軍師官兵衛  有岡、最後の日

2014-06-01 20:41:37 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」
視聴完了であります
先週に引き続いて、面白い回でありました

とうとう有岡城が落ちるというわけで、
荒木のこの時点での最後がどう描かれるか
楽しみなのでありましたが、
非常にうまいというか、
ああ、そういうことだったのかも
なんて勝手に思い至るほど見事、
なるほど、茶碗を抱えて逃げたというよりは、
あれをエサに毛利を誘うって、
なかなかありうる話しだなと
思わなかったりなんだったりであります

個人的には、小六が久しぶりに活躍ということで、
なかなかステキな回であったと思うのですが、
秀吉軍第三の軍師として、
もうちょっと、ちゃんとというか、
山賊ではない小六を見たいなぁと思ってしまうところ
今回の官吏をつとめるという点は、
宇喜多の言うとおり、代わりか?という感じでしたが、
もそっと凄いところを見たかったような
そんな風に思ってしまうのであります
次の三木攻めのときについては、
小六じゃなくて、官兵衛が相手するだろうしなぁ
残念であります

さりとて、あの宇喜多を落としたというところの
まぁ、唐突感といいますか、
病に煽られたというのはどうかなと、
少々残念に思ってしまったのですが
それはそれ、宇喜多が寝返りそれを喜んで報せる猿、
そしてしかりつける信長
あの間というか、「ごもっとも」で
頭を下げ続ける男に見事というか
惚れ直したというか、ああ、あれが信長に仕えるということか
なんて思ったりしたのでありましたとさ
本当、あの秀吉は凄い、今後、
竹中直人以外に秀吉は任せられないんじゃないか

そして、ほとんど喋らない官兵衛の闇っぷりが見事、
本当こればっかりは凄いなというほかない、
目だけで演技を求められたんだろうと思うものの
撮りかたも上手いのか、黒目が浮いているかのように
白目との対比が怖いというか、物いうようで
ステキでありましたね、
もっと濁った感じになるんだろうけども、
あんだけ白黒がはっきりしているのは
映像的に怖いと伝わってきました
死んだ魚のような目とは、ああいうことを言うんだろうか
なんか違うか、まぁ、いい

もうちょっと、あの牢番とは
暖かい交流を描いておいてもらったほうが、
この後の、息子を養子にのくだりもうまいこと
見えると思ってしまうのですが、
まあ、それはそれとしまして
いよいよ、黒化した、官兵衛登場だと
楽しみにしているのでありました