さよなら、愛しい人 作:レイモンド・チャンドラー
チャンドラー、そして、マーロウ
そんな小説をまたも読みました
順を追うと、ロンググッドバイよりも前になるんだそうで、
若々しいといったらいいのか、
割と無鉄砲な私立探偵の生き様というか
事件とのかかわりが描かれていました
個人的には、こっちのほうが面白かったように思う
と、そんなわけで、娯楽痛快といっていいのか、
いや、痛快となるほどではないものの
謎解きもありながら、ニヒルな、シニカルな、
あの感じで大きな事件に巻き込まれるといった具合が
なかなか楽しい小説でありました
女性が二人ばかし出てくるのでありますが、
どちらも奔放というではないが、
いかにも物語に出てくる女性という具合で
発売された当時、こういう女が多かったのかしらと
勝手に思ってしまうのでありますが
魅力的なヒロインを堪能できたのでありました
正直、前回も思ったことでありますけども、
回りくどい台詞と演出というか描写が多くて、
ちゃんと読んでいたはずが、
何読んでるかわからなくなるような部分も多々ありまして、
なかなか読書に骨折りな小説でありましたが、
唐突に、麻薬でおかしくなっている情景を
まざまざと数ページにわたって描かれていると
読んでいるこっちがおかしくなるようで、
皮肉なのか、現実なのか、
なんかわからんちんのままで、
事件というか、物語すらもわけわからなくなるので
困ったものでありました
しかし、マーロウは無茶をするというか、
よく生きていられるなと
今作を読んで思い知らされるのでありました
フェイツイと呼ぶ、いわゆる翡翠をめぐる物語で
個人的に翡翠について、あれこれと思いをはせていたので
そのつかみも楽しかったのでありますが、
トリックというか、複雑な事件が、
読み終わったあとも、どうだったのか
もうひとつわからないのが残念というか、
さよなら、した、愛しい人ってのは、
いったい誰のどういうことだったのか
私には理解できなかったと
読書力の低下を嘆きながら
とりあえず読み終えたのでメモなのであります
面白かったけど、覚えていない
そういうタイプの小説でありますね
チャンドラー、そして、マーロウ
そんな小説をまたも読みました
順を追うと、ロンググッドバイよりも前になるんだそうで、
若々しいといったらいいのか、
割と無鉄砲な私立探偵の生き様というか
事件とのかかわりが描かれていました
個人的には、こっちのほうが面白かったように思う
と、そんなわけで、娯楽痛快といっていいのか、
いや、痛快となるほどではないものの
謎解きもありながら、ニヒルな、シニカルな、
あの感じで大きな事件に巻き込まれるといった具合が
なかなか楽しい小説でありました
女性が二人ばかし出てくるのでありますが、
どちらも奔放というではないが、
いかにも物語に出てくる女性という具合で
発売された当時、こういう女が多かったのかしらと
勝手に思ってしまうのでありますが
魅力的なヒロインを堪能できたのでありました
正直、前回も思ったことでありますけども、
回りくどい台詞と演出というか描写が多くて、
ちゃんと読んでいたはずが、
何読んでるかわからなくなるような部分も多々ありまして、
なかなか読書に骨折りな小説でありましたが、
唐突に、麻薬でおかしくなっている情景を
まざまざと数ページにわたって描かれていると
読んでいるこっちがおかしくなるようで、
皮肉なのか、現実なのか、
なんかわからんちんのままで、
事件というか、物語すらもわけわからなくなるので
困ったものでありました
しかし、マーロウは無茶をするというか、
よく生きていられるなと
今作を読んで思い知らされるのでありました
フェイツイと呼ぶ、いわゆる翡翠をめぐる物語で
個人的に翡翠について、あれこれと思いをはせていたので
そのつかみも楽しかったのでありますが、
トリックというか、複雑な事件が、
読み終わったあとも、どうだったのか
もうひとつわからないのが残念というか、
さよなら、した、愛しい人ってのは、
いったい誰のどういうことだったのか
私には理解できなかったと
読書力の低下を嘆きながら
とりあえず読み終えたのでメモなのであります
面白かったけど、覚えていない
そういうタイプの小説でありますね