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∞座(むげんざ)とは、現代のスピード感、自由さを表現するプロの男性能楽師、舞踊家、
邦楽演奏家によって構成されている舞台芸能集団で、時代に媚びることなく、観る側を
楽しませる舞台を概念として活動されています。
今回の公演は、6月10日(日)に福岡市の住吉神社能楽殿で行われた「西海道中膝栗
毛」で、あの有名な十返舎一九・作「東海道中膝栗毛」の弥次さん喜多さんが、調子に
乗って九州へ行ったらどうなりますやら・・・のお話です。
むげん座のオリジナル初演で、笛独奏「松籟」、日本舞踊「松の緑」、尺八・箏演奏「千鳥
の曲」、能「羽衣」に続いて上演されました。
私はメンバーのお一人である藤間勢之助師匠からご案内をいただき伺いました。弥次喜
多のご両人が乗った船が、難破して鹿児島に打ち上げられたところから始まり、鹿児島~
熊本~長崎~佐賀~福岡への道中となりますが、途中で白蛇の精、女親分、天狗などが
現われたり、各地の民謡や踊りなどが入り、とても判かりやすく楽しめる舞踊道中記でした。
∞座の行き方に共感される方が増えていて、今回も万席状態。藤間勢之助様、有難うござ
いました。
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