遺伝子実験により巨大化した動物たちが暴れまわる､1986年に発売されたアーケード
ゲーム「RAMPAGE」をベースに、「ワイルド・スピード」シリーズのドウェイン・ジョンソン
主演で描くパニックアクションです。
遺伝子実験の失敗によってゴリラ、オオカミ、ワニの３頭が巨大化し凶暴化。軍による
攻撃も効果がありません。やがて巨獣たちは大都会シカゴへと到達し、街中で破壊活
動を繰り広げることに。
これに立ち向かう元特殊部隊員で動物学者をジョンソンが演じるほか、ナオミ・ハリス、
マリン・アッカーマン、ジェフリー・ディーン・モーガンらが共演です｡監督は「センター･オ
ブ・ジ・アース2 神秘の島」「カリフォルニア・ダウン」でもジョンソンとタッグを組んだブラ
ッド・オペイトンがメガホンをとっています。
全く期待していなかった作品ですが、かなり面白いです。ジョンソンの前作「ジュマンジ
／ウエルカム･トウ・ジャングル」より手が込んでいて、製作費もかかり、特撮も妙を得て
見どころが多々あります。筋書きは特にいいとか新しいとは思いませんが、逆に話が簡
単明瞭だし､クライマックスの見せ場が中々のものです｡時間つぶしに最適な一作と思い
ますので、そのお積りでご覧ください。
