映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「キャロル」

2016年03月01日 | 日記

   

 

    「太陽がいっぱい」などで知られるアメリカの女性作家パトリシア・ハイスミスが、

    52年に偽名で発表した小説「ザ・プライス・オブ・ソルト」が原作で、半ば自伝的な

    ストリーだと言われています。監督は「エデンより彼方に」のトッド・ヘインズです。

    「ブルージャスミン」のケイト・ブランシェットと「ドラゴン・タトゥーの女」のルーニー・

    マーラが共演し、1950年代ニューヨークを舞台に女同士の美しい恋を描いた恋愛

    ドラマです。

 

    まるで動く女性雑誌を見ているような感じなのは、「恋におちたシェイクスピア」を

    はじめ3作品でアカデミー賞衣装デザイン賞に輝いたサンディ・パウエルによるも

    ので、50年代のニューヨークの再現とともに美しい衣装が見ものです。

    二人の主演女優はともにアカデミー賞で主演女優賞、助演女優賞にノミネートされ

    たくらいですから、この演技合戦も見ものですし、加えてそれぞれの場面の雰囲気

    をうまく醸し出した撮影も素晴らしく、以上のものだけでも楽しく見れるのですが、

    残念なことに肝心のお話がいま一つであり、総合点で最高点に届かなかった感じで、

    私としてはとても残念です。

 

 

 

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