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中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「ディバイナー 戦禍に光を求めて」

2016年04月01日 | 日記

  

 

    第1次世界大戦中でガリポリの戦いから4年後の1919年。戦争で行方不明となった

    3人の息子を探すため、トルコに降り立ったオーストラリア人の農夫ジョシュア・コナー

    は、困難を極める捜索の途上で出会った人々の助けを借りながら、他者をそして自分

    自身を許すことを知り、そこにかすかな希望をつかむのでした・・・。

    これは実話ベースの物語であり、ラッセル・クロウが初監督・主演という二足のわらじ

    で挑んだ作品で、2014年オーストニリア・アカデミー作品賞を受賞。ラッセル・クロウが

    主人公を演じ、オルガ・キュリレンコ、ジェイ・コートニーらが脇を固めています。

 

    私はまずラッセル・クロウの初監督ぶりに目が行きましたが、中々渋い演出ぶりの力

    作で合格点でしょう。話のスケールが大きくて、物語の背景や関係する国々の利害が

    よく判らないのが難点と言えば難点でしょう。折角のトルコ・ロケも中々いい映像を撮

    っていて効果的ですが、少し甘酸っぱい場面などを加えてもっと面白く見せる方法が

    あった筈と思っています。

 

 

コメント (3)
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