映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「コロンビアーナ」

2012年09月08日 | 日記

   

     「ニキータ」「レオン」のリュック・ベッソンが製作を担当、「トランスポーター3
     アンリミテッド」のオリビエ・メガトン監督がメガホンをとったアクション映画
     です。

     南米コロンビアで麻薬組織のマフィアに両親を目の前で殺され、かろうじて
     逃げ延びた9歳の少女カトレアは、シカゴのギャングの叔父エミリオ(クリフ・
     カーティス)のもとにたどり着きます。
     15年後、叔父の下でプロの暗殺者となったカトレア(ゾーイ・サルダナ)は、復
     讐の手がかりをつかむため、仕事現場にカトレアの花を残していましたが、や
     がてFBIやCIAからも目をつけられ、厳しい追撃を受けることになるのでした・・・。

     主演は「アバター」でナヴィ族のネイティリ役を演じて注目を集めたゾーイ・サル
     ダナが熱演ですが、見落としてならないのは、彼女の少女時代を演じたアマン
     ドラ・スティンバーグの可憐さ、強固な意思で逃げ延びる演技です。
     この場面がこの映画の中で一番面白かった言ったら言い過ぎでしょうか・・・・。
     テンポ良く物語りは進行して行くのですが、理屈抜きはいいとしても展開まで
     もが演出と共に粗く、見ながらて不満が追っかけてきます。

     それと主人公の境遇が納得出来ないというか、いくら主人公が強くても、長い
     四肢をふんだんに見せてくれても、最後まで物語上の彼女に共感が湧かない
     のが致命的なのです。
     描き方によっては面白くなる筈なのですが、何か1本欠けているような気がす
     る「コロンビアーナ」でした。
                         ( 9/2 T・ジョイ博多 2日目 15:15の回 50人)
コメント (2)
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