この作品はスルーするつもりだったのですが、今がシュンの綾瀬はるかの
自然ぶりを見ておこうと思い映画館へ行きました。
そして大の男がチケット売り場で「ひみつのアッコとゃんを一枚ください」は
少々恥ずかしかったです・・・。
原作は赤塚不二夫の代表漫画で、過去3度にわたりTVアニメ化されたもの
で、綾瀬はるか主演で実写映画化です。但し時代背景を現代に置き換えた
オリジナルストーリーとして展開します。
10歳の小学生・加賀美あつ子が、鏡の精(香川照之)からもらった「魔法の
コンパクト」を開いて"テクマクマヤコン、テクマクマヤコン・・・"と呪文を唱え
ると、22歳の自分(綾瀬はるか)に変身です。
大好きなメイクやオシャレを満喫していたところ、化粧品会社のエリート社員
早瀬尚人(岡田将生)と出会ってひとめぼれします。
買収問題に揺れる化粧品会社を立て直すため新商品開発に取り組む尚人
を助けて、アッコも奇想天外なアイデアで立ち向かおうとするのでした・・・。
監督は「のだめカンタービレ後篇」「こちら葛飾区亀有公園前派出所 勝どき
橋を封鎖せよ!」の川村泰祐です。
見終わっての感想ですが、やっぱりこれは見ない方が正解だった・・・です。
なんで今、こんなつまらない映画をわざわざ撮るのだろうの苦笑の連続で、
企画貧困の見本だし最低最悪映画の一つと言えましょう。
またこの監督には映画を勉強していないし映画を舐めるなと言いたいです。
綾瀬はるかはフィギュアスケーター・警官・客室乗務員・バイクレーサーなど
次々に変身するなどして奮闘しますが、女優としての出来は普通です。
お客もそのあたりはご存知のようで、客席はガラガラでした。
( 9/6 TOHOシネマズ天神 6日目 12:45の回 13人)