勝地(かつち)ブログ

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NO.3161 講演録2️⃣

2016年09月25日 12時00分35秒 | Weblog
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農林部会長として
私は農林部会長になってから、自分自身に生まれた変化が幾つかあります。
先ず一つ目は、「天気」を今まで以上気にするようになりました。今も北海道、東北。石狩川も氾濫している。田んぼや畑も水浸し。今までだったら天気予報見た時に、直ぐに農業の方に頭が行かなかった。だけど今では、毎日の天気予報、そしてこういった台風、全ての天気に関して「あそこの産地、大丈夫かな?」。こういう発想が私に生まれたのは、農林部会長になってからの私の中での変化でした。

二つ目の変化は、「食」が変わりました。農林部会長なのに、トマト農家さんとこに行ってトマトが食べれないってマズイと思って。ナマのトマトが苦手だったんですけど、頑張って食べ続けていたら、美味しいとは思わないけど、食べられるようになった。大人になっても、35歳になっても、苦手なものは苦手。食が変わりましたね。最近、福島県の新しいミニトマト、これを食べた時に初めて美味しさを感じることが出来ました。また一歩、成長の段階を抜けたかなと。私はピーナッツも大好きで、よくビール飲むときに食べますけれども、千葉県の産地に行って、品種の違い、味の違い、ピーナッツの良し悪しも分かるようになりました。
そして地元、横須賀の農家さんで年間100種類以上の野菜・果物を作っているという、少量多品種で展開している農家さんのところを見たときに食べさせてもらった、ジェルパチコという野菜を初めて食べて、今では大好物は何ですかと言われたら、ジェルパチコというふうに答えられるくらい大好きな野菜というものが生まれました。ジェルパチコ、知らない方が多いかもしれませんが、時々、イタリアンレストランなどでルッコラという名前で出ているケースもよくある、ルッコラに似ている、そんな葉物の野菜。私はどんぶりでお代わりするくらい好きになりました。

 三つ目の農林部会長になってからの変化は、オリンピックの見方さえ変わりました。バトミントンで銅メダルを取った女子シングル、奥原。私は翌朝の朝刊一面で奥原という名前を見た時に、農水省のトップの事務次官の名前じゃないか。ホントに農林関係しか分からないこと。奥原という名前を見てそんなことが思い浮かぶようになったのは、間違いなく、私だけでしょう。
そして卓球女子団体、石川佳純さん頑張りました。あの石川さんの活躍を見て私がすぐ思い浮かんだのは、石川さんの所属先は全農だということ。石川さんが卓球の新時代を築いたように、全農、新しい方向に頑張ってもらいたいと。石川スピリットで頑張ってほしい。そういった思いを持ったのも、おそらく卓球を見て私だけでしょう。
そして、閉会式で安倍総理が、スーパーマリオの格好で出てきました。あの閉会式の総理の姿を見て、農業に力を入れるという、農業改革に対する総理の意志だと受け取ったのも私だけでしょう。なぜなら、スーパーマリオというゲームの中身を知っていたなら分かるであろう、マリオはキノコを食べると大きくなる。キノコ農家の方、喜んだんじゃないかなと勝手に私は思いながら、あのマリオに扮した姿から、これからアベノミクス、農業改革が大事だぞ。そんな勝手な解釈が生まれるくらい、農林部会長になった立場で変化が、私の中で生まれたものとして相当大きい。

戦後農政の反省
そんな中で、今から少し農業のことをお話しさせていただきますけど、よく誤解されることがあるかも分りませんが、私は今までの農業を否定しているわけではありません。
 私は今までの農業で特に評価している点は、戦後、食糧難の中でも、国民を飢えさせることなく、日本の長寿命な健康な国を築き、医食同源、日本の経済発展の礎を築いたのは、ひとり一人の命を支える「食」をしっかり作り上げてきた、この力というのは、間違いなく日本の農業関係者の皆さんの努力の賜物である。そしてそれと一緒になってやってきたJAグループ、行政とほぼ一体のカタチでやってきたその皆さん方の努力も、欠かすことの出来ない戦後の日本農業の大功労者であると思います。

 しかし、その時代、一緒になってやってきた自民党、いわゆる農林族。その大先輩方の言葉の中に、率直な反省の言葉が最近よく聞かれるようになりました。山形県の自民党の大先輩、私の父とはYKKという仲で一緒に政治を歩んできた加藤紘一大先輩がいらっしゃいます。私が今でも忘れないのが、初当選してまだ自分がどこの部会で勉強しようか腰が定まってない時に、党本部の中のいろんな会合に顔を出して、農林部会にも顔を出しました。そしたら加藤紘一先生がいらっしゃって「おお、小泉君。君の地元、農業あるの?」、「はい。キャベツ、ダイコンがメインですけど」、「そうか。コメは無いよね」っていう会話を、今でも私はよく覚えています。「そうか、政治の世界ではコメが無いと相手にされないんだな。キャベツ、ダイコンじゃあダメなんだ」。そう思ったことをよく覚えてる。
 その加藤紘一先生の言葉に、こういった言葉がある。「全ての農家を守ろうとして、全ての農家を守れなかった」、この言葉。そして、私が農林部会長になってからTPPの対策をすぐ纏めなくちゃいけない、そのタイミングでした。

そのTPP対策を纏める中で、決して20年前のウルグアイラウンドのような、公共事業のメインに金がいって、いったいそれが農業の発展にどこまで繋がったのかという批判を、今でも言われてしまうような、そういったイメージがついた二の舞を決して起こしてはいけないということで、その当時のことを知っている大先輩から直接話を聞こうと思って、党本部に来ていただいたのが谷津義男元農林大臣でした。
私が今、農林部会で一緒にご指導いただいている西川農林水産戦略調査会長に、こう言いました。「先生誰か、当時のウルグアイラウンドの対策の時、よく知っている人って、いま党内で誰かいらっしゃいますかね」、「そうだね、もう残ってないな。俺もその時政治家じゃなかったからね。谷津さんぐらいかな」って話になって、「先生、谷津さん、つないでいただくこと出来ますか」って言ったら、その場で西川先生が携帯をとって、「分かった、直ぐ電話する」。「ああ、ちょっと谷津先生。農林部会長の小泉さんがね、先生に来てもらいたい、話してもらいたいと言ってるんだけど、どうかな、ちょっと代わるね」といって代わってもらった。それで「TPP対策を纏めるにあたって、あの時の二の舞を起こしてはいけないと思って、大変僭越ですけど、当時の反省も含めて、当事者であった谷津先生からマスコミの前で直接その時のことを語っていただきたいと思っているのですが、いかがでしょうか」って言ったら、「小泉君ね、大失敗したんだよ私たちは。大失敗した。まさか、あんなに金が付くとは思わなかったんだよ。これから対策を作る中で、いいか、団体の云うことを聞き過ぎちゃダメだぞ」っていう言葉をいただいて、「ありがとうございます。党本部にお越しください。
それであの対策を作る中のヒヤリングで、谷津先生にお越しをいただき、そういった話を対外的にされて、そのことによって空気が変わった気がしました。あれが一つのターニングポイントだったんじゃないかなと思います。

今こういう先輩たちの話をした理由は、これからどういう農業の姿にしていきたいかを考えた時に、決して忘れてはいけないことは、今まで様々な反省や後悔がありながも、歯を食いしばって必死で、日本の食を支えるための農業に力を尽くしてきた方々に対して、感謝と敬意を持ちながらも、その当事者であった方々が反省の弁を述べていることも生かさなきゃいかんと思ってる。

農業の衰退
私は昨日、ある新聞を読んだら、象徴的な言葉に出会いました。80歳の農家の方のこういうコメンントでした。「今の安倍政権の進める、攻めの農政というものに反対である」。その後の言葉が私は象徴的だと思う。こういうことだ。「儲からないのが、農業なんだ。攻めろといったって、そんなの無理なのは決まっている」。儲からないのが農業なんだという理解が農業の世界にあるとしたら、正直言って絶望的だ。なぜなら、儲からないのを前提に農業をやらなきゃいけないとしたら、頑張っている人は報われない。

今まで戦後の日本は、JAグループを中心に、競争よりも共同。突出することはよくないとして、美味いコメがあっても、マズイコメがあっても、全部一緒にして、国民の胃袋を満たすために、全国津々浦々隅々まで流さなきゃいけない。野菜もお肉も、果物も、そう。飢えることなく、全国隅々まで流さなきゃいけないから、出来たのは何かというと、全国に整備された卸売市場が出来た。
その結果、農家の皆さんは、どんなものが消費者から求められているかを考える前に、まずは作る、そして農協に出す、農協は市場に出す。しかし市場に出して、幾らになるかは分からない。こういうやり方は、食糧が足りない時代には良かった。しかし今、どういう時代になったかというと、食べ物が余ることが問題な時代になった。そういう時代に、何故、食糧難の時代のシステムのまま、これからも農業をやり続けることが農業の発展に繋がるのか。私は全く理解が出来ない。
仮に、この制度が上手くいってるとしたら、そのまま行けばいいでしょう。しかし、数字を全部見れば、全て右肩下がり。農業の総産出額は20年前のウルグアイラウンドの時と比べて、当時11兆円であったのが今は8兆円、農家の総所得5兆円だったのが今は2兆円、そして耕作放棄地は50万ヘクタールに増え、農家の皆さんの平均年齢は67歳、コメ農家の皆さんの平均年齢は70歳。5年後、誰が田んぼに出るんですか。10年後、人は居るんですか。
この数字を全部見たうえで、もう一つ見て欲しいのが農水省の在り方です。35年前、私が生まれたのは1981年ですから35年前です。その時の農水省の官僚の数は約7万人、今は2万2千人で3分の1以下の組織になりました。そして35年前の農水省予算は3.67兆円、今は2.3兆円。約1.3兆円くらい減っている。数字は右肩下がり。私は別に役所がスリム化されることは、悪いことではないと思っている、そのこと自体はいいんです。しかし、このように、どこを取ってみたって、このままでやっていけるという理屈が成り立つ方が難しいデータを見ていても、それでも根本的に変わりたくないというのは何なんだ。

儲かる農業
私がぶつかっているところというのは、さっきの農家さんの言葉に表されている。「儲からないのが農業だ、儲からないのが当たり前」と言う方に、「儲かるんだ」と示さなきゃいけない。これからそれを一つひとつやっていくために、私が何をやろうと思っているのか。
   
一つは、日本だけを見ていたら、農業は衰退の一途をたどります。輸出です。世界を見なきゃダメです。
今、日本は輸出の目標を、2020年の農林水産物輸出目標1兆円を1年前倒しして、2019年に達成するという目標を新たに建てました。しかし、輸出の現状を見れば見るほど、日本は農林水産物の輸出途上国です。今、輸出が7千億円、輸出が右肩上がりに進んでいるとしてたけど、最近、鈍ってきたという報道がありました。今、最も農林水産物で輸出を稼いでいるのは何か。ホタテ。ホタテ貝が伸びると輸出額が伸びる。ホタテが伸びないと輸出額は伸びない。ホタテの一本足打法から、脱却しなきゃいけない。そういったところも、見れば見るほど甘い。
そして、何処でも好きなように、外にモノが出せるわけじゃありません。どうやって食べ物が作られているか、生産工程が管理されているかいないかによっても、日本から外国に出せるか出せないかが決まってきます。その国際的な認証のことを、ハサップといいます。EUは、ハサップは義務化。それ取ってなければ出せない。アメリカは、来月から義務化。それ取ってなければ出せない。中国は、自分たち独自でチャイナ・ハサップというものを作った。中国らしいですね。日本は、義務化の方向で検討会が今進んでいる。検討、日本らしいですね。
このことによって何が起きるか。本来、出せるはずのものが出せないんですから。EU義務化、アメリカ義務化、中国も義務化。日本は義務じゃない。例えば日本から、美味しい和牛をアメリカに出したい。そうなっても、アメリカが指定をしたハサップを取っている屠畜場で処理された牛でなければ出せない。神戸ビーフ、アメリカで一番有名な日本の和牛です。神戸ビーフが、神戸港からアメリカに行ってる、と思うのが普通だと思うけど、そうはいかない。神戸ビーフは、鹿児島まで持ってって、鹿児島からしか出せないんです。これじゃあ、いくら作ったって、輸出で稼ぐことなんか出来やしない。私の地元の葉山牛だって、横浜港から出せるか。出せない。
だからこれからそういった拠点をしっかりと整備して、そして食べ物を作るというその工程管理も、業者の皆さん、生産者の皆さん、そういった意識で世界を見てもらわなかったら。日本は人口が減りますから、これから国内の需要はどんどん減る。だから世界を取らなきゃいけない。この輸出も、これからしっかり取り組んで行きます。

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NO.3160 講演録1️⃣

2016年09月24日 21時52分33秒 | Weblog
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小泉進次郎自由民主党農林部会長の講演を聞く機会があったことはブログで報告してきました。
講演録音データをせっせと文字起こしし、議長レポートで「講演録を入り用の議員は議会事務局に申し出てください」としていましたが、昨日確認すると一人の議員も申し出なかったということで、少々虚しい思いをしています。

政権与党の農林部会長としてこれからの農業をどうしようとしているのかを話されたのですが、農業特区に指定されているまちの議員として関心がないのかなあ、有って欲しかったのですが。
取り巻く情勢も移り変わっていくし、また誰も読まずお蔵入りするのはもったいないので、何回かに分けてアップしようと思います。その第1回分です。


講演
自由民主党農林部会長 小泉進次郎 氏
~ 2020年以降の日本の行方 ~

一般社団法人内外情勢調査会 〈8月全国懇談会〉
ホテルニューオータニ東京 2016年8月25日


はじめに
今日、私としてはこの機会を受けてもいいものかどうか悩みました。
私の中では内外情勢調査会というと、この演台のところで総理大臣をはじめ党の三役四役、そして閣僚、そういった方々が講演をする場だという認識があって、部会長の私が話をしていいのかなと思いながらも、度々お話の機会をいただいたので、今回恐縮ではありますけれども、せっかくの機会でありますから、私が取り組んでいる農林部会長としての農業改革、そして財政再建のための特命委員会の下にある2020年以降の経済・財政構造を小委員会の事務局長としての立場としても、主にこういったポイントでお話をさせていただいて、皆さんとの意見交換をさせていただければなと思います。

そうは言っても、街頭演説でこれくらいの規模で演説するときは時々あるんですけれども、こういった場で1500人というのはなかなか無いので、私も緊張しています。
だけど、先ほど内外情勢調査会のことを聞いた時にちょっと気が楽になったのは、全国で151支部あって、151支部全てが毎年10回講演をやっている。ということは、年間に1500回以上の講演をやっているのが内外情勢調査会で、年間1500回ということは毎日4~5回は講演をやらなければ達成できないということは、一日3回365日ご飯を食べる数より講演をやっているのが内外情勢調査会だということを考えた。
ということは、今日私がしゃべる機会は、あくまでも会員の皆さんにとっては1500分の1の講演会に過ぎないだろうと。昨日食べた物も何だったけ?と、そういう感覚だと思いますから、今日、1500分の1という思いでお話をさせていただきたいと思います。
実はこの内外情勢調査会、ご縁がありまして、私の父が総理大臣の時、2002年9月19日にこの調査会で講演をさせていただいたようで、この9月19日というのは初めて北朝鮮に訪問した9月17日の二日後、その機会に父が講演をしている。そして今日、私は昨日、正式に農林部会長として続投が決まった、その翌日に講演の機会をいただいたということにおいてもたいへん縁を感じます。

農業への思い
私は、農林部会長になるということは、全く自分でも予想してなかった。去年、当時の稲田政調会長から声を掛けられて「農林部会長、よろしく」と言われた時は、正直言って私の第一声は「ジョークですよね」と言いました。「何言ってるのよ、ジョークじゃないわよ」、「なんで僕がソコに行くんですか」、「一番大変だからよ」。

そういったこともあって今に至りますが、そのころに遡ると、私と農業関係者の関係というのは、非常に複雑です。今日私の前のテーブルに、農林中金の小森常務がいる。そして途中で私が握手したのは、神奈川県の農協の幹部、大変お世話になった……さん。私は野党時代から「TPP交渉に即参加すべきだ」と、ずっとそれを言ってきました。そういったこともあって、野党の時から、農協の中央会からは推薦が貰えなかった。
これはどういった手続きがあるかというと、県の中央会に呼ばれる、そして推薦が必要だったらコレにサインしてくれと言われる。そのサインをしてくれと言われる紙の中には「TPP交渉参加、断固反対!」、これが書いてある。私は出来なかった。コレにサインをして、自民党が与党になったときTPPに参加すると私は思ってましたから。そしたら「あの時書いたじゃないか」、そしたら間違いなく信頼は失われる。
だから、今後のこと考えたらココでサインをする訳にはいかないと思って、「今日はこれでお別れしましょう。農業のことは大切だから、私は私なりに頑張りますけど、今日、コレにはサイン出来ません」。それで推薦が貰えなかった。
しかし、そのあと地元に戻って何が起こったか。地元の農協が「TPPでは小泉さんとは考え方合わないけど、農業はTPPだけじゃない。税制のこと、都市農業のこと、TPPとは関係ない様々な課題。そこの部分で農業に対する思いをもって取り組んでいることは良く分かるから、中央会は小泉さんを推薦公認しないと思うけど、私たちは独自に支援をします」。
これがあるから、私がいま農林部会長に予想せずになった立場で一番大切に思っているのは、農協団体じゃない。団体栄えて、農業滅びる。団体栄えて、農家が泣く。こんなことは絶対あってはならない。
だから私は、今の自分があるのは、野党の時代から大きな施策で考え方が合わなかったにも関わらず、それでも、支えてくれた草の根で頑張っている農家に皆さんの為に何が出来るか、それを貫いて農林部会長として全力を尽くそう。そういった思いで一期目を取組み、今日から二期目の新たなスタートになりました。

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NO.3159 閉会

2016年09月23日 13時49分30秒 | Weblog
今日も「勝地ブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。


最後の定例会が閉会しました。

最後の議長挨拶です。


閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。

今期定例会は、去る8月29日に招集され、本日まで26日間の長きにわたる会期でありました。
その間に審議されました案件は、一般会計・特別会計・公営企業会計合わせて9会計の平成27年度歳入歳出決算、一般会計・特別会計の平成28年度歳入歳出補正予算、条例制定、同意等、数多くの重要案件でありました。

議員各位には、この間、終始極めて慎重かつ熱心にご審議を賜り、いずれも適切妥当な結論をもって全議案を議了することができました。
ここに謹んで議員各位のご精励とご努力に対して、衷心より敬意と謝意を申し上げます。

殊に、決算特別委員会の委員各位には、膨大な決算資料を前に、連日、しかも長時間にわたり慎重かつ精力的に審査いただいたことに対し、改めて感謝を申し上げます。

また、市長をはじめ、当局各位の議会審議に寄せられた真摯なる態度に深く敬意を表するとともに、その審議の過程において議員各位から述べられた意見、提案等については、今後の市政執行に十分反映されるよう望むものであります。


今定例会では、国家戦略特区の規制改革により、市内で動き出した農業関連事業の今後の事業展開を見据え「6次産業化支援センター設置及び管理条例」が制定されました。
整備に費やす投資規模の大きさから鑑みて、攻めの農業と6次産業化の促進を主要な施策に掲げる「養父市ふるさと創生総合戦略」並びに「国家戦略特区」のハードシンボル拠点と言っても過言ではないと思います。
支援センターとして目指す到達点の絵はまだ十分描ききれてはいませんが、期待の成果を生み出すことが支援センターの使命として課せられた今、その重みをバネに、スピード感のある取組みと、最大努力を要請するものであります。

先般、小泉進次郎・自民党農林部会長のお話を聞く機会があり、そこで80歳の農家の方のコメントと断られたうえで、象徴的な言葉が紹介されました。

こういう内容です。「儲からないのが農業なんだ。攻めろと言ったって、そんなの無理なのは決まっている」、という半ば諦めのコメントの紹介でした。

小泉部会長は「儲からないのを前提に農業をやらなきゃいけないとしたら、いま頑張っている人は報われない。儲からないと言う農家の方に、マーケットを広げれば儲かるんだということを示し、政権与党としてしっかり取り組んでいく」と強く話されたことが印象的でありました。


このやりとりを養父市に置き換えても、全く同じであります。
養父市は、日本一農業しやすいまちを目指し、農業が産業として成り立つまちをつくろうと、3年前、特区指定に手を挙げ、動き出したところであります。

それを成し得る為には、頑張ろうとチャレンジする農家が養父市におられることが大前提となります。
農業の持つ多様性と、多様な担い手との連携を強め、農業を進化させる・イノベーションさせることにより、儲からないと諦めかけていた中山間地域での農業が、儲かる産業として成り得ることを農家に示すことができるかどうかが、特区指定の評価の分かれ目になると考えています。

農業特区に指定されたから儲かるというものではなく、農家の皆さんが、儲けるために農業を頑張ろうと歩みを始める時に、農業特区の規制緩和が生きてくる。現在、その萌芽が見えつつあることに、希望を抱いています。
持続可能な「ふるさと養父市」を実現していく主役はあくまでも市民だということを、特区指定の3年間で学んだことは、大変意義のあることでありました。


さて、顧みると、私たち議員一同は、平成24年10月の一般選挙において、それぞれ市民の皆さんから熱い負託を受け、以来、議場に響く鐘の音とともに、市政の根幹に関わる議論を熱く闘わせながら、今、気が付けば4年の長き歳月が流れ、間もなく任期満了を迎えようとしています。

この間の市政を取り巻く情勢を振り返ると、高速道路の開通に始まり、高速道路の更なる北伸に繋いだ4年間であったという想いを強くしています。

平成24年11月に北近畿豊岡自動車道「和田山八鹿道路」が開通。八鹿氷ノ山インターチェンジ、養父インターチェンジでのヒト・モノ・カネ・情報の出入りが功を奏し、地域活性化と雇用確保が図られました。

夏山登山・ハイキング入込客数は平成27年度で約19万人と4万人の増、市内主要観光施設の総入込客数は平成27年度で約154万人と24万人の増、国家戦略特区関連プロジェクト等による企業参入は現時点で18社、養父市地域ブランド「朝倉山椒」を使用した加工品の道の駅等での販路開拓などがあげられます。
高速道路が整備されたことで、人や物の流れが効率化され、更に民間投資の誘発や観光交流人口、雇用などが増加し、中長期にわたり経済を成長させるストック効果がもたらされたのであります。


しかし一方では、その効果を見えなくするほどに少子高齢化が進み、地域経済も回復の兆しを確かなものに出来ずにいることも事実であります。

養父市議会においては、厳しい財政事情の中にあって、第2次総合計画の実行、第3次行政改革大綱の策定、ふるさと養父市創生総合戦略の策定、それに伴う予算執行と監視機能の強化を図るべく、執行機関と真摯な議論を交わし、市民の負託に応えるべく任期4年間を努めてまいりました。

11月から新たに始まる第5期市議会においては、議会基本条例の理念のもと、この4年間の議会改革の取り組みや、政治倫理のあり方検証の結果を礎として、なお一層の監視機能や政策立案機能の充実、並びに市民に開かれ信頼される議会を目指し、議員一人ひとりが不断の努力を重ね、更なる改革の取り組みがなされることを願うものであります。


いよいよ、市長・市議会議員の選挙も目前に迫ってまいりました。市長・議員各位と議場でお目にかかれるのも、今任期では本日が最後となりますが、各位のご精励により、ここに有終の美を飾ることができましたことは、誠に感謝に堪えません。

広瀬市長、そして大方の議員各位には、再び立候補されるやに聞き及んでおりますが、どうぞ、ご自愛の上、ご健闘され、めでたく当選の栄誉に輝かれ、再びこの議場で相まみえられますことを、心よりご祈念申し上げます。

また、今任期をもってご勇退されます議員各位には、誠に惜別の念を禁じ得ませんが、長年にわたるご精励と市政の発展のために尽くされました多大なるご功績に対し、深甚なる敬意を表しますとともに、心から感謝申し上げる次第でございます。

どうか、今後とも、ご健康にご留意いただき、市政発展のため、変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますとともに、ますますのご活躍をご祈念申し上げます。

最後になりましたが、この際、一言、お礼の言葉を申し上げます。

私は議長として平成24年11月から4年間、藤原敏憲副議長は平成26年11月から2年間、議員各位のご推挙により、栄光と伝統に輝く養父市議会の議長、副議長の要職に就任させていただきました。

爾来、今日まで、議員各位の温かいご理解とご支援をいただき、また、広瀬市長をはじめ当局各位のご協力により、決してスムーズとはいかないまでも、何とか及第点の議会運営を図ることができましたことは、この上もない喜びであり、心から充実感が込み上げてまいります。

ここに改めて、深く、厚く、感謝を申し上げ、第80回養父市議会定例会閉会にあたっての、議長挨拶とさせていただきます。
誠に、有り難うございました。

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NO.3158 柿8年

2016年09月23日 13時11分37秒 | Weblog
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昨年の10月1日発行をもって私の議会活動を報告する新聞「議会新聞」を止め、早や一年が経ちました。29号まで毎回1400部を発行、ほとんどが手配りポスティングでした。

編集後記には
「7年間発行し続け29号を数えるまでになった本誌ですが、ひとまず本号をもって休刊とさせていただきます。ここで区切りを入れるのは当初からの予定でしたし、又、体調回復の充電期間にも充てたいのです。長い間つたない新聞を応援していただき、本当にありがとうございました。深謝いたします。勝地ブログは続けてアップしてまいります。」
と。
以来、楽しみにしてたのに何でや、どういうことや、の問いかけをいただいてきましたが、書いてる通りです。
お陰で体調不安要因は、医師診立てでは大丈夫との説明を受けるまでになりましたことを、他の手立てはないのでこのブログで1400人の皆さんにご報告させていただきます。
桃栗3年柿8年……柿を食べることが出来ました。

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NO.3157 彼岸

2016年09月22日 18時47分43秒 | Weblog
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玄関に国旗を掲揚し、息子が道の駅で出張販売しているおはぎを買い求めてお供えし、彼岸のお墓参りをし、あとは雨降りなので特別する事もなく、YouTubeでの井上陽水・吉田拓郎・坂崎幸之助のオールナイトニッポンをダラダラと聴き流す。


気がつくと、玄関にコメ袋が2袋。正真正銘の蛇紋岩米の新米だ。わずかばかりの面積しか貸田してないのに、2袋とは有難いが、申し訳ない。


明日は、議会最終日。10月末で市長、議員とも任期満了となるので、議場で相見えるのは明日が最後。終了後は、議会主催で互いに讃えあう懇親の場を持ちます。お疲れ、ご苦労さまでした。

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NO.3156 イヌワシ駅伝

2016年09月22日 09時02分32秒 | Weblog
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第25回目を迎えたイヌワシ駅伝大会です。会場は、関宮小中学校周辺農道コース。
参加者は、猪名川町、篠山市、宍粟市、豊岡市、香美町そして地元養父市からエントリーです。

チーム一覧
①一般男子 10チーム(市内6、市外4)63名
②一般女子 2チーム(市内0、市外2)12名
③高校女子 2チーム(市内2、市外0)14名
④中学男子 14チーム(市内5、市外9)69名
⑤中学女子 14チーム(市内4、市外10)77名
⑥小学男子 56チーム(市内25、市外31)287名
⑦小学女子 44チーム(市内19、市外25)221名
*監督 56名
合計 142チーム(市内61、市外81)799名

健闘を祈ります。

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NO.3155 市井の人

2016年09月21日 18時08分44秒 | Weblog
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議長職務、最後のスケジュールです。
9月
22日(木)イヌワシ駅伝大会開会式
23日(金)養父市議会定例会閉会日
24日(土)小佐保育所運動会
25日(日)小佐地区運動会
26日(月)
27日(火)
28日(水)南但広域事務組合議会開会
29日(木)
30日(金)夢但馬産業フェア開会式〜豊岡、八鹿病院組合議会定例会
10月
1日(土)太陽こども園運動会、木彫フォークアート表彰式
2日(日)伊佐校区体育大会、滴心書展
3日(月)
4日(火)南但広域事務組合議会総務委員会
5日(水)熊本県玉名市視察受入
6日(木)全員議員協議会、南但広域事務組合議会定例会
7日(金)市高齢者福祉大会
8日(土)尼崎市政100周年記念式典
9日(日)
10日(月)やぶらぶマラソン大会開会式、がっせぇアート展
11日(火)八鹿病院予約検診
12日(水)播但市議会議長会事務局職員研修会
13日(木)全国過疎問題シンポジウム〜橿原市
14日(金)
15日(土)
16日(日)市長・市議会議員選挙告示日
17日(月)地方行政課題研究会〜豊岡
18日(火)近畿市議会議長会理事会〜大津
19日(水)全国市議会議長会フォーラム〜静岡
20日(木)全国市議会議長会フォーラム〜静岡
21日(金)
22日(土)
23日(日)市長・市議会議員選挙投票日
24日(月)
25日(火)
26日(水)兵庫県市町議会正副議長研修会〜神戸
27日(木)宮城県色麻町議会視察受入
28日(金)
29日(土)
30日(日)
31日(月)市長・市議会議員任期満了日

以後は、市井の人です。

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NO.3154 原発広域避難

2016年09月21日 14時13分38秒 | Weblog
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全員議員協議会を開きました。

現議員が任期満了を迎えるにあたり、福井原発事故を想定した小浜市から養父市への広域避難について、今まで一度も当局から説明受けていなかったので議長として依頼しました。
8月27日には高浜原発事故を想定した内閣府及び福井、滋賀、京都の3府県、関西広域連合による合同原子力防災訓練が実施されています。
このブログ・バックナンバーでも2223号(2015.2.13)で、次のように紹介してきた経緯があります。

(ここから)
福井県嶺南地方に15基の原発があり、そのUPZ(緊急時防護措置を準備する区域)は福井、滋賀、京都の3府県にまたがり域内には52万人が住んでます。万が一の円滑な避難について関西広域連合に受け入れ要請がなされ、約25万人の受け入れをカウンターパート方式で支援します。福井は兵庫、滋賀は大阪・和歌山、京都は兵庫・徳島。UPZ30Km圏外が基本です。
養父市は、小浜市の中名田小学校区・世帯数520、人口1240人を受け入れる予定で、此処には小屋・下田・上田・和多田・深野・深谷の6地区があります。
市内の何処に、ですが、今のところは関宮農林漁業者等健康増進施設・関宮コミュニティースポーツセンター・ようか武道館・八鹿体育館・養父体育館・養父公民館他産業就業研修室・あけのべ自然学校体育館研修室レンゲ・おおやB&G海洋センター・大屋老人福祉センター2階ホールなどが予定されてます。
広域連合からの指示等を踏まえて、養父市としての避難生活支援の実際をシミュレーションしていくことが必要ですし、災害時の相互応援協定締結も視野に入れながらの準備を提言していこうと思ってます。対象地域との普段の交流も大事です。想定外、は通用しないのですから。
(ここまで)

未だ未定稿ですが「養父市広域避難受入計画(案)原子力災害編」に基づいて、西田危機管理監より説明受けました。
第一次的に避難するのは鯖江市、そこでさらに必要と判断されると養父市に避難されてこられます。

受入予定の小浜市中名谷小学校区の地図ですが、養父市の地形とよく似ています。高浜原発から養父市まで直線で約60㎞です。小浜市中名谷小学校区とは、互いに住民同士で顔の見える交流を重ねていかなければならないと思います。

今日の全協では他に、税金の二重口座振替え誤り、ふるさと創生総合戦略の施策評価についても説明報告を受けました。
以下、報告書の一部です。

平成28年度まち・ひと・しごと・ふるさと養父市創生総合戦略の評価について
平成28年9月21日 養父市長 広瀬栄
平成28年度まち・ひと・しごと・ふるさと養父市創生総合戦略の評価については、平成28年9月16日付で報告のあった検証委員会の検証結果報告を踏まえて以下のとおりとします。
総合戦略初年度の進捗状況としては、新たな事業を多く盛り込み、戦略を進めるための環境づくりを実施したことにより概ね順調なスタートを切ったところです。
平成27年度末の人口は25.006人で367人減でしたが、昨年度ところです比較して減少数・減少率はともに抑えられました。今後は、国家戦略特区へと取組をはじめとしたこれまでの施策を更に磨き上げ、将来希望人口の実現を目指し、地方創生実現に向けて更なる改善を進めていきます。
基本目標ごとの評価は次のとおりです。
○基本目標1 「住みたいまち」に
人口の社会減が93人に抑えられたことは、戦略策定直後にも関わらず人口の社会増減に関する平成31年度までの数値目標を達成するものであり、過去の施策の効果が少しずつ現れていると考えられます。今後も市の魅力発信等、社会増につながる仕組みを速やかに強化していきます。
○基本目標2 「チャレンジできるまち」に
雇用創出数は53人で初年度としての目標を達成しましたが、新たな起業・創業件数については7件で未達でした。今後も農業分野をはじめとする国家戦略特区の強みを活かした雇用創出を重点的に推薦していきます。
○基本目標3 「子育てしたいまち」に
出生率は141人で残念ながら初年度としての目標を下回りましたが、新たな事業を盛り込むなど将来的に期待できる環境を整えました。今後は実施効果が見えるまで時間を要する分野であることに注意しつつ、制度を利用する市民のニーズを的確に把握しながら事業を進めていきます。
○基本目標4 「健康長寿のまち」に
介護を必要としない人の年齢が83.88歳で、平成26年度末の指標から0.07ポイントの増に留まりましたが、高齢者の活躍の場や世代交代できる場をつくるなど、引き続き丁寧に施策を展開していきます。

もう直ぐ、市ホームページでも資料公開されてきますからご覧になってください。


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NO.3153 20陣営

2016年09月20日 17時31分57秒 | Weblog
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1人増えたようですね、市議会選挙立候補予定者説明会に来られた方は計20陣営のようです。議員定数は16です。

立候補予定者を旧町別でみると
八鹿 現3、新3、計6
養父 現2、新3、計5
大屋 現1、 新1、計2
関宮 現4、元1、新2、計7
合計 現10、元1、新9、計20

39歳から73歳まで34歳の開きがある立候補予定者ですが、年代別にみると
35〜40歳 1
51〜55歳 2
56〜60歳 6
61〜65歳 2
66〜70歳 6
71〜75歳 3
平均年齢62.35歳

所属党派は
日本共産党2
公明党1
無所属17

最後に、すべて男性です。残念ですが叶いませんでしたね。


午後は、南但広域行政事務組合議会の議運、全協、そしてごみ処理計画特別委員会でした。
28日(水)に組合議会定例会を開会し、10月6日(木)に閉会します。
電算事業特別会計繰越明許費と農業共済事業特別会計の収支資金不足比率の報告2件。農作物、畑作物、園芸施設の各共済無事戻し金の交付で3件。
一般会計、農業共済会計補正予算の2件。
一般会計、電算事業特別会計、休日診療所特別会計、農業共済事業特別会計、鳥獣害共済基金特別会計決算の5件。
これらを審議します。一般質問も通告あればやっていきます。

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NO.3152 議会申し合わせ

2016年09月20日 10時23分44秒 | Weblog
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市議会議員選挙立候補予定者説明会が開かれています。定数16に対して19陣営が出席しておられるようで、現職10、新人9との情報です。
説明会ですから、説明は要らん書類だけもらえれば理解できる、という立候補予定者も有りですから未だ確定とはなりません。

議長として、説明会資料に1ページ加えていただき、議員当選後に遵守していただかねばならない事項を書き添えています。
以下です。

養父市議会議員通常選挙に立候補される皆様へ
養父市議会では、「議会運営の申し合わせ事項及び慣例」の中で次のことを申し合わせしておりますので、議員になるにあたってはご留意ください。
養父市議会議長 勝地恒久
第9章 議員の兼職に関する遵守事項
次の各号に掲げる職の就労は、議会運営の公正を図るため、辞退すること。
ただし、法令等により議員が就任する必要のあるものは、この限りではない。
① 省庁の長、知事又は市長から委嘱又は任命される民生委員(児童委員を含む。)、消防団長、副団長、方面隊長の職
② 行政区の区長及び自治協議会長
③ 市から補助金等を受けている商工会長及び副会長、森林組合理事、農業協同組合理事、観光協会会長及び副会長、社会福祉協議会会長及び副会長、シルバー人材センター理事長及び副理事長
④ その他、議会運営の公正を妨げると思われる団体等の代表等に就任するにあたっては、事前に議会で協議する。
追記
上記の役職に就いている場合、議員当選後は速やかに辞退していただくことになります。
また、議会が地方自治法第92条の2「議員の兼職禁止」に該当すると判断したときは、議員の職を失うことになります。


市選挙管理委員会からも、立て看板の不適切な設置について注意喚起がなされています。
空き家や車庫、空き地、田畑、電柱などはダメ。看板の脚を継ぎ足しているものは規格外です。

選挙管理委員会の指導に従わない場合は、市公職選挙法等執行規定により撤去命令並びに警察署長に通報することになります。公職選挙法違反の場合は、2年以下の禁錮または50万円以下の罰金に処されることがあります。

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NO.3151 芸術家

2016年09月19日 21時33分07秒 | Weblog
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もうすぐ4歳になる孫の映太から、お祝いメッセージもらいました。通い始めたこども園さんのおかげです。

絵心あるなあ、芸術家のように描いたジイジの顔。
播但市議会議長会仲間からは博士の風貌と云われてます、中身はありませんが。

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NO.3150 敬老の日

2016年09月19日 12時49分59秒 | Weblog
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今日は、敬老の日だ。
お年寄りを敬うということだけではなく、お年寄りさん自身が一層の社会参加を自覚したり、人生経験の貴重な蓄積を若い人たちに伝え教えすること、その認識をあらたにする日でもあるのでしょう。
私も前期高齢者ですから、自身への国旗掲揚で、少し照れくささを感じました。

白菜のポット苗。3粒播いたので3本仕立てになってたのを、間引いて1本仕立てにしました。もう、畑に植えたらいいのですが、雨雨で、畑の畝づくりも出来てません。たまにはゆっくりせよ、ということか。


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NO.3149 雨中止

2016年09月18日 14時48分54秒 | Weblog
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小学校運動会は、雨、なんとか持ちこたえました。




11時45分に終わり、12時45分から地区運動会がスタート。

プログラム11番まであるのですが、5番目の障害物競走を終えた段階で雨脚キツくなり、各キャプテン協議の結果、中止。


まあ、こういうこともあります。
5番目の競技得点までで不本意ながら成績確定。高柳下チームは3位までにも入りませんでした。毎年そうなんでいいんです、ただ、最終競技の年齢別リレーだけは毎年優勝してきているので、今年はその結果を出せなかったことが惜しい。

これから、6時スタートで慰労会。一つ行事が済みました。

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NO.3148 運動会

2016年09月18日 09時18分09秒 | Weblog
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空を見上げながら、高柳小学校・校区合同運動会を、やります。小学生は総勢114名。



小学生の演技が終わる午前中は天気がもってくれればいいのですが。

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NO.3147 くせ者

2016年09月17日 15時40分18秒 | Weblog
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やらなあかんと思ってて出来てなかった道普請。My山林畑に通じる箇所に土のうを敷いてOK。これで鹿猪を積んだ軽トラもめり込まずに通れます。

早速、這い上がってきた吸血鬼の山ビル。小一時間かけて血を一杯吸うと、自然落下。それから3ヶ月は余裕で生きているというのですから、くせ者です。
鹿猪にくっ付いて移動、拡散されていきます。忌避剤を撒いても、直接カラダにかけないと効きません。熊手で落ち葉を掻き回して現れたところに忌避剤ですから、これも厄介なことです。

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