勝地(かつち)ブログ

ご意見は下記に
✉ tsunehisa605@gmail.com

NO.3171 断捨離

2016年09月27日 17時27分23秒 | Weblog
今日も「勝地ブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。


4年間、議長だけで出席してきた諸々の団体会議資料を事務局に引き継ぐべく整理中。50団体を超える数に分類されるので、大変。断捨離でやらないと整理できません。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NO.3170 備えよ常に

2016年09月27日 12時38分53秒 | Weblog
今日も「勝地ブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。


25日夜の3度にわたる地震。
役所での話を総合しても、八鹿駅前や大屋、関宮はそうでもなく、私の住む高柳地域が地震を一番感じたような気がしてます。マグニチュード3.1、2.7、3.1と3回。夕方、震源地を調べよとの携帯電話が昔仲間からかかってきました。
ネット検索で調べました。気象庁ホームページの地震震度情報を検索すると、北緯35.4、東経134.7と出ています。

この緯度経度をグーグルマップで調べると、読み取り方が分からんのですが一つは写真右上欄の緯度経度表示に近い所に地図焦点を合わせると京丹後市に該当します。

しかしもう一つ、左上欄の「中心点の緯度、経度」という欄に地図焦点を合わせると、八鹿町今滝寺の地点を指します。そこはまさしく養父断層帯②の広谷〜今滝寺の起点終点に合致します。

この広谷〜今滝寺間で一番近くに地震測量計器がある所は、広谷の地域局ですから震源地記録としては針が一番強く振れた広谷と公表されたのでしょう。
ここまでは調べようと思えば誰でもたどり着ける情報です。

素人の推測ですがと言って推測で物言うのははばかれるところですが、この結果、妙に納得しています。
ともあれしばらくは、備えあれば憂いなし、です。お互いに十分気をつけましょう。昨夜もベッドそばには長靴置いときました。

ブログNO.3165の地図が見え辛いようです、貼り替えました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NO.3169 講演録4️⃣

2016年09月27日 00時51分26秒 | Weblog
今日も「勝地ブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。



2020年以降の国づくり
終りを前に、もう一つの2020年以降の話に移りますが、何故私が2020年以降の日本の経済・財政を考える会の事務局長になったのかということを、先ずお話しする。
昨年、高齢で年金をもらっている低所得の方々に3万円を配るという話が出た時に、私は反対をしました。おかしい。何故これから、子育て、若者、人口減少・少子高齢化の社会では、そっちの方の政策をもっとやんなきゃいけないと言っているのに、何故3万円を高齢者に出す。しかも、そのために使うお金は4千億円ですよ。TPP対策は3千数億円ですよ。財務省は、いつもお金は無いといっている。だけど、出すときは出すんですよ。だけど、子供の子育てにお金がないというと、出てこないんですよ。これは深刻なんです。
財務省不信論というのは、歴史的な不信論です。破綻する破綻すると言って破綻をしないオオカミ少年というのが一つ。だけどこのオオカミ少年の強いところは、いつかそうなれば間違ったこと言ってなかったということになる。だからおそらく言い続けるでしょう。
もう一つの不信論というのが、最近、政治の中で非常に根強くなってきた。それは、一体財務省は幾ら持ってるのか。無いと言ってるのに、言えば出すんですから。これ、いいことじゃないんですよ。そしたら、頑張って財政再建やる気出ますか。「無いと言ってるのに、言えば出すんだったら、出させた方が簡単だ」って。この不信論の根深さ。政治の中の財務省不信論と、政治の行方。社会保障改革に対する様々な影響というのは、私は……すべきじゃないと思うけど、しかし私はどちみちやらなきゃいけないことがあると思ってますから、4千億円の使い道だって考えるわけです。

今、私のやっている小委員会の方では、一つの方向性として、小さなリスクは自分でみる。大きなリスクはどこまで国がみて、どこまで共助でみて、どこまで自分でみていただくのがいいのかを真剣に議論しなければいけない、ということを訴えています。
その中で、例えば、風邪薬、湿布、うがい薬、ドラッグストアに行って買えば全部自己負担。隣りの、処方箋をもらって受ける薬局に行けば、9割オフから7割オフ。どっちに行きますか。風邪薬、湿布、うがい薬、これを税金でみながら、一方で財政はもたないというふうに言ってる。湿布は、お医者さんに行って何枚貰えますか。自分で何枚使いますか。今、病院に行くと70枚までくれます。一回70枚が上限です。その上限が決まったのは最近です。それまでは、何枚でも構わなかったのです。私も自分が高校野球をやっていた時のこと思い出しますね。よく友達のお母さんから、病院から貰ってきた湿布を貰いましたよ。コレ、全員なんですよ。保険なんですよ。ドラッグストアに行けば全部自己負担で買うんです。だけど70枚までは保険なんですよ。一回70枚まで。財務省も頑張って70枚まで抑えましたけど、70枚の根拠は何ですか。分からない。必死で頑張って出してきた理屈は、だいたい一つの体に、肩に1枚、こっちも1枚、腰に2枚、それと足とかにこうやるとなんとなく7枚、10枚あって一週間とかであれば。これはチョットなかなかとか、そういったことなんですよ。私はだからこれから、本当に国民全体で考えなきゃいけないと思うのは、どこまで税金でみますか。そしていつか財務省が言っていたことが正しかったというようなことがおきるまで待ちますか。

私が何故こういう耳に痛いことを言わなきゃいけないかというと、社会保障はどうあるべきかということを考えた時に、年齢に関係なく、困っている人は困ってるんです。若い人はいま大変なんです。高齢者だって大変なんです。だったら、これからの社会保障を持続可能なようにもっていくためには、今までのように年齢で分けるというやり方が、真に困ってる人に、真に必要な給付がいくようなやり方に、変えていく必要があるんじゃないですか。今日は……さんもいらっしゃいますし、経団連の榊原さんがいらっしゃればよかってのですけど……さんがいらっしゃいますから、是非、経団連にも持ち帰っていただきたいのですが、経団連、同友会、日商、新経連、日本の経済を支えている皆さん。私は、皆さんお元気で活躍されている中で、そういった方々も90%オフですよ。まあ、これ以上、止めましょうか。

だけど、私は本当に思ってるんです。これは、誰かがやればいいという問題じゃない。すべての国民で気運を醸成しなきゃいけない中で、真に困っている人に必要な給付を、これからの時代にやり続けるためには、75歳以上は全部9割オフだって本当にいいんですか。これは、経済界上げて本気で議論していただきたい。
仮にですよ、いま経済界の役員におられる方々は、政府の委員にお座りになることが多いですけど、国民から、ああいうふうに政府の委員に出てくる経済界の皆さんっていうのは、他の人と比べた時に、少し負担されてのかな、それくらい頑張ってるという評価がなされると思う。むしろ評価は高まると思う。なぜ今でも私たちは、土光さんのことを語るんですか。土光さんのことはよく分からないけども、メザシを食べていることはみんな知ってるんですよ。ホントに毎日食べていたのかは知らないけど。
これから解るのは、政治は意志なんです。世の中に影響力がある人が、どういった方向性を訴えるのか。今国会議員は、もう年金ないですよ。議員年金は廃止ですから。廃止したのが、私の父だから。その時にぶち当たった国会議員の先輩方から今でも云われるけど、私たちは無しですよ。みんな国民年金ですよ。
是非、この呼びかけに、どうお応えいただけるか。まあ、部会長が言ってもダメだとは思いますけれども。私の問題意識は、そういった形で世の中を動かしていく必要があるのではないかと思います。

そして最後に、私がこの2020年以降のことを考える時に、今日、皆さんに呼びかけたいのは、もう、人口減少を嘆くのは止めようじゃないですか。残念ながら、嘆いて変わるものと、嘆いたって変わらないものがあるんです。人口減少は、嘆いたって変わりません。だったら、嘆くの無駄じゃないですか。
今日全国の地方から北海道から沖縄まで、いろんな方が来ていると思います。地方ほどそうですよ、人がいない、若者がいない、耕作放棄地は増える、空き地は増える、空き家は増える、もうこれではどうするんだ。だけど、どうするんだどうするんだ、減っちゃう減っちゃう言ったって、解決しないんですから。だったら、減るものは減る、無いものは無い、そうしっかり直視した上で、どうやったら人口が減ったって豊かさを保つことが出来るかを前向きに考えて、人口減少を強みに変えていこうじゃないですか。
私は今話題の人工知能、AI。そしてIOTと云われるITの革命。これに伴う省力化、省人化。日本は人口が減るから出来るんですよ。
私はこの前ある方から聞きました。有名な世界のダボス会議で、日本人の隣りに座ったインド人が、隣の日本人にずっと「日本は羨ましい」と云ってる。何故だろう。「もしもインドで、人工知能使います、インターネットで効率化します。こんなことやって若者の雇用を奪ったら、社会が治まらない。だからやりたくたって導入出来ない。日本は羨ましい。人口が減るから、労働力が足りないから躊躇なく技術開発と、その実践が出来るじゃないか。羨ましい」。こういうことは、まったくだと思う。

だから私たちは、そういうこともしっかりと強みに変えて、人口減少を悲観しないで、日本の将来の姿が1億2千万人いなくてもいいと思う。もう1億2千万人イコール日本ということも忘れた方がいい。1億人という目標立っているけども、仮に1億人達成出来なくたって、そこで日本は終わりますか。私は終わらないと思う。
仮に、人口が大きければ大きいほどその国は豊かだと、これが成り立つとしたら、中国見てください。インド、見てください。日本の10倍以上ですよ。問題は日本以上です。アメルカ見てください、日本の2.5倍ですよ。世界最大の経済大国、世界最強の軍事大国、そのアメリカで今行われている大統領選挙の議論は何なんですか。つまり、人口が増える国には、増える国なりの課題がある。人口が減る国には、減る国なりの課題があるということです。だから人口が減ることだけを特別視する必要はない。課題は一つなんだ、大きな問題で、根本的な問題だけども、常に前向きに、だったらどうするかを考えようじゃないですか。頑張って出来ないことより、頑張ったら出来ることの方が多い。

私はそんな発想で、先ずは悲観をしない。フランスのアランの言葉に「楽観は意志。悲観は気分」という言葉がありますが、意志を持って、楽観をして、国造り、進めようじゃないですか。
だから今日から、それぞれの地元に戻って、過疎化を嘆くのではなく、人口減少を嘆くのではなく、だったら何をすべきかを考える。そんな国になろうじゃないですか。
私は、少子化対策も転換すべきだと思う。3人以降から重点支援。私はこれじゃダメだと思う。私は一人目支援をやるべきだと言っている。私みたいに独身の者は、3人目以降支援します、何回越えればいいんですか。結婚、一人目、二人目、ようやく重点支援。いきませんよ、そこまでは。
私はこの政策をずっと続けている一つの理由は、子ども二人三人持つ時代が当たり前で生きてきた人たちが作った政策だからだと思う。今の世の中、晩婚化、晩産化、一人持つのが大変なんですよ。だったら、一番大変な一人目を支えてあげましょうよ。そして一人目にサポートがあって、一人目、なんだって初体験大変じゃないですか。私も初選挙大変だったけど。その初めての出産、初めての育児、その時にしっかりと社会も国もしっかりと支えていくという環境が整って、育児のいい経験があれば、だったら二人目持とう、三人目持とう。ひとり一人を積み重ねていったあかつきに、私は人口減少が下げ止まって、そのあとにまた安定期を迎えていくという日本の将来を描いているから、減ることを嘆くんじゃなくて、まず大事なのは、減ったって大丈夫だという楽観を持つこと。
人間は感情の生き物ですから、楽観がなかったら、どんな論理的なことだって進まない。減ったって大丈夫だ。ひとり一人積み重なって、結果6千万人の日本。それだってひとり一人が前向きな思いを持っていれば、悲観的な1億2千万人の国よりも、楽観的な6千万人の国のほうがよっぽど強いと思う。

私はそんな、将来に向けた国づくりをやるべく、今は農林部会長として、しっかりと目の前の課題に取り組んで行って、2020年オリンピック・パラリンピックが終わった後、それからの時代本当に大変だと思います、むしろその先をしっかりと踏まえたうえで、研鑽を積んでいきたいと思います。
2020年に生まれる子供たち、今の男性の平均寿命が80歳、女性は87歳、あの4年後のオリンピックの年に生まれる子供たちは、2100年以降の日本を見るということです。22世紀へつなぐ、そのバトンを、22世紀に渡していくための政党が自民党でなきゃいけない。
そんな思いで頑張っていきたいと思いますので、残りの時間、皆さんからの率直なご意見、ご質問、よろしくお願いしたいと思います。ご清聴、ありがとうございました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする