勝地(かつち)ブログ

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NO.3176 病院議会

2016年09月30日 17時25分04秒 | Weblog
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今日1日限りの公立八鹿病院組合議会9月定例会でした。

報告受けた中から、八鹿病院での8月末までの数値
◯入院1日平均患者数 281.3人(対前年比97.6%)
◯外来1日平均患者数 551.3人(対前年比100.4%)
◯手術件数 465件(前年420件)

決算認定議案は可決されました。決算特別委員会の審査意見です。
(総論)
平成26年度の9億5625万2千円の純損失から6億3519万7千円の純損失となったが、欠損金と資本剰余金を相殺処理する減資を行った結果、利益剰余金9億8742万2千円の決算となっている。
八鹿病院、村岡病院とも入院、外来患者ともに減少しており、医業収入を増加するには医師の確保が最重要課題であり、医師の確保に懸命の努力をされているが、健全経営するためにも積極的な医師招聘を期待したい。
また、病床利用率も昨年に続き低下しているが、対策として、診療報酬の改定により急性期から在宅復帰を目指す病棟として新設された地域包括ケア病棟を活用することにより成果が出ている。
今後は、高度急性期から急性期、回復期から慢性期の機能分担に基づく病床数再編が議論されており、医療の変革と地域のニーズに対応した病院事業の改革が求められる。
来年度以降から赴任する確実かつ実効性のある修学資金貸与医学生の定着を図るべく、研修などを充実し、人材育成を図り、病院組合の職員が管理者、院長のもと一致団結し、住民に信頼される病院づくりに一層の努力を期待する。
(個別意見)
①第三次八鹿病院改革プランを作成され、経営改善に取り組んでいる。各事業の経営改善を図ることはもとより、病院理念を追求し、課題解決に向け努力すべきである。
②医師確保が非常に困難な状況の中、修学金貸与制度を利用していた人材が来年度以降に赴任するが、人材確保のためにもさらなる研修などの充実を図るとともに、中長期的にも医師確保に向け努力すべきである。

(総論も個別意見も同じような論調になっておりますが特別委員会としての意見ですから賜っておきます。)

村岡病院において、一般病床44床、地域包括ケア病床6床を、それぞれ24床と18床に改正する条例の一部改正案を可決しました。
地域包括ケア病床とは、急性期の治療が終了した方が退院後の在宅療養・生活がスムーズに行えるよう、医師、看護師、薬剤師、栄養管理士、リハビリスタッフ、相談員などが協力してリハビリ薬剤師在宅復帰支援を行う病床です。
具体的には、
①入院治療により状態が改善したが、もう少し経過観察が必要になる方
②入院治療により病状が安定し、在宅復帰へ向けてリハビリが必要な方
③在宅での生活に向けて準備が必要な方
④在宅での療養中に、緊急入院の必要のある方
*ただし、当該病床入室後、最長60日以内での退院が原則になります。
*入院費は定額で、リハビリ、投薬料、注射料、処置料、検査料、入院基本料、画像診断料などほとんどの費用が含まれています。

参考までに、八鹿病院には地域包括ケア病床が45床整備されています。

在宅生活に帰す動きが加速されていき、訪問看護との連携、そして地域での見守り、最後に家族の介護力と、それらの不安を解消していくのにはどうすればいいのか、全体を見渡す仕組み、個別に寄り添う仕組みが必要です。鳥の目、虫の目です。歳をとれば養父市に住んでおれば安心だとなるように。

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NO.3175 産業フェア

2016年09月30日 10時41分33秒 | Weblog
今日も「勝地ブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。


夢但馬産業フェア2016の開会式典に出席。豊岡市総合体育館です。


ビジネスマッチングはもとより、地元企業を知ってもらうことで就労に繋がれば良いですね。養父市から出展の企業をまわりました。但馬のモノづくり、結構凄いです。

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