勝地(かつち)ブログ

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NO.422 時代 

2010年01月10日 20時10分34秒 | Weblog
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養父市成人式が八鹿文化会館で午後1時半から開催され参列しました。
今年の新成人は総勢297名が出席参加。八鹿118名、養父81名、大屋39名、関宮59名です。市長、県会議員、市会議長の祝辞が続き、新成人からの誓いの言葉は男性では大屋の小谷さん、女性は養父の岡さん。市民憲章朗読、DVD企業紹介、アトラクションで吉田村ギターライブ。全体的におとなしく進行した感じをもちました。親御さんは一安心、肩の荷が軽くなったというところかな、経験的にはそうです。

一貫して挨拶も誓いも、権利、義務、責任、希望、感謝というフレーズが並ぶ。式典の性格上仕方のないことか。新成人の初々しさは見ているだけで確かに元気をもらう。今日から次第におとな大人になっていくのだろう。衣装と行動の派手さとは裏腹に年々肝っ玉は軟になってやしないか、とも感じる。素直さもある。真面目さは歓迎だが、ゆとりのある真面目さがないと自分を追い込むことになる。そして他人も。若さの爆発ばかりなら閉口されるし、一本調子も良くない。やはり遊ぶこと、広い世界を見ることも必要だ。そうしながら気がつけば、その人なりのらしさや魅力が付いてるもんだ。

新成人の門出に贈る言葉はどうだったんだろう。現実とかけ離れた理想ばかり追い求める書生論だったのか、いやいや、暮らしを立ててゆくことを教える実践から出た処世訓だったのか。
時代が時代だ。昨年のこの式典では挫折・うつでリストカットの告白もあった。「若いお前ら、何があっても絶対に死ぬなよ。そんなこと絶対許さねえぞ。一人じゃねえ」。この言葉も贈って欲しかった。叶わなかったので、ここで唱えます。

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NO.421 臼屋こだわり

2010年01月09日 22時33分24秒 | Weblog
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農道を調子よくジープで走っていて目の前の観音開きの金網扉に気付いて慌てて急ブレーキ・・・危ねぇ、危ねぇ、鹿の進入予防のための金網扉だ。この辺りはそうなんだと、留め金を外してジープを通し反対側から丁寧に留め金を掛けました。自然動物公園のエリヤに入ったような気分です。この表現は怒られそうですが、これだけ鹿が多くなると防除対策はまず人間と鹿を棲み分けする、分断するところから始めなければならない。まずここから。
目指すはその先にある臼工房の作業現場。半年ぶりくらいかな臼職人さんに出会ったのは。玉切りした欅の原木をユニックで吊り降ろし作業の最中、元気な笑顔で迎えてもらいました。

臼の製作工房を自前で建設される話を伺ってたんで、どこまで進んでいるのか気になっていたのです。未だメインになる部分は建ってませんでしたが、それでも作業小屋部分での製作は既に始まっていました。年末までに約30個、春先までに約20個製作予定とのこと。臼職人の技術を受け継ぎ、更に磨きをかけてお客さんに満足してもらおうと努力されている姿にエールを送ります。
今日一日とか今年一年とか、それは過ごすもんじゃないんだろうな。創るものなんだろうな。今日一日を創る。
去年12月初めには、ぐっさん(山口智充さん)が取材に来られてたようでHP/ブログではじめて知りました。何よりです。
宮島臼屋/欅の臼 http://usuya.jp/kodawari/

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NO.420 非常持出し

2010年01月08日 22時44分43秒 | Weblog
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午後3時半まで議会広報「養父市議会だより第24号」の見開き2~3ページの原稿書き、トップページの写真レイアウトに没頭でした。朝から一歩も外に出ないとインターネットだけが情報源ですが、非常に重宝するツールです。火事、地震などの場合、とっさに何をもって外に飛び出すのかという「非常持出し」の質問に、ほとんどの人は「携帯電話」と答えるそうですが、私は「パソコン&外付けメモリー」。これが無くなると軌跡の全てが消えてしまう。そうなると虚脱感に包まれるだろうな、考えただけでも怖い怖い。

昨日から今日にかけて会派・新政議員団の一行は、大津市にある全国市町村国際文化研修所で自主勉強会に参加しています。「公」を担う様々な人材を対象にした研修で、自治体経営のためにこれら人材の能力を高める勉強会です。政権交代で地方分権・地域主権がこれからどう進められていくのか、中央で活躍し影響力ある講師の講演がありました。私も応募していたのですが、菩提寺会計監査で残念ながらキャンセルしたところです。

市農業委員会(会長・佐納功)から市会議長宛てに「平成22年度養父市農業施策に関する建議書」が昨年12月25日に提出されています。長くなりますが、紹介。
(前文 要約)
本市の農業・農村を取り巻く情勢は農業者の高齢化、担い手の減少、遊休農地の増大に加え有害鳥獣による農作物への被害、長引く米価の低迷などで農業経営はますます厳しい状況下にあり、集落機能の低下にも大きく影響を及ぼす恐れがある。
政権交代により農業施策において幾つかの変化が生じている。情報の早期入手と内容を的確に判断し、農家への情報提供を速やかに実施するとともに国・県に対しても事案に関しては積極的に意見や要請を願いたい。
特に3年目を迎えている「農地・水・環境保全向上対策」においては、農地等の荒廃防止のみならず、集団共同で地域資源や環境を守る取り組みであるため、5年間の時限事業を見直し、国・県に対し事業継続を願う。
現在農家は水稲生産調整の取扱い事務がJAから行政への移管問題や、政権交代による個別所得補償等で混乱している状況にある。
昨年農地法が一部改正され、農業委員会組織において耕作放棄地調査が義務付けされた。今年も農地法が一部改正され、委員会事務量が増大し、事務局職員の増員を含む予算増額の支援を願う。
本会は、養父市農業の将来や農業者からの要望等をふまえ各地域での地域自治協議会組織発足にあたり、微力ながら協力と支援等の取り組みを実施していく。
農業者の公的代表機関として、予算編成に当たり農業振興施策に反映されるよう建議する。
(建議項目 要約)
1.有害鳥獣対策  被害が甚大で農家は著しく生産意欲を無くしている。○防除の助成拡充○猟友会助成拡充と近隣市町連携駆除の実施○狩猟免許取得助成○捕獲後の処分施設設置○広葉樹の育成
2.優良農地の確保対策  少子高齢化、担い手不足、有害鳥獣被害等により耕作放棄地が増加している。○農用地の耕作放棄地に対して有効活用指導と農用地の大幅見直し○市が優良農地を転用する場合の事前協議
3.後継者の育成確保  農業後継者は著しく減少し確保は緊急課題である。○集落営農組織への支援指導○若者定住対策の推進と新規就農者への支援
4.畜産振興  振興と経営安定確立。○市独自の畜産PR○和牛優良牛の増頭助成復活
5.環境創造型農業の確立  県の環境創造型農業推進事業の大規模実践地区に指定され、減農薬栽培や無農薬栽培を目指す。○新堆肥センターの早期完成○有機(完熟)堆肥施用への助成
6.農業委員会  農地法による許認可事務、農地流動化、農業者年金事業、農地基本台帳整備等多岐にわたり昨年から耕作放棄地全体調査を実施。○事務局職員定数を3人から5人に○運営予算の増額○農地図面・農家台帳整理のための行政情報の共有化  (以上)

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NO.419 現実論

2010年01月08日 00時16分14秒 | Weblog
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菩提寺の会計監査会。7つの会計に分類されているので、けっこう監査委員さんもたいへんでしたがなんとか無事終了。16日の役員総会を待つのみです。

その後の懇談で、少子高齢化で村の活力が衰えていくことに大きな不安を感じている話がたくさん出されました。老夫婦のみの家、高齢独居の家が村内でも急激に増えてきています。施設や子たちのところへ身を寄せ家が留守になると、途端に連絡が途絶えてしまいます。

お寺といえどもこれらの現象に無縁ではないようで、檀家さんが少なくなっていくことを意味し護持に影響が出ます。妙案があるわけでもなく対策の打つ手が見当たりません。
高速道路インターチェンジができる高柳ですらこういう状況ですから、他の地は何をか云わんやでしょう。

若者を引き寄せる働き口が地元を見渡しても無いのです。地元経済を活性化させる養父市の新年度施策は如何か。議員に何とかせよと言われても、早速に実効性ある対応策は見当たりません。

企業誘致の努力と並行して、インターチェンジからの通勤圏内優良企業にターゲットを絞り、養父市民の社員採用枠を確保してもらうことで企業支援を行なう策を、1年前の一般質問で提案した経過があります。聞き流されただけでしたが。

参院選は6月24日公示、7月11日投開票が有力のようです。
「政権がどうのこうのと言っても、やはりひとは田畑を耕さなければ(働き口がなければ)生きていけないのですよね」と現実論に引き戻されます。

養父市新年度の経済活性化施策に期待をしようと懇談はお開きになりました。

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NO.418 寒い日

2010年01月06日 18時10分57秒 | Weblog
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とても寒い日です。

神戸新聞社説で地方議会の改革へ向けた取り組みが論ぜられています。養父市議会を取材しての記事です。
3月議会での議会基本条例制定を目指して、いま条文の最終検討段階に入っています。
条例に規定したとおりに議員と議会は活動する、その時間と費用を自前で調達する、その心構えはできているのか、条文をじっくり読めば読むほど重圧で身震いしそうです。4年間税金をいただきながら、ただいま勉強中では許されない。

午前中はバタバタと自由民主党谷後援会八鹿支部新年交歓会の準備です。開催は1月23日(土)午後6時から八鹿中央公民館大会議室。案内状は明日発送しますが、このごろ体調を崩している方が結構おられるようなので、案内先の名簿チェックに二人目線で臨みました。80人は集めたい。

午後、八鹿青渓中学校建築工事現場を覗きました。3月完成目指してグランド整地ほか外溝工事の真っ最中です。春が待ち遠しい。


外は雪、これから菩提寺・高照寺の会計決算でお寺に上がります。会計担当の初仕事で、明日が監査会です。山だから寒いんだろうな。

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NO.417 燃費&仁術

2010年01月04日 20時51分33秒 | Weblog
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午前10時、市主催の新年賀詞交歓会に出席しました。挨拶いただいたのは廣瀬市長、北尾市議会議長、梶原衆議院議員、谷衆議院議員代理加芝秘書、藤田県会議員。西田市議会副議長の音頭でジュースで乾杯。


国においては政権交代で3月末に失効する過疎法がどう立法されるのか心配です、県においては少子高齢化が進むなかでの地域格差がどう手立てされるのか心配です、市においては地域自治協議会の校区発展計画、医療確保、集落維持、インターチェンジ開通における地域発展施策がどう展開されるのか心配です。
市議会議員の役割もより以上求められます。環境問題がクローズアップされている昨今、「燃費が悪い議員」と指さされないようにしなくてはと言い聞かせています。

午前11時過ぎから議員協議会が開かれ、当面のスケジュールを確認しました。


午後から新町、仲町と「議会報告」配りで歩く途中、1時半に携帯が鳴り親戚が豊岡病院で脳外科手術という連絡。早速豊岡病院に。2時間余りで無事手術は終りましたが、医療技術の進歩には目を見張るばかりです。医は算術でもなく、医は仁術なり。

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NO.416 正月3日

2010年01月04日 01時11分07秒 | Weblog
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毎年3日のこの日は、区の新年賀詞交歓会です。70軒くらいの参加でしたか。まず役員として区長の挨拶に始まり、副区長、会計、組長、農事、体育、そして来賓として市会議員、郵便局長、警察駐在所と続きます。乾杯音頭は区の長老です、いつも上手い音頭で感心します。

高規格道路・和田山八鹿道路のインターチェンジを抱える区として、期待の話題は多いのです。交通量が増えることは間違いのないことですが、それで区がどう発展していくのかが全くみえないことが不安で仕方ありません。右折帯の車線が増える、幅広歩道ができる、ということ以外に。ある日突然、店屋が出来たり、飲食店ができたり、土地の所有者と入り込む業者との個人的交渉で地域の賑わいが手の届かないところで自由につくられていくだけです。放っておいてもそうなるだけで、これをもって区が発展していくと考えていいのか少し違うんではないかと思っています。
市についても同じことが言えます。どんな発展戦略を展開していくのか、もう残された時間は無いし、間に合わないところまできているのが現実です。

新年会後の若者の流れが携帯の誘いにつられて集まってきました。我が家の、このPC打っている部屋に10人です。座る椅子も缶ビール並べる机も、足らない足らない状態ですが、わいわい言いながらしゃべり集まるところにエネルギーが生まれています。タバコの煙ムンムンの中でみんな元気です。私は3日続けて呑兵衛の午前様。アラ還は体力がおおいに不安です。

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NO.415 どうぞよろしく

2010年01月02日 00時34分50秒 | Weblog
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新年、明けましておめでとうございます。

1950年3月29日生まれの年男です。
騎虎之勢(きこのいきおい)という喩えがあります。

虎にまたがって走り出したら、途中で降りることはできないので、行く所まで行かなければならない。そのような勢いをいう。物事の成りゆき上、中止できないこと。

養父市も、立ち止まらずに成長してゆかねばなりません。戦略がいります。
成長というのは、市民一人ひとりが自分の将来計画を持つことです。

成長戦略とは、たぶん、それら全体像以外の何物でもないのでしょう。
議会を含む行政の役割は、計画が成し遂げられるよう必要な補完をすることです。
潮目を見渡すと、過剰適応する必要がある時代がここ1~2年かもしれません。

私も2年目に向けてギヤチェンジを一段上に入れ替えます。
本年も、どうぞよろしくお付き合いください。


大雪の元日になりました。菩提寺高照寺に新年のあいさつにあがりました。ここから1年がスタートします。

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NO.414 謹賀新年

2010年01月01日 02時19分58秒 | Weblog

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NO.413 環境元年

2010年01月01日 02時00分21秒 | Weblog
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今、真夜中の八鹿浄化センター複合発酵増殖プラント完成式を終えて家に帰ってきたところです。新年に向けてカウントダウンでプラントのスィッチを入れるという趣向です。下水道処理で出てくる最終汚泥を限りなくゼロにしてしまうプラントを、養父市が全国の自治体に先駆けて導入したことになります。会派新政議員団でも夏に浜松視察をしてきたものと同類のプラントで、微生物群による複合発酵技術でゼロにしてしまうものです。


プラントの取得契約
入札日:8月14日
相手方:豊岡市日高町浅倉 ㈱システムリサーチ
取得価格:56,700千円
ちなみに技術開発業者は、㈱地球環境秀明(ひでみつ)http://www.m-ferm.com/

自治体の財政状況が厳しいおり、どことも新しい財政政策を組む場合には、余程の説得力のあるものを打ち出す必要があります。米国・オバマ大統領は景気刺激策のグリーン・ニューディール政策でした。環境対策をテーマにしている国はいくつもあるようで、COP15にあるように人々の環境問題に対する意識が高いため支持を受けやすいのが理由だと考えられます。人口増加に伴う環境汚染や、地球温暖化が目に見える形になりつつあり、すこしずつ影響が出始めています。それだけに環境政策はビジネスにつながる要素が大きいと。
日本機械工業連合会の分類では環境ビジネスは大きく「公害防止・水利用」「廃棄物処理・リサイクル」「環境修復・環境創造」「環境調和型エネルギー」「その他」に分類されていますが、これらのうち「公害防止・水利用」と「廃棄物処理・リサイクル」が9割近くを占めるようです。

養父市は、この複合発酵増殖プラントで「環境修復・環境創造」「廃棄物処理・リサイクル」の分野で今後大きなスポットを浴びる立場になるやもしれません。そうなれば2010年は養父市の環境元年です。

午前2時です、年が明けてしまいました。本年もよろしくお願いします。

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