勝地(かつち)ブログ

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NO.430 条例理解

2010年01月22日 00時41分24秒 | Weblog
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午前9時から議会広報特別委員会。最近委員の欠席が目立ち、担当ページを受け持つ委員しか集まらないようでは責任意識の有り様に緩みが出てきていると感じざるを得ません。全20ページ、正午までビッシリの編集会議でした。

そして昼。議会に出た日の昼食はいつも決まって庁舎近場の「めし八」で昆布うどん定食。胃摘出手術を経験している私には、マイ胃袋に合う食事が唯一ここの昆布うどんなのです。そして座るテーブル椅子も15年前から定位置です。


午後1時から4時まで会派での意見交換会。議題は、議会基本条例素案です。前文に続き23条で構成されていますが、いちいちもっともなことばかりです。

最高規範性という高いところを規定している部分、そもそもの初手論をあえて述べている部分、さらに既存条例を再度規定して屋上屋を重ねている部分、これらが寄せ鍋状態になって長時間煮込んできたので食べる段になって味付けが難しくなっている感がします。30数回にわたる委員会検討でここまで纏め上げてきた努力は御苦労ですが。

法制事務は特に専門性が必要とされる分野です。現職公務員であっても及第点がとれる条例を作れる職員はそうはいないもので、市長の多くは法制執務専門担当を養成し身近に配置しようとします。

条例を作るのが目的ではなく、条例に議会として議員としてどんな魂を盛り込むのか。そのことで存在感のある議会となり信用される議員となり、それが市民アンケートや意見交換会での指摘の応えになる、そこんところの心構えを全議員しっかり固めようやと。これが共通認識として合意されていれば、条文そのもののイロハは議会事務局に素案をつくってもらう。地方議会が抱える課題は大なり小なり同じようなもの、類似団体の模範条例に養父市議員固有の魂を付け加えるだけで十分用はこなせるのでしょう。市民が議員に望んでいるのは条例が有ろうが無かろうが、やるべきことをやってくれと聞こえてきます。

条例制定されると地元区民の皆さんにはこう説明しようかと思っています。
4月1日からさっそく何が変わるのか。議会が変わる、議員の資質が変わる、そんなわけではありません。ただ、①議会報告会の開催、②議会モニターの設置、③問に文書回答をもらう、④重要施策計画は6項目説明資料をもらう、⑤市民参加の研修会を開催する、この5点が条例で担保されることが最大の効果です。その結果、この条例は一言で言うと「議員の選び方と議員の選ばれ方」が分かり易くなる条例と理解ください。これは非常に大きなことです。

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