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J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

優勝の味75

2023-11-06 00:01:41 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 前節に町田さんが見事J2優勝、J1昇格を達成されました。34年の悲願という事でおめでとうございます。今季は本当に強かったですね。昨季はクラブのプロパティをめぐってサポカン等でやや荒れた印象を持ちましたが、今季は大幅なてこ入れで大きく羽ばたかれました。これは親会社効果という見方もありますが、監督や選手の部分はイコールにならないため、上手くフィットされて実を結んだと言えるのではないでしょうか。
   
【FC町田ゼルビアが悲願のJ1初昇格 少年チームからのキセキに歓喜】
「サッカーJ2首位のFC町田ゼルビアが22日、来季のJ1昇格を決めた。アウェーでロアッソ熊本を3―0で下し、自動昇格する2位以内を確定させた。東京都町田市をホームタウンとするクラブは、長年の悲願だったトップリーグ初昇格を達成し、選手やサポーターらが歓喜に沸いた。」
J2町田公式HP該当ページ:https://www.zelvia.co.jp/news/news-248355/

 

FC町田ゼルビアが悲願のJ1初昇格 少年チームからのキセキに歓喜:朝日新聞デジタル

 サッカーJ2首位のFC町田ゼルビアが22日、来季のJ1昇格を決めた。アウェーでロアッソ熊本を3―0で下し、自動昇格する2位以内を確定させた。東京都町田市をホームタウンとす...

朝日新聞デジタル

 

【町田のJ2初優勝が決定!2位清水が熊本に敗戦、黒田監督の就任初年度で大輪の花を咲かせる!】
「FC町田ゼルビアのJ2初優勝が決まった。J2第40節で、首位の町田を勝点8差で追う2位の清水エスパルスは、ホームでロアッソ熊本と対戦し、1-3で敗戦。この結果、残り2試合での逆転が不可能となり、町田は29日のツエーゲン金沢戦を前に、戴冠が決定した。
 町田は今シーズン、青森山田高を高校サッカー屈指の名門に育て上げた黒田剛監督を招へい。FWエリキやFWミッチェル・デュークらを獲得するなど積極的な補強に着手し、指揮官の見事な手腕もあり、昨季の15位から大きくジャンプアップした。」
J2町田公式HP該当ページ:https://www.zelvia.co.jp/news/news-248719/

 

町田のJ2初優勝が決定!2位清水が熊本に敗戦、黒田監督の就任初年度で大輪の花を咲かせる! | サッカーダイジェストWeb

 

 町田さんへは岡山からデューク選手の移籍もありますが、原強化部長の移籍もありました。今にして思えば原さんの影響も大きかったのかもしれません。ネットを観ても、町田さんの成功要因について書かれたコラムがありましたので、リスペクトさせていただきます。
   
【FC町田ゼルビアのサッカーはJ1でも通用するか シンプルな戦い方を高い強度で徹底した黒田剛監督の手腕】
〔J2初昇格から11年越しの悲願達成〕
「2012年のJ2初昇格から11年越しの悲願達成は、決して平坦な道のりではなかった。2012年、J2初年度で最下位となり、1年でJFLへ降格。再びJ2へ戻ってくるのに3シーズンを要した。2016年、チームを立て直した相馬直樹監督のもと、2度目のJ2挑戦で一時は首位に立つなど躍進したものの、J1ライセンスの基準を満たせず、順位に関係なく昇格の可能性が潰えた。

 2018年は開幕から破竹の勢いで勝ち点を積み重ね、首位にも立った。しかし、またしてもJ1ライセンスの取得が叶わず、クラブ最高の4位としながらJ1参入プレーオフに参加できなかった。シーズン後、サイバーエージェントが町田の経営権を取得し、そこからクラブの環境は徐々に変化していった。
 その後、町田は2020年より2度目の指揮となるランコ・ポポヴィッチにチームを託した。2021年シーズンに5位となったが、今度はJ1ライセンスを有しながら前年のコロナ禍の影響でJ1参入プレーオフは実施されなかった。
 そんな町田の潮目が変わったのが、昨年12月のサイバーエージェント社長・藤田晋の代表取締役社長兼CEO就任である。」
〔守備の立て直しと基本の徹底〕
「町田は開幕戦で引き分けたあとに6連勝と快進撃を見せた。チーム体制が変わり、戦力も大幅に入れ替わりがありながら短期間でチームをまとめあげた黒田監督のマネージメントは見事だった。昨季の町田は42試合で50失点。その失点の多さから、黒田監督はすべての失点シーンの映像を徹底的に分析し、守備から立て直しを図ったという。」

〔シンプルなサッカーを高い強度で続けた〕
「今季の町田の強さは強固な守備がベースである。4-4-2のシステムを基本としながら相手によって3-4-2-1を併用し、高い強度と柔軟な対応力で相手の強みを消して、攻撃を跳ね返し、ボールを奪った。

 そして奪ったボールはターゲットのデュークにロングボールを送るか、あるいはペナルティーエリア横のスペースにエリキをはじめ、スピードのある選手を走らせて相手を敵陣深くに押し込み、徹底してクロスを入れた。そこで点が入らなくともその流れで得たCKやスローインといったセットプレーも町田の強みだった。」
「高い守備力がベースではあるが、その攻撃力も圧巻だった。39節を終えて73得点は、昨季圧倒的な攻撃力でJ2を優勝したアルビレックス新潟の最終的な得点数に並ぶ数字である。
 堅守速攻で堅実なクオリティを示した町田だが、来季に向けて懸念点も当然ある。一つは生命線でもあった前線からのハイプレスがはまらないと、チームのリズムが掴めなかった点だ。」

 

FC町田ゼルビアのサッカーはJ1でも通用するか シンプルな戦い方を高い強度で徹底した黒田剛監督の手腕

FC町田ゼルビアが悲願のJ1昇格を決めた。高校サッカーの監督から転身した黒田剛監督が1年目で見事な結果。1シーズン堅守速攻のシンプルなサッカーを高い強度で徹底し、J2...

集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

 

 町田さんは確か、Jリーグに参入後、初めてJFLに降格したクラブではなかったでしょうか。いくらJ1昇格プレーオフ圏内に達しても、J1ライセンスが無いために涙をのんだ事も覚えています。市民クラブとして苦労されていましたが、鳥栖さんのスポンサーからサイバーエージェント社が親会社に就いて、運命は変わりましたね。サポカンでサポーターの反論を受けていましたが、今にして思えばサポーターの本気度を確かめたかったのかもしれません。
 そして、昨年12月に藤田社長がクラブ代表に就任されて、直轄でチーム強化を図り、大型補強を断行。今季の栄冠にたどり着きました。昨季までは地元岡山より下位クラブのイメージでしたが、今季は別のクラブに思えていました。
 開幕前に高校野球の指導者である黒田監督の就任について、少しざわついた時期もありましたが、そういう声を見事に払拭する実績を残されました。見事な采配でした。
   
【サイバー藤田流「ギャンブル経営」炸裂!J1昇格・FC町田ゼルビア、来季の課題は戦力より…】

〔藤田晋オーナーの「ギャンブル経営」〕
「本拠である町田市立陸上競技場(町田GIONスタジアム)の設備の貧弱さ、資金力の乏しさに長らく苦しめられてきたゼルビア。転機は18年10月、IT大手のサイバーエージェントが経営権を取得したことだ。同社の配信サービス「AbemaTV」との連携で安定した収益を確保できるようになっただけでなく、町田市との連携で客席の増設や設備改修も実現。かつて仮設トイレが並び、ユニホームを着替える場所もなかったことを考えると、今のスタジアムは、見違えるほど生まれ変わっている。

 さらに22年12月には、サイバーエージェントの藤田晋社長が自ら社長・CEOとしてゼルビアに乗り込んだ。」
「藤田氏といえば、サッカー・ワールドカップ中継のために、決算を圧迫する規模の放映権料(推定約200億円)を注ぎ込むなど、そのビジネススタイルは「ギャンブル経営」とも称されている。また、麻雀・Mリーグのチェアマンや馬主でもあり、勝負師の顔を持つ。
 ゼルビアの経営権を獲得した際も、「5年でJ1昇格」「勝たなければサポーターもスポンサーも集まらない」といった考えを明確にしていた。買収5年目となる23年にオーナーに着任し、戦力補強の勝負に打って出た藤田オーナーの賭けは見事に奏功した。」
〔課題は「スタジアムへのアクセス」 最寄り駅から遠く離れた山の上〕
「ゼルビアにはなお重要な課題が残されている。町田GIONスタジアムへのアクセスに難を抱えているのだ。最寄り駅は小田急線の鶴川駅、京王線の多摩センター駅、JR淵野辺駅、JRと小田急線の町田駅などとされるが、実はこのスタジアム、駅から数キロメートルも離れた山の上にある。しかもスタジアムがある町田市野津田はもともと渋滞の名所として知られており、スタジアム送迎バスが渋滞にハマることも珍しくない。」

「新たなファン獲得のためにも、送迎バスの確保など、アクセス改善に今から手を打っておきたいものだ。」
〔実現するか?多摩都市モノレール延伸 まさかのゼルビア「Z」ルート?〕
「今、「多摩都市モノレール」(上北台駅~多摩センター駅、約16㎞)を、多摩センター駅から町田駅まで延伸させるプランが浮上している。すでに大まかなルートは決定しており、町田市内の都市計画道路は、中央部に橋げたを立てることが可能な道幅で建設されている。開通すればスタジアムのすぐ近くに駅ができることは確実であり、ゼルビアの試合を見に行くのに、格段にアクセスが良くなる。」

「ただし、建設には約1700億円もの事業費が必要で、かつ多摩都市モノレールや東京都にとっても、武蔵村山方面への延伸計画の方が優先順位は高く、石阪丈一・町田市長が目指す「32年度に延伸開業」は難しいかもしれない。」

 

サイバー藤田流「ギャンブル経営」炸裂!J1昇格・FC町田ゼルビア、来季の課題は戦力より…

東京都町田市に本拠地を置く「FC町田ゼルビア」が悲願のJ1昇格を果たした。前身となる少年サッカーチームの創立(1977年)から46年。転機は2018年10月、IT大手のサイバーエ...

ダイヤモンド・オンライン

 

 このコラムではいろいろ書かれていますね。サイバーエージェント社といえば、カタールW杯の放映権をAbemaTVで獲得され、観させていただいたのを覚えています。勝負師のギャンブル経営ですか。孫社長もそうですが、IT企業の経営者は皆さんそういうイメージがあります。地元岡山にもオーナーがおられますが、申し訳ないですが全然違います。藤田社長は企業の代表、木村オーナーは米国型の個人オーナーで見方を変えれば、クラブは個人所有。一個人の持ち物では・・・
 当ブログもその昔にGIONスタジアムに行った事がありますが、まさに山の上にあってよく歩きました。最近では「天空の城」路線で売っていますが、アクセス等が不安なのは確か。興行使用エリアもそんなに広くなかった覚えがあります。

 この試合で、太田選手の引退セレモニーも行われたそうですね。いいタイミングでファンフェスタも開催されるそうです。また、J2優勝・J1昇格パレードも行われるそうで、町田の街も一層盛り上がりますね。
 ちなみに今日の試合では山口さん相手に2-0で勝っています。J1に行かれても、エレベータクラブにならず、福岡さんや鳥栖さんのようにJ1を席巻して欲しいです。頑張って下さい。
J2町田関連⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220215
  〃   ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211120
  〃   ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211019
  〃   ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190415
  〃   ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181002
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  〃   ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150820
  〃   ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120510
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選手の仕事(セカンドキャリア)11

2023-11-03 00:37:34 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 当ブログでは昔から選手のセカンドキャリアのテーマでもリスペクト記事を書いています。今回、水戸さんの方から素晴らしい事例が出てきました。選手のセカンドキャリアは、通常は引退後の取り組みばかりなのですが、今回の高岸選手は何と現役のまま起業されたという事でビックリです。試合と練習で忙しい中、どうやってキャリアアップを遂げたのでしょうか。すごく気になります。

IT企業の取締役Jリーガー高岸憲伸「誇りと情熱を持つことが絶対に必要」異色のキャリアを講演 - J2写真ニュース : 日刊スポーツ

IT企業の取締役Jリーガー高岸憲伸「誇りと情熱を持つことが絶対に必要」異色のキャリアを講演 - J2写真ニュース : 日刊スポーツ

株式会社「Pathosion」の取締役を務める水戸ホーリーホックMF高岸憲伸(24)が30日、東京・練馬中で自身のキャリアについて語った。水戸のスタッフが同校… - 日刊スポーツ新...

nikkansports.com

 

【IT企業の取締役Jリーガー高岸憲伸「誇りと情熱を持つことが絶対に必要」異色のキャリアを講演】
「株式会社『Pathosion』の取締役を務める水戸ホーリーホックMF高岸憲伸(24)が30日、東京・練馬中で自身のキャリアについて語った。水戸のスタッフが同校でキャリアについて講演をする機会に、高岸がゲストとして参加。その豊富な社会経験を中学1年生約160人に伝えた。
 川崎フロンターレの下部組織から石川の強豪・星稜、中大を経て水戸入り。昨季はルーキーながら24試合に出場した。順風満帆なサッカー人生だが、今年IT企業を立ち上げて、取締役に就任した。現役のJリーガーとして働く傍らで、IT企業を展開。星稜の先輩、本田圭佑のようなキャリアを歩む。」
「高校卒業後、プロサッカー選手になることを一度諦めた。それでもサッカーは大好き。サッカーに関わる仕事に就こうと決意し、サッカークラブを作りたいと考えた。高校時代のスタッフらにも相談すると、クラブ経営を学ぶためにも4年は必要だと伝えられた。それなら大学4年間を使って経験を積もうと考えて、サッカー部員として活動しながら、さまざまな取り組みを行った。
 中大サッカー部1年時には、兄の母校でつながりのあった東工大サッカー部の監督を務めた。東工大サッカー部の朝練習をしてから、中大に帰って授業に出て、自分の練習。『今思うと狂ったように動いていました』。
 2年時には知り合いからオファーを受けてシステムエンジニアとして働いた。この頃からトップチームで試合に出場するようになり、一度は諦めたプロサッカー選手を再び目指した。『本気で努力してチームの一番の選手になろうとしました』。4年時には水戸の特別指定選手になり、見事プロサッカー選手になった。」

 主力として戦った昨季から監督が変わり、今季は4試合の出場にとどまっているそうです。サッカー選手としてのキャリアで悔しい思いを持ちつつも、「午前中に練習をして、筋トレやケアを終えて夕方からパソコンをカタカタしています」として、ITの力で茨城を盛り上げるためにデュアルキャリアを続けておられます。会社はウェブ制作やEC支援、広告支援などを担当されています。
 IT企業を立ち上げて、代表ではなく取締役に就任されたのですね。面白いのがサッカークラブを作りたいと考えられた事。クラブ経営を学ぶために大学時代を費やし、主にサッカーの現場を学ばれたようです。面白いのが選手として中大、監督として東工大に所属。このキャリアでプロになったというのもすごい。そして驚くべきは2年生からシステムエンジニアとして働いていたと。やはり、サッカーの素質が高かったという事なのでしょう。

      
【ITの力で恩返しを。】
「はじめまして、Pathosion取締役の高岸憲伸です。私は、幼い頃からの夢を一つ叶え、プロサッカー選手としての産声を茨城県(水戸市)であげました。プロサッカー選手としての活動を始めてから、様々な地域に足を運ぶようになり、自分が生まれ育つ中で関わった地域の方々から、たくさんの応援とたくさんの愛情をいただけていることを知りました。
 そんな経験を日々積み重ねる中で、今までの私の成長は、地元の方々の応援と愛情なくしては成し得なかったと考えるようになりました。そして、私が今まで関わったことのある地元の街をもっと盛り上げて、恩返ししたいという想いが日々強くなっていきました。まずは自分自身を育てていただいた地元の街に、人として成長した姿を見せること、そして少しずつ恩返しをしていけたらと思っています。
 私自身が学生時代にエンジニアとして働いていた経験も全力で生かしつつ、弊社の個性あふれるメンバーと共に、この想いをITの力で実現していきたいと考えています。」

 

株式会社Pathosion(パトシオン)

Pathosion(パトシオン)は「Web制作」「EC支援」「広告支援」を通して、中小企業・ベンチャー企業の「ブランディング」から「販促」まで幅広く支援しております。

株式会社Pathosion(パトシオン)

 

 なかなか素晴らしい事例でした。代表の名前も同じ苗字なので、ひょっとしたらお兄さんなのかもしれません。兄弟で企業されたのかな。挨拶は代表のような内容なので、現役のうちは取締役に徹するのかも。
 前節の藤枝戦を見てみると、高岸選手はベンチスタートで、後半19分に途中出場しています。それまで10試合出場無しでしたが、その前の群馬戦も途中出場しているので、今後は出場が増えるのかもしれませんね。もし出場の場を求めて他チームへ移籍なら、ぜひ岡山へとも思いますが、取締役を務める会社が茨城県内にあるし、サッカークラブを経営したいという夢もあるようなので、まずは水戸さんで活躍なのかな。IT企業の経営者との二足の草鞋を履くJリーガー、これからも頑張って下さい。
㈱Pathosion公式HP:https://pathosion.com/
Jリーグ・セカンドキャリア関連⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230906            
     〃              ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230204
     〃              ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211218
     〃              ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180317
     〃              ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131227
     〃              ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130618
     〃              ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100611 
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Jリーグの話題221

2023-10-27 00:01:05 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 昨日に引き続き、秋春制のネタです。昨日の情報で一通りリスペクトできたと思っていましたが、また別の角度からズバリ切り裂いたような内容のコラムです。しかも、メディア企業のブリーフィングレポであり、極めて信憑性が高いです。昨日の内容を読んだ時は何とも言えませんでしたが、今回の内容を読んで、やはり結構躓いているんだという思いを強くしました。

いまだ謎の多いシーズン移行の実態/六川亨の日本サッカー見聞録 - 超ワールドサッカー!

いまだ謎の多いシーズン移行の実態/六川亨の日本サッカー見聞録 - 超ワールドサッカー!

超ワールドサッカー!

 

【いまだ謎の多いシーズン移行の実態/六川亨の日本サッカー見聞録】
「Jリーグは10月24日に理事会後の記者会見を開き、『シーズン移行』についてのブリーフィングを実施した。会見では現在の問題点として次の6点を指摘した。『スタジアム確保』。『JFL/地域リーグ/大学/高校などとの連携』。『新人選手の加入タイミング/制度設計』。『試合日程案の精査』。『移行期の大会方式』。『財源の活用方法』。
 『スタジアム確保』に関しては、ほとんどのクラブが行政所有の施設を借りていて、年度始めの4月には他の競技も含めシーズンの予約が埋まっているのが現状だ。しかしシーズンを以降すると他競技との調整が難しくなる。これは90年代にJSL(日本サッカーリーグ)が秋春制になった時も問題になったが、当時と今ではスタジアムを使う競技数が比較にならないほど増加している。今後は分科会で意見を集約するとのことだった。」
「残る3つの課題に関してもJリーグ側からは検討案が提示されたものの、上記と同様に具体性が乏しいものだった。このためブリーフィングに移っても、詳細が不明のため質問のしようがない。
我々メディアが、そして全国のファン・サポーターが知りたいのはまさしく『ここだけ』と『これ』の2点ではないだろうか。しかしこれらはいつまでたっても具体的に明示されていない。」
「シーズンを移行しなくても、日本はW杯でドイツやスペインを破ったし、久保建英や三笘薫といった欧州5大リーグで活躍している選手も出現するようになった。シーズンを移行することによるリスク――WEリーグのように長いシーズンオフにより注目度が下がり、観客動員に苦労するといった――は皆無と言えるのだろうか。」
「最後に質問したのは秋田放送の記者だった。会見は大手町のJリーグ事務局で行われたが、Jのクラブは地方にも数多く存在するため同時並行でズームによるブリーフィングも実施された。
 そして記者は『反対しているクラブの数は』と聞くと、担当者は『公開はしません。移行を聞いているわけではありませんので」と答えてブリーフィングは終了した。時間にして1時間にも満たなかった。
 不思議なのは、ここまで会議とブリーフィングを重ねながら、各クラブから具体的な意見が少しも漏れてこないことだ。旗幟鮮明にしているのは新潟の中野社長だけだろう。」
「今年の年末から来年の年始(3月)にかけて、シーズンを移行した際のシミュレーションを豪雪地帯で実施したらどうだろうか。ウインターブレイクの実態と、練習環境や試合開催のためには何が必要になるのか。そのための費用はどれくらいかかるかなどだ。」
「そうそう、Jリーグは24日の理事会で、八戸や福島など7クラブに施設基準の『例外規定』としてJ2やJ3のライセンスを交付した。万が一にも、ライセンスを例外的に交付するからシーズン移行に賛成するような指導があってはならないことは言うまでもない。」

 前回の記事にもあったと思いますが、今回予想以上に問題化しているのが「スタジアム確保」という事がよくわかりました。すなわち、秋春制になると、今までのようにスタジアムが確保できなくなるというもの。ほとんどのクラブが行政所有の施設を借りていて、年度始めの4月には他の競技も含めシーズンの予約が埋まっているのが現状だが、シーズンを以降すると他競技との調整が難しくなるというもの。90年代に旧JSL(日本サッカーリーグ)が秋春制になった時も問題になったという情報にもビックリしました。1993年のJリーグ開幕前にそんな事があったのかと。
 他にもJリーグ側からは検討案が提示されたものの、上記と同様に具体性が乏しいものになり、ブリーフィングに移っても、詳細が不明のため質問のしようがないという現状。これはひどいですね。
 また、秋春制にしなくても日本代表は強くなってるじゃないかという話は実は当ブログも思っていました。それは日本国内をどうこうしても、実際の代表選手は海外ばかりなので意味が無い。将来的にJリーグから多くの代表選手を輩出するという話も説得力が無い。つまり、代表の強化のための秋春制は体をなしていないと。WEリーグのように長いシーズンオフにより注目度が下がり、観客動員に苦労するリスクもある。他にも結構回答をぼやかされた点も大きかったようですね。最後の「ライセンスを例外的に交付するからシーズン移行に賛成するような指導があってはならない」という文言にも苦笑いしました。今回はこの辺で。「秋春制騒動」で終わってしまうかもしれませんね。あと、今回はリスペクトを省略しますが、富山さんのクラブとしての見解が発表されています。
秋春制関連⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231026
  〃  ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231020
  〃  ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230627
  〃  ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230604
  〃  ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230527
  〃  ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230419
  〃  ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230415
  〃  ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220812
  〃  ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171220
  〃  ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170922
  〃  ④https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170715
  〃  ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170216
  〃  ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140713
  〃  ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130614
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Jリーグの話題220

2023-10-26 00:01:39 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 先日、Jリーグ実行委員会が開催され、リーグ側(事務局側)の前向きな意志が表明され、まずは話が正式に前に進むようになりました。あとは12月の理事会でどういう結果になるかだと思います。個人的にはファン・サポーターも含めた反対意見をスルーして強行決定はいないだろうと踏んでいました。これは実行委員会の協議内容の情報開示が無く、よくわからなかった面もありました。
 ただ、以下のコラムで予想外の情報が出てきたのでちょっとびっくりしております。「そう来るか」と。ただ、秋春制を実現したいためにそこまで考えるのかと。
  
【JFL、高校年代もシーズン制移行の可能性が明らかに!! Jリーグ“秋春制”今後の論点は】
「日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は24日、理事会後のメディアブリーフィングを行い、シーズン制移行に関する議論の現状を公表した。年内をめどに決議を行う方針で議論が進む中、今後の検討事項として6つの論点がピックアップされている。
Jリーグ側が今回提示したのは『スタジアム確保』『JFL/地域リーグ/大学/高校などとの連携』『新人選手の加入タイミング/制度設計』『試合日程案の精査』『移行期の大会方式』『財源の活用方法』の6点。シーズン制移行に際し、主にハードルとなりそうなテーマにアプローチしていく構えだ。」

「『スタジアム確保』については、今週中に分科会を開催する予定。大半のクラブが行政所有のスタジアムを試合に使用し、Jリーグ日程に合わせて会場の予約を行っているが、シーズン制移行後は年度初めに予約を行うことができなくなるため、他団体などへの影響が懸念される。そうした中、今後の分科会で意見を集約し、対策を講じていく方針だ。」

『JFL/地域リーグ/大学/高校などとの連携』については日本サッカー協会(JFA)を中心として意見交換を実施中。Jリーグによると、JFL(日本サッカーリーグ)側からは『Jリーグのシーズン移行後はJFLも合わせてできないかという検討を進めている報告がある』といい、アマチュアカテゴリにも動きが出てくる可能性が出てきた。また高校年代の高円宮杯プレミアリーグ、プリンスリーグも夏場の試合を避けるため、9月開幕・6月閉幕への移行案が出ていることも明らかになった。

 『新人選手の加入タイミング/制度設計』については、現在と同じく『基本的には1月加入の方向で進めている』とJリーグ。新卒選手の加入に伴う選手登録枠についてはシーズン途中から増枠する方向性をはじめ、今後詳細を詰めていくという。また契約内容については日本プロサッカー選手会(JPFA)から『ABC契約」改革の必要性が訴えられている中、Jリーグ側も『抜本的な改革が必要になっている」と改革に前向きな姿勢を示した。

 『試合日程案の精査』については現状、ウインターブレイクを『12月第3週〜2月第2週』にするAパターンと『12月第1週〜2月第3週』とするBパターンが提示されているが、さらに細部を詰めた案を検討する予定となっている。」
「今月21日にはアルビレックス新潟の中野幸夫代表取締役社長が取材対応で反対姿勢を明らかにし、その内容が22日に公式サイトでも掲載されているが、野々村チェアマンは『僕は反対する人、意見が違う人がいるほうがいいと思っている」と歓迎。『以前はもっと多くの人が懸念を持っていたのかもしれないが、丁寧に長い月日をかけて話していく中、どうやったら成長するかという点でシーズンを変えるのが一つの方法だなと考えている人が増えている。成長するための対案も含めて、面白いアイデアが出てくるのは期待しているし、自分の中でもそんな発想が出てこないか常にチャレンジしたいと思っている。いろんな話をしていくのはやっていかないといけないし、これからも話をしてきたけど、新潟に限らず、それぞれのクラブが抱えている課題はあるので、膝を突き合わせて、どうやったらもっと良くなるだろうという対話は続けていこうと思っている』と前向きに話した。」

 

JFL、高校年代もシーズン制移行の可能性が明らかに!! Jリーグ“秋春制”今後の論点は | ゲキサカ

 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は24日、理事会後のメディアブリーフィングを行い、シーズン制移行に関する議論の現状を公表した。年内をめどに決議を行う方針で議論が進...

ゲキサカ

 

 より具体的な協議内容をリスペクトできて良かったです。その中で驚くべき内容が「試合日程案の精査」です。ウインターブレイクを「12月第3週〜2月第2週」にするAパターンと「12月第1週〜2月第3週」とするBパターンが提示されているそうです。まさかの現行とほぼ同じ日程案。Jリーグ公式YouTubeチャンネルのこの動画に、この案が出てきたようですが、正直泡沫アイディアと個人的に思っていました。今回の情報はその期間よりも更に現行に近い。
 今回のコラムを読んで、マジですか・・・とたまげた次第です。特に「12月第1週〜2月第3週」のB案は、現行スケジュールとほぼ同じです。

 ここからは個人的なコメントになります。正直今までウィンターブレイクは1ケ月ちょっとくらいかなと思い込んでいました。それ以上長いと感心が離れていくだろという思いも含めて。ちょっと欧州のウィンターブレイクを調べてみると、以下の通りで、これまたビックリです。休み全然無いやんと。
・英プレミアリーグ:のべ2週間程度
・ブンデスリーガ:4週間(1ケ月程度)
・ラ・リーガ:2週間の休暇が2回
・セリエA:クリスマスから新年にかけて2週間
・リーグアン:3週間

 うーむ、どこも短いですね。これくらいの期間なら客離れは心配無いでしょう。振り返ってJリーグの2案。じっくり見てみましょう。A案は2か月、B案は2ケ月半がシーズン休止となります。また、ポストシーズンも2ケ月弱あるのかな。そうすると、約4ケ月、1年の1/3がオフシーズンになります。現在は夏の時期はあるので、2ケ月半ほどのオフシーズン。となると、かなり試合時期が短くなりますね。当然、平日開催が増えて興行的にマイナスとなります。まずは試合時期の短縮の懸念。

 次はウィンターブレイクによるJリーグへの感心度の下降化の懸念。先に秋春制にしたWEリーグでしたが、ウィンターブレイクが明けてシーズン再開した時に、「シーズン終わったんじゃなかったっけ?」「試合日程がわかりにくい」という声が挙がっていたのは事実。今回のJリーグ案はたぶん更に長い時期のようなので、人気・関心の低下のリスクが高いですね。それがわかっていて、この2案を前面に出してくるんだなと、個人的にはどこの方向へ行こうとしているのかわからなくなりました。
 この案でいけば、確かに降雪地クラブのリスクは解消されます。しかし、平日開催など詰め込み開催で選手の身体的負担は変わらず増すのではないでしょうか。選手ファーストと言っていた野々村チェアマンですが、ここでも理論崩壊っぽく感じています。ファン・サポーター、クラブ目線でも夏場ではありますが、週末試合が減り、その分平日開催が増えるのは「行きにくさ」による客離れが出てくると言えます。難しいですね。本当に正解は無いと思います。

 もし、この2案で行くなら、かなり強力にウィンターブレイクの認知度向上の必要があり、どこまでわかりにくさを解消できるかだと思います。そして2ステージ制騒動の時の現象ですが、数年やってファン・サポーターからの理解が得られず、秋春制の廃止、春秋制の復活になる予感がします。
 秋春制の懸念は他にもあったように思いますが、大丈夫なんですかね? スポンサー企業のカレンダー、ブラジル(春秋制)との季節のずれによるブラジル人選手の移籍激減、冬場に無理して行くサポーターの身体的危険など、まだまだあったと思います。今日はこの編で。「試合日程案の精査」だけでここまで書けました。
秋春制関連⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231020
  〃  ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230627
  〃  ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230604
  〃  ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230527
  〃  ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230419
  〃  ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230415
  〃  ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220812
  〃  ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171220
  〃  ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170922
  〃  ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170715
  〃  ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170216
  〃  ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140713
  〃  ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130614
#がんばろう日本

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サッカーフリーク集まれ49

2023-10-25 00:01:43 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 以前の記事で紹介したように、今月から新しいサッカー番組が始まっています。「サタデーナイトJ」です。やべっちFCが終了してから、地上波では寂しくしていましたが、復活してくれてありがとうという感じです。注目の試合としてJ1の試合がありますが、代表戦等で実際にJ1が取り上げられたのは第3回からだったので、今回3回分まとめてリスペクトさせていただきます。番組の取説としては以下の2つ。
   
・最も注目の試合を中継スタイルでお届け
・2人の解説者が試合のポイント(キープレイヤー等)など、今のサッカーの面白さを徹底的に深掘
・MCはテレビ東京の中根舞美アナ(1年目)。

 毎回サッカー解説者が2名出演し、特集試合に関連がある選手OB等の関係者が登場。
   
 ネット情報によると、番組の進行スタイルは、かつての「プロ野球ニュース」と同じだと。当ブログもじっくり観ていた番組ではないので比べられませんが、なるほどこういう番組構成もいいなと思ってしまう。番組の背景はバーチャルスタジオですごく新鮮ですね。とても観やすいです。まずは直近の土曜日の放送をリスペクトしてみましょう。
   
【10/21(土)】
・サッカー解説者は鈴木隆行氏(J1鹿島出身)と橋本英郎氏(J1神戸出身)
・J1試合のダイジェスト 2試合(浦和対柏、川崎対福岡) ゴールシーン
・その他の試合一覧(J1:7試合、J2:1試合、J3:2試合)
〔MATCH OF THE J(J1:神戸対鹿島)〕
 ・先発選手、予想フォーメーションを確認。
 ・解説者が挙げるキーマン、過去プレーを確認
  橋本氏:大迫選手(神戸)、鈴木氏:鈴木選手(鹿島)
 ・ダイジェスト放映、そのまま実況(テレビ東京アナ)、解説(2氏)
  各得点シーン及び注目シーンを2氏で解説。
 ・試合後の選手インタビュー(MC中根アナ)
  インタビュー後、「1年目のアナウンサー」と佐々木選手(神戸)に紹介され、場が和んでいました。
   
 ・POINT OF THE MATCH(この試合最も注目したポイント):
  橋本氏「伏兵の存在(2選手)」、鈴木氏「柴崎選手が入れた攻撃のスイッチ」
〔GOAL OF THE J(この日のJ1・J2・J3全ゴール)〕
  29ゴール。J3からJ2、J1の順。解説付き(やべスタでは映像のみ)。スコアレスドローの試合も。
   
〔J1順位表と状況解説〕
〔その他〕
 ・翌日(日曜日)の試合カード(J1・J2・J3)
 ・明治安田生命JリーグKONAMI月間MVP、9月ベストゴール(各J1・J2・J3)
   
 続いて今度は第1回放送をリスペクトしてみましょう。
【10/7(土)】
・中根アナ「テレビ東京新人アナウンサーの中根舞美です」と自己紹介。2回目以降は「新人」の言葉は消えています。
・サッカー解説者は森岡隆三氏(J2清水出身)と藤田俊哉氏(J2磐田出身)
〔MATCH OF THE J(J2:清水対磐田)(この日はJ1試合開催無し)〕
 53回にわたる静岡ダービーは清水が20勝、磐田が25勝、引分けが8試合と実力は拮抗。
・試合ハイライト、選手インタビュー(乾選手)
〔GOAL OF THE J(この日のJ2・J3全ゴール)〕
   
〔SPゲスト〕
 野々村チェアマン登場。初回放送という事で駆けつけられました。30周年コンセプトワード「よっしゃ いこ!」を披露。
   
 そして次は、先週の第2回放送分。
【10/14(土)】
・サッカー解説者は鄭大世氏(J2町田出身)と坪井慶介氏
〔MATCH OF THE J(J2:町田対秋田)(この日はJ1試合開催無し)〕
・選手、黒田監督インタビュー
〔GOAL OF THE J(この日のJ2・J3全ゴール)〕
・ルヴァン杯や日本代表戦、WEリーグ杯のダイジェストも紹介。

 という感じでやはりJ1の強豪チームの試合は、見ごたえもありましたね。こういう感じの番組を観ていると、かつてのやべっちFCや加藤さんのスーパーサッカーを思い出してしまう。そして今回面白いのが、この番組のすぐ後に「FOOT×BRAIN」が放送される事。地上波サッカー番組が続いて放送されるというのは画期的ではないでしょうか。
 第3回放送での番組スポンサーは明治安田生命、ヤマダ電機、アサヒビール、Jリーグ、キリン、コスモ石油でCMが流れていました。実はやべっちFCが打ち切りになる時に、Jリーグ本体が番組スポンサーになって、地上波のサッカー番組を復活させてはどうかと書いた事がありますが、実現した思いです。
 あと、「番組公式X(旧ツイッター)で中根アナのレポート等公開中」と表示されました。当ブログは速攻でフォローしており、まめな投稿を楽しく拝見しております。読者の皆さんもぜひどうぞ。
サタデーナイトJ公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/saturdaynight_j/
 〃      公式X(旧ツイッター):https://twitter.com/tvtokyo_snj
 〃      関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231001
#がんばろう日本

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クラブ経営について100

2023-10-22 00:01:38 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 現在J2で10位と地元岡山の1つ下につけている群馬さん。昨季までと比べて成績が調子がいいと思いますが、クラブの経営・運営面も調子が上がってきた印象があります。今回温めていた2つの事例でリスペクトしようと、クラブ公式HPを観に行ったところ、他にも好事例がてんこ盛りになってきて、群馬さん「攻めの経営」だなぁと感心してしまいました。まずは少し前に見つけた群馬さんの素晴らしい取り組みを、時系列でリスペクトしたいと思います。

ザスパ応援店~買って食べてザスパを応援しよう!

ザスパ応援店~買って食べてザスパを応援しよう!

ザスパクサツ群馬を応援している店舗を紹介いたします!

ザスパ応援店~買って食べてザスパを応援しよう!

 

  
【「ザスパ応援店」募集受付】

「このたび、飲食店をはじめとする商店の皆さま向け応援プラン「ザスパ応援店」の募集・受付を2023シーズンより開始しますので、お知らせいたします。小売店のほか美容院、マッサージ店といった各種サービスを営業されている皆さまもご加入いただけます。
■ザスパ応援店とは
 店舗をあげてザスパクサツ群馬を応援していただくお店の皆さまの総称です。クラブが提供する「ザスパ応援店舗メニュー」にお申し込みいただきますと、基本パッケージとして「ザスパ応援店」オリジナル応援セットを進呈いたします。試合会場での出店権や出店料を含むプランもご用意しております。また「ザスパ応援店」を紹介するWEBページも作成し、ザスパサポーターの皆さまにご紹介いたします。
「ザスパ応援店」の皆さまには店頭や街中をザスパ色に染めていただき、共に地域のさらなる活性化を実現したいと考えております。」
引用:J2群馬公式HP

 まずは以下の内容で基本パッケージがあります。
 応援セット(オリジナルのぼり、オリジナルステッカー、オリジナルポスター)、ザスパグッズ販売権利、ザスパ公式戦出店権利
 そして各プランがあります。
・ライトプラン 50,000円/年 基本パッケージ+応援店紹介WEBページ掲載
・レギュラープラン 100,000円/年 ①+公式SNSで月一告知+オーセンティックユニフォーム1枚
・プレミアプラン 400,000円/年 ②+全選手サイン入りユニフォーム1枚+選手/クラブ肖像権(選手個人へのインセンティブに関しては別途要相談)
他に飲食店専用プランがあります。
#ザスパーイプラン 600,000円/年 ③+公式戦全試合出店権利(出店料込)

 応援店の公式HPを観てみました。飲食店の「ザスパーイ推奨店」は5店舗、「ザスパ応援店」は19店舗でした。募集時期からしたら多く集まったのではないでしょうか。しかも無料登録掲載ではなく、有料なのでやはりよく集まったと思います。当ブログで大昔から取り上げている協賛店(サポートショップ)制度です。第4極の支援者が商店街・商店なので。地域の公共財として連携するのは当たり前だと思っています。今までやった事がないところは正直付加価値が低く、100年続かないかもしれないと思っています。実は群馬さんには別にサポートショップ制度があり、今回の応援店は別のスポンサーの一つという感じですね。どちらにしても川崎のようにサポショを巻き込んで、年間を通して盛り上げられたらベストですね。また、群馬さんでは「ザスパの恩返しプロジェクト」なるプロジェクトを実施されています。
         
【「ザスパの恩返しプロジェクト」のSDGs推進に係る発展・拡大】
「2022シーズンにクラブが立ち上げた地域貢献活動『ザスパの恩返しプロジェクト』を発展・拡大させることで、国連が定める『SDGs』の実現にも取り組んで参ります。本プロジェクトではクラブとして優先すべき5つの目標を選定し、パートナーの皆さまと共に達成に向けたアクションを推進します。
<プロジェクト発展の概要>
 ザスパクサツ群馬は群馬県唯一のプロサッカーチームとして、創立以来サッカーを中心とした地域貢献活動を推進して参りました。20周年の節目の年である2022シーズン、クラブは“ザスパの恩返しプロジェクト”を立ち上げ、ザスパクサツ群馬を日頃から支えて下さっている皆さまへの『恩返し』をテーマとし、“まちづくり”“ひとづくり”“かんけいづくり”の3つをコンセプトに活動して参りました。(ザスパの恩返しプロジェクト発足に関するお知らせはこちら
 この度クラブでは、現代社会が直面する様々な課題の解決、およびそのアプローチとして、このザスパの恩返しプロジェクト”を国連が定める『SDGs』の取り組みと方向性を合わせ、本プロジェクトの発展的拡大を目指します。活動の中でクラブとして優先すべき5つの目標を選定し、そのアクションを推進していきます。
 またプロスポーツクラブが持つ『認知力・注目力・発信力』を活かし、“ザスパの恩返しプロジェクト”を通してザスパクサツ群馬に関わるすべての方、および地域社会へのSDGsの認知を広め、共に社会課題の解決を目指していきます。」
引用:J2群馬公式HP

 今までの3つのコンセプトからSDGsを合わせて、発展的拡大を目指されるとか。SDGsから優先すべき目標は、「③すべての人に健康と福祉を」「④質の高い教育をみんなに」「⑪住み続けられるまちづくりを」「⑫つくる責任 つかう責任」「⑰パートナーシップで目標を達成しよう」の5つ。
 具体的に実施された「恩返し」の取り組みですが、確認してみると、県内の市町村と包括連携協定締結から全市町村無料招待、県内地域イベントへの出展・参加のようです。群馬県全域を盛り上げるための企画の実施としてスタジアムイベントも活発にされています。群馬県産の日本酒の魅力を県内外に発信するキャンペーンとかいいと思います。よそではスタグルのお店に影響があるじゃないかと渋りそうなところが頭に浮かびますが、群馬さんは違いますね。まさに群馬県の公共財。地元行政とも風通しがいい事でしょう。そしてDAOですか。
   
【「Jリーグクラブがつくる地域共創型コミュニティ」ファン・企業・自治体などが参加する『ザスパ共創DAO』をスタート】
「株式会社フィナンシェ(本社 東京都渋谷区 代表取締役 國光 宏尚)のブロックチェーン技術を利用したトークン発行型クラウドファンディング『FiNANCiE』を活用し、新しい地域共創型コミュニティ『ザスパ共創DAO』を発足したことをお知らせします。また、本件に伴い、FiNANCiEにおいてザスパクサツ群馬のトークンの追加発行・販売を8月2日(水)15:00より開始することになりましたので重ねてお知らせいたします。
『ザスパ共創DAO』とは?
『ザスパ共創DAO』は、ザスパクサツ群馬と共に、ビジョンである“地域共創型のサッカークラブで、繋がりと誇りが溢れる群馬へ”に賛同したメンバー皆で意思決定し、プロジェクトを推進していく共創型コミュニティです。
 先日創立20周年の節目を機に発表した、次の20年を見据えてクラブを『オール群馬』の象徴として確立すべくおこなったリブランディングと合わせ、2021年に開始したFiNANCiEのコミュニティも地域共創型コミュニティ『ザスパ共創DAO』へアップデートします。
 DAOをハブとして、ファン・サポーターだけでなく、クラブや群馬に関わる様々なステークホルダーの方々にメンバーになっていただくことで、これまでになかったメンバー同士の横の繋がりや多様なアイデアを生み出し、群馬の活性化に向けた新たな価値を創造してまいります。
トークン販売時期
 2023年8月2日(水)15:00~9月29日(金)21:00 ※予定
 こちらのページよりご購入いただけます。
『共創DAO』プロジェクト内容
 新たに始めるザスパ共創DAOでは下記プロジェクトに取り組む予定です。
 (プロジェクトの数や内容共は運用しながら随時変更していきます)」
引用:J2群馬公式HP

 DAOといえば福岡さんですね。群馬さんでも始めますか。DAOで取り組むプロジェクトは次の4つ。①「Road to J1プロジェクト」、②オール群馬プロジェクト、③ザスパンダ育成委員会、④ザスパマーケティングチームです。①はファンディング収益の一部で選手を獲得したり、選手の移籍が発生した際の、移籍金の一部を使ってBuyback(トークン購入)を行っていく新たなトークン循環型モデルを構築するもの。②は群馬に縁のある皆様にもご参加いただきながら、クラブが群馬県全域で愛される存在になるための活動を実施するもの。③はリブランディングに伴い、新たに誕生するマスコットをこれから一緒に育てていくもの。④はDAOメンバーと一緒に、新規ファンの拡大、最終的には正田醤油スタジアム群馬を満員にすることを目指し、様々なマーケティング活動を実施いくもの。
 DAOでファン・サポーターの声がクラブ運営に前向きに反映される事はいい事。距離感が縮まるために、どこかで見かけた「勝ち負けしか興味を持ってもらえない」とは真逆の素晴らしい関係が構築できます。次はリブランディングですね。
           
【新クラブプロパティ決定】
「先般よりお知らせしておりました2024シーズンより使用いたします新クラブプロパティについて、「エンブレム」「ロゴ」「マスコット」のデザインが決定しましたので、お知らせいたします。」
引用:J2群馬公式HP

 今回決定した新クラブプロパティは正式には来年1月から使用されるそうです。まずはエンブレム。リバプールにちょっと似た旧エンブレムは長く親しまれてきましたね。世界のデザイントレンドにおける「ミニマル化(シンプル化)」の流れを汲んだデザインであり、Jクラブでもヴェルディさんを筆頭に次々と導入されています。新デザインはアパレル商品にも取り入れられ、販促効果が増して経営的にもいい効果があると思います。
 ロゴはすごいシャープでカッコいいですね。すごいのが同じ内容でオリジナルフォントを設定している点。ユニフォームはリーグ統一になっていますが、それ以外で目にする事でしょう。日本で一つしか無いオリジナルフォント。
 マスコットは結局可愛い系になりましたね。女性にも可愛がってもらえるのでは。イメージは長崎さんのヴィヴィくんですね。ぜひマスコット総選挙で優勝を狙って欲しいところ。ちなみに今まで頑張ってもらった湯友くんはどうなるのかとちょっと思ってしまう。そして、最近はJクラブで農業参入が増えていますが、群馬さんもですね。
   
【「ザスパファームプロジェクト」実施】
「週末農業スクールを運営する「ハタケアカデミー」様と協同し、クラブ、選手、サポーター、農家が交流しながら農園を共同運営して、季節の野菜を育てる「ザスパファームプロジェクト」を実施することとなりましたので、お知らせいたします。開園にあたり、「ザスパファーマー」を募集いたしますので、サポーターの皆様もぜひご参加ください!
■ザスパファームプロジェクトについて
<概要>
 県内の農地で選手、サポーター、農家が協力し、交流をしながら農園を協同運営するプロジェクトです。月1回程度、農作業をして頂きながら収穫を体験頂きます。(選手は希望選手が不定期に参加いたします。)
<場所>   〒370-3512 高崎市西国分町
<定員>   50名程度
<月額会費> 4,000円(クレジットカードでの決済となります)
<活動期間> 2023.9〜2025.1 ※以降、シーズンに合わせて1年ごとの更新となります。
<特典>
 1.オリジナルTシャツ プレゼント(1枚/人)→これを着て農業体験しましょう!
 2.畑での農業体験(収穫期・月1回)→別途、参加費でご家族・ご友人の参加も可能です!
 3.とれたて野菜のシェア(収穫期・月1回)
 4.ザスパファーマー限定イベントへの参加    ※収穫期は6、7、8、11、12、1月となります
<特別特典>
 地域共創型コミュニティ「ザスパ共創DAO」トークンホルダーの方はさらに下記の特典を受けられます。
 1.選手との交流イベントへの参加
 2.会員費、グッズ等の料金割引
 3.ザスパ共創DAOのトークルームにて、ザスパファーム運営により深く参画
 例・・・作付けしたい野菜、参加してほしい選手・野菜の加工品について、オリジナルグッズのアイテム・デザイン策定、などのアイデアを募集予定です。」
引用:J2群馬公式HP
ザスパファーム会員募集WEBサイト:https://thespafarm.square.site/

 専用サイトを観てみました。「皆さんが育てた野菜を選手が食べることで、『食』の部分でも選手をサポートできます」「選手、ファン、農家が協力して専用農園で野菜を作り、全国のご家庭に向けて新鮮な旬野菜をお届けします!」とありますね。販売もありますが、選手の食事にも供給されるようで、農作業のモチベーションも上がりますね。
 他のクラブは、ニンニクや桃などある程度特定して栽培されていますが。群馬さんでは栽培予定の野菜一例を見ると、四季を通じて日常的な野菜が並んでいました。いいですね。群馬県民だったら申し込んでいたな。

 という事で群馬さんの取り組みでした。さぁ明日からJ2再開。あと4試合。9位の地元岡山と10位の群馬さんはプレーオフ圏内を狙うライバル同士ですね。その勝ち点差も1点か。残り4試合、岡山はどちらかと言えば下位のチームとの対戦ですが、群馬さんは上位勢になるのかな。岡山も群馬さんに抜かれないように頑張らないといけませんね。
J2群馬関連⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20191228
  〃   ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171211    
  〃   ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171113
  〃   ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140427
  〃   ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130413
  〃   ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130207
  〃   ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100311
  〃   ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090520
  〃   ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051022
  〃   ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051020 
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Jリーグの話題219

2023-10-20 00:01:41 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 昨日、Jリーグ実行委員会が開催され、秋春制についてJリーグ事務局として賛成の意向を表明したようです。このタイミングに合わせて、今まで溜まっていた情報を一気にリスペクトしたいと思います。結構ボリュームが多くなったので、当ブログのコメントはなるべく短く(結局は長くなりますが)、なるべく情報を多く提供したいと思います。
     
【「8月開幕」推進表明 J実行委、年内決定目指す】
「Jリーグは18日、J1、J2、J3の全60クラブの代表者が集まる実行委員会で、開幕時期を現行の2月から8月に変えるシーズン移行について推進していく立場を表明した。」
「今後もクラブと議論を続けて移行に伴う課題を整理し、年内の理事会での決定を目指す。最短で2026年夏に移行する。Jリーグはこの日までは賛否の姿勢を示さず、中立の立場で議論に臨んでいた。リーグ側は移行によって酷暑下の試合数が減って選手のパフォーマンスが向上する点や、欧州とシーズンが一致することで移籍金の増加が見込める点を重視。」
「Jリーグは今月前半にJ1、J2、J3の各クラブと意見交換の場を設け、それぞれの意向を確認。関係者によると、反対を表明したのは少数だった。」

 

Jリーグ、シーズン移行推進表明 8月開幕へ、年内の決定目指す:山陽新聞デジタル|さんデジ

 Jリーグは18日、J1、J2、J3の全60クラブの代表者が集まる実行委員会で、開幕時期を現行の2月から8月に変えるシーズン移行について推進していく立場を表明し...

山陽新聞デジタル|さんデジ

 

【Jリーグが「秋春制」移行の意向、クラブ側に示す 年内判断へ】
「Jリーグは1993年の開幕から『春秋制』を導入してきたが、00年に『ネクスト10プロジェクト』と題して会合を開くなど、欧州と同じ『秋春制』への移行の是非について断続的に議論してきた。『秋春制』は選手の移籍や日本代表の活動が円滑になるなどの利点がある一方、降雪地のクラブが冬でも練習や試合をするために必要な施設やその費用、学校の卒業時期とのずれなどの課題が指摘されてきた。」
「アジアのクラブ王者を決めるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の23年からの9月開幕移行を受けて議論が再開され、従来の利点や課題などのほか、猛暑が続く夏場におけるプレーの質の低下などについてもデータを踏まえて議論してきた。Jリーグは10月上旬にはJ1~J3の全60クラブから意見を聴取。一部のクラブは反対を表明しているが、リーグ関係者によると、リーグの意向に賛同するクラブもあるという。」

 

Jリーグが「秋春制」移行の意向、クラブ側に示す 年内判断へ | 毎日新聞

 サッカーのJリーグは18日、東京都内で各クラブ代表者による実行委員会を開き、リーグ戦の開幕時期を現在の2月から8月ごろに移すことに賛成する考えをクラブ側に示した。こ...

毎日新聞

 

【Jリーグ、秋春制シーズン移行へ「ポジティブに考えていることを(60クラブ代表者に)伝えた」】
「現状では、分科会でも移行に前向きなクラブや反対を表明しているクラブなどさまざまな意見がある。その中で、いまだ降雪地域のクラブへの対応や、通常年度と異なるスケジュールによって生じるスタジアム確保や新加入選手への対応などの課題は残されたまま。
 これまでのフラットな姿勢から、シーズン移行へ前向きな姿勢を示し、窪田執行役員は『すべてのクラブの合意を得られるような課題解決の提案をさせていただくことに、まずは全力を尽くしていきたい』と話した。」

 

Jリーグ、秋春制シーズン移行へ「ポジティブに考えていることを(60クラブ代表者に)伝えた」/デイリースポーツ online

Jリーグは18日、都内で実行委員会を開催し、秋春制へのシーズン移行について議論し、Jリーグの事務局としてシーズン移行を前向きに進めて行く意向を各クラブ代表者に伝...

デイリースポーツ online

 

 Jリーグは今までフラットな姿勢をキープとありますが、これも何か違和感がある。もっと反対して欲しかったような見方もできます。だから18日の委員会ではっきりしろと言われたのかもしれません。すべてのクラブの合意を得られるような課題解決の提案をするとあります。全クラブの合意ありきのスタンスならば、12月の理事会で強引に多数決を取るような暴挙を行わないようにも見えます。
 他にもこのスポニチの記事では「8月は猛暑で顕著なパフォーマンス低下がデータで示されており、9月開幕を推す意見もあったというが、お盆や夏休みで多くの集客が見込めることから、開幕時期については全クラブが8月で同意しているという。」とあります。東スポWEBでは、「ファンやサポーターの間で賛否両論が沸騰している。推進を支持する声が続々と上がる一方で、反対の声も根強い。」「Jリーグが秋春制になると、確実に観客動員数が減る。日本の厳しい冬で約2時間も観戦する人はそう多くない。バスケやバレーは室内競技だから良いけど、ラグビーは6000人が平均らしい。Jリーグもそうなるかも。」としています。そんな中で、反対する降雪地クラブを代表して、新潟の中野社長がはっきり意見を表明してくれました。一番説得力がありますね。
   
【J1新潟社長「地域密着クラブにとって屈辱」 秋春制に反対】
「J1新潟の中野幸夫社長は、一貫してシーズン制の『秋春制』への移行に反対している。毎日新聞の10月12日の取材に『移行するメリットを感じられない。今まで約30年、ここまで発展してきたことに自信を持って、ここをベースにさらなるステップアップを考えるべきだ』と語る。
 8月ごろに開幕し、冬場は降雪を考慮して中断期間を設ける案に『この日程ではシーズン移行には賛成しかねるというのが降雪地域の立場、意見。(雪が)降らないところでは我々の生活を理解できない』と述べた。『暑さ対策』も課題だとし『8月からシーズンが始まるなら6、7月から練習しなければならない。選手保護というが、言っていることが矛盾している』と指摘する。
 また、スタジアムがクラブ専用ではない場合、他の利用者との日程調整が難しくなるとし、『地域密着を掲げるクラブにとって、他の団体に迷惑をかける立場になることは、屈辱以外の何ものでもない』と語った。」

 

J1新潟社長「地域密着クラブにとって屈辱」 秋春制に反対 | 毎日新聞

 J1新潟の中野幸夫社長は、一貫してシーズン制の「秋春制」への移行に反対している。毎日新聞の10月12日の取材に「移行するメリットを感じられない。今まで約30年、ここま...

毎日新聞

 

 「8月からシーズンが始まるなら6、7月から練習しなければならない。選手保護というが、言っていることが矛盾している」と。まさにその通り。秋春制ではなく夏夏制です。夏休みシーズンを狙う目的。それって選手ファーストが逸脱しており、前にも言ったとおり理論崩壊しています。あと、新潟さんは秋春制になれば、ビッグスワン以外にスタジアムを利用せざるを得ないという事なのかな。地域の他団体に迷惑をかける事が屈辱と。同情します。また、少し前にJリーグ側が慎重になっていると書かれたコラムも目にしています。

    
【シーズン移行の会見を取材「かなり慎重になっている」印象だった/六川亨の日本サッカーの歩み】

「Jリーグは9月26日に理事会を開催し、終了後に『シーズン移行』と『2024シーズンのクラブライセンス交付』についての記者会見を実施した。
 『シーズン移行』に関しては、特に進展したことはなかった。これまで報道されてきた通り、ACLが“春秋制”から“秋春制”に移行したことと、クラブW杯が32チームと参加チーム増で4年に1回の大会に拡大されたことが『シーズン移行』を検討するきっかけとなったことが報告された。」
「懸案事項――『ステークホルダーとの年度の異なり』、『降雪地域への対応』、『移行期の対応』、『寒い中での試合数の増加』といった重要課題については手つかずのままで、『シーズン移行で発生する費用、降雪地域への対応などは項目の整理がまだ終わっていない』(樋口順也フットボール本部長)のが現状である。
 野々村芳和チェアマンも『移行は難しい問題』と認めつつ、『(移行するかどうかで)感情的になることはなくなってきている。いい対話はできている。シーズンを変えるのが主目的ではなく、日本にとって何がいいのか。日本のサッカーを成長させるための土壌はできてきているので、みんなで目指す方向を見つけたい』とシーズン移行に含みを持たせた。
 今後は『クラブの話を聞きながらシミュレーションしたい。実行委員にはクラブの考えを聞きたい』とも樋口フットボール本部長は話していた。シーズン移行に関して、『かなり慎重に精査しようとしているな』という印象を受けた記者会見でもあった。」

 

シーズン移行の会見を取材「かなり慎重になっている」印象だった/六川亨の日本サッカーの歩み - 超ワールドサッカー!

超ワールドサッカー!

 

 重要課題は手つかず。確かにどの報道もこの課題部分は紹介のみで、解決内容は全く報道されていません。先日の記者会見を聴かれて、慎重に精査している印象を持たれたようです。それを受けての昨日の実行委員会。慎重も前向きなのか、後ろ向きなのかという事になり、はっきりしろと言われて前向きのスタンスを示したようですが、脳裏によみがえるのは「2ステージ制騒動」。今回も同じ匂いがしますね。仮に導入されてもファン・サポーター不在のまま進められているので、結局数値も頭打ちから落ち込む事になり、あの時と同様に撤回されるのではないでしょうか。

 今回、一番早い報道は日刊スポーツでした。ここはいつも早さを誇っているようですが、過去の報道を見ると観測気球的なものも多いかもしれません。なので、最初に報道を目にした時に、「待て待て、もう少し様子を見た方がいい」と思いました。秋春制について、確かにかなりポジティブな内容でしたね。
 その他、今までに秋春制でキープしていた情報を一気に並べます。気づきがあるものもあれば、少し情報が遅いものもあると思います。また、降雪地クラブではファン・サポーター向けにタウンミーティングを開催しており、これはいい事だと思います。似たような事象で過去に2ステージ制騒動がありましたが、その時はファン・サポーター不在だったので、今回は大いなる進歩だと思います。が、よく調べたらJリーグ側がクラブに対して、ヒアリングを依頼しているという話も聞いております。それでも大いなる進歩だと思います。

 先日YouTubeを観ていたら、Jリーグで秋春制に関する動画が2つ配信されていました。面白いのが、現在と全く同じスケジュールのままで秋春制にするような案もあるとか。それってもはや秋春制にする意味が無く、体をなしていないのでは。Jリーグ側が制作した動画ですが、これはこれで気づきもあり、面白かったのでぜひ観てください。
Jリーグ公式チャンネル「シーズン移行議論とは(前編)」:https://www.youtube.com/watch?v=s1gRHKxU5-c&t=3s
  〃                   (後編)」:https://www.youtube.com/watch?v=E5hFED5zPYk

 今回はちょっとまとまりが無い記事になりましたね。それくらい情報が多く、奥行きも深いのです。Jリーグ側からファン・サポーターの声を拾うようにと指示が出ているようで、降雪地クラブでサポカンが行われており、またクラブとしての意見を表明しています。が、まだ今一つはっきり伝わってきませんね。

【降雪地クラブの動向】
J1札幌:https://www.nikkansports.com/soccer/news/202308120001155.html
 サポーターとの意見交換会:三上GMは屋内練習場が整備されるなど降雪地域にとってのデメリットが軽減されることで、条件付き賛成。
J1新潟:https://www.fnn.jp/articles/-/571541
 サポーターカンファレンス:クラブが反対だということを聞いてほっとした。私たちにできることが何かあれば」と参加したサポーターの多くが賛同した。
J2山形:https://football-tribe.com/japan/2023/07/19/275970/
 「シーズン移行検討意見交換会」の議事録を公表。練習環境で比較し、天然芝のピッチを提供するクラブに移籍する選手が増える可能性があります。
J3富山:アドレス
 強化部長、監督・コーチングスタッフと議論を行ったが、概ね上述内容に即したものであった。「提案どおりのウィンターブレークを前提に、(秋春制を)やれと言われれば、やる」というスタンス。
J3松本&長野:https://news.yahoo.co.jp/articles/3eb92ae5b0d760e62072dd524959e9fc4c4d51cb
 県内2クラブは大きな影響を受ける。サポーターからも反対の声が目立つ。
J3八戸:https://vanraure.net/archives/696546
 シーズン移行意見交換会を10/23に開催

 という感じでした。共通して言えるのが、やはりファン・サポーター不在の論議である事。各クラブもサポカンをやっていますが、その声がどこまでJリーグと世間に伝わっているのか。当ブログの持論はJリーグ直轄でサポカンを実施する事。確か、野々村チェアマンになってからJリーグの職員が各クラブに出向く事が増えているはず。各県でJリーグ直営のサポカンをやり、きちんとレポートすべきです。クラブ任せで逃げてはいけません。2ステージ制騒動と同じ道を歩むだけです。当ブログもACLが秋春制に変わった時に一瞬、これで秋春制になるかもと思いましたが、未だに課題が放置され、ファン・サポーターが納得していないものに賛同する訳にはいかないですね。
秋春制関連⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230627
  〃  ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230604
  〃  ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230527
  〃  ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230419
  〃  ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230415
  〃  ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220812
  〃  ⑥https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171220
  〃  ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170922
  〃  ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170715
  〃  ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170216
  〃  ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140713
  〃  ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130614
#がんばろう日本

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地域に溶け込む川崎フロンターレ115

2023-10-19 00:01:52 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 当ブログで最も付加価値が最も高いと評価しているJ1川崎さん。Jリーグシャレンの生みの親でもあり、昔からJリーグの優等生として光輝いています。やっぱ社会貢献は全く色あせていないなぁと思わせる事例がまた先日ありました。フロンターレはやっぱすごいわ、全Jクラブがフロンターレ化したら、世界一付加価値の高いサッカーリーグになるよとまた思ってしまいました。
   
【選手会主催「等々力緑地清掃活動 Supported by ヨネヤマ」】
「川崎フロンターレ選手会では、10月14日(土)に等々力緑地の清掃活動や緑化・美化活動を実施いたしますので、お知らせいたします。日頃からお世話になっている等々力陸上競技場や等々力緑地を、選手たちと共に感謝の気持ちを込めて一緒にキレイにしましょう!!
日 時 10月14日(土)9:40~11:30
  ※雨天時は当日 9:00 頃を目安に開催有無を決定し、川崎フロンターレ公式X(旧Twitter)にてお知らせいたします。
主 催 川崎フロンターレ選手会
共催・協力 ㈱ヨネヤマ 川崎とどろきパーク㈱ 等々力町内会 公社)日本女子プロサッカーリーグ
集合場所  等々力緑地内 野球場前広場
参加選手  トップチーム全選手
  ※代表選出、ケガ、当日の体調によって一部不参加となる可能性があります。
ゲスト:WEリーグコミュニティオーガナイザー 海堀あゆみ(予定) ※2011 FIFA女子ワールドカップ 優勝メンバー
内容・スケジュール
 9:40    受付開始  
 10:00   開会式  
 10:05~10:55    複数班に分かれて清掃活動・緑化・美化活動
    ①等々力緑地清掃活動  ②ふるさとの森緑化活動(草むしり)
 11:00   閉会式
持ち物 ・軍手 ・タオル ・飲み物
  ※当日は屋外での活動となりますので、各自水分補給用の飲料等のご準備をしっかりとお願いします。
服 装
 ◇フロンターレに関連するユニフォーム・Tシャツを着用してのご参加をお願いします。
  ※虫刺され、擦過傷防止のため長袖・長ズボン必須となりますので、重ね着等で対応をお願いします。
  ※公式サイト https://www.foodware.jp/

 

川崎フロンターレ:10/14 選手会主催「等々力緑地清掃活動 Supported by ヨネヤマ」実施のお知らせ

川崎フロンターレ選手会では、10月14日(土)に等々力緑地の清掃活動や緑化・美化活動を実施いたしますので、お知らせいたします。 日頃からお世話になっている等々力陸上...

川崎フロンターレ オフィシャルWEBサイト

 

   
 この取り組みは実は昔からスポーツチームで広く実施されている一般的な地域貢献活動で、J2岡山でも中国リーグ時代だったか、花火大会の後の旭川河川敷の清掃活動を選手参加でやっていました(それ以降は活動見られず)。それを一大地域イベントとして盛り上げました。
 川崎さんが素晴らしいのが選手会主催である点、参加選手が「トップチーム全選手」としている点、WEリーグも共催している点(川崎さんに女子チーム無し)ですね。フロンターレに関連するユニフォーム・Tシャツを着用しての参加をお願いしているのも素晴らしい。コロナ禍の影響も無くなり、選手が参加しやすくなった事もあって、素晴らしい地域イベントになりましたね。
 いつも「フロンターレ日記」でしっかり活動内容をリスペクトするのですが、まだタイミングが早いのかアップされていなかったですね。いろいろ見ていると、武蔵小杉地域を紹介するブログにしっかり載ってます。
   
【川崎フロンターレ選手会「等々力緑地清掃活動」開催、ごみ拾い&草むしりでサポーターと交流し笑顔(抜粋)】
 今週末は試合がなく、選手らもリラックスした表情です。エリア別にグループを作って活動しました。ごみ拾いが3グループ、草むしりが1グループです。清掃活動はサインはNGですが、記念撮影はOKです。
 草むしりグループはひたすら草を刈っていきます。等々力緑地はごみはそこまで多くない一方、むしる草は無限にあります。最後は選手らの私物を抽選でプレゼント。今回の参加者には、抽選で選手らの私物がプレゼントされました。選手ひとりひとりから手渡しです。この時にも短時間ながら会話もできて、当選した方も嬉しそうでした。
 WEリーグコミュニティオーガナイザーの海堀さんと、元WEリーグ選手で現在フロンタウン生田のスタッフをされている牛久保さんがPRをされました。

 

川崎フロンターレ選手会「等々力緑地清掃活動」開催、ごみ拾い&草むしりでサポーターと交流し笑顔|川崎フロンターレ|武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

 

 この日の夕方に等々力陸上競技場でWEリーグカップ 決勝の広島対新潟の試合が開催されました。そのため、なでしこジャパンの黄金時代のGKの海堀さんと、選手OBでフロンタウンスタッフの牛久保さんがWEリーグのPRをされたようです。疲れで帰宅された人も多かったと思いますが、タイミングバッチリでしたね。

 あと、実は川崎さんには「多摩川エコラシコ」という立派な歴史のある地域貢献活動があります。2008年から川崎フロンターレ選手会が社会貢献活動として、サポーターらとともに多摩川の清掃活動を実施。2009年からはF東さんの選手会も加わり、選手だけではなく東京ドロンパやF東さんのサポーターも参加して多摩川の両岸で清掃活動を行ったようです。今回の活動はそこからの流れで、多摩川から等々力緑地へ会場を替えて実現したようですね。
 話は変わり、先日ビックリするニュースが流れました。当ブログでもかなり評価の高いJクラブ人材である、天野部長が退社されたという残念なニュースを知りました。天野さんといえば、今までの川崎さんのイベント力を中心にプロモーション面を中心にクラブを引っ張ってきた方。驚きですが、次はどうされるのかとすごく気になります。Jリーグに入られたらいいのにとも思います。
      
【J1川崎、天野春果部長が退団発表。功労者の大量退職にサポ団体抗議も】
「川崎フロンターレの天野春果プロモーション部・部長が、今季限りでの退団を表明。クラブに「地域密着」を文化を定着させた功労者のSNS投稿に、ファン・サポーターから驚きの声が上がっている。
 天野氏はアメリカのワシントン州立大でスポーツマネジメントを学び、1996年のアトランタ五輪にボランティアで参加。帰国後は複数のサッカークラブから不採用を告げられながらも、1997年に川崎フロンターレの前身である富士通川崎フットボールに採用された。
 そして2000年代はじめに日韓W杯の運営で出向。川崎に復職後、プロモーション部の部長に就任し、地域密着イベントなど画期的な企画を相次いで実施。ファン・サポーターから絶大な支持を得る中、2021年の東京五輪でも大会組織委員会に出向していた。」
「シーズン途中での報告ですが、今季終了をもってフロンターレを退職することになりました。どのJクラブにも入社を断られた僕を初のプロパー職員として採用してくれたクラブ、そしてサポーターには感謝しかないです。残り3ヶ月、川崎27年間集大成。噛み締めて活動します!」
「なお川崎のサポーター団体『川崎華族』は今年4月、YBCルヴァンカップの浦和レッズ戦後に「地域密着は後回し。功労者は次々と辞めていく。吉田、富士通体制の事業方針はこのままでいいのか?」、「PwCさん、地域から愛されるフロンターレへ導いてください」、「どんな時も俺達は鬼木フロンターレを後押しし続ける」と書かれた横断幕を掲出。地域密着を軽視していると、現体制に抗議した。」

 

J1川崎、天野春果部長が退団発表。功労者の大量退職にサポ団体抗議も | Football Tribe Japan

 川崎フロンターレの天野春果プロモーション部・部長が、今季限りでの退団を表明。クラブに「地域密着」を文化を定着させた功労者のSNS投稿に、ファン・サポーターから驚き...

Football Tribe Japan

 

 当ブログでも4月の記事でサポーター抗議の情報はリスペクトしています。この時はまだ天野さんの名前は出ていなかっただけに、当ブログもショックが大きいですね。天野さんはまさにクラブに「地域密着」文化を定着させた功労者でした。日韓W杯と東京五輪で出向されていたので、五輪からクラブに復帰されてまだ間がないのでは。今年4月にサポーターが掲出したダンマクの「功労者が次々と辞めていく。吉田(社長)、富士通体制の事業方針はこのままでいいのか?」という部分が気になります。地域密着を軽視していると、現体制に抗議したとありますが、今回の清掃活動を見るとわかりにくいのですが、もっと深い部分なのかな。
J1川崎天野部長公式ツイッター該当記事:https://twitter.com/amaharu417/status/1708285886771965960
J1川崎関連:12312212112011911811711611511411311211111010910810710610510410310210110099989796959493929190898887868584838281807978777675747372717069686766656463626160595857565554535251
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レッズランドについて7

2023-10-15 00:01:17 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 かなり前からキープしていたリスペクト記事になります。何と2020年10月という事で、ちょうど3年前になり、コロナ禍真っ只中の時期か。その1年前に来た台風19号ですが、多大な被害を出しています。プロスポーツの興行も多く中止・延期になっています。当ブログでも記事にしており、浦和さんの他に湘南さん、長野さんも練習場が水没しています。TEAM AS ONE募金活動も行われており、この記事によると、栃木さんは選手による災害ボランティアに参加されており、この記事によると、山雅さんは災害ボランティア参加者を募集して参加しています。
   
 当ブログで馴染みの深い(現地も訪問)レッズランドが水没したと聞き、心を痛めましたが、その1年後にこの大住さんのコラムを読んで、絶対にリスペクト記事にしようと思っていました。ただ、ボリュームが大きい事、コロナ禍に突入した事で、こんなに遅くなってしまいました。という事で、長い記事になりますが、レッズランドのドラマをリスペクトしてください。

【「レッズランド再生秘話」台風被災からの復興(1)「埼玉スタジアム3個分」が完全に水没】
「昨年10月に日本列島を襲った台風19号は多くの人々の生活に深い爪痕を残した。荒川の河川敷に広がる浦和レッズの総合スポーツ施設、レッズランドもゴールポストをはるかに超えるほどに冠水し、水が引いた後も、埼玉スタジアム3個分の広大な敷地を汚泥が覆いつくしていた。」

 

「レッズランド再生秘話」台風被災からの復興(1)「埼玉スタジアム3個分」が完全に水没 | 概要 | Jリーグ・国内 | 批評 | サッカー批評Web

昨年10月に日本列島を襲った台風19号は多くの人々の生活に深い爪痕を残した。荒川の河川敷に広がる浦…

サッカー批評Web

 

    
【「レッズランド再生秘話」台風被災からの復興(2)「浦和レッズだけにしかない施設は、絶対になくさない」】

〔レッズランド終焉か、訪れた深刻な危機〕
「レッズランドが誕生して15年。荒川の支流である鴨川の氾濫を防ぐために河川敷に水を入れ、レッズランドが1メートルほど『冠水』したことが4回あった。そのときには水はすぐに引き、実害は大きくはなかった。しかし今回、水はピッチレベルから5~6メートルの高さに達していた。『冠水』ではなく、『水没』だった。復興には相当な時間と費用がかかると、容易に想像できた。」
「『レッズランドが浦和レッズのお荷物になっている』という話が以前からあった。『レッズランドがあることで、チームを強化する資金が圧迫されている』と不満をもらす人もいた。そうしたなかで、未曾有の水害を機に、レッズランドを閉鎖するという話も出るのではないかと、私は考えていた。」
〔復興をきめた浦和レッズの強い意思〕
「レッズランドの代表理事でもある浦和レッズの立花洋一代表は迷わなかった。『やめるわけにはいかない』と、即座に復旧を決めたのだ。『Jリーグ百年構想を具現化し、地域の人びとのスポーツ生活に寄与する、浦和レッズだけにしかない施設は、絶対になくさない』と、立花代表は断言した。
 国土交通省に復旧計画を出すにあたって、まずは復旧にいくらかかるか、見とおしを立てなければならない。そしてその資金をなんとか調達しなければならない。工事会社から届いた見積書を積み上げると、『1億5000万円』に及んだ。基金が1億5000万円、毎年の事業規模が2億円から2億5000万円のレッズランドには過大な額だった。
 浦和レッズの出資企業の中核をなす三菱重工業のバックアップもあった。1億5000万円に加えて日常の運転資金や将来対策を含め5000万円、計2億円の『基金積み増し』を求めたレッズランドに対し、三菱重工が理解を示し、2億円の積み増しが決まった。『復旧』のための資金のめどはついた。レッズランドの基金は3億5000万円となり、『親会社』である浦和レッズ(資本金2億7280万円)を超えることになった。
〔堆積する泥が3000トン〕
「水深は、翌日には1メートルほどまで下がり、数日でほぼ全部引いた。残ったのは、厚く堆積した泥と、植物の残骸など流れ込んだ膨大な量のゴミだった。レッズランドを5~6メートルの深さで覆った水が残した泥は、1立方メートルで1.6トン、総量は2000立方メートル、3000トンを超えた。それがほぼそのまま、レッズランドの表面に残されたのだ。
 10月18日に立花代表理事を本部長とする復旧対策本部の第1回会議が開かれ、被害状況が報告されて作業方針を決めた。レッズランドは、変電設備が使用できなくなっており、場内の散水などに使用する井戸ポンプも修理の必要があった。電気も水も使えない状況だった。
 10月下旬、作業はまず井戸の修理から始まった。この井戸は、レッズランドの敷地を含むこのあたりの農家が共同で設立した組合の所有物だったが、レッズランドでは天然芝にまく水などをすべてこれに頼っていた。飲むことはできないが、レッズランドの重要な『生命線』だった。そして運動施設の上に厚く積もった汚泥を除去するには、この井戸水が不可欠だった。
 作業は人工芝から始まった。汚泥の深さは8センチにも達していた。すでに固まっていたところに水を撒くと、瞬く間にどろどろの状態に戻る。それを小型のパワーショベルで掻き集め、トラックで運び出す。その泥は、レッズランドの入り口のすぐ横にあるクレーテニスコートに隣接する駐車場に積み上げた。高さ1メートル、幅10メートルで横に伸ばしていけば、何立方メートルであるかがすぐに計算でき、最終的にここから再度トラックで運び出して処分するときに必要なトラックの台数が計算できる。」

 

「レッズランド再生秘話」台風被災からの復興(2)「浦和レッズだけにしかない施設は、絶対になくさない」 | 概要 | Jリーグ・国内 | 批評 | サッカー批評Web

※第1回はこちらから昨年10月に日本列島を襲った台風19号は多くの人々の生活に深い爪痕を残した。荒…

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 埼スタ3個分の汚泥が溜まったというのはすごい量ですね。「浦和レッズのお荷物になっている」という声もすごく気になる所でしょうが、それはJリーグの根幹の百年構想に反する価値観であり、レッズランドを否定する事はJリーグそのもののを否定する事だと思います。復旧を即断された立花さんは去年まで社長に就かれていたようですね。
 復旧工事費用が1.5億円、合わせて2億円の資金の積み増しについて、親企業であるJ1浦和の主要出資企業が理解を示し、親企業の資本金を超える基金(3.5億円)が集まったという事で、その支援パワーのすごさに圧倒されました。
 当ブログも真備の災害ボランティアに1年間行っているので、何となくわかりますが、まずは汚泥をどうするかですね。その次が建物等にこびりついた泥をどう取るかですか。
   
【「レッズランド再生秘話」台風被災からの復興(3)人びとを元気づけた一杯のコーヒーと「レッズランドのチーム」快進撃】
〔義援金やさまざまな支援の手が〕
「11月からは、浦和レッズの後援会が埼スタで行われるホームゲームでレッズランド復旧のための義援金活動を展開、シーズン終了までに3試合合計で290万円近くを集めた。後援会はその後も指定口座への振り込みによる義援金募集も続け、最終的には約800万円をレッズランドに贈った。
 レッズランドでの練習からプロになったアカデミー出身選手たちも動いた。浦和レッズのDFとして活躍する宇賀神友弥選手が中心になり、『きみのてと呼ばれる支援プロジェクトが12月3日にスタート、『クラウドファンディング』方式で募金を募ったところ、初日だけで300万円を突破した。プロジェクトには、いまは他のクラブで活躍するレッズ・ユース出身選手だけでなく、ユース出身ではないトップチーム選手も賛同、最終的に500万円をレッズランドに贈った。
 浦和レッズのファン、サポーターからは、被災直後から『何かお手伝いできることはないか』『ボランティアで作業に行きたい』という声がひっきりなしに寄せられていた。しかし汚泥、汚水が大量に残っている時点では衛生状態が悪化していることも懸念され、すべて断ってきた。だがJリーグのシーズンが終了した翌週の日曜、12月15日に初めてボランティア作業を行った。午前と午後に分け、各50人を募集したが、午前63人、午後39人と、予定を上回る人が参加した。汚水に汚れたままだった10組、20脚のサッカーゴールも、このときにボランティアが井戸の近くの駐車場まで運んで洗い、真っ白な状態に戻してくれた。
〔「レッズランドのチーム」が快進撃〕
「復旧作業に手応えが感じられるようになったのは、12月を迎えたころだった。人工芝がきれいな緑を取り戻したことで、レッズランドの『風景』は見違えるようになり、それがスタッフや作業員たちの心に力を与えた。
 さらに勇気づけてくれたのは、浦和レッズレディースの皇后杯(JFA全日本女子選手権)での快進撃だった。11月2日に終了したなでしこリーグを2位の好成績で終えたレディースは、『レッズランドのチーム』と言える存在だった。(皇后杯で準優勝)」

 

「レッズランド再生秘話」台風被災からの復興(3)人びとを元気づけた一杯のコーヒーと「レッズランドのチーム」快進撃 | 概要 | Jリーグ・国内 | 批評 | サッカー批評Web

※第2回はこちらから昨年10月に日本列島を襲った台風19号は多くの人々の生活に深い爪痕を残した。荒…

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 クラブの後援会が支援金を集めたそうですね。これだから「後援会」は要るのです。オフィシャルファンクラブではできない行動。無いところはどうして作ろうとしないのか理解できません。宇賀神選手のクラファンもいいですね。選手で500万円寄付したというのもすごい話だ。そしてファン・サポーターの力ですね。資金面というよりはボランティアでの活動面で大いに貢献されています。そういったものもすべて集約できるのが後援会なのだと思います。レッズレディースの活躍もうれしいところ。猶本選手もこうした思いを抱きながら、頑張って代表につながっていったのかな。
   
【「レッズランド再生秘話」台風被災からの復興(4)「あのときのお礼にさ、何か手伝えることないかな?」】
〔サポーターたちからの申し出〕
「この『復旧期間」で、松本さんには忘れられないことがある。ことし3月中旬、浦和レッズのサポーターが自主的にボランティアを申し出、残っていた作業の一端を担ってくれたことだ。」
「「あのときのお礼にさ、何か手伝えることないかな?」
 新型コロナウイルスによる営業停止期間であることで、松本さんは受けていいのか悩んだ。しかしこのころの松本さんは、施設のいちばん西にあるデイキャンプエリアとアグリフィールドの外側の『外周道路』にたまったままの土砂をどうするか、悩んでいた。グラウンドの復旧に比べ優先順位は低いが、どうするか、頭を離れたことはなかった。悩んだ末に、『屋外の作業だし、せっかくの厚意を受け止めなければならない』と、申し出を受けることにした。」

 

「レッズランド再生秘話」台風被災からの復興(4)「あのときのお礼にさ、何か手伝えることないかな?」 | 概要 | Jリーグ・国内 | 批評 | サッカー批評Web

※第3回はこちらから昨年10月に日本列島を襲った台風19号は多くの人々の生活に深い爪痕を残した。荒…

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【「レッズランド再生秘話」台風被災からの復興(5)浦和レッズの「ゴール裏」で培われた大きな力】
〔ゴール裏で培われた大きな力〕
「当日集まったのは30人。20代から40代が中心で、なかには6人の女性も混じっていた。作業が始まって、松本さんは前年11月に増す驚きを味わった。的確に仕事が割り振られ、30人が組織的に動いていく。男性顔負けの力仕事をこなす女性もいたが、他の女性たちはフェンスの金網に付着したゴミを落とすなど、体力に適した仕事が与えられた。メンバーはやるべきことを黙々とやり、そして楽しそうだった。
 朝から夕刻まで、彼らは3月の2回の日曜日に集まり、幅3メートルほどの道路を、長さにして100メートル以上、砂や瓦礫を撤去し、道路は通行できるようになった。その合間には、デイキャンプエリアのゴミ拾いもした。デイキャンプエリアには、流れてきたペットボトルなどが木立の間に散らばったままだったのだ。『あそこをきれいにしよう』とみんなが自主的に動き、どんどん片づいていった。浦和レッズの競技運営部からの弁当の差し入れにも、『そんなこと、気をつかわなくていいよ』と、黙々と作業を続けた。」

 

「レッズランド再生秘話」台風被災からの復興(5)浦和レッズの「ゴール裏」で培われた大きな力 | 概要 | Jリーグ・国内 | 批評 | サッカー批評Web

※第4回はこちらから昨年10月に日本列島を襲った台風19号は多くの人々の生活に深い爪痕を残した。荒…

サッカー批評Web

 

 サポーターの力はすごいと思います。復旧ボランティアの中心となり、この中にはクラブボランティア(スチュアード)も多くいた事でしょう。そのスチュアードの所属がやはり後援会か。100m以上の外周道路の砂や瓦礫を撤去されたそうですが、100mというのもすごい数字ですね。女性サポも活躍されたそうですね。
 ちなみに同じ災害が地元で起こったら、もちろん当ブログも災害ボランティアに参加するでしょう。西日本豪雨災害の時に真備へ行ったように。個人的には自分の人生の中で極めて深い、実りある社会経験ができた日だったので。

レッズランド公式HP:http://www.redsland.jp/
J1浦和関連: / / /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /
レッズランド関連⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160125
   〃      ⑥:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100208
   〃      ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100205
   〃      ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080713
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サッカーフリーク集まれ48

2023-10-01 00:01:13 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 昨日、朗報が入りました。思わず、MOMメンバーさんに一斉メールしてしまうくらいにうれしかったです。地上波のサッカー番組がまた増えるのです。FOOT×BRAINが全国ネットに復活してうれしかったですが、続いて土曜日の夜にその日の試合結果と解説がある番組が観れるのです。ちょうど、TBSのスーパーサッカーの時間帯でしたね。地上波では他にラブJもありますが、今節の試合結果までは放送されず、やべスタのように丁寧に1試合1試合解説する番組が欲しいところ。もちろんスポーツニュースがありますが、やっぱ情報量で物足りないところ。テレ東さん、ありがとう。
    
【サッカー応援番組『サタデーナイトJ』が10月7日スタート! テレビ東京で毎週土曜夜11時30分から放送】
「Jリーグは28日、10月7日(土)夜11時30分よりテレビ東京地上波にて、サッカー応援番組『サタデーナイトJ』の放送が開始されることを発表した。
 新たなサッカー応援番組『サタデーナイトJ』は10月7日(土)にスタートし、毎週土曜日の11時30分から0時の30分間の枠で放送される。放送局は、テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送となっている。また、民放公式テレビ配信サービス『TVer』では、放送翌日の日曜日夜9時から最新放送回の無料見逃し配信での視聴が可能だ。
 同番組の内容については、「Jリーグやサッカーに関する様々な情報はもちろん、Jリーグの試合のハイライトを放送し、試合の面白さを解説者の独自の視点と情報を交えて、わかりやすく、深く、新しいサッカーの見方や選手の魅力を伝えていただきます」と発表されている。また、スタジオにはバーチャルプロダクション技術が導入され、近未来のスタジアムをイメージしたセットで、選手のデータや試合の情報を最新のビジュアルイメージで見ることができるという。10月7日(土)より放送開始となるサッカー応援番組『サタデーナイトJ』の概要は以下の通り。
◼︎番組概要
タイトル:『サタデーナイトJ』
放送日時:2023年10月7日(土)スタート 毎週土曜日 夜 11:30~0:00
放送局:テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送
配信:民放公式テレビ配信サービス『TVer』で最新放送回の無料見逃し配信 ※放送翌日の日曜日夜9:00から視聴可能
出演者:中根舞美、中川聡、板垣龍佑(テレビ東京アナウンサー)
ゲスト:独自の視点でJリーグを紐解く多様な解説者陣」

 

サッカー応援番組『サタデーナイトJ』が10月7日スタート! テレビ東京で毎週土曜夜11時30分から放送 | サッカーキング

 Jリーグは28日、10月7日(土)夜11時30分よりテレビ東京地上波にて、サッカー応援番組『サタデーナイトJ』の放送が開始されることを発表した。  新たなサッ···

サッカーキング

 

 毎週土曜日の23:30から30分番組ですか。テレビ東京系列の放送局で流れますが、ちゃんとテレビせとうちさんの名前を確認できました。改めて、岡山にテレビ東京系の放送局があって良かったと思います。もっとも観れなくても、最近ではTVerという手段があるので、全国的に最終的には視聴できる時代にはなっています。
 MCはテレ東さんの3人のアナウンサー陣。FOOT×BRAIN経験者の女子アナではなく、新しく抜擢された方ですね。ゲスト出演者は容易に想像がつきます。そしてJリーグの公式発表。

【サッカー応援番組「サタデーナイトJ」テレビ東京地上波で10月7日(土)23時30分スタート!】
「10月7日(土)夜11時30分よりテレビ東京地上波にて、サッカー応援番組「サタデーナイトJ」の放送が下記の通り開始されますのでお知らせいたします。テレビ東京では、現在も放送中のサッカー番組「FOOT×BRAIN」で、日本サッカーが強くなるためのヒントをあらゆる視点から放送、サッカーの魅力をお伝えいただくとともにJリーグを応援していただいております。」
「スタジオにはバーチャルプロダクション技術(*1)が導入され、近未来のスタジアムをイメージしたセットで、選手のデータや試合の情報を最新のビジュアルイメージでご覧いただけます。毎週土曜日の夜11時30分からは、ぜひテレビ東京地上波で「サタデーナイトJ」をお楽しみください。」

 

サッカー応援番組「サタデーナイトJ」テレビ東京地上波で10月7日(土)23時30分スタート!:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

10月7日(土)夜11時30分よりテレビ東京地上波にて、サッカー応援番組「サタデーナイトJ」の放送が下記の通り開始されま...

Jリーグ.jp(日本プロサッカーリーグ)

 

 野々村チェアマンになってから、とにかく地上波が増えましたね。まずは「ラブ!!Jリーグ」。短いですがお笑いタレントを使って、誰でも親しみやすい内容にしています。そして全国のローカル局に作らせた「KICK OFF」番組。おかげで岡山でも毎週土曜朝はファジと地元サッカー情報がチェックできて良くなりました。そして、最後の砦、毎週の試合結果を解説する地上波番組。かつてはTBSやテレ朝でしたが、今回はテレ東と、地方県によっては放送できないところがあるかもしれませんが、まずは地上波番組ができたのは大きいと思います。

 ちなみにバーチャルプロダクション技術とは、グリーンバックや大型LED(ディスプレイ)に3次元CGなどのバーチャル映像を背景として表示し、これにリアルな人物などの映像を撮影し、合成する映像制作手法だそうです。ようはバーチャル映像が増えるという事で、背景は撮影セットではなく、スタジアムなどのバーチャル映像なのかな。
 一つ気になるのが、FOOT×BRAINの存在。しばらくして打ち切りにならないのでしょうか。時間帯では0:55から30分で、ちょうど直前の時間になりますね。サッカー番組が2つ続けて放送されるのは異色ですが、ぜひこのまま2番組並んで続いて行って欲しいです。さっそく来週の土曜日スタートですね。楽しみ。
テレビ東京「サタデーナイトJ」公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/saturdaynight_j/

 こういうサッカー番組ネタの記事になった場合の恒例行事です。過去のサッカー番組の変遷をおさらいしておきましょう。
   
【かつて放送】
「JリーグAGOGO!!」(テレ朝):1993年4月から1996年9月まで、日曜の昼時間に放送。
 うじきつよし氏と鈴木杏樹さんのMCのイメージが強かったです。同じ時期にJリーグを観始めたので当ブログにとって、Jリーグバブルをともに過ごしてきたイメージですね。ちょうどドーハの悲劇とも一致します。
スーパーサッカー(TBS):1993年10月3日から2021年3月29日まで放送。土曜の深夜に放送。
 2010年にローカル放送になり、岡山で観れなくなりました。最初の頃はビートたけし氏もMCやっていましたね。当ブログの記事では打ち切りについて、やべっちFCでの要因の一つとなった、AFCの日本代表の放映権も遠因かもしれませんとかいろいろ書いていました。この番組の功績は大きかったですね。
 関連記事:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210218
    
サッカーアース(日テレ):2006年4月から2022年3月まで放送。2012年からは不定期放送。金曜もしくは土曜深夜放送。
 クラブW杯の時期のみ放送。かつては日本テレビ系列局でも放送されていましたが、2012年以降は基本的に日本テレビのローカル放送となっていたようです。当ブログにとっては、たまにやっていたクラブW杯向けの番組のイメージでした。
やべっちFC(テレ朝):2002年4月7日から2020年9月27日まで生放送。日曜の深夜放送。
 2020年の最終日ではまだスーパーサッカーは放送されていて、MCの加藤浩次氏から挨拶メッセージが届いていました。この時期にAFCでの日本代表の放映権の高騰問題がありましたね。日本中のサッカープレーヤーやファンにとって、本当に生活に浸透した番組だったと思います。その危機をDAZNが救ってくれました。
 関連記事②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20201004
  〃   :https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200704

 

【現在放送中】
やべっちスタジアム(DAZN):月曜昼時間放送
 関連記事:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20201128
  〃  https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20201202
FOOT×BRAIN(テレ朝)
 リスペクト記事が多すぎて、関連(最初の)記事は追えなかったです。
・旧「チャント!!Jリーグ」(テレ朝)
 関連記事:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211012
ラブ!!Jリーグ(テレ朝):水曜深夜放送(KSB)
 関連記事:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220407
KICK OFF! OKAYAMA(RSK:全国のローカル局):土曜日早朝放送。
 関連記事②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230212
  〃  ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230202

 現在放送中なので、コメントは省略します。という情報でした。サッカー界にとって、地上波番組の有無はかなり重要事項だと思います。やべっちFC、スーパーサッカー(岡山では観れませんでしたが)と立て続けに打ち切りになった2年前の事を思い出すと、復活してくれてうれしい限りですね。個人的にはスパサカの復活(やべっちのように)のイメージで加藤さんにMCをやって欲しいところですが、また新しい顔が登場するのもいいでしょう。あとはFOOT×BRAINがいつまでも続いて欲しいところ。J1からJ3まであるから、やべスタみたいに、J2は話題の試合しかレポは出ないのかな。さぁ来週土曜日の夜、楽しみだ。
#がんばろう日本

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