地域に溶け込む川崎フロンターレ６ 【J特】

　またまたＪ’s Goalを見ていたら、Ｊ１川崎の話題が出ていました。現ヴェルディが川崎から東京へ移転し、入れ替わるように川崎に根を張っていった、いいクラブです。以下、抜粋して紹介。

　Ｊ１川崎では、読書週間に合わせて、川崎市教育委員会と協働してフロンターレの選手やマスコットキャラクターを使用した、川崎市内での読書を通じた豊かなまちづくりのための読書推奨キャンペーン事業「川崎フロンターレと本を読もう!」を実施。
　これは、Ｊ初であるチームマスコットを使用した『紙芝居』の制作、選手によるおはなし会の実施、選手が選んだ推薦本を載せたリーフレットを市内図書館や学校、等々力競技場等で貼付、配布することで、幅広い年齢層へ向けて読書への興味を高め、青少年の健全育成や明るい地域社会への発展及び川崎市内での読書を通じた豊かなまちづくりに寄与するとの事。以下、概要です。
　　　　　　
◇事業名
　「川崎フロンターレと本を読もう!」（※平成21年度川崎市イメージアップ認定事業）

◇主催
　川崎市教育委員会・川崎フロンターレ

◇期間
　2010年10月～2011年2月末

◇事業内容
　①オリジナル紙芝居「フロンタくんとワルンタくん」の制作
　「紙芝居」を川崎市内で普及させるために制作。今後は市内図書館などに寄贈し、市内各所でのイベント時に紙芝居を実施することで、子ども達の健全育成に寄与。絵はイラストレーターの「たかえみちこ」さんが担当。

　②フロンターレ読書推奨リーフレットの配布
　Ｊ１川崎の監督・選手（田坂、黒津、小宮山、矢島、稲本、登里、杉山の８名）が選んだ推薦図書・絵本を掲載したリーフレット「川崎フロンターレと本を読もう!Vol.2」を、市内市立図書館全館、市内小中学校、等々力陸上競技場（10/30磐田戦のみ）等で配布・設置。（全7万部作成）
　
　③フロンターレ推薦図書コーナーの設置
　市内全市立図書館（分館、閲覧所を除く）に特製ディスプレイを設置してリーフレットを配布します。

　④特製しおりの作成、配布
　オリジナルデザインの特製枝折りを市立図書館全館で本を借りた人に配布します。（13万部作成）

　⑤読書啓発ポスターの掲示
　フロンタファミリーをモデルにした読書啓発ポスターを、市内小中学校や公共施設等で掲出します。

　⑥フロンターレ選手による子ども達への絵本おはなし会
　図書館で定期的に行なっている、幼児向けの絵本おはなし会の読み手を選手が実施。子ども達にとって憧れの存在であるプロサッカー選手に本を読んでもらうという得がたい貴重な経験が、更に本への興味を高める効果もある。
　　・参加選手：　後日発表
　　・実施場所：　川崎図書館、高津図書館、多摩図書館、麻生図書館
　　・対象人数：　幼児児童20～30名
　　・内　容　　：　紙芝居、絵本の読み聞かせ、握手、サイン、記念撮影会（参加者のみ）

　⑦10/30（土）磐田戦での「ブックランドTODOROKI2010」の開催
　　・日時：10月30日（土）ジュビロ磐田戦（15:00キックオフ）
　　・場所：等々力競技場前フロンパーク特設スペース　※少雨決行
　　・開催時間：11時30分～14時30分
　　・イベント内容
　　　１）絵本・オリジナル紙芝居のおはなし会
　　　２）選手が選んだ推薦図書本の即売会
　　　３）早いもの勝ち!?リユース図書の無償配布
　　　４）選手推薦本掲載リーフレットの配布

　いつもながら、Ｊ１川崎の活動は素晴らしいですね。通常はサッカーやスポーツで地域振興を図り、地域に根を張りますが（張れていない所も見受けなれますが）、こちらは更に教育文化に根を張っていこうとされています。幼児図書からスポーツ文化を植え付けていくというのはすごいと思います。教育県である岡山も見習うべき所は多いのではないでょうか。
Ｊ１川崎公式ＨＰ該当ページ：http://www.frontale.co.jp/info/2010/1018_14.html
Ｊ１川崎関連⑦：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100908
　　〃　　　　⑥：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100620
　　〃　　　　⑤：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091019
　　〃　　　　④：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091016
　　〃　　　　③：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090823
　　〃　　　　②：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081218
　　〃　　　　①：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061011