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地域に溶け込む川崎フロンターレ26 【J特】

2012-02-18 00:28:44 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 ファジの木村社長が視察に行かれているというJ1川崎の事例です。J's GOALを観ていたら発見しましたが、川崎さんやるなぁと思わせる先進事例です。まあ、ここまではよそのクラブも真似できないでしょうが、選手による社会貢献活動を中心にどこのクラブも頑張って欲しいと思います。以下、抜粋して紹介。
     
 J1川崎では、人形劇団ひとみ座とコラボレーションしてフロンタ、ワルンタ、フーランの人形の人形劇を作り、地域貢献や広報活動に活用されるそうです。J1川崎はひとみ座と協力していくことで、より多くの方に川崎市を拠点として全国的な活躍をしている団体を知ってもらい、さらには川崎市の魅力をアップするPRを双方でしていくことが目的だそうです。

 人形劇団ひとみ座は、川崎市中原区に拠点を構える伝統ある人形劇団で今年は創立64周年。舞台作品の多くは、東京都児童演劇コンクール優秀賞、NHK賞などを受賞。'83年度には神奈川文化賞、川崎市文化賞を同時受賞。子どもを対象にした作品に加えて、「リア王」(俳優座劇場、新国立劇場)などのシェイクスピア作品、安部公房や泉鏡花の戯曲、大人を対象にした人形劇も数多く創り、一方「乙女文楽」などの伝統人形の研究と継承も活動の柱としているとか。
 また、人形劇としては映像・テレビ時代の到来と共に「ひょっこりひょうたん島」「ネコジャラ市の11人」「伊賀の影丸」「笛吹童子」「紅孔雀」といった作品を送り出しています。活動範囲は、日本全域にわたりますが、近年ではアメリカ、カナダ、中国ほか海外にも拡がっているとか。また、20年続いた「かわさき市民プラザ人形劇まつり」をはじめ、地元川崎を中心とした地域との結びついた活動も大事にされています。J1川崎とのコラボで作られる人形劇は次のとおりです。

・活動内容① 図書館利用マナーを教える人形劇
 読書推進事業「川崎フロンターレと本を読もう」の一環で実施している図書館利用マナーを人形劇で製作。この人形劇は市内小学校で選手のお話会等と一緒に実施予定。

実施回数: 年7回(各区1回)
実施場所: 市内小学校
実施日  : 4月~11月

・活動内容② 席詰めPRの人形劇
 
毎ホームゲームで実施している席詰めパフォーマンスに人形劇を使用。席ツメやスタジアムマナーを楽しく伝えつつ、観ている人が劇に参加できる内容や、参加型クイズも実施。また、試合開始30分前にも場内で人形が席詰めパフォーマンスをオーロラビジョンを通してPRします。

実施回数: 毎ホームゲーム17試合(ナビスコカップは除く)
実施場所: フロンパーク内後援会テント横

 この「ひとみ座」は元々地域に根差した活動を心がけておられ、かつては川崎市内の全ての小学校で巡回公演を行い、幼稚園・保育園での公演や職員さんとの人形劇を続け、かわさき市民プラザ人形劇まつりを作り出してきたとか。現在でも井田の拠点での人形劇イベントや、せせらぎ祭りへの協力を続けておられます。こうして見ると、元々地元で地道に学校訪問公演をされていた、こちらの劇団の活動に共感し、一緒に川崎を盛り上げて行こうとタッグを組んだ感じですね。
 それにしても「川崎パワー」はすごいです。Jクラブの中でも群を抜いています。木村社長もJ1川崎の視察で、こういう部分をしっかり吸収され、少しでもJ1川崎に近づく活動を興して欲しいものです。別に選手にサンタルックで病院を回って欲しいとか、岡山市内の銭湯と何かイベントをして欲しいとまでは望みませんが、「これぞJクラブ!」という地域貢献・社会貢献活動をして欲しいものです。今後何かこういう活動が観られたら、「J1川崎の影響を受けたんだなぁ」と感心するし、いっこうに何も出てこなければ、「行っただけなのかな」と思う事でしょう。観客動員数以外でも何かこういう全国的に誇れる良い事例を一つでも多く作って欲しいですね。
人形劇団「ひとみ座」公式HP:http://hitomiza.com/
 同           該当ページ:http://hitomiza.com/news/000160.html
J1川崎公式HP該当ページ:http://www.frontale.co.jp/info/2012/0206_7.html

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