J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化等「岡山からJリーグ百年構想を」。情報リスペクトブログ。

プロヴィンチャとしての誇り8

2023-06-01 00:01:37 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 先日、NHKで「Jリーグと私 30年の物語」という特番が放映されました。一応最初から目を通しましたが、出てくるのは国立での開幕戦シーンとかお決まりのシーンばかり。長い特番でリスペクトできる目新しいものは無いのかなと思っていると、2つありました。その一つが八戸さんのエピソード。八戸さんは正直、当ブログでは登場頻度が少ないクラブでした。最近J3に来たばかりというのもありますが、なかなかいい事例を目に出来なかったため。ニンニク栽培くらいか。そんな中で、八戸さんをじっくりリスペクトできる内容だったので良かったです。
   
【Jリーグと私 30年の物語スペシャル】
 リーグの裾野を広げるために奔走する人達の物語。小さな町に生まれたJ3のチームを支える人達の物語。キーワードは「地域密着」。
 青森県初のJクラブ「ヴァンラーレ八戸」。八戸市など16市町村がホームタウン。発足の背景には地域の深刻な問題があった。それが過疎化。県の転出超過数全国1位。特に若い世代が顕著だ。下平賢吾さん(J3八戸社長)、子ども達のためにサッカーができる場所を作りたいと、クラブを立ち上げた。予算と職員数がJ最少クラス。自ら営業に駆け回る。クラブ創設の2006年、地域では子どもの数が足りず、存続できないチームが出てきている。
   
下平社長(下):子どもたちが(サッカーを)やりたいと言っているのにその環境が無いので何とかしたいという思いがあった
 最初はJリーグ入りなど考えてもいなかった。しかし、子ども達を育成する中で、この地でプロになれる環境を作ってあげたいと思うようになった。2008年、クラブはJリーグ入りを目指すと宣言。しかし、周りの反応は冷たかった。この地域からJリーグに行ける訳がない、スポンサーはほとんど集まらなかった。
下:スポンサーになるメリットとか、伝えられなかったことが多かった。甘かったなと。本当に何をやってもうまくいかなった。
 東北社会人リーグを戦うチームも苦戦が続いた。1年で下平さんはJリーグ入りを辞める決断をする。そんな下平さんを変えた人がいた。6年前に亡くなった高校時代のサッカー部の恩師、飼牛正親さん。すぐにあきらめようとした下平さんを厳しい言葉をかけた。飼牛に問われたのは、自分がどんなクラブを目指すのかという事だった。
     
下:自分たちがどの色で進むべきかはっきりした方がいいんじゃない?と言われた。
下平さんがたどり着いた答えが、徹底して地域のために汗をかくクラブになる事。人手不足で困る地域に選手を派遣した。
下:(地域に)なんでもやる、サッカー以外のこともやると伝えて、にんにくの植え付けをしたりとか、空き家調査とか、そういう困りごとというか地域の課題に一緒に取り組みますよと。
 活動を続けると、協力してくれる企業が現れた。
企業社長:これ、砂拾いに来たときの(サインボール)。(選手と)交流して、いいやつらだなってっていうのがありますけれども。
 選手たちの人柄を通じて、スポンサーが増えていった。
企業社長:すごい八戸のことを思ってくれて、がんばってくれるんじゃないかなと感じますね。そこは私らが応援していかなきゃ。
     

 チームの強化は進み、2018年にJ3昇格を勝ち取った。昨シーズン資金を援助してぅれた企業の数は450にも上った。
下:(スポンサーの)大小にかかわらず、数で支えられているというのは、本当に自分自身誇りに思っています。
 クラブ創設のきっかけになった子ども達の育成。下部組織から2人のJリーガーが誕生した。下平さんは地域のために働くというクラブのように、これからも大切にしていきたいと考えている。
下:もっともっと、この(地域のための)色を濃くしながら、新たなものにチャレンジしていきたい

中田CO:僕らの時って、サッカーをやればいいというのが多少あったのかもしれませんが、やっぱり今は地域密着で地域にどれだけ貢献できるか、地域と一緒にやっていけるか大事になってきている。そういう所を選手にも協力してもらいながら、子ども達に一緒にかかわりながら、一緒になってやっていこうという形ではやってますね。アントラーズも。

 最後の中田COのコメントも良かったですね。鹿島さんももうサッカーだけやって、勝つしかないではなく、地域密着で地域にどれだけ貢献できるか、地域と一矢にやっていけるか大事になっているとあります。まだまだ選手を地域に出したがらないクラブがあれば、見習って欲しいですね。

 いいですね。八戸さんの事がよくわかりました。まさにプロヴィンチャ(地方の小クラブ)にふさわしいクラブです。今まで当ブログでプロヴィンチャといえば甲府さんでしたが、青森県に立派なクラブがありましたね。思えば八戸さんには他のクラブに対して大きなハンディがあると思います。秋春制でも言われている「積雪クラブ」、そして人口の少なさ(青森県:約120万人、八戸市:約22万人)ですか。本当に頑張っておられると思います。

 青森県からJを目指すクラブとしては、古くはアステール青森、今はラインメール青森(JFL)、ブランデュー弘前(地域リーグ)があり、岡山より小さい県なのに結構群雄割拠しています。ちょっとかつての福島県に似ているかな。青森県の地図を見ても面白い、県庁所在地に青森市(人口1位:約27万人)、東の端の八戸市(同2位:22万人)、西部の真ん中に弘前市(同3位:約17万人)と見事に離れています。
 八戸さんの公式HPを見ると、ホームタウンが県東部に寄っています。つまり県民クラブのようで、どうもそうではない様子。青森県面白いですね。
   
 八戸さんの公式HPを見ていると、キーワードは3つありました。
①地域共創パートナー
 資金用途としては、試合運営費、ホームタウン活動サポート、アカデミー支援に充てるようですが、地域貢献パートナーというイメージですね。1口10,000円から20口200,000万円と裾野が広く、手軽にスポンサードを始めやすいと思います。NHKのスポンサー訪問シーンでもこの地域共創パートナーのチラシが映っていました。他にもいわゆる「ご当地選手」の「ホームタウン応援大使」を実施されています。
②SDGs
 公式HPに専用HPがあります。きちんと宣言もされていますね。観ていると、フードドライブやアカデミー育成支援基金の設立、ヴァンラーレサイダー 空き瓶回収キャンペーンなど活発にSDGsの活動をクラブ主催で取り組まれています。
③ヴァンラーレタイム
 ヴァンラーレ八戸のホームタウンであるということを実感し、自分の住む街に対し愛着が更に増すような環境づくり。子供たちに『夢を持ち楽しんで向かうことの大切さ』を伝え、ヴァンラーレ八戸と子どもたちが互いに成長し、それぞれの夢に向かって歩んでいく時間を共有していく活動とあります。
 いわゆる「夢先生」事業のようですが、他にも養護学校サッカー支援、子ども食堂支援など活発にされています。

 やや群雄割拠気味の青森県ですが、上手く地域を盛り上げていって欲しいですね。青森県ではバスケが一つカテゴリが上ですね。青森ワッツが現在B2で戦っています。これからも東北の地から頑張って欲しいと思います。機会があったら「スタミナヴァンたれ」を味わってみたいところ。
J3八戸公式HP:https://vanraure.net/
J3八戸関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20221021
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregiver


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Bリーグについて83

2023-05-31 00:01:03 | バスケ(Bリーグ・代表等)

 リスペクトコラムです。
 先日、B1のファイナルがあり、琉球さんが初優勝を果たしました。おめでとうございます。個人的には旧bjリーグ勢が制覇するのはうれしいです。琉球さんといえば、新アリーナで観客動員が爆増し、今最も盛り上がりを見せるクラブ。相手の千葉Jさんは今季2冠(リーグ戦、天皇杯)で連勝記録を続け、3冠目を狙う競合で、正直千葉Jさんが有利かなと思っていました。今回も地上波で中継があったので、留守録でしたが、観させていただきました。
   
【Bリーグ 琉球ゴールデンキングスが初優勝 ファイナルで連勝】
「バスケットボール男子のBリーグは、チャンピオンシップファイナルの第2戦が行われ、琉球ゴールデンキングスが88対73で勝って、千葉ジェッツに2連勝とし、Bリーグ初優勝を果たしました。」
「(GAME2で)最後までゴール下の強さを発揮した琉球が88対73で千葉に勝ち、チャンピオンシップファイナル2連勝として、Bリーグ初優勝を果たしました。琉球が41%を超える高確率でスリーポイントシュートを決めたのに対し、千葉は28%に抑えられ、琉球のディフェンスを崩せませんでした。」
〔Bリーグ制覇 地元・沖縄のファンにとって“悲願”〕
「Bリーグ7年目のシーズンで、初優勝をつかんだ琉球ゴールデンキングス。リーグ屈指の人気を誇りこれまで西地区を6年連続で制してきたチームにとって、Bリーグ制覇はチームのみならず、地元、沖縄のファンにとって“悲願”でした。」
「頂点まであと一歩届かないもどかしさを抱えるチームの背中を押してくれたのは、長年優勝を待ち望んだファンの存在でした。チャンピオンシップファイナルの第2戦、会場となった横浜アリーナの観客数はリーグ史上最多の1万3657人。このうち、沖縄から駆けつけた人の数は2190人に上りました。」
「53勝7敗と圧倒的な勝率を誇り、リーグ記録となる24連勝を果たすなど今シーズンの千葉は隙のない戦いを見せてきました。その千葉を倒すために琉球が用意したゲームプランは相手の持ち味を消しつつ自分たちの強さを発揮することでした。最も警戒していたのはリーグ最強の得点力を持つ千葉の得点源となるスリーポイントシュートでした。千葉のエース、富樫勇樹選手などスリーポイントを得意とする選手たちを徹底的にマークし、自由にシュートを打たせませんでした。その結果、レギュラーシーズンは成功率35%を誇った千葉のスリーポイントを第1戦は21.6%、第2戦は28.1%に抑え込みました。」
「リーグ最多のリバウンド数が自慢のチームは第1戦で60対51、第2戦も42対32とリバウンドで相手を上回り、試合の主導権を握りました。地元、沖縄の後押しと考え抜かれた戦術によって琉球は“悲願”のBリーグ初制覇を果たしました。」

 

Bリーグ 琉球ゴールデンキングスが初優勝 ファイナルで連勝 | NHK

【NHK】バスケットボール男子のBリーグは、チャンピオンシップファイナルの第2戦が行われ、琉球ゴールデンキングスが88対73で勝っ…

NHKニュース

 

   
 今回、当ブログでは様々な視点からTV観戦させていただきました。まずは「ブースター論」目線。以前から耳にする「ブースターという存在はうちには要らない」という価値感。今回のファイナルでは、場内MCのアナウンスは、得点者のコールだけで来場者を煽るコールは全く出ません。まぁ横浜アリーナという中立地というのもあると思いますが、前に観たB2やB3の試合と違うなと。
 千葉、琉球両ブースターがそれぞれ同じように自主的に声援を送っています。ブースターによる声出し応援はこれこそが理想の姿ではないでしょうか。MCが声を張り上げて「ディーフェンス!」とコールするが、来場者は拍手ばかりで声出しはほんのわずか、それが特にB3の試合の一般的な光景なのではないでしょうか。クラブはMC依存の試合作りではファン層、ブースター層は進化しないのではないでしょうか。MCへの極端な依存ではアウェー会場で応援してくれる存在がいつになっても育たない。今回のファイナルの景色を観て、やはり「ブースターという存在はうちには要らない」論は当ブログとは相反する価値観かよくわかりました。
   
 そして、中継の中で「ヘッドコーチチャレンジ」なる言葉が出てきました。どうやらビデオ判定のいわゆる「チャレンジ」のようですが、「今季から導入(B1のみ)。成功・失敗にかかわらず各クラブ1試合1回」と表記がありました。あれっ、Bリーグは確かビデオ判定を導入しているはずだが、チャレンジ制って・・・何か変化があったのかなと、ちょっと個人的に混乱。調べてみました。
 この↓コラムによると、FIBAルールに準じ、2022-23シーズンからヘッドコーチチャレンジ(HCC)制度が導入されたとか。B1のみで各チームのHCが一度だけ申し出ができるそうです。このコラムによると、2019年にNBA1年間の試験導入、2020年から正式に導入されています。その流れですね。
 バスケもサッカー同様に、攻守の切り替えが戦術に大きく影響するスポーツであるためにビデオ判定の導入が遅れたようです。そして、1回のみという事でバスケではチャレンジが導入されたとか。FIFAも考えたらいいのに。

 

B1リーグでヘッドコーチチャレンジを導入…1試合に一度だけ使用可能 | バスケットボールキング

 8月17日、Bリーグが理事会に関するメディアブリーフィングを実施。FIBAルールに準じ、2022-23シーズンよりヘッドコーチチャレンジ(HCC)制度を導入す···

バスケットボールキング

 
2022-23シーズン優勝のご報告

2022-23シーズン優勝のご報告

 日頃より琉球ゴールデンキングスを応援いただき誠にありがとうございます。 本日行われた試合結果により「B.LEAGUE 2022-23シ

琉球ゴールデンキングス

 

     
 琉球さん、優勝おめでとうございます。優勝トロフィーを掲げるシーンは、「トロフィーアップ」というのですね。しかもBリーグはMCのアナウンスでアップしていました。新アリーナ効果かなとも思いましたが、そうでもなく、実力なのかなと。新スタジアムができた時の北Qさん、京都さん、ガンバさんを思い出すと逆に低迷してるし。優勝監督インタビューに出て来た桶谷HC(bj時代からだそうです)がかりゆし姿なのがいいですね。J3琉球といい、沖縄県のクラブのユニフォームですね。今年W杯がある沖縄アリーナもいいが、今回の会場の横浜アリーナにも行ってみたいですね。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本代表のこと・・・554

2023-05-30 00:01:33 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 昨日、U-20W杯での日本の戦いが終了しました。1勝2敗で予選リーグ敗退でした。J2岡山のファン・サポーター目線では、佐野、坂本両選手が早く帰ってくるのでうれしいところですが、日本代表的には残念しかりの結果でした。
 視聴しにくい時間帯ではありましたが、週末のイスラエル戦とかは観たいと思っていましたが、残念観れる環境では無かったです。ここ前回W杯からDAZNで日本代表の放映があり、期待していましたが、今回は放映無しで断念でした。なので、ネット情報でひたすら情報を追うくらいしかできなかったです。

U-20日本代表、W杯グループリーグ敗退が決定…“世界一への挑戦”は1勝2敗で終戦 | サッカーキング

U-20日本代表、W杯グループリーグ敗退が決定…“世界一への挑戦”は1勝2敗で終戦 | サッカーキング

 FIFA U-20ワールドカップアルゼンチン2023に参戦しているU-20日本代表のグループリーグ敗退が確定した。  MF松木玖生(FC東京)やFW福田師王(···

サッカーキング

 

【U-20日本代表、W杯グループリーグ敗退が決定…“世界一への挑戦”は1勝2敗で終戦】
「FIFA U-20ワールドカップアルゼンチン2023に参戦しているU-20日本代表のグループリーグ敗退が確定した。」
「現地時間21日に行われたセネガルとの初戦では、前半に松木が挙げたゴールを守り抜き1-0で白星発進を飾ったものの、24日のコロンビア戦では痛恨の逆転負けを喫し、1勝1敗でグループ最終戦を迎えていた。
 27日に行われたイスラエルとのグループ最終戦では、前半終了間際に坂本一彩(ファジアーノ岡山)のヘディングで先制し、68分には相手が1人退場となる有利な展開に。しかし、76分に試合を振り出しに戻されると、後半アディショナルタイムに痛恨の勝ち越しゴールを献上し、1-2で逆転負け。この結果、日本は1勝0分2敗(得失点差-1)の3位でグループCの戦いを終えた。」
「グループEで3位となったチュニジアの成績(1勝0分2敗・得失点差+1)が日本を上回ったため、この時点で日本のグループステージ敗退が決定した。なお、日本がU-20ワールドカップでグループステージ敗退に終わったのは、2001年大会以来となっている。」

 過去にワールドユースとも呼ばれていた大会で日本がグループステージ敗退を喫したのは01年大会以来だそうです。09年から15年まで4大会連続でアジア予選での敗退だったことから、出場大会では6大会ぶりに決勝トーナメント進出を逃す結果になりました。過去最高成績は、1999年大会の準優勝。
 第3戦のイスラエル戦では岡山の坂本選手が先制点を入れたようです。リーグ戦も期待だ。引き分けでもかちあがれたのに、ロスタイムで痛恨の逆転負けですか。勝負運も無かったですね。グループ3位同士の競り合いでも勝てずに、グループ敗退が決まりました。まぁ、そういう形で決勝トーナメントに上がっても、中身は無かったのかもしれません。
  
【マッチレポート(日本協会)】
イスラエル戦:https://www.jfa.jp/national_team/u20_2023/news/00032200/
コロンビア戦:https://www.jfa.jp/national_team/u20_2023/news/00032190/
セネガル戦 :https://www.jfa.jp/national_team/u20_2023/news/00032163/

U-20日本代表がまさかの逆転負け「そこが悔やまれる」と松木玖生が語った最大の敗因|サッカー代表|集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

U-20日本代表がまさかの逆転負け「そこが悔やまれる」と松木玖生が語った最大の敗因|サッカー代表|集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

「世界一」をゴールと定めたU-20日本代表の旅はまもなく、目標のはるか手前で終わりを迎えようとしている。 U-20ワールドカップのグループリーグ第3戦。この試合に勝...

集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

 

【U-20日本代表がまさかの逆転負け「そこが悔やまれる」と松木玖生が語った最大の敗因】
「日本優位の試合展開が、逆にイスラエルを奮い立たせる一方で、日本を受け身に回らせてしまったのかもしれない。松木が悔しさをかみ殺すように語る。
『相手はひとり少ない状況だったが、すごく勢いを持ってきた。自分たちはビルドアップのところで焦ってしまって、(前がかりになった)相手の裏をつくことができず、相手のプレスが効いていたので、少しビビってしまったかなという印象がある』」
「『勝っている状況で、自分のミスで(与えたFKから)失点してしまった。あれは本当にいらないプレーだったし、相手が(前がかりに)きていたので、そこを(裏を取って)ひっくり返すようなプレーをしないといけなかった』
MF佐野航大の言葉どおり、直接的には佐野のミスパスでボールを失ったことが相手のFKにつながったとはいえ、それを誘発したのはチーム全体の弱気な姿勢である。」
「結果的に、日本は今大会の3試合すべてで前半のうちに先制しながら、勝ったのは1試合だけ。残り2試合は後半に2点を失い、逆転負けを喫した。唯一逃げきって勝利したセネガル戦にしても、終盤は引いて守ることしかできず、ただただ耐える時間を過ごしている。」
「松木は、すでに前半からその兆候を感じていたことを明かす。
『前半はボールを動かせていたが、(守備では)プレスのところがちょっと合わない部分があって、それが後半、時間が経つにつれて修正できなくなってきて、その部分で失点してしまった。そこが悔やまれる』
 数的優位を生かしてボールを保持し、1点リードのまま時間をやり過ごす。そんな芸当ができるほど、日本の選手たちは賢明でも、狡猾でもなかった。若さゆえと言ってしまえばそれまでだが、あまりに寂しい負け方だった。」

 イスラエル戦は、退場者を出して10人になった相手に逆転負けでした。22年前の同じアルゼンチンで開かれたU-20W杯(当時はワールドユース選手権)で、日本はグループリーグ敗退に終わっています。それは過去、開催国枠で出場した1979年大会を除けば、日本が唯一決勝トーナメントに進出できなかったU-20W杯だったので因縁の地になってしまいました。
 今回のメディアの戦評で目に留まるのが「ビビった」という言葉。世界にビビったって、どれくらい遡らないと出てこない言葉なんだ。すっかり逆戻りしてしまいましたね。3戦のうち2戦が先制してからの逆転負け。勝ったセネガル戦も最後に何とか守り切った試合。先制したリードを守り、上手く逃げ切れるほど、日本の選手たちは賢明でも、狡猾でもなかったとあります。厳しいですね。これが今のこの世代の現実なのか。

 個人的に気になるのが、「直接的には佐野のミスパスでボールを失ったことが相手のFKにつながった」というくだり。アジア予選の時のPK失敗といい、こういうところでなぜか佐野選手の名前が出てくるのがとても残念。岡山にずっと居て欲しいですが、個人的には早く海外へ行って荒波にもまれて大きくなって欲しいというのも本音にあるかも。坂本選手はアジア予選から帰国して、岡山ではずっと試合に出れなかったので気になっていました。3戦目でやっと結果を出せたのが救いか。

【U-20W杯総括】U-20日本代表、“空白の世代”が刻んだ最初の一歩 | Goal.com 日本

【U-20W杯総括】U-20日本代表、“空白の世代”が刻んだ最初の一歩 | Goal.com 日本

【サッカー日本代表 コラム】U-20日本代表はアルゼンチンでのU-20ワールドカップ(W杯)2023でグループステージ敗退を喫した。

 

 

【U-20日本代表、「ビビッてしまっていた」W杯で屈辱と悔恨も次へのステップへ。“空白の世代”が刻んだ最初の一歩】
「■アルゼンチンでの失意再び
『日本の本気と彼らの本気、スイッチを入れる場面ですごく違うし、パワーも違ってくる』
 大会3試合目を終え、冨樫剛一監督はこう振り返った。U-20W杯を通じて浮き彫りになったチームとしての大きな課題は、相手のギアチェンジに対応する能力の不足だろう。
 勝利したセネガル戦を含め、相手がアクセルを踏み込んできた時間帯に圧倒された。失点しなかった1試合は何とか勝利したものの、残りの2試合は踏ん張り切れずに敗れた。」
「■埋めがたかった国際経験の不足
 冒頭で触れた指揮官の言葉に象徴されるように、日本のサッカーと世界大会で体感するサッカーの間には、単純なレベル差とは異なる落差がある。試合の流れ方が違うのだ。緩急強く、勝負所で仕掛けてくる、しかも圧倒されるようなパワーをもって仕掛けてくることに選手たちは驚き、ピッチ上で冷静さを欠いているように見えた。」
「日本は1点リードを奪っていて、引き分けでも2位突破は確実という状況の優位性はあったが、相手の勢いと感情的なプレーに気圧される形になっていった。松木玖生の言葉を借りれば、『ビビッてしまっていた』と言える。
 冨樫監督も失点につながった消極的判断を敗因の一つとして挙げたが、個人的には失点したあとに引き分けを選ぶ勇気を持てなかった判断にも疑問が残る。取られたら取り返すと燃える選手心理は理解できるが、やはりそこは大人のサッカーに徹するべきで、他国の第3戦における冷徹な判断を見ていると、改めてどうだったかと疑問に思えてくる。引き分けでいいのだから、引き分けでいいのだ。
 フィジカル面での差はもちろんあったし、おなじみの『足が伸びてきて驚いた』『間合いが日本人と全然違う』といったフレーズも選手からは聞かれたし、監督からも『何回も転ばされているのは私たちのほうで、やっぱり彼ら(海外の選手は)日常のところでやっぱりボールを奪いに行く、直線的に奪いに行くことをやっている』という差も改めて出ていたのは否めない。」
「今大会のメンバーにはU-17W杯経験者はいない。飛び級で前回のU-20W杯に出ていたというような選手もいない。なぜかといえば、どちらの大会も新型コロナウイルス禍によって消滅していたからだ。『強度も雰囲気も普通の海外遠征では体感できない』(冨樫監督)のがW杯なのだから、その影響はシリアスだった。」

 このチームの課題は「相手のギアチェンジに対応する能力の不足」か。つまり切り替えができないという事か。世界との差は単純なレベル差とは異なる落差があり、試合の流れ方が違うとあります。「選手たちは驚き、ピッチ上で冷静さを欠いている」というのも最近長らく聞いていなかった言葉。A代表も海外組が増えて、こういう「舞い上がってしまう」という事は無縁でした。ところが今回のU-20代表チームではタイムスリップのように、世界に慣れない弱いチームにリターンしてしまったのか。まぁ結果は結果。

 という事で残念でした。この世代はパリ五輪(来年ですね!)イコールという訳でもないですが、このメンバーからいくらか五輪代表に入って欲しいとも思います。次は五輪代表ですね。今年からアジア予選も始まるそうです。
 さて、佐野選手と坂本選手が岡山に帰ってきますね。佐野選手は先発続き、坂本選手は第3戦で得点と岡山の名前を見せつけてくれたと思います。アルゼンチンでの悔しさをリーグ戦で晴らして欲しいです。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

次に向けて頑張りましょう301

2023-05-29 00:01:03 | ファジアーノ岡山

 PV観戦レポです。
 今日もウルトラス岡山店から生書き込みでした。Fリーダーも参加し、語る会も兼ねてになりました。何と!ネットから問い合わせがあったニューカマーも登場。新規参加者って何年ぶりだ。あとは、備前で午前にあった福山シティさんの試合観戦帰り(何か試合延期になったとか)という松ちゃん君。少し賑やかなPVとなりました。今日も生書き込み。
   
 今日の相手はJ2昇格同級生の栃木さん。J2復帰ばかりの時期は降格が心配されていましたが、最近ではその心配も無くなってきた模様。11勝8敗6分と余り相性の良くない栃木さんは、ここ4試合では1分3敗と低迷。先発出ました。岡山は前節と同じ。栃木さんは前節と比べて4人替えた顔ぶれとか。最近は栃木らしからぬサッカーをしていると解説されています。
 ニューカマ-登場。茨城県つくば市出身tというY氏。サッカー経験者で参加チームも探しているとか。現在Cスタ近辺にお住まいという事で、また一緒に観ましょうと声かけ。
   
 キックオフ。今日もチアゴ選手が点を取れば勝てると個人的に思い込んでいます。Y氏から、J2岡山はどういうサッカーなんですか?と質問来る。前からプレスをかけてカウンター、今季はポゼッションサッカーに取り組んでいるが今一つと松ちゃん君。先日Cスタで観ましたが、確かに中盤の選手は印象が薄かったですねとY氏。解説によると、バイス選手のクリア数、櫻川選手のシュート数?36本がリーグ3位とか。政田で先日3年ぶりにファンサービスを再開し、100人来たとか。
 栃木さんといえば思い出すのが、えとみほさん。南葛さんに転職されて、すっかりネットでお見かけするのが減りましたが、たまにSNSで登場されます。
   
 J1柏の話も出る。Y氏はドゥーこと近藤直也氏と中学まで同じサッカー部だったとか。そして同じ高校だったが、サッカー部とクラブユースで所属が違ったが、時々一緒にボールを蹴っていた仲だとか。面白かったですね。思わぬ黄色ばなしで盛り上がりました。横を見ると松ちゃん君またウトウトしてるし(笑)。それだけ眠たい試合展開という事か。確かに岡山はボールを支配していますが、動きが遅く、スタミナ温存策なのか。逆に栃木さんがいつギアを上げてくるのかという面も。
 おっと、前半34分、ここで鈴木選手がGKにバックパスをしたつもりが、前に出ていた堀田選手の横をボールが通過し、無人のゴールに吸いこまれてしまう。岡山痛恨の失点・・・ 0ー1。実は前節の神戸対柏戦で神戸さんの同じようなシーンがあったが、お粗末なシーンでした。「バックパスは枠を外して蹴るのが基本」と解説されています。こういうのを見ると、J1昇格は無理かもと一瞬思ってしまう。その後岡山も目が覚めたか、少しギアが上がってきました。バイス選手がだいぶ前に出ています。前半終了。

 後半スタート。栃木さんは前半枠内シュート0本。カンセキスタジアムはメインから見て右にサポーター席があり、逆になっているとか。バイス選手が前に出ていて、相手の攻めに戻りきれなかったシーンがありました。
 後半9分、高橋選手からのクロス。合わせそうな桜川選手がつぶれて、そのままネットを揺らす。山ゴォール!!! 高橋ゴール! 1ー1 比較的早い時間に追い付けました。「チャラになったな」とFリーダー。後半は岡山が攻める時間が長かったです。ここで高橋、チアゴ選手に替わって高木、田部井選手投入。岡山はボールを持たれている時は5バック気味になっています。
 後半22分、GKからのロングフィードを柳選手が緩く後に流してしまい、それを裏を取った相手に奪われて、伸ばした足で押し込まれました。岡山痛恨の失点・・・ 1ー2。これもまたお粗末な失点。ここで田中、仙波選手に替わってルカオ、ムーク選手投入。今日は何だか踏んだり蹴ったりの試合展開です。

 全然栃木さんに勝てる顔ぶれなのに1点ビハインド。小競り合い。機嫌の悪いバイス選手が審判に抗議してイエローもらう。その後、2枚目のイエローもらって退場。ここで試合が壊れてしまいました。これが喝になって奮起できるか、このままズルズル流れてしまうか。ここで河井選手に替わって本山選手投入。
 岡山は3バックだったのが4バックに戻っています。ルカオ選手、足元上手くなったなぁ。このまま覚醒できるか。栃木さんはまだ2人しか交代していません。ここで2人替えです。1人は高萩選手。今日の来場者は8,700人入ったそうです。アクセス面を考えたらCスタよりも多いレベル。ここでホイッスル。久しぶりの敗戦でした。

 ネットの戦評です。【ハイライト:後日】
「栃木は福森を中心にサイド攻撃を仕掛ける。だが、岡山の集中した守備を崩し切れず、思うように攻撃ができない展開が続く。それでも、前線の選手が積極的に相手の最終ラインにプレスを掛け、前半34分にはオウンゴールを誘って先制に成功。1点リードで試合を折り返す。後半は早い時間に同点に追い付かれてしまうが、後半22分に速攻から守備の隙を突いて根本が値千金の勝ち越し点をマーク。その後は相手に押し込まれる時間が長く続いたが、そのまま逃げ切って5試合ぶりの勝利を収めた。」

 

Jリーグ - J2 第18節 栃木SC vs. ファジアーノ岡山 - 試合経過 - スポーツナビ

J2 第18節 栃木SC vs. ファジアーノ岡山の試合経過。スポーツ総合サイト、スポーツナビ(スポナビ)のJリーグページです。最新のニュース、速報、日程、見どころ、結果、順位、...

スポーツナビ

 

 29日の山陽新聞朝刊の「ファジ自滅」というタイトルの記事の戦評です。
「今季目立つ緩いプレーが一向に改善されない。」
「栃木に自滅に近い内容で屈し、今季2度目となる黒星。守備での軽率なプレーが致命傷となった。」
「1-1の後半22分、相手GKがロングフィードを自陣中央深くに蹴ってきた。対応したのはセンターバックの柳。だが、背後から迫るFWに気付かずボールを流すと、かっさわれて決められた。」
「相手に寄せられた鈴木がGK堀田に下げたバックパスが乱れ、そのままゴールイン。序盤から攻撃を組み立てる際、鈴木らDF陣に栃木FW3人が猛然と仕掛けてきたプレスを嫌がった結果のように映った。」
「試合終盤には主軸のバイスが2度目の警告を受けて退場し、次節のホーム徳島戦は欠場となる。」

 Y氏はモリカツ店長にお店の事をいろいろ聞いていました。また、改めてウルトラスさんに飲みに来てください。何とも後味の悪い試合日ですが、次に気持ちを切り替えていきましょう。
 この日の印象としては、以前から岡山は「個」の集合体だが、お互いの連携が余りできていないというもの。よく出る話がコーチング。どちらの失点もしっかり声かけができていれば失点は防げたのではないかと。
 12試合負け無しでストップ。これで順位は再び2ケタの10位に転落です。次節勝てば最良で6位まで上がる可能性はありますが、負ければ最悪で13位まだ更に落ちる可能性もあります。次の相手は徳島さん。あの柿谷選手がのびのびプレーしているようですね。おっとー 今日首位の町田さんに2-1で勝ってます。柏からレンタルで行っている森選手と、柿谷選手が得点しています。こりゃ強いぞ。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地域に溶け込む川崎フロンターレ112

2023-05-28 00:04:15 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 ほぼ定期的に事例紹介が出てくる川崎さん。もう120回を数える当ブログの「超優秀」クラブです。先日もフロンタウン生田に視察に行き、リアルでその付加価値の高さを体験し、「全60クラブが川崎化すれば世界最高のプロリーグになる」という思いを強くしました。
 川崎さんは単にイベント力が高いとか、斬新なアイディアが常に出てくるという単純な評価ではなく、その奥に付加価値の密度の濃さを感じます。その象徴が「Mind-1ニッポンプロジェクト」でしょう。12年目に入っても、その支援の輝きは変わらず、陸前高田市にずっと寄り添っています。他にはそんなクラブは見当たりません。ホーム戦入場チケットも、シーパスも大幅に定数オーバーで抽選と聞きます。それもすごい。
 また、川崎さんのすごい所は、一歩先を考えている事。Jリーグやスポーツ文化、地域・社会課題への取り組みも他のクラブが思いつかない内容について、いつも一番早く名乗りを上げられます。今回の事例もそう。

「Jリーガーの引退後の指南書となる動画」J1川崎が公開した「所属選手の2ndキャリア密着映像」が大反響! かつてのDFのサラリーマン姿や引退後の葛藤に心を掴まれるファン続々 | 概要 | Jリーグ・国内 | ニュース | サッカー批評Web

「Jリーガーの引退後の指南書となる動画」J1川崎が公開した「所属選手の2ndキャリア密着映像」が大反響! かつてのDFのサラリーマン姿や引退後の葛藤に心を掴まれるファン続々 | 概要 | Jリーグ・国内 | ニュース | サッカー批評Web

5月28日、川崎フロンターレはJ1リーグ戦第15節として柏レイソルと対戦する。この試合を前に、クラ…

サッカー批評Web

 

【「Jリーガーの引退後の指南書となる動画」J1川崎が公開した「所属選手の2ndキャリア密着映像」が大反響! かつてのDFのサラリーマン姿や引退後の葛藤に心を掴まれるファン続々】
「試合を前に、クラブの歴史と選手の“その後”に迫るイベントが行われる。『川崎OutBreakers』と名付けられたそのイベントは、クラブに在籍経験のあるOB選手の中でも、『今』に特徴のあるOBが集結するものだ。」
「イベントを前に、川崎はある映像を披露した。5月22日に公式ユーチューブで『【卒業後の今に密着】”vol.1 武岡優斗” とりあえずサッカー界に残らないと決めた。でも…』と題されたもので、武岡さんの『今』に迫る密着ドキュメントだ。」
「今後、このシリーズの動画がさらに4人分公開される予定となっており、Jリーガーの2ndキャリアを追うことができる。フロンターレサポーターだけでなく、サッカーファンやそのほかの人も含めて多くの人が見るべき内容となりそうだ。
【川崎OBが集結するイベント「川崎OutBreakers」】
 5月28日のJ1・柏レイソル(等々力競技場)で行われる。イベント実施は12時30分~16時30分で、スタジアム内で行われるイベントは観戦チケットが必要なものの、スタジアム外で行われるものは観戦しない人でも参加可能。
 OB選手とのじゃんけん大会やトークショーのほか、人間ブルドーザーゲームや鄭大世さんの母が屋台を開くなど、盛りだくさんの内容となっている。」

 当ブログでも昔からリスペクトしている、選手のセカンドキャリア。Jリーグも各クラブもある程度は考えているとは思いますが、川崎さんはまた一歩先に進んで、試合イベントでわかりやすく、世の中に主張されました。来場者の参加者イベントという事で、リアルで選手のセカンドキャリアに触れ合えるという付加価値の高さ。ちなみに各OBの今のお仕事と当日のイベント内容は以下のとおり。

・小宮山尊信氏:不動産業に転身。彼と行うゲームは「レアル間取りどう? in鹿島田」と銘打ったHIGH&LOWゲーム。
・井川祐輔氏:不動産会社に勤務。しているさんの緊急参戦も決定。小宮山さんとの迷コンビで楽しませてくれる予定。
・武岡優斗氏:アスリートの怪我や不調へのケアを行う再生医療関連事業会社「セルソース」に勤務。LOTTE「TOPPO」を並べ切るというゲームで参加者と対戦。
・鄭大世氏:サッカー解説者。DFをなぎ倒して決めた圧巻のゴールシーンを体験できる「人間ブルドーザー・テセ 体験ゲーム」。
・田中裕介氏:SHIBUYA CITY FC運営会社の役員に就任。引退記念ユニフォーム販売やチェキ撮影会、写真展に加えて、SHIBUYA CITY FCとのコラボブースが展開。
・田中パウロ淳一選手:栃木シティFCに所属。同クラブの物販ブースが展開される予定。

 

川崎フロンターレ:5/28 柏「川崎OutBreakers」開催のお知らせ

川崎OB選手の「今」を活かしたエンターテイメントイベント!5月28日(日)ホームゲーム・柏レイソル戦は、川崎フロンターレに在籍経験のあるOB選手が集結したイベント、「川...

川崎フロンターレ オフィシャルWEBサイト

 

 クラブ特命大使の中西哲生氏と中村憲剛FROの2人も“回し役”で登場されるとか。選手のセカンドキャリアとして、結構苦労されているというイメージがありましたが、少なくとも川崎さんから企業に転身された4人の方は素晴らしいと思います。
 おっとー 元岡山の田中祐介さんいますね。SHIBUYAさんに移籍されたのは覚えていますが、役員さんなんですね。いいセカンドキャリアだと思います。ご活躍を祈念しております。東京でJリーグ入りを目指すクラブに行っている元岡山の選手、とても多いと思います。昨日も南葛さんの先発に中林選手の名前出てたし。皆さん頑張って欲しいと思います。
 もう一つ気になったのが、「サッカー批評」さん。先日書店で最終号を見かけて、えっと驚きました。「サッカー批評休刊」という事ですが、今後は「サッカー批評Web」で頑張っていただけるのかな。

明日は「川崎OutBreakers」開催!担当者に見どころを聞いてみた - スポーツナビ

明日は「川崎OutBreakers」開催!担当者に見どころを聞いてみた - スポーツナビ

5月28日のホームゲーム・柏レイソル戦で、川崎フロンターレに在籍経験のあるOB選手が集結するイベント「川崎OutBrea…

スポーツナビ

 

【明日は「川崎OutBreakers」開催!担当者に見どころを聞いてみた】
「OB選手の集まるイベントをやりたいと、突発的に思いついたことで動き出したというこの企画。OB戦のイベントであれば、クラブ創設10周年(2006年)、20周年(2016年)記念で開催されているが、それとは異なり、OB選手の『今』にフォーカスしたエンターテイメント企画になっている。」
「こだわったのは、彼ら個人個人の『今』にフォーカスすること。単にOBを呼んだ場にして終わらせるのではなく、引退された後に、どういった思いで過ごしているのか。そういう部分に焦点を当てて、サポーターに知ってもらいたい。そこがポイントだった。天野春果部長からの『今、どういうことをやっているのか。それを具体的に知ってもらった方がいい』という声により、OBが参加するゲームや企画にもできるだけキャラクターに合わせたイベントが盛りだくさんとなった。」
「OBのキャラクターに合わせたイベントが盛りだくさんだが、『鄭大世・田中裕介引退あいさつ&川崎OutBreakers始球式』、『特製キーホルダー争奪OB選手とじゃんけん大会』、『OB選手マル秘トークショー』など基本的には誰でも気軽に参加と観戦のできるものばかりだ。」

 確かに他のクラブでもOB戦はどこもやってますね。でも川崎さんはもう一歩進んだ「OB選手の『今』にフォーカスしたエンターテイメント企画」という事で、素晴らしいの一言。当ブログでも心酔する天野部長の「今、どういうことをやっているのか。それを具体的に知ってもらった方がいい」というアドバイスも効いていますね。ファン・サポーターだけでなく、スポンサー等のステークホルダーにもリスペクトしていただき、いいマッチングにつながったらいいですね。そして、川崎さんとしてはもう1ついい事例が出ました。
  
【写真で応援しよう! 写真共有サイト「新フォトサポ」プレオープン】
「川崎フロンターレとニコンでは昨年トライアル運用を実施しました、“写真で応援する”をコンセプトとした写真共有サイト『フォトサポ』の運用を5月28日(日)より開始いたします。
 なお、今回はプレオープンとなり、今後7月頃を目途に正式オープンを予定しています。プレオープン期間中にぜひ皆様にフォトサポについてご意見・ご感想をいただき、正式オープンにつなげたいと思っています。」
「フォトサポとは?
『推しへの思いやクラブへの応援を写真に乗せて届けたい!!』『自分の撮った写真を選手に見てもらいたい!!』『フォトサポーターが撮った試合の写真を楽しみたい!!』
 そんな思いにお応えするべく立ち上がった『写真で応援する』をコンセプトとする画像共有サイトです。皆さんによりフォトサポに投稿された写真は、サポーター同士で見て楽しんでもらえます。
 また、フォトサポに加入すると、今後予定している各種フォトサポーター限定イベントにもご参加いただけます。」

 

川崎フロンターレ:写真で応援しよう! 写真共有サイト「新フォトサポ」プレオープンのお知らせ

川崎フロンターレとニコンでは昨年トライアル運用を実施しました、“写真で応援する”をコンセプトとした写真共有サイト「フォトサポ」の運用を5月28日(日)より...

川崎フロンターレ オフィシャルWEBサイト

 

 ファン・サポーターによる「参加」「協働」はいろいろな形があると思いますが、この「フォトサポ」は面白いと思います。今はインスタ映えに象徴されるように、誰もがカメラマン。村井チェアマン時代のJリーグで、SNSでの投稿も緩和され、こういう事はやりやすくなりました。画像共有サイトというのがいいですね。「フォトサポーター」という新しいカテゴリも登場しているし。今後はそのフォトサポーター限定イベントも企画されているようで、どんな内容なのか楽しみです。
 おっと、今日は柏戦ですね。どうでしょうか。川崎さんは選手層に苦しまれているのか、今季は低迷。現在12位と中位にいます。得失点もマイナスって、目をこすりました。今日の試合もいい試合になって欲しいです。
J1川崎フォトサポ:https://fan.tenant2.nc0009npe.nikon.com/kawasakif/
J1川崎関連:12011911811711611511411311211111010910810710610510410310210110099989796959493929190898887868584838281807978777675747372717069686766656463626160595857565554535251
Jリーグキャリアサポート関連⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230204
     〃             ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211218
     〃             ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180317
     〃             ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131227
     〃             ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130618
     〃             ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100611   
     〃             ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20050915

#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Jリーグの話題216

2023-05-27 00:33:17 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 先日23日(火)にJリーグ実行委員会が開催されたようですね。スポーツニュースを観ていたら、それに伴う各クラブの声明が出ていました。仙台さん、新潟さんと続いたので、おいおいと思って後で北部のクラブの公式HPをチェックしましたが、その2クラブだけしか見当たらなかったです。札幌さんや岩手さん、秋田さん、山雅さんなど雪国クラブの動向が気になります。
 リスペクトさせていただきますが、まずは仙台さん。社長の交代など経営面でいろいろあったクラブで、ファン・サポーターとも距離が近いため、ダイレクトな反応が出る傾向があります。
   
【Jリーグの「シーズン移行」について】
「5月23日(火)のJリーグ実行委員会では、事前のアンケートをもとに、シーズン移行のメリットや懸念事項等を整理するための必要な項目の確認がなされました。懸念を上回るメリットがあるかなど総合的で深い議論は、情報収集と検討を行いながらになります。 
 Jリーグからは、 現段階においてシーズン移行そのものについての賛否を問う議論、移行を前提とした検討は行われていない。『選手、スタッフ』『ファン、サポーター』『ステークホルダー』『クラブ経営』様々な視点からの最適を検証するための検討や意見交換を行っていく。 ことを示されております。 
 当クラブとしては、秋春制によって起こり得るあらゆる課題をJリーグに伝えております。 対応策や代替案が示されていく中で、積極的に検討に関わってまいります。以上が現状となります。 
 先日、ベガルタ仙台・市民後援会が主催するサポーターズカンファレンスでも、本件に関して多くのご意見をいただきました。今後、上記のようなJリーグの取り組みと連携し議論を深めてまいりたいと思います。株式会社ベガルタ仙台 」

 

Jリーグの「シーズン移行」について

ベガルタ仙台オフィシャルサイト

 

 実行委員会の報告ですが、委員会報告を公式HPに出すのも異例かな。「選手、スタッフ」「ファン、サポーター」「ステークホルダー」「クラブ経営」様々な視点からの最適を検証するための検討や意見交換を行っていくとあります。気になるのは雪国クラブのステークホルダーとファン・サポーター。まずはスポンサー企業の反応が気になります。ACLで優勝できるチームになってくれなのか、雪が積もったスタジアムに客が来るのか、来れるのかという反応。ファン・サポーターも同様の反応か。
 ここで言えるのは選手・スタッフ以外の3つの存在がほぼ同じではないかと思われる事。すなわち、クラブも秋春制は反対という立場。寒い北国では夏にやりたい、熱い南国では冬にやりたいという本音。仙台さんが強いのはサポカンなどで、ファン・サポーターとしっかり話ができているという事。どういう展開になるのか。
 
【Jリーグのシーズン移行に関する報道対応について

5月24日(水)、当クラブ代表取締役社長 中野幸夫が、Jリーグのシーズン移行について、報道関係の皆さまにお話しをいたしました。報道対応の内容について、以下の通りお知らせいたします。」
「資料を見ながら説明をいたします。この資料は、5月17日に選手や監督、コーチへの説明に使用したものです。Jリーグからアンケート調査が来たときの質問事項に沿って、選手たちに質問項目を示し、それに対してこれから議論が始まるという説明をしました。」

「(秋春制について)全60クラブにJリーグが質問として投げかけて、それぞれのクラブがそれぞれの立場で答えて、それを集計しています。昨日、その集計状況の資料をいただきました。当然、その質問には、新潟の立場としての回答を出しています。そういうものをベースに、これから議論していくという申し合わせがありました。本格的な議論はこれから始まるということです。」
「昨日(のJリーグ実行委員会で)はいろいろと意見交換がありました。

【質疑応答】 
---昨日の実行委員会で、初めてアンケートの結果を踏まえた本格議論となったのか? 
 2月に頭出しがあり、4月の実行委員会で進め方の確認がありました。その間に、アンケートが実施され、その集計が行われ、昨日の実行委員会で、これから議論を進めていくという確認がされました。個人的には、いろいろな観点で課題があると思っています。60クラブがありますので、地域差や規模感から、それぞれの立場で意見があると思います。
 私たちもいずれはACLに出たいと思っていますし、Jリーグで優勝したいと思っています。そのような観点も含めて、どうあるべきかということを申し上げたいです。ただし、6月7月に試合がないのはいかがなものか。あるいは12月から2月までの過ごし方はどうするのかについては、新潟にいる立場で話をさせてもらいたいと思っています。
 降雪の少ない地域の立場もあるでしょうから、一方的ではなく、全体で集まって、最適なカレンダーが議論されていきます。しかし、違うのは違うという部分があります。チーム数は、降雪地域の方が少ないと思いますが、試合ができるかできないかではなく、サポーターの皆さんの目線や、地域の応援してくださる方々の目線でどうなのかということも、よくお伺いしながらこの議論に加わっていきたいと思います。」
「---どのような意見を提出したのか?
 これから議論をしていくことですが、シーズンを移行させたときに12月の第4週まで試合があり、2月の頭から試合をするようなスケジュール感です。当然、私たちにとって練習ができない時期となります。それから、試合ができるのかできないのかを検証しなければなりません。そういう観点もきちんと議論したいと思っています。新潟ならではの回答になるかもしれませんが、変えられるもの変えられないものがありますので、そこは明確に私たちの立場で、試合はするのかしないのか、できるのかできないのかの検証をさせてください、ということを書かせていただきました。
---降雪地域のデメリットが解消しない限りは反対姿勢?
 賛成反対をこの段階で申し上げるべきでないと思いながらも、やはり、できるのかという疑問点や、変えられるもの、変えられないものがあります。『やれますか、やれませんか』という質問をいただきましたが、『できないものは、できない』という主張は明記しました。最終的にするかしないかは、議論の中で決まると思います。」
「---練習環境や試合の集客など、雪国クラブの不利な部分について、リーグから対応策など出ているのか?
 これから議論が始まるところです。この議論は今に始まったことではなく、2010年にこういった議論がありました。その後に何度か議題に出ましたが、2017年に次の2点で抑えました。ひとつは降雪地域の練習環境や試合環境が整うまで凍結しましょうということ。もうひとつは、ACLのシーズンが変更されたら再開させましょうということ。ACLのシーズン移行という、ひとつのピンが外れたのが今回の議論の起点になっています。」
「---いくつかある課題の中で、特に大きなネックになるところは?
 12月と2月に試合があるかどうか、というのが非常に大きな問題です。試合があれば、降雪の問題になります。寒い中での楽しみ方もあると思う反面、雪の量によっては、試合会場に来れるのかが予測ができないので、非常に難しい問題です。いま、集客や練習、どれが大きな問題かとご質問をいただきましたが、そもそも試合ができるかどうかが一番のネックだと思っています。」
「シーズンが移行するとなれば、12月半ば以降は、雪が降るのか降らないのかは分かりませんが、恐らく新潟から外へ出て練習するようなことになると思います。当然、1月はキャンプトレーニングとなりますので、ウィンターブレークと言っても、正月明けからキャンプに入って2月の試合に向けて練習をするでしょう。

 恐らく12月10日から2月一杯は県外で練習する状況で、我々は対応することを考えると思います。それもシーズンが移行して、日程がどうなるかによって対応を考えます。雪に対してなかなか一筋縄にいかないと思います。」

 

Jリーグのシーズン移行に関する報道対応について

5月24日(水)、当クラブ代表取締役社長 中野幸夫が、Jリーグのシーズン移行について、報道関係の皆さまにお話しをいたしました。報道対応の内容について、以下の通りお知...

アルビレックス新潟 公式サイト|ALBIREX NIIGATA OFFICIAL WEBSITE

 


 いろいろ重要なポイントがありますね。順番に見ていきましょう。
 まずは「個人的には、いろいろな観点で課題があると思っています」「6月7月に試合がないのはいかがなものか。あるいは12月から2月までの過ごし方はどうするのかについては、新潟にいる立場で話をさせてもらいたい」という部分。単純に中野社長はクラブとして反対の立場と表明されているのかな。
 次に「私たちにとって練習ができない時期となります。それから、試合ができるのかできないのかを検証しなければなりません」という観点。試合云々の前に練習ができないのは「フェア」なのかという点。W杯等一時的な年ではなく、これからずっと毎年継続される事象になる事はどうなのか。じゃあ例えば、その練習費用をJリーグが負担するという話になっても、それで「フェア」が保証されるのかと思えます。

 そして、「
ひとつは降雪地域の練習環境や試合環境が整うまで凍結しましょうということ。もうひとつは、ACLのシーズンが変更されたら再開させましょう」ということ。ACLのシーズン移行という、ひとつのピンが外れたのが今回の議論の起点になっている点。今回、凍結されていたこの議論が再開されたのは、ACLのシーズン移行がきっかけだった事がわかります。
 12月と2月に試合があるかどうか、というのが非常に大きな問題で、そもそも試合ができるかどうかが一番のネックとあります。真冬のスタジアムの写真を何度か観ましたが、一面1mくらい積もっている光景を目にして、これは試合どころじゃねえだろと思いました。あと、どこかのサポーターさんの声で、まるでスキー場に行くかのような道でスタジアムに行く事になる状況を聞きました。すごいな、みんなスキー・スノボウェアを着て観戦になるのかと思ってしまいました。札幌さんはクラブのコメントは無かったですが、西選手の動きがありました。
     
【コンサ西大伍が“秋春制”移行の懸念点を語る「完全に反対というわけではなく、ただ、かなりクリアしないといけない問題はある」 
「北海道コンサドーレ札幌のDF西大伍が5月4日、自身の公式YouTubeチャンネルで『Jリーグ秋春制移行はデメリットだけじゃない!雪国クラブが生きる道とは?』を公開した。」
「“雪国”における冬の降雪量が多い点が、秋春制移行への大きな障壁になるという意見があるなかで、北海道出身で現在は故郷のクラブに所属している西が、思いを語った。
『完全に反対というわけではなく、ただ、かなりクリアしないといけない問題はある』という35歳の元日本代表DFは、まず日本の学校制度とのズレを懸念。3月に卒業してからシーズンインまで間が空く点を指摘しつつ、『今でも完全にピッタリというわけではない。学校側とのコミュニケーションを上手く取ることで対応はできると思う』と見立てた。 
 Jリーグのスタッフと選手の再就職活動での時期のズレについては、『同じJのサッカーチームに入れれば良いが、それ以外のことをやる人も出てくるだろう。それは難しくなる』と危惧する。
 さらに、雪が降ると屋外での練習ができなくなるため、冬季屋内練習場の配備が必要になる点にも言及。『作る際の費用を、Jリーグ側が、どれだけ負担してくれるのか』という面や、屋内練習場での足への負担が大きいとされる人工芝で発生する怪我の問題もある。」

 

コンサ西大伍が“秋春制”移行の懸念点を語る「完全に反対というわけではなく、ただ、かなりクリアしないといけない問題はある」 | サッカーダイジェストWeb

 


 西選手はややポジティブでしたが、クリアしないといけない問題はあるとあります。前から言われている学校関係の教育面と選手の再就職面ですね。屋内練習場の整備とあります。当然屋根があるので天然芝ではなく、人工芝なので足の負担が増える。政田のように天然芝という練習環境である他クラブに対して「フェア」なのかという事か。
 という感じでした。この前の記事で、田嶋会長の顔を立てて、一所懸命に協議はするが、結論は凍結で決まっているかのような報道がありましたが、これらの話を聞くとやっぱそうなのかなと思ってみたり。あと、北部地方の各試合会場で、サポーターダンマクが掲げられていたようです。リスペクトさせていただきました。

秋春制関連⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230419
  〃  ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230415
  〃  ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220812
  〃  ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171220
  〃  ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170922
  〃  ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170715
  〃  ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170216
  〃  ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140713
  〃  ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130614
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Jリーグをつかおう! Jリーグ社会連携(シャレン)28

2023-05-26 00:01:37 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。  
 最近、シャレンネタが続きます。シャレンアウォーズの動画で最後に、辻井執行役員が閉会挨拶をされていました(またレポします)が、ああ、この方が高田理事の後任の方なんだと思いました。そのお話の中で、「気候アクション」なる言葉が強調されていたのが気になりました。えっ、シャレンって少し路線変更するの?と。まずは最近のJリーグにおける気候アクション関係の動きをリスペクトコラムしてみましょう。
   
【Jリーグ気候アクションパートナーカテゴリー新設】 
「Jリーグは、2023年度より新たなパートナーカテゴリーとして、気候アクションに特化した『Jリーグ気候アクションパートナー』を新設することを決定しましたので、お知らせいたします。2023シーズン全公式戦カーボン・オフセット※1をはじめとしたJリーグ・Jクラブが行う気候アクションの推進や、気候変動対策への興味関心の喚起・増加、人々の日々の行動変容への寄与を目指し、Jリーグと『Jリーグ気候アクションパートナー」が連携して取り組んでまいります。
 【Jリーグ気候アクションパートナーカテゴリー】 
 近年、地球規模の気候変動に伴う、世界的な平均気温の上昇や海面水位の上昇により、私たちの日常生活や経済・社会活動に多大な影響が及んでいます。国連を始めとする国際社会も真剣にこの問題に向き合っており、日本政府も2050年までにカーボンニュートラル※2を実現するという目標を掲げています。日本では、特に台風や豪雨など、自然災害の激甚化による影響が顕著ですが、Jリーグも例外では無く、フットボールそのものを持続するために気候変動問題の解決に真剣に取り組まなければなりません。
 今回、新たなパートナーカテゴリーとして気候アクションに特化した『Jリーグ気候アクションパートナー』を新設することにより、『Jリーグ気候アクション』に共感していただける企業・団体の皆さまとともに、より大きな力で持続可能な社会に向けた活動を実施してまいります。
〔Jリーグ気候アクション戦略〕 
「Jリーグが目指す『安心安全な運営』というフットボールそのもの、そして、Jクラブのある『ホームタウン』という土台が現在の気候変動問題により脅かされつつある事実に目を向け、Jリーグ30周年を迎える2023年から、自分ごととして気候アクションをさらに推進するため、2023年1月1日の組織変更において、これまでの社会連携活動『シャレン!』を引き継ぐ『社会連携グループ』と気候変動問題に特化して取り組む『気候アクショングループ』という2つのグループを持つ『サステナビリティ部』を新設いたしました。
 Jリーグは、気候変動問題の解決に貢献し、それと同時にJクラブのホームタウンをハブとして地域活性に貢献することを目標として、気候アクション戦略への取り組みを進めてまいります。」 
 
※1の2023シーズン全公式戦カーボン・オフセットは、公式戦開催時のScope1(事業活動に伴う直接排出量)・Scope2(間接排出)とし、将来的にはScope1・2およびScope3(その他の間接排出)を含めたJリーグ・Jクラブの全ての事業活動のカーボンニュートラル※2を目指すとあります。 
※2
のカーボンニュートラルは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの『排出量』 *から、植林、森林管理などによる『吸収量』 *を差し引いて、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする(合計を実質的にゼロにする)ことだそうです。

 

Jリーグ気候アクションパートナーカテゴリー新設について:Jリーグ.jp

Jリーグは、2023年度より新たなパートナーカテゴリーとして、気候アクションに特化した「Jリーグ気候アクションパートナー...

Jリーグ.jp(日本プロサッカーリーグ)

 

 これまでの社会連携活動『シャレン!』を引き継ぐ『社会連携グループ』と気候変動問題に特化して取り組む「気候アクショングループ」という2つのグループを持つ「サステナビリティ部』を新設したとあります。Jリーグシャレン事業は、サステナビリティ部の一部という事になりますが、埋没しないのかと個人的に思います。アウォーズで憲剛特任理事が、シャレンの言い出しっぺは自分と言われていましたが、サステナビリティ部への組織変更や気候アクション事業について、どう思われているのか聞いてみたいです(本音の部分)。
 辻井隆行執行役員についてちょっとリスペクトしてみると、Jリーグでは『ソーシャルビジネスコンサルタント』でした。デンソーから、パタゴニア日本支社長として勤務され、パタゴニアでシーカヤックと雪山滑降を楽しむなど自然と親しむ生活を続けておられた方。このコラム詳しく出ています。前職を観ても、元々気候変動問題を専門にされていたような印象。 
 また、Jリーグが目指すのは『世界一、クリーンなリーグ」で、全公式戦でカーボン・オフセットを実施しますとありますが・・・意識が高いクラブ、今までカーボンのカの字も聞いた事がないクラブと極端な格差があると思っています。今回の動きでは、気候アクションの推進や、気候変動対策への興味関心の喚起・増加、人々の日々の行動変容への寄与を目指し、気候変動問題の解決に貢献し、それと同時にJクラブのホームタウンをハブとして地域活性に貢献することを目標として、気候アクション戦略への取り組みを進めていくとありますが、個人的に心配なのが、気候アクションにシフトしてしまい、『Jリーグを地域で使っていただこう』というシャレン本来の意味合いが薄くなり、活動が減ってしまう事。そうならないように、しっかり両立させてJリーグの付加価値を高めていってもらえたらと思います。 
シャレン!アウォーズ特設ページ:https://www.jleague.jp/sharen/awards2023/
シャレン!HP:https://www.jleague.jp/sharen/about/
シャレン(Jリーグの社会連携)関連: /  /  /  / /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  / 
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カリスマの存在274

2023-05-25 00:02:45 | カリスマの存在

 PV観戦レポです。
 柏対鹿島のルヴァン杯です。今日は仕事帰りにウルトラス倉敷店に来ています。カウンターに座りましたが、隣に鹿島サポ3名座られました。主審は西村さん。どうかな。メンバーを見ると、ちょっとターンオーバー気味かなと。いきなり知念選手が負傷退場。ベンチ外だった藤井選手を急遽登録して出場させたとか。柏はフロート選手先発。荒木選手が怖い。井原レイソルは初めて観ます。今日も生書き込み。
   
 少し遅れてキックオフ。神戸さんに引き分けて、鹿島サポさんに誉めていただけました。柏は今日も攻めています。個人的にはフロート選手の覚醒に期待。ただ、佐々木選手のポロリもちょっと不安。あと、関根選手(20歳、大学在学中)、ちょっと存じ上げません。攻めれているが、最後の精度が悪く、ボールを奪われる。が、何となく以前より生き生きしているようにも、ちょっと見える。
 最近スポーツバーに行っても、タブレットを持参して生書き込みをやります。なぜか、楽だからです。コロナ時期に自宅で生書き込みに慣れているし、終わって帰ってから打とうとしてもかなり忘れているし。一緒に戦えるし。やってみると、とても効率がよく、更に楽しめるようになりました。
   
 鹿島サポさんに岡山在住なのに、なぜ鹿島?と聞いてみる(お決まりのパターン)。中田浩二サポから始まったとお姉さん。それにつられたという弟さん。なるほどですか。
 鹿島さんとは相性の悪さしか思い出せません。佐野選手のお兄さん出てます。出世しましたね。今日の試合は前のように一方的に攻められる展開ではなく、時々相手ゴールに迫れています。井原監督と岩政監督という事で「時代を感じちゃうなぁ」という声が向こうから上がる。前半終了。
   
 サヴィオ選手に替わって武藤選手投入。後半スタート。ファルザン選手の鋭いミドル。18歳と言ったら、若い~という声が聞こえました。知念選手をここで失ったのはやばいと言われています。ちょっと攻められるようになってきました。そういえば、来季からだったか、ルヴァン杯はJ3までみんな参加する大会になりますね。どういう感じになるのか。苦手の鹿島さん相手に、今のところいい試合になっています。
 ウルトラス倉敷店さん、アフターコロナでお客さんが増えているようです。先日も80人の予約が入ったとか。いい事です。ここで山田選手と細谷選手登場。

 ちょっとスコアレスドロー臭がしています。鹿島サポさんの話では、荒木選手は最近は調子がやや落ちているとか。佐々木選手のスーパーセーブ。CKからついに失点。まぁしょうがない失点です。ここで加藤選手投入。横でやったー!の後に「ごめんなさい」と気を遣っていただきました。いいのに。
 ここで優磨選手登場。威圧感ありますね。短か過ぎのパンツ、足に引っ付くのを嫌うからではないかと言っていますが、チアゴ選手より全然短かっ(笑)。ちょっとボールを持てなくなりました。植田選手登場。レギュラー選手どんどん出てきます。絶対勝てよという岩政監督のメッセージか。

 岩下選手登場。佐々木選手が中途半端に前に出て、失点しそうになる。こういうところを改善せねば。さっき、カシマスタジアムのアクセス面を聞きました。昔から一度行ってみたいスタジアム。神戸から飛行機で茨城空港というルートがあるとか。でもそこからはレンタカーなのかな。
 自陣ゴール前でのバタバタ感、少し前までの悪い光景の再現です。ボールを握れなくなってきました。鹿島さんも何度かチャンスがありましたが、決めきれませんね。細谷選手もすっかり足元のテクニックが更に上手くなりましたね。ここで画面エラーで放送中断。ここでホイッスル。お疲れさまでした。

 

Jリーグ - Jリーグ杯 グループD 第5節 鹿島アントラーズ vs. 柏レイソル - 試合経過 - スポーツナビ

Jリーグ杯 グループD 第5節 鹿島アントラーズ vs. 柏レイソルの試合経過。スポーツ総合サイト、スポーツナビ(スポナビ)のJリーグページです。最新のニュース、速報、日程、見...

スポーツナビ

 
ルヴァンアウェイ鹿島戦

ルヴァンアウェイ鹿島戦

担当:梶山由珠 先週の神戸戦から9人の先発を入れ替えて臨んだレイソル。今日も前半...

日立台広報日記

 

 鹿島サポグループの皆さん、ご一緒できて楽しかったです。当ブログの事をスマホで説明させてもらいましたが、鹿島さんに関するアーカイブは「アーカイブ(バックナンバー集)」をご確認ください。
 試合ですが、うーむ、生みの苦しみですね。試合後の中継で井原監督のインタビューを観たかったのですが、結局は無しのまま終了でした。スカパーさん・・・ まぁ、柏の今日のメンツは若手ばかりだったので、しょうがない面もあります。大事なのはやはりリーグ戦、こっちでは勝っていきましょう。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Jリーグファミリーの資格118

2023-05-24 00:01:49 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 先月からスタートした「KICK OFF OKAYAMA」ですが、毎週土曜日観ております(朝が早いので留守録ばかりですが)。岡山のファジアーノばかりかと思っていましたが、実際はきちんと讃岐さん、地域のサッカーチームについて取り上げていますね。そんな中で、FOOT×BRAINのように何かリスペクトできる情報が出ないかなと思っていたら、讃岐さんの方から出てきました。いいネタです。
   
【新コーナー登場! 選手が麦からうどん作り! 地域農業を救う】
(HAYUKAファーム×香川県×綾川町×JA香川県×カマタマーレ讃岐)
 4月22日(土)香川県綾川町羽床下の田んぼ。ここに集まったのは、カマタマーレ讃岐に加入した大卒新人選手6人。長靴に履き替えた彼らに、三宅広報担当から伝えられたのは、「この麦の畑で作られた麦でうどんを作るという新人研修に入ります」。
 J3讃岐の新たなチャレンジ、選手が麦からうどん作り! 新人研修の一環として、そして農業と地域の魅力を発信するためのホームタウン活動。育てた麦で(カマタマ)うどんを作り、地域の方々にふるまうという壮大なプロジェクト。
三宅広報担当「農業はこれだけ魅力があるよ、こんだけ楽しいよ、素晴らしいよというのをカマタマーレ讃岐が伝えてあげる事で、農業の担い手不足という地域の課題を解決したい」

 このプロジェクトに選ばれた(プロ1年目の新人)6人。
・№32 GK 松原快晟選手(讃岐U-18出身)  ・№4 MF 竹村俊二選手(立正大出身)
・№9 MF 高橋尚紀選手(国士館大出身)  ・№23 FW 岩岸宗志選手(同志社大出身)
・№11 MF 吉田源太郎選手(四国学院大出身)・№22 FW 鳥飼椋平選手(立正大出身)
   
〔僕らの街には夢がある ~麦からうどんを作る 草刈り編①~〕
 今回6人に課せられたのは、畑の(草刈り)除草作業。たかが草刈りと思うなかれ。大切な仕事です。それにしても畑は広い。選手の皆さん、本格的な草刈りは初めて。機械の操作のレクチャーを受け、いざ作業開始です。カマタマーレ讃岐の壮大なプロジェクト、麦からうどん作り、6人のハードワークは次回パート2に続く。
 
 何となく、なでしこを除いて香川のネタの方が内容の厚みがあるように思えるのは気のせいか。讃岐さんは普段そういう事をやっているから、自然とそういう扱いの違いになってしまうのかもしれませんね。
 いいですねー 当ブログ好みの立派な取り組みですね。農業事業はJ3で福島さん、八戸さんとありますが、J2でも水戸さん、そしてJ1でもふろん田をやってる川崎さんがあり、経営規模やカテゴリーは全然関係ないようです。共通しているのは地域課題を解決する目的という事。農業の担い手不足などは全国的なものではないでしょうか。商業的なものばかり、課題といっても地域のスポーツ面での課題という、地域課題と比べたら深刻度が大きくないものばかり取り組んで、更にその次が無いところがあるかもしれません。そういう見方でいけば、讃岐さんの取り組みは素晴らしいと思います。

選手が麦からうどん作り!地域農業を救う!新人選手研修 実施のお知らせHAYUKAファーム×香川県×綾川町×JA香川県×カマタマーレ讃岐

選手が麦からうどん作り!地域農業を救う!新人選手研修 実施のお知らせHAYUKAファーム×香川県×綾川町×JA香川県×カマタマーレ讃岐

株式会社カマタマーレ讃岐のプレスリリース(2023年2月17日 12時00分)選手が麦からうどん作り!地域農業を救う!新人選手研修 実施のお知らせHAYUKAファーム×香川県×綾川町...

プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES

 

【選手が麦からうどん作り!地域農業を救う!新人選手研修 実施】
「このたび、カマタマーレ讃岐では、2023シーズン新人選手研修の一環として、HAYUKAファームさま、香川県さま、綾川町さま、JA香川県さまと協力し、新人選手たちが麦を育てるところからカマタマうどんを作るまでを体験します。2月23日(木・祝)に実施いたしますので、農業と地域の魅力を発信するため、ぜひとも各社媒体による報道にて、ご協力いただきますようお願い申し上げます。
■背景・概要
 昨今の課題として、後継者不足に悩まされる地域農業。カマタマーレ讃岐は、香川県の名物である うどんの原材料「麦」を育てる農家の皆さまをはじめとする農業従事者の皆さまのため、麦からうどんを作る過程を新人選手が自ら体験し、農業と地域の魅力を発信します。作ったうどんを地域の方に振る舞うところまでが一連のストーリーになっています。
■参加者
・HAYUKAファームさま (綾川町にある農業法人)
・香川県さま
・綾川町さま
・JA香川県さま
・カマタマーレ讃岐 新人選手6名
 竹村 俊二 選手  高橋 尚紀 選手  吉田 源太郎 選手、鳥飼 椋平 選手  岩岸 宗志 選手  松原 快晟 選手
 ※選手の体調やコンディションによって参加できない選手がいる場合もあります。
・カマタマーレ讃岐 竹内 彬 強化部長兼地域連携リーダー
■スケジュール
①2月23日(木・祝) 15:00開始 16:00ごろ終了(麦まき後の成長のお手伝い、除草作業)
②4月下旬 予定(麦の収穫のお手伝い)
③5月中旬 予定(収穫した麦でカマタマうどんづくり。地域の方々にふるまう予定)
 ※麦まきは、すでに竹内彬強化部長兼地域連携リーダーが11月に実施済み。
 ※雨天の場合は中止となりますのでご了承ください。
■場所
 ローソン綾川町羽床下店の裏にある田んぼ(綾歌郡綾川町羽床下井出下36-3)」

 この取り組みは選手が草取りから始めて、栽培した麦からうどんを作り、できた讃岐うどんを地域の方々にふるまうというストーリーで、讃岐うどんの本場、カマタマーレ讃岐さんでしかできない付加価値の高い内容だと思います。また、選手のセカンドキャリア面では農業という選択肢もあり、そういう選手の職業体験という面でも付加価値が高いと思います。この取り組みを通して、讃岐うどんに魅せられて、引退後は香川県でうどん店を開業という選手も出るかもしれません。(そういえば岡山ではカレー店開業準備に入っている元選手がいますね)

 PBの讃岐うどん自体は2018年から「カマタマーレ讃岐うどん」として発売されていますが、今回の取り組みでいい製品ができたら、プレミアム商品としてクラブに貢献できますね。飛躍し過ぎかもしれませんが、讃岐さんも、福島さんの「農業部」のように、ぜひ「うどん部」を組織していただき、香川のうどん食文化を広めて欲しいと個人的に思います。

 実は今回のTV番組で紹介されていますが、クラブ公式HPを観るとすでにいくらか先に進んでいるようです。番組では後追いで少しずつコーナー企画として放送していくのでしょう。讃岐さんが目立つ分、地元岡山が見劣りしてくるので、何か讃岐さんに負けないこういう取り組みで、シリーズコーナーをやって欲しいところですが・・・ サッカー以外での選手の露出が少ない今の岡山ではちょっとしんどいかな。
J3讃岐関連⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20201003
  〃     ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181126
  〃     ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170704
  〃     ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161221
  〃     ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131212
  〃     ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131121
  〃     ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131005
  〃     ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110913
  〃     ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101208
  〃     ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080419


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勝利の白星181

2023-05-23 00:01:12 | ファジアーノ岡山

 生観戦レポです。
 昨日Cスタで開催されたファジのホーム群馬戦の観戦に行ってきました。今季初?のナイトゲームで、涼しくていいやと思いながら現地へ向かう。早めに到着できたので、まだ間に合えばと早速芝生広場に急ぐ。ファジステージでフリースタイルフットボールをまだやっていましたが、最後のパフォーマンスという事でギリギリセーフ。
   
 こういう試合イベントで、フリースタイルサッカーをいろいろ見てきました。みんな同じグループかと思ったら、お若い方でどうも昔Cスタで観たグループと違う様子。いつもCスタの一角で練習をしていて、声掛けを待っているとか。そうなんだ。パフォーマンス後に横のブースで体験会をやられたそうですが、ちょっと省略。
 総合受付にいる篤氏が手招いてくる。何かくれるのかと思って行ってみると「行ってきたよ」と。ACL決勝の埼スタに参戦されたそうです。岡山のサポ、結構行ってますね。
   
 この日はイベントが少なかったですが、イベント情報です。
 まずは「謎解き~ファジ丸からの挑戦状~」。ブースがあり、小学生向けに第2問のお題が表示されていましたね。全部で5問あったようですが、あと4問はどこにあったのか。そして「風車フォトスポット」。初夏を感じるインスタ映えするコーナー(当ブログも早速公式インスタに投稿)でしたが、床の隅に小さな扇風機があったのがちょっと面白かったです(これも映え狙い?)。ワークショップも風車作りでした。
   
 人と科学の未来館サイピアさん主催で「科学実験ブース」があり、謎の煙の塊バズーカの実演がありました。うーむ、さすが科学。どういう仕組みでああなるのか、おじさんには摩訶不思議でした。途中ファジ丸くん(涼しかったからか、よくあちこちを歩いていました)もブースで体験していて、活況なブースでした。あと、歩いていると、マスク姿なのに何人(半分くらいはどなたかが不明)かからご挨拶をいただく。そして「こんにちは、ご無沙汰してます」とネクタイ姿のS岡氏。県サッカー協会の重鎮OBで、ファジの最初の最初(グッズ委員会だったかな)の時の委員長さんで、当時はお世話になりました。ファジの前身のリバーフリーキッカーズの監督だったのですね。だからあの時、あのポストだったのかと。ネクタイ姿で忙しそうにされていました。
   
 席は早めにキープできたのですが、バックスタンド中央通路沿いの席でゆったり観れました。アウェー席を見ると、群馬サポさんの中に「湯もみ娘」サポがおられて、ああ、草津温泉、ザスパサポが来ているなぁと実感。入場すると、ピッチでキックターゲットをやっていました。たぶんあれですね、SPOC機構がやっている4チーム合同イベントの特賞で、ファジ丸とのPK体験じゃないのかな。福元、野口選手が参加していました。
    
 試合の方ですが、先発を2人替えて臨んだ岡山。試合前は暫定12位でスタート。群馬さんは元浦和監督で、2年目の大槻監督(オールバックの組長)で。細貝選手はベンチ外、田部井の弟さんは控え。あと、岡山のOBのりお選手と櫛引選手(先発)がいました。岡山はU-20組(佐野・坂本選手)が不在。当ブログの予想は1-1、松ちゃん君は2-1でしたがいかに。
 日が暮れてペンライトが光ってきました。あー、持ってくれば良かった。しかし、今日は全体的には来場者は少ない印象でした。知名度が高くないし、有名選手もいないが強い相手、イベントも少なかったからか。
 試合開始後、あれよあれよという間にチアゴ選手で先制。チアゴ選手のシュートも良かったが、高橋選手のクロスも良かった。先制点は大きいですね。前日に息子が誕生したルカオ選手に向けたゆりかごダンス。
   
「お客さんが少ないから強いのでは」と松ちゃん。そういえば昔、観客1万人を超えたら負けるというジンクスを言われたっけ。この日はチアゴの動きかいい(フルは難しいか)ですね。岡山のボールが良く回りますが、群馬さんの「ボール持たせ作戦」じゃなかったらいいのですが。前半半ばから、群馬さんにボールを持たれるようになる。大槻監督のコーチングがよく聞こえます。横から「群馬すばしっこいな」と。何度も攻め込まれて、バーが助けてくれるシーンもありました。
 ここで、売り子さん登場。コロナ以降初めてCスタで観ました。覗き込み、アルコールは我慢して、豚タン串を購入。上手い! 時間につれ、岡山のプレスが弱くなっていく。群馬さんは細かい足元が上手かったです。群馬さんの上位の地力が徐々に出てきました。どうも岡山の左サイドか狙われている印象でした。
    
 後半スタート。群馬さん、2回続けて2枚替え。ところが、手に当たってPK献上で同点にされる。櫻川選手は足元もう一つの印象。次第にスタンドの周りからヤジが聞こえてくるようになる。
 次第に群馬さんのペースになっていく。危ないクロスばかり飛んでくる。またしても群馬さんのボール保持が増えてくる。岡山は2枚替え。ゴール前に何度も詰められるが何とか守る。岡山も続けて2枚替え。ルカオ選手が出したこぼれ球をムークが流し込む。そこからガラッと空気が変わり、岡山の時間になりました。群馬さんはそれでも落ち着いてボールを回すが、なかなか決まらず。ついにホイッスル。久しぶりに勝ちました。15年でやっと200試合到達(遅いぞ)。試合後のヒーローインタビューで、ムーク選手の口から出るのはアメージングばかり。口癖なのか。
     
 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「岡山はハイプレスとサイドからの素早い攻撃でさい先よく先制すると、その後も継続してチャンスを創出。だが、次第に群馬にプレスをかいくぐられるようになり、後半開始早々には同点とされてしまう。その後は互いに攻撃的な采配で前線の選手を入れ替え、一進一退の攻防が続く。それでも、ホームチームは守備陣が後ろをしっかりと固めると、後半40分にルカオの技ありプレーからSムークが決め、途中出場の2人の連係で勝ち越しに成功。最後は全員が守備に戻って相手の猛攻を耐え切り、4戦ぶりの勝点3を手にした。」

 

Jリーグ - J2 第17節 ファジアーノ岡山 vs. ザスパクサツ群馬 - 試合経過 - スポーツナビ

J2 第17節 ファジアーノ岡山 vs. ザスパクサツ群馬の試合経過。スポーツ総合サイト、スポーツナビ(スポナビ)のJリーグページです。最新のニュース、速報、日程、見どころ、結...

スポーツナビ

 

  今朝の山陽新聞朝刊の「ムーク鮮やかボレー」というタイトルの記事の戦評です。
「DNAとして受け継がれてきた諦めない姿勢が、クラブ通算200勝をもたらした。」
「後半は相手の巧みな崩しに手を焼き、PKで同点とされたが、しぶとく勝機を引き寄せた。ムークら途中出場の選手や体を張って守ったバイスらDF陣、GK堀田の奮闘が光った。」
   
 やりましたね。群馬さんにホームで勝つのは2017年以来、ここ3年は全敗だったとか。やはり相性最悪でしたが、一つ壁を突破できました。この試合ドローだったら11位でしたが、順位は上がって8位に浮上。次節勝てば最良で5位まで、プレーオフ圏内に復帰する可能性がありますが、負ければ最悪で12位まで落ちる可能性もあります。次の相手は19位の栃木さん。昨日は0-1で千葉さんに負けています。栃木さんは確かポゼッションサッカーで、余り岡山が得意としていなかった相手と思いますが、まずは2連勝、201勝を飾って欲しいと思います。

【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】 
1位:ルカオ選手   2位:該当者なし

oketsu氏: ムーク選手。ルカオ選手のパスをボレーシュートで決勝点を決めた。
suspect氏: 仙波選手。相手選手に囲まれた状態とかでのボールを受け取ってのターンはお見事。
松ちゃん君: ルカオ選手。守備も頑張っていたし、決勝ゴールの見事なアシストをしたので。
issan: ルカオ選手。あのアシストが狙ってやったとしたら恐ろしいテクニックです。
シマカズ氏: バイス選手。前半、同点と思われたところでの、ヘディングのクリアは見事でした。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選手とファン・サポーター(ブースター)との距離感6

2023-05-22 00:07:36 | バスケ(Bリーグ・代表等)

 リスペクトコラムです。
 まずは報告。この記事にもありますが、先日、Bリーグの島田チェアマンがされているラジオ(ポッドキャスト)番組「島田のマイク」で、お便りを読んでいただきました。そして、先日、島田のマイクステッカーが郵送で届きました。こんな(下画像)感じです。ありがとうございます。やはり、試合会場で声掛けしないともらえないのかなと思っていたのでうれしかったです。
     
プレゼントご当選のお知らせ
 このたびは『島田のマイク』にお便りをお送りいただき、誠にありがとうございます。番組で紹介させていただきましたので、島田のマイク特製ステッカーをお送りします。
 SNSで #島田のマイク をつけて投稿いただけますと、制作チームの励みになります。今後とも番組をよろしくお願いします。 『島田のマイク』事務局」

 今後は1枚でも多くコレクションしたいですね。さぁて、次もハガキの投稿をしたいが、何を書こうかと思い描きました。試合観てきました、楽しかったですというような平凡な内容は当ブログには似合わない。チェアマンに「おっと~」と、こんなん来たかぁと思わせるような内容がいいなと。しかもあくまでポジティブな論調で。
島田のマイク公式HP:アドレス
 〃 Spotfy:https://open.spotify.com/show/0yupvWy6qAfVJPptoBwc75
 〃 YouTubeプレイリスト:https://www.youtube.com/playlist?list=PLhrsl5sJl6wjS3qzVTPQVVl1HWsvwZvuh
島田チェアマン関連⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230429
  〃      ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230128
  〃      ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230118
  〃      ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220808
  〃      ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220522
  〃      ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210418
  〃      ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20201101
  〃      ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200619
  〃      ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171117
  〃      ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170610

 そういえばという事で一つテーマがありました。「ブースター」論です。数年前に聞いた「ブースターという存在は必要としていない」という言葉を聞いた事があります。応援はあくまでクラブでリードするので、ファンの皆さんはただただ応援してくださればいい、それ以上の行動はいらない、そういう意図だったと思います。
 そんな中で、先日個人的に驚いたシーンがありました。テレ朝(KSB)で放送されている「バスケ☆FIVE~日本バスケ応援宣言」で、「バスケW杯 テレビ朝日SPブースター」として、あの広瀬すずさんが紹介されていたのです。これって、ブースターは一部のファンの形ではなく、天下の公共放送が認める公式な存在だよなぁ、しかもすずちゃんだしと。まずはその番組内容をリスペクトしてみましょう。
   
【バスケ☆FIVE バスケ大好き!!広瀬すずが就任 W杯 テレビ朝日SPブースター】
 8月に迫るW杯、あの方が一緒に盛り上げてくれます。日本代表を一緒に応援してくれるバスケW杯 テレビ朝日SPブースターに広瀬すずさんが就任。
広瀬「ずっと子どもの頃はバスケの監督かコーチか選手、そういうお仕事に憧れがあったので、こういう形で携われるのは光栄。八村選手は才能・持っているものがすごすぎて、どうしたらこうなれるんだろうと思うし、同い年(1998年生まれ)として応援している。」
 小学生(2年生)の頃からバスケをしていた広瀬さん。撮影の合間でホーバスHCの前で3Pシュートに挑戦。すると、見事1発成功。ホーバスHCも大絶賛。
   
 今までは「ブースター」という存在が中途半端に脳裏を漂っていましたが、今回W杯のテレビ朝日SPブースターに、広瀬さんという大人気女優が就任したという事で、「ブースター」が完全に公用語になったと実感しました。試合会場ではMCが試合前に応援練習を行い、試合中も攻撃シーンではチーム名、守備シーンでは「ディフェンス!」というのが主な応援コール。一見それ以上の応援は要らないように見えますが、それはホーム試合での話。
   
 先日、とどろきアリーナの試合を観戦してよくわかりました。アウェー会場でこそ、ブースターは光輝くのだと。確かにとどろきアリーナで渋谷さんのブースターさん達は輝いていました。まぶしかったですね。
 ブースターはクラブによって必要としないではなく、全国基準で存在しているのです。地元でブースターをつくり出せないところがあれば、何か足りない部分があるのかもしれないし、だから成績が思うように上がらないのかもしれないと思ってみたり

 ブースターについて調べてみました。ブースターとは、あるスポーツチームの熱狂的なファンのこと。バスケットボールやアメリカンフットボールなどで用いられる。「ブースター(booster)」とは、「援助者、熱狂的な支持者、押し上げるもの」という意味の英語。米国のプロバスケットボールリーグ、NBAなどで古くからファンのことをブースターと呼んでいる。
 バスケ、とりわけBリーグにおいての「ブースター」とは、一般的な呼ばれ方で「ファン」のことを指しています。 ブースターは、選手やチームを後押しするという意味を込め、そういった呼ばれ方をしていますが、海外などではあまりそういった呼ばれ方はしないともあります。こういう部分で、その方は「ブースターというものは必要無い」と口にされたのかもしれませんが、テレビ朝日さんでああいう風に取扱う事になった上は、サッカーでいう「サポーター」と同格になったのではないでしょうか。という事で、今後も「ブースター」論を考えていきたいし、このテーマで島田のマイクに投稿して、チェアマンの見解をおたずねしてみようかな。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Jリーグをつかおう! Jリーグ社会連携(シャレン)27

2023-05-21 00:01:38 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 昨日、シャレン!アウォーズを紹介させていただきましたが、早速鳥取さんが受賞した取り組みをリスペクトさせていただきます。鳥取さんは地元J2岡山でもお隣のクラブで、かつては「陰陽ダービー」として盛り上げて来た仲間であり、当ブログでも実は初期から尊敬の念を持ってリスペクトコラムしてきた立派なクラブ。J3に行かれてから、その頻度は少なくなりましたが、今でも地域・社会貢献面では中四国で№1だと思っています。
 そんな中、シャレン公式ツイッターで、地上波のTV番組でシャレン!特集があるという告知が流れたので、録画してしっかりリスペクトさせていただきました。

   
【FNN Live News α】

〔ピッチ外でも存在感、Jクラブ果たす社会貢献〕
 Jリーグのクラブがホームタウンの課題解決へ。その取り組みは更に進化している。地域が抱える課題の解決へ。ピッチ外の活動にも存在意義を示すJクラブの役割とは。
 J2リーグ復帰を目指すガイナーレ鳥取。今、クラブをあげて取り組んでいるのが、主催試合を行うスタジアムの施設管理で培ったノウハウを生かした「芝」の生産事業。生育は地元農業の担い手が減り、地域に点在する休耕地。そこを有効活用する事で、地域課題の解決に一役買っていた。更にクラブが作った芝で県内の小学校の校庭を芝生化。そこにやってきたのがガイナーレの選手達。
   
〔復活!公園遊び〕
 シーズン中の今も選手・スタッフが「ガキ大将のお兄ちゃん」となり、鬼ごっこなど昔懐かしい遊びなどを通じ、子ども達に「外で遊ぶこと」「仲間と楽しく過ごすことの楽しさ」を伝えている。
J3鈴木選手「練習の時のオンとオフの切り替えという意味でも結構リフレッシュできるので、自分としてはいい機会。『今度試合見にいくね』と子供たちに言われるので、その時にはかっこいい姿を見せてあげたいというのはあります。」
    
〔2023シャレン!アウォーズ〕
 J1からJ3までカテゴリを問わず、全60クラブがホームタウンで地域貢献の一環として行う社会連携活動「シャレン」。今週月曜日には今回で4回目となる表彰式が行われ、ガイナーレ鳥取は一般投票で選考された「ファン・サポーター賞」を受賞。全60クラブで唯一となる4年連続での受賞。
J3鳥取塚野社長「スポーツですのでなかなかお金という物差しでは測りにくいものがたくさんあるんじゃないかなと思っております。そういう測りにくいもの、我々はそういうものを大事にして取り組んでいければなあるんじゃないかなというところで、今後もその思いを忘れずにやっていければと思っております。」

ガイナ 4年連続表彰 Jリーグ社会連携活動 全60クラブで唯一

ガイナ 4年連続表彰 Jリーグ社会連携活動 全60クラブで唯一

 サッカーJ3ガイナーレ鳥取が展開する社会連携(シャレン)活動の芝生生産プロジェクト「しばふる」と「復活!公園遊び」を発展させた取り組みが15日、Jリーグ「20...

日本海新聞 Net Nihonkai

 

【ガイナ 4年連続表彰 Jリーグ社会連携活動 全60クラブで唯一】
「サッカーJ3ガイナーレ鳥取が展開する社会連携(シャレン)活動の芝生生産プロジェクト『しばふる』と『復活!公園遊び』を発展させた取り組みが15日、Jリーグ『2023シャレン!アウォーズ』のファン・サポーター選考賞に輝いた。ガイナーレの受賞は4年連続。クラブを運営するSC鳥取の塚野真樹社長は、東京都内で行われた同リーグ開幕30周年記念イベントの表彰式に臨み『一番人口が少ない県のクラブが、得票数の一番多い賞を頂けた』と喜びを語った。
 今年で4回目の同アウォーズは、Jクラブの活動の中から社会に幅広く共有したい活動を表彰している。今回受賞した『継続は笑顔なり。20年続けてつながった二つのシャレン』は、過去にメディア賞を受賞した『しばふる』『公園遊び』をミックスして発展させた。一般投票で最多得票を獲得し、J1~3の全60クラブで唯一、4年連続の受賞となった。
 活動の裾野は広がりつつある。米子市は昨年度、しばふるで生産した芝を使用して小学校の校庭2カ所を芝生化した。このうち淀江小(同市淀江町西原)では今月11日、児童と選手約80人が鬼ごっこなど昔ながらの遊びを通じて交流を深めた。さらに本年度は同市内4校で校庭芝生化に取り組む。03年から展開する公園遊びは、本年度からJ2ツエーゲン金沢も参考にした活動を展開している。」

 Jリーグ特任理事の中村憲剛氏から記念盾を受け取った塚野社長は「小さく身近なコミュニティーを育むこともJリーグの大きな役目の一つ」と述べ、一層の発展を誓ったとあります。
 公園遊びもしばふるもどちらも当ブログはよくリスペクトしており、10年以上もうらやましく思っていたのも事実。最近はしていないクラブを探すのが困難なくらい、選手の学校訪問が浸透しています。ただ、本当に地域に根差し、地域の公共財になるためには、鳥取さんのようにサッカー以外の内容で交流すべき。学校の校庭の芝生化もかなり前に川淵さんが提唱し、だいぶ進んだと思います。鳥取さんのすごいのは次の 点。
・公園遊びは20年以上継続事業として、色褪せなく実施されている事
・元選手の塚野社長が選手時代に始められた事(街で会う子ども達の顔をみんな知っていたとか)
・しばふる事業をきちんと事業化された事(確か国立競技場の芝も?)
・賞の開始年からすべて(4年連続)受賞されている事(唯一)

 普通に考えてもすごいですね。自社で製造した芝生を、ホームタウンの小学校の校庭に敷き、そこで20年やっている公園遊びを実施して、すべてをつなげたという。さすが、成績以外の付加価値で中四国№1と認識し、もちろん100年続くと思われる鳥取さん。そろそろJ2に戻ってきて欲しいですね。J3では現在9位。昇格争いでは強豪がひしめいていますが、早くJ2に戻って来て下さい。
J3鳥取「復活!公園遊び」関連④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121030
 〃      〃      ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120526
 〃      〃      ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120421
 〃      〃      ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080423
 〃  「しばふる」関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171102
J3鳥取関連:
/  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  / 
シャレン!アウォーズ特設ページ:https://www.jleague.jp/sharen/awards2023/
シャレン!HP:https://www.jleague.jp/sharen/about/
シャレン(Jリーグの社会連携)関連: /  /  / /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  / 

#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Jリーグをつかおう! Jリーグ社会連携(シャレン)26

2023-05-20 00:01:03 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 5月15日はJリーグの日でしかも30周年という事で、各メディアでJリーグがよく露出されましたね。TVでもBS番組だったサッカー番組が、特別番組という事で、NHK総合で放映されていました。リスペクトすべき内容だったら、紹介します。
 そして、この同じ日に今季の「Jリーグシャレン!アウォーズ」が開催されました。確かJリーグシャレン担当の鈴木氏が、Jリーグアウォーズでシャレン賞を設けてくれなかったので、このタイミングでアウォーズをやる事にしたと言われていた覚えがあります。そんな中で、先日YouTubeでアウォーズを視聴させていただきました。そのレポは改めてリスペクトします。

2023Jリーグシャレン!アウォーズ 各賞決定のお知らせ:Jリーグ.jp

2023Jリーグシャレン!アウォーズ 各賞決定のお知らせ:Jリーグ.jp

Jリーグは本日、全60クラブのホームタウン・社会連携(シャレン!)活動の中から、特に社会に幅広く共有したい活動を表彰する...

Jリーグ.jp(日本プロサッカーリーグ)

 

【2023Jリーグシャレン!アウォーズ 各賞決定】
「Jリーグは本日、全60クラブのホームタウン・社会連携(シャレン!)活動の中から、特に社会に幅広く共有したい活動を表彰する「2023Jリーグシャレン!アウォーズ」を開催し、各賞を決定しましたのでお知らせいたします。
 Jリーグシャレン!アウォーズは今年で4回目の開催となり、多くの協働者との連携、取り組む課題や活動に関する発信力など、地域に根差したプロスポーツクラブの持つ価値をいかんなく発揮している社会連携活動を称える目的で実施しています。今回は、Jリーグ開幕30周年という節目の年の開催に合わせ、昨年の活動に限らず「これが自クラブの代表的なシャレン!」という活動を選考対象とし、Jリーグ全60クラブよりエントリーのあった活動から選考を行い、6クラブの受賞を決定いたしました。」
■2023Jリーグシャレン!アウォーズ・各賞発表/選考委員・選考コメント(抜粋)
◇ソーシャルチャレンジャー賞  在留ブラジル人の子どもたちのお仕事体験(名古屋グランパス)
・外国人との共生は、現在各地域で大きな課題となっており、特に非英語圏に暮らしていた本人、及び家族がなかなか地域社会に溶け込めない実情がある。そのような中、地域に多い在留ブラジル人との交流を深め、子どもたちが自ら役割を持てる身近なプログラムを提供するなど、クラブの発信力で相互理解を深める有効な取り組みとなっている。

◇パブリック賞  やいづ ふっとさる かっぷ(藤枝MYFC)
・技能実習生の社会的包摂は、全国の地方部での大きな課題であるにも関わらず、後回しにされがちな状態にある。その課題にしっかり目を向けたこと、サッカーという世界共通語の持つ可能性を提示したこと、サッカー交流だけではない課題に目を向けていることは、シャレン!活動にとってモデル性がある。多文化共生という今後の日本においてより重要になってくる課題に対して、「サッカー」の非言語性、「チーム」という強みを活かした取り組みであること。地域で関わる企業が多いことから、受賞をきっかけにより活発な活動に繋がっていくであろうし、そうなって欲しいという想いも込めて推薦した。

◇メディア賞  選手の汗と情熱がしみこんだ堆肥「芝~レ!」カターレ食農プロジェクト~紅はるか~(カターレ富山)
・CO2削減という日本が抱える問題に対して、スタジアムから出た資源の循環・再利用からサツマイモ作りという農作業経験、更にはスタジアムでの子供たちによる販売体験、と盛り沢山な循環型展開は、フットボールがある街の強みを活かした取り組みである。クラブ活動につきものの刈芝の再利用という着目点、農業との連携。この活動をベースにさらに事業としての広がり、連携の広がりも期待できる。

◇明治安田 地元の元気賞  新しいフツウを子どもたちからプロジェクト〜大豆ミートバーガー編〜(水戸ホーリーホック)
・子どもの発意を受け止めるクラブの姿勢が素晴らしい。子どもに価値を提供しており、周りの子どもたちにも勇気・元気を与える。

◇クラブ選考賞(モンテディオ山形) 高校生が本気で挑戦できる場として「高校生マーケティング探求」を実施(モンテディオ山形)
・地方クラブにとって、若者の流出は深刻な問題であり、そういった課題に地域の学生を巻き込んで取り組んだことは非常に素晴らしい。実際には目標を達成できなかったとのことだが、多くの学生が自分たちのアイディアを出し合い、それを実施する場を提供したということは非常に重要なことだった。ビジネスとしてうまくいかない、ということを学ぶ場になったことも意味があると同時に、この機会が将来的にスポーツビジネスに関わりたいと思う若者の創出にもつながったのではないかと思う。また単発の企画ではあるものの、長いスパン(2か月)をかけて取り組んできたことも、クラブがしっかりと向き合ってきた証拠だと感じた。他クラブが参考にする点があるという意味でも、受賞にふさわしい。

◇ファン・サポーター選考賞  継続は笑顔なり。20年続けてつながった2つのシャレン(ガイナーレ鳥取)
・特設ページでの最多得票を獲得。」

 今季は昨季までよりちょっと趣が違っていたように感じました。また、地域・社会貢献の付加価値が増していたようにも感じました。今回表彰されたどのクラブ事例も、受賞にふさわしい素晴らしい取り組みでした。特に鳥取さん、4年連続ですが、今回もファン・サポーターに選ばれたという事で文句無し、シャレンの優等生を証明した形になりました。
 当ブログで過去のクラブの取組事例を紹介しきれていません。今回はどれも付加価値が高い取り組みなので、ぜひ1つでも多くリスペクト記事にさせていただきたいと思います。読者の皆さん、少々お待ちください。

 あと、Jリーグ理事で、シャレン担当だった高田理事がWEリーグチェアマンに就任され、シャレンはどうなるの?と思っていましたが、新しい担当理事がお披露目された形になりました。Jリーグ執行役員の辻井隆行氏です。今回の配信動画での閉会挨拶で今季のシャレン事業について熱く語っておられ、その思いが十分伝わってきました。後日詳しくリスペクトさせていただきますが、シャレンを引き継ぐ「社会連携グループ」に、新たに気候変動問題に特化して取り組む「気候アクショングループ」が加わった「サステナビリティ部」が新設されるとか。新事業として気候アクション事業を新たに推進していくようです。具体的にどういう取組なのか、個人的に気になりますね。
シャレン!アウォーズ特設ページ:https://www.jleague.jp/sharen/awards2023/
シャレン!HP:https://www.jleague.jp/sharen/about/
シャレン(Jリーグの社会連携)関連: / / /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  / 
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カリスマの存在273

2023-05-19 00:46:29 | カリスマの存在

 リスペクトコラムです。
 昨日、当ブログにとって大きなニュースが入りました。当ブログで「某黄色いチーム」として長くリスペクトしてきたJ1柏の、ネルシーニョ監督が昨日付けで退任されました。何となくそういう空気は感じていましたが、やはりかという感じです。DAZN見逃し配信でちょっと観た横浜FC戦の敗戦がきっかけになった様子。まずはクラブの公式発表から。
   
   
【ファン・サポーターの皆様へ】
「クラブとしましては、今シーズンも引き続きネルシーニョ監督体制を支えていくという方針でスタートしました。一方で開幕からなかなか勝利がつかめず、3月下旬頃から強化担当がネルシーニョ監督と対話を重ねてまいりました。選手たちの頑張りや試合内容の変化も見えてきておりましたが、5月13日の横浜FC戦の結果を受け、ネルシーニョ監督と双方合意の上で、退任という結論に至りました。」
「井原正巳ヘッドコーチに、新しく監督として指揮を執っていただくことになりました。選手として日本サッカー史に残る実績を残し、引退後はアビスパ福岡で監督経験を積み、ネルシーニョ監督の下でも長くヘッドコーチを務めるなど指導者経験も重ねております。シーズン途中の交代でもあり、今のチーム状況や選手たちの特徴をもっとも把握している最適の人材として、チームの立て直しを託しました。
 先日の横浜FC戦の後、ファン・サポーターの皆様からいただいた厳しい声も温かい声援も、柏レイソルを愛してくださっているがゆえのお気持ちであり、心より感謝するとともに重く受け止めております。我々は皆様のご支援に応えなければなりませんし、どんな状況でも諦めず、勝利を追い求めて戦い続けます。」
引用:J1柏公式HP

   


「レイソルと日本でのサイクルを終えるのが最善」退任のネルシーニョ監督が心境、コロナ禍での苦しみも語る「最悪の事態が起こってしまった」【超ワールドサッカー】

「レイソルと日本でのサイクルを終えるのが最善」退任のネルシーニョ監督が心境、コロナ禍での苦しみも語る「最悪の事態が起こってしまった」【超ワールドサッカー】

超ワールドサッカー

 

【「レイソルと日本でのサイクルを終えるのが最善」退任のネルシーニョ監督が心境、コロナ禍での苦しみも語る「最悪の事態が起こってしまった」】
「柏レイソルの監督を退任したネルシーニョ氏が、自身の胸中を語った。ブラジル『Futebol Interior』が伝えた。」
「2020年に新型コロナウイルス(COVID-19)が世界的に流行すると、チームは苦戦することに。2020年はYBCルヴァンカップで準優勝を果たすもJ1で7位。2021年は15位、2022年は7位となり、今シーズンはここまでわずか2勝で16位と残留争い中だった。2度にわたり合計11シーズン指揮したネルシーニョ監督だが、クラブのリリースではコメントなし。このことがファンの間では注目を集め、成績不振でチームをさる功労者への扱いが話題となっていた。
 そんな中、ネルシーニョ氏は『Futebol Interior』に柏への想いを語っており、1つのサイクルを終えるときだと感じていたとした。
『5年間だったが、最初の3年間はとても良かった。この2年間は、パンデミックによってクラブの経済的な部分が後退してしまい、重要な選手を失い、獲得した選手も上手くいかず、レイソルにとって最悪の事態が起こってしまった』
『成果は上がらず、状況は持続不可能になりつつあった。サッカーは世界中で同じであり、我々のクラブの歴史に関わらず、結果がとても重要になる』
『我々が腰を据えて、レイソルと日本でのサイクルを終えるのが最善だと考える時がきた』
ネルシーニョ監督が成長させた選手も数知れず。残念な終わりになってしまったが、日本サッカーへの貢献は間違いなく大きい指導者だった。」

 ネル監督の過去の功績は大き過ぎます。2度のJ2優勝からJ1の3大タイトル獲得。特にJ2に降格した時の「J1復帰請負人」的な要素もあったと思います。第2次政権でも'20年にルヴァン杯準優勝という成果もあり、感謝しかありません。個人的にはこの第2次政権の後は、鹿島さんのジーコ氏のようにテクニカルアドバイザーやクラブアドバイザーとして、ブラジルからクラブの側面支援をして欲しかったですね。
 個人的に心配なのが、ネル監督のブラジルネットワーク。このコロナ禍の時期に多くのブラジル人選手を獲得しました。それらのブラジル人でフィットして活躍した選手はそんなに多くなかったですが、第2次政権の前のクラブの状況(選手の補強が全然できない)を考えると、そのネットワークが無くなるのは痛いと思います。そして、代わりに監督に就くのが井原ヘッドコーチ。第2次政権の時に一緒に入団し、今までネル監督とともに指揮を執ってきました。

【監督交代】
「【井原 正巳新監督 コメント】
「レイソルに関わる皆様へ、いつも応援をいただきありがとうございます。ネルシーニョ監督の後を任されることになりました。今の成績は決してネルシーニョ監督だけによるものではなく、我々スタッフも責任を感じています。ネルシーニョ監督のためにも、この現状を変えるべく、チーム、選手、スタッフでもう一度結束して、チームを蘇らせるように全身全霊を尽くします。そのためにはファン・サポーターの皆様の今まで以上の応援と後押しが不可欠です。我々とともに、柏レイソルの勝利のために戦ってください。よろしくお願いいたします」
引用:J1柏公式HP

【柏】井原新監督が会見「選手が監督の顔色をうかがいながらプレーしていた」ネルシーニョ氏退任 - J1 : 日刊スポーツ

【柏】井原新監督が会見「選手が監督の顔色をうかがいながらプレーしていた」ネルシーニョ氏退任 - J1 : 日刊スポーツ

退任したネルシーニョ前監督(72)に代わってヘッドコーチから昇格したJ1柏レイソルの井原正巳新監督(55)が18日、山崎和伸社長、布部陽功GMとともに本拠地三… - 日刊スポ...

nikkansports.com

 

【井原新監督が会見「選手が監督の顔色をうかがいながらプレーしていた」ネルシーニョ氏退任】
「退任したネルシーニョ前監督(72)に代わってヘッドコーチから昇格したJ1柏レイソルの井原正巳新監督(55)が18日、山崎和伸社長、布部陽功GMとともに本拠地三協フロンテア柏スタジアムで囲み取材に応じた。
 井原監督は就任にあたり、リーグ最少8得点しか挙げられていない攻撃面を含めた戦術&精神面でチームを改善できると意欲を見せた。
 まず戦術面では、ネルシーニョ前監督時代の縦に速いサッカーに加え、ボールを大事にし、敵陣に押し込んで攻める攻撃的サッカーの要素を増やしていくと説明。『チャンスをいかにつくるか、ゴール前にどれだけ進入できるかにゴール数は比例する。相手ゴール前に入っていく回数を増やしたい。それと得点のシーンがカウンター的な速い攻撃に頼っている部分がある。押し込んだ中でのチャンスの数を増やしたい」と話した。もともとボール保持率を高く保ち、細かいパスをつないで小気味よく攻めるのが柏の伝統。井原監督の言葉には原点回帰のニュアンスも含まれていた。
 また布部GMは、今季はネルシーニョ前監督も攻撃的なサッカーを取り入れようとキャンプから取り組んでいたと説明。だが開幕2試合でドローが続くと、今までのサッカーに戻っていってしまったと話した。
 布部GMは『今年はキャンプからチャレンジした部分があった。相手を押し込んで攻撃的にいこうと。第1節ガンバ戦、第2節FC東京戦は引き分けでしたが、内容的にはやろうとしていたものは出ていた。でも監督が「結果がほしい。勝利がほしい」ということで、横に揺さぶるサッカーから、もう少し縦に速くいこうと、練習の時の戦術や選手に対する要求を変えた。そういう中で勝てなかった』と話した。
 また精神的な部分では、ネルシーニョ監督のもと、縮こまっていた選手たちに、もっと思い切ったプレーをさせたいという。井原監督は「ネルシーニョ監督は選手に対して厳しい要求をされていた。守備の強度とか、勝負にこだわる気持ちの部分でも。そんな中で選手が監督の顔色をうかがいながらプレーしている部分もあったので。もっとはつらつと、アグレッシブに思い切ったプレーができるように雰囲気を変えていくことでチームは必ず良くなると思う」と話した。」

 ネル監督の就任時に井原氏がヘッドコーチで入団した時に、これは予想していました。噂では'25年までの契約らしかったので、'25年に引き継ぐのかなと思っていましたが、少し早まりましたね。攻撃的なサッカーを取り入れようとキャンプから取り組んでいたが、開幕2試合でドローが続くと、今までのサッカーに戻っていってしまったとあります。今までのサッカーというのは3バックから5バックに可変するまずしっかり守るサッカーなのか。横に揺さぶるサッカーはワイドに広く繋げるポゼッションサッカーで、かつて強い頃のスタイル。昔の酒井選手やクリスティアーノ選手がサイドを崩して侵入し、高速クロスで中央にボールを供給するシーンを思い浮かべました。井原氏の過去の監督成績は以下の通りです。

【井原新監督の戦績】
2009 / 柏(監督代行)/ J1 / 順位無し
2015 / 福岡 / J2 /  3位       
2016 / 福岡 / J1 /  18位      (ナビスコ杯ベスト8)
2017 / 福岡 / J2 /  4位   
2018 / 福岡 / J2 /  7位

 上のブラジルメディアで、ネル監督が「この2年間は、パンデミックによってクラブの経済的な部分が後退してしまい、重要な選手を失い、獲得した選手も上手くいかず、レイソルにとって最悪の事態が起こってしまった」とコメントしていますが、その通りだと思います。IJ選手など、どうしてもいい選手から海外移籍してしまい、江坂選手など主力がよそへ行ってしまって戦力ダウン。ブラジル人選手を多く獲ったが、コロナ禍で入国が大幅に遅れて合流できないままシーズンが始まってしまう。しかもそれらのブラジル人選手もほとんどフィットしなかった。コロナ禍でクラブが経済ダメージを受けて、思うような補強予算も組めなかったと、ネガティブな条件ばかり揃ったのです。なので、当ブログは、今の低迷は決してネル監督だけの責任ではないと思います。

 また、井原新監督のコメントで、ネル監督は選手に対して、守備の強度や勝負にこだわる気持ちの部分で厳しい要求を行なっており、選手が監督の顔色を伺いながら縮こまってプレーしている部分もあったとありますが、それは黄金時代もそうであり、そのこだわりで3タイトルを獲れたのも事実。プレスを強く、こうやってボールを奪うんだと実践して見せる、勝負にこだわれというにはネル監督の真骨頂で、強くなってきた面もあります。
 逆にそのバトルの部分を緩くしてしまって、もっと弱くなってしまうのが個人的に心配でもあります。第1次政権後に吉田監督から日本人監督路線に行きましたが、更に弱体化しました。オルンガ選手などいくらかいい外国人選手は補強できましたが、3回目のJ2降格を迎えてしまう。その辺が心配ですね。まぁ福岡さんで実績がある井原監督なので、期待は大きいです。頑張ってもらいましょう。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

次に向けて頑張りましょう300

2023-05-18 00:01:21 | ファジアーノ岡山

 生配信観戦レポです。
 久しぶりの平日ナイトゲーム、しかもアウェー。今日の相手は4位と気を張っている長崎さん。先日、トライフープの横を一気に駆け抜けてB1に昇格を決めた長崎ヴェルカさん。J2長崎さんもともに1部に上り詰めたいところでしょう。両チームとも半分くらい前節から先発が入れ替わっています。今日はファジ丸くんも現地に参戦しています。
 今日はルカオ、ムーク選手の2トップで、ややターンオーバー気味の布陣か。バイス選手と金山選手は古巣対決とか。長崎さんは何と言ってもファンマ選手(4月月間MVP受賞)ですね。あとは馴染みのある選手は、控えのクリスティアーノ選手と都倉選手くらいか。櫛引選手は得点力のあるディフェンダーという事で「DFW」と呼ばれているようです。
   
 キックオフ。結構、攻め込まれている時間が続いていますが、岡山も頑張って守っています。ルカオ選手気合が入っていますが、今日はそろそろ結果を残せるか。どうかな。今日の岡山は最初から強いプレスをかけています。長崎さんも高さがあり、序盤では攻め込む時間帯が長いです。
 岡山の右サイド(本山・田中選手)がどうも狙われているようです。真ん中の選手もボールを触らせてもらっていないと解説されています。2トップと中盤との間延びした距離が気になります。

 ルカオ選手がズバっとしたシュートを打ち込みますが、真正面。岡山はしっかりブロックを組んで守っている状況。長崎さんはサイドを上手く使った攻撃を展開しています。まさに一進一退ですね。岡山はボールを持たれて、前へ来られている時に、誰がつくのか岡山は決まっていないと解説されています。そんな感じなの? ファンマ選手のマークは柳選手のようです。
 前節ばりの田中選手のミドル、やや外れた。堀田選手、遅延行為でイエローもらってしまう。岡山はクロスを楽に長崎さんに上げられていると解説に指摘されています。向こうのシュートの精度が高くないから、失点していませんが、何とかせねば。前半終了。
   
 交代は無し。後半スタート。ファンマ選手はJ2得点ランキングが何と2位なんですね。長崎さんは中央に人数が多いので、岡山は外から攻撃を組み立てる。ここでクリスティアーノ選手登場。久しぶりですねー 恩師ネル監督が今日退任になったというのに。ここで守備に貢献したムーク選手に替わってチアゴ選手投入。
 岡山は前半よりやりたい事が明確になってきているのか。岡山はクロスはよく上がるが得点が決まらないという特徴。出ました、チアゴ選手の転び芸。ファウルを受けていました。
 ファンマ選手に替わって都倉選手が出てきました。ここでルカオ、鈴木選手に替わって櫻川、高橋選手投入。後半になって協力2トップが出てきました。

 長崎さん独特のチャントがずっと聞こえています。クリス選手のキャノン砲久しぶりに観ました。うーむ、またしてもスコアレスドロー臭が少し来ました。堀田選手、結構前に出てきます。長崎さんは我慢の時間帯。田中、河井選手に替わって山田、田部井選手投入。山田選手は今季初出場になります。おめでとうございます。
 柳選手は前半ファンマ選手、後半は都倉選手をマークしてやり合っています。今日は本山選手が良くないシーンで名前が出てきますね。岡山も頑張って、相手ゴールに迫るが、やはり今季最大の課題、シュートの精度が一向に高まらない。ここで本山選手が負傷で担架でピッチ外へ。でも、交代枠は使い切ったので10人で戦わないといけない。長崎さんも最後はホームランが多い。本山選手戻ってきました。ここでホイッスル、やっぱりスコアレスドローでした。またしてもドロー地獄真っ最中でした。

 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「長崎はボールを保持して前進を図り、左サイドの宮城の突破からフアンマの高さを生かして攻勢を仕掛ける。だが、シュート数こそ増えるものの、決定的なチャンスを創出するまでには至らない。逆に、自陣で奪われてピンチを迎えるなど、徐々に岡山に押し込まれて前半終了。後半に入ると、さらに守備に回る時間が長くなり、思うように攻撃の形を作れない。流れを変えるために次々と強力な交代カードを切るが、最後まで決定機を生み出せないままスコアレスドローで試合終了。」

 

Jリーグ - J2 第16節 V・ファーレン長崎 vs. ファジアーノ岡山 - 試合経過 - スポーツナビ

J2 第16節 V・ファーレン長崎 vs. ファジアーノ岡山の試合経過。スポーツ総合サイト、スポーツナビ(スポナビ)のJリーグページです。最新のニュース、速報、日程、見どころ、...

スポーツナビ

 

 18日の山陽新聞朝刊の「ファジ決めきれず」というタイトルの記事の戦評です。
「前半は高い位置からのプレスでリズムをつかみ、MF田中やFWルカオがミドルシュートなどでゴールに迫った。後半もサイドを軸に攻めたが、精度と工夫を欠き、7試合ぶりの無得点。GK堀田やDFバイスを中心に守備陣は粘り強く、個人技に優れた相手の仕掛けに体を張って対応した。」

 おっと、順位は10位で変わらずでした。少し抜かれたと思いましたが、運がありましたね。町田さんは今日も勝って、2位ヴェルディさんとの勝ち点は7点差と首位固めっぽくなってきました。岡山のJ2の頂が拝めるのは益々遠くなっています。勝ち点1の引き分けでは、勝ち点3の勝ちのチームに引き離されるのは当たり前。補強禁止の磐田さんもついにプレーオフ圏内の6位まで浮上してきました。
 次節勝てば、最良で7位まで上がる可能性がありますが、負ければ最悪で13位まで落ちる可能性があります。次の相手は目下5位の群馬さん。これまた相性が悪い相手ですね。群馬さんは下の方の順位というイメージ(ごめんなさい)がありますが、今季は強い。プレーオフ圏内で自動昇格の2位と勝ち点2点差です。次の試合も大変だ。試合はすぐにやってきます。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする