リスペクトコラムです。
昨日に続いて、台風19号の話題です。本当に毎年今の時期に何か災害が起こる時代になってきました。線状降水帯などで全国どこでも大水害が起こる可能性がある環境になってしまいました。昨年真備の時に、こんな災害は何十年に一度と思っていたら、今年更に大きな水害が今度は東日本で起こってしまいました。そんな中で、栃木さんがいい活動をされていました。選手による災害ボランティアです。
【活動報告:選手およびフロントスタッフが宇都宮市内の被災宅清掃活動に参加しました】
「本日、栃木SCの選手6名とフロントスタッフ3名、インスタントジョンソンのスギ。さんが、宇都宮市田川周辺の被災宅の清掃ボランティアに参加いたしました。お片づけボランティアに興味がある方は、宇都宮市社会福祉協議会ボランティアセンターまでお問い合わせください。」
引用:J2栃木公式HP、公式ツイッター
【菅選手】
「今回、宇都宮市のボランティアに参加させていただきました!! 泥撤去、そして重い物を運びだしたりと、まだまだ人手が足りないなと感じました!! 栃木県内まだまだ復興に時間がかかる方々が沢山います! ボランティアに参加してくださる方は各地区のボランティアセンターにお問い合わせください!!」
引用:菅選手公式ツイッター
【えとみほさん】
「選手とスタッフでお片づけのお手伝いをしました!宇都宮市内はだいぶ落ち着いてきましたが、まだ以前に生活に戻れていない方も多く、ボランティアが不足しています。」
引用:えとみほさん公式ツイッター
【インスタントジョンソン・スギ(J2栃木公式応援リポーター)】
「宇都宮の田川付近にて。 選手達とスタッフさん達と一緒に ボランティア。 家財の片付けや泥の撤去作業を終え東京に帰ります。」
引用:インスタントジョンソン・スギ公式ツイッター
素晴らしいですね。えとみほさんが主導する栃木さんらしい活動だと思います。昨年、地元の水害でJ2岡山は選手の災害ボランティアをさせませんでしたが、愛媛さん、札幌さんは派遣されています。過去にも確か山雅さん、熊本さんも行かせていますね。選手に行かせる行かせないで優劣がある訳でもありませんが、もし選手がスコップを持って被災地に立てば、被災者の方に訪問のみよりも何倍もの勇気と希望を与えると思います。試合に向けたコンディションや、そんな契約になっていないと言えばそれまでかもしれませんが、行かせているクラブが当ブログで付加価値が高いとしているクラブばかりなのは偶然か。
他にも栃木さんでいい取り組みをされています。特製の被災地支援チケットです。通常のチケットにそれぞれ500円価格を上乗せして販売し、500円をそのまま義援金として寄付する企画です。
【「台風19号被災地支援チケット」販売】
「10月20日(日)琉球戦の試合会場にて、11/3(日・祝)新潟戦・11/10(日)大宮戦を対象にした「台風19号被災地支援チケット」(前売券)の販売を行います。本チケットは、通常のチケット価格と合わせて義援金500円を頂戴するチケットです。また、チケットを1枚ご購入いただくごとにクラブから500円を義援金として寄付いたします。
デザインは、上記のへニキ選手・大﨑淳矢選手を含む12選手(西谷和希選手・西谷優希選手・浜下瑛選手・大黒将志選手・藤原広太朗選手・枝村匠馬選手・川田拳登選手・田代雅也選手・瀬川和樹選手・ユ ヒョン選手)となります。
【対象試合】2019明治安田生命J2リーグ
11月3日(日・祝)新潟戦
11月10日(日)大宮戦(ホーム最終戦)
【販売場所】
10月20日(日)琉球戦 スタジアムファンエリア内チケット売り場
※10月20日以降の販売については、改めてお知らせいたします。」
引用:J2栃木公式HP
昨年、地元岡山では、何月と何月の売上の何%を義援金に回すという企画をしていましたが、それはそれで良い事だと思いますが、クラブ目線での企画で、ファン・サポーターには全く実感が無かった印象があります。もう少し栃木さんのようにファン・サポーター目線で企画を進めるべきだったのかもしれません。えとみほさんのアイディアかもしれませんが、素晴らしい復興支援活動だと思います。栃木さんは現在残留争いをしていますが、絶対にJ2に残留して地元岡山など他のクラブを刺激して欲しいです。
選手による災害ボランティアといえば、ラグビーW杯(今日は残念でした)で、台風のためにナミビア戦が中止になったカナダ代表チームが、そのまま釜石の被災地を選手が訪問し、災害ボランティア活動を行ったとか。
引用:読売新聞
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