J OKAYAMA ~岡山サッカーの桃源郷へ

岡山サッカーファミリー(ファジアーノ岡山等)、スポーツ文化等「岡山からJリーグ百年構想を」・・・情報ライブラリ的ブログ。

スタジアムグルメ一考3

2012-11-30 01:21:12 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介レポです。
 当ブログでは、「スタジアムグルメの理想は、店名をはっきり表示する地元グルメが集うのれん街であるべき」と言っています。そんな中、FC東京のスタグル「青赤横丁」が素晴らしいスタグルである事を知りました。11/17(土)のホーム戦で、通常のフードコートの数倍の規模にて「青赤横丁」イベントを開催されました。以下抜粋して紹介。

 今回、農林水産省の国産農産物の消費拡大の取り組み「FOOD ACTION NIPPON」とタイアップ。FC東京のホームタウンである「東京産の美味しいもの」にこだわったグルメを販売するお店の出店の他、東日本大震災の被災地支援ブース「食べて応援しよう!」も登場。東京の地場野菜である「江戸東京伝統野菜」を使用したメニューをはじめとする「東京産の美味しいもの」にとことんこだわったグルメを販売。
     
日  時 : 2012年11月17日(土)
開催場所: 味の素スタジアム南側広場
企画内容:
①FC東京×FOOD ACTION NIPPON
 農林水産省の国産農産物の消費拡大の取り組み「FOOD ACTION NIPPON」とFC東京がコラボ。
【東京地産地消コーナー ~トーキョーのウマイものは俺たちの!~】
 実は東京では美味しい食べ物がいっぱい獲れるとして、江戸東京伝統野菜、東京都地域特産品認証食品、東京都産の畜産品・野菜などを使用した当試合限定メニューを販売。
      
<肉料理ケータリングカー>
 「秋川牛」と「TOKYO X」のツイン丼、「TOKYO X」と「亀戸大根」の豚汁
<ちゃんこケータリングカー>
 「東京軍鶏」と「亀戸大根」と「千寿ねぎ」入り醤油ちゃんこ
<オムライスケータリングカー>
 「伝統小松菜」と油揚げのあんかけのオムライス
<ポークチョップバーガーケータリングカー>
 「TOKYO X」のポークチョップバーガー、「品川カブ」のクラムチャウダー、「大蔵大根」のもつ煮
<欧風カレーケータリングカー>
 「東京軍鶏」の欧風カレー
<沖縄料理ケータリングカー>
 「TOKYO X」ソーキ丼
<焼そばケータリングカー>
 「大多摩ベーコン」の焼そば
<タイ料理ケータリングカー>
 「TOKYO X」のひき肉とナスのオイスター炒め
<ケバブケータリングカー>
 東京産鶏肉と野菜のケバブ
<石窯焼きピザケータリングカー>
 東京近海シーフードの青赤ピザ
<築地焼き魚丼屋台(micro cafe>
 東京築地丼
<青赤バール>
 「TOKYO X」生姜焼き丼
<Favorite Cheesecake Tokyo>
 チーズケーキアイス&人形焼、食べて応援しよう!コーナー(東日本大震災の被災地やその周辺地域の農林水産物や、加工食品を積極的に利用して被災地支援の輪を広げよう!)
< 一般社団法人希望の環>
 宮城県物産
<東北産直協議会>
 青森県・東北物産
協力: FOOD ACTION NIPPON

②“樽”ホッピー&“東京地ビール”販売!
<ホッピービバレッジ㈱>
≪販売品目≫
 調布 “生”びーる、“樽”ホッピー、黒“樽”ホッピー、コアップガラナ
<東京府中 くりばやしの餃子>
 くりばやしのオリジナルひとくち餃子

③神戸ご当地グルメコーナー(対戦相手のヴィッセル神戸にちなんだ神戸・兵庫グルメが登場!)
 神戸牛コロッケ、神戸長田ぼっかけ丼、神戸ビーフ肉巻き、明石焼
http://tokyo12.info/2012/fc-5.html

 今回の事例は、店名がそれほど出ていないですが調べてみると、青赤横丁では以前はしっかり店名を出されていました。今回だけなのかもしれません。また、東京・東京としっかり地域性が出ているメニューばかりなので、全然いいと思います。
 じっくり見てみると素材に注目してみると、秋川牛、TOKYO×、亀戸大根、東京軍鶏、千寿ねぎ、伝統小松菜、大多摩ベーコン、東京産鶏肉、東京近海シーフードと地産地消のオンパレードです。店名は余り出ていない部分をカバーするいい内容だと思います。飲み物では、府中に本社があるホッピーが目立っていました。
 今朝の「朝ズバ!」で江戸東京野菜が出ていました。まさに地産地消。東京のこういう食材も意外でしたが、どこの地域にもこういう食材があるのでは。岡山にも。ただ、こういうコラボも相手の協力があってこそ。JAなり協力体制が築けなかったら、ない話です。
江戸東京野菜普及推進連絡協議会公式HP:http://www.edotokyo-yasai.com/

 今回、相手(神戸)にちなんだというメニューがあります。ネット情報か何かで見かけた他の事例に、目玉メニューが相手チームにちなんだメニューしかないところがありましたが、東京さんのスタイルがいいのではないでしょうか。今回の「神戸」メニューも、相手チームの地元食材等にちなんだメニューというものではなく、「ぼっかけそば」等のしっかりご当地メニューそのものなので。
 そして、いろいろ観ていたら、地元調布市としっかりコラボしていました。やはり、決して自己満足で終わるのではなく、地域密着した付加価値が高いスタグルでした。地産地消と相手地域の人気グルメ、個人的に青赤横丁に行きたくなってきましたね。
FC東京公式HP該当ページ:http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=item&item=13456
調布市観光協会公式HP該当ページ:http://csa.tamaliver.jp/e313169.html
スタグル関連②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120921

  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120812


吉備ファジ会

2012-11-29 00:57:21 | 吉備ファジ会

 庭瀬&浅口情報です。
 まずは、吉備ファジ会です。いつもは浅口の方が上に来るのですが、今回は日にちが先という事もあり、庭瀬情報を上に持ってきました。全国地域リーグ決勝大会の週であり、現地に参戦されるため、欠席されるメンバーもおられます。お気をつけて。
 フロントブログのオサコーチのレポによると、吉備小学校にトップ選手による学校訪問が行われたようです。また、この会の時にその話題が出る事でしょう。

<吉備ファジ会>
日 時: 12月1日(土)19時から

会 場: 本町公民館
参 加: 吉備地区に在住もしくは在勤もしくは関わりのある方。それ以外はオブザーバー参加。
申 込: とりあえず当ブログ(kataru-kai@mail.goo.ne.jp:@は全角表示)へお願いします。
※今までの様子はこちらのカテゴリに掲載してあります。
※「吉備地域の在住もしくは在勤・在学等」が参加資格ですが、見学する「オブザーバー」参加でもウェルカムです。

    

 そして、応援団・浅口です。「応援募金」ですが、順調に集まっていっています。1口あたりの金額は少ないですが、基本的に新規寄付者が出るので、減りにくい状況です。ただ、口数の微減や参加されなくなったメンバー分の金額減少があり、結果はどうなるでしょうか。
<ファジ応援団・浅口 里庄会場>

日 時    12月18
日(火) 19:00より
場 所    岡山手延素麺㈱ 直売所試食ルーム
        (浅口郡里庄町新庄1887-1 / TEL:0120-456-781)
        ※国道2号線沿いにある製麺工場のすぐ横にあります。
負 担 金   お1人  3,000円(アルコール飲む方)、
              1,500円(ノンアルコールの方)

        (清酒の試飲会を兼ね、食事もご用意しております)
        ※集金残金は、チームへの寄付等に利用させていただきます。
申 込 先   事務局:
fagi_asakuchi@yahoo.co.jp
※今までの様子はこちらのカテゴリに掲載してあります。
※「浅口地域の在住もしくは在勤等」が参加資格ですが、見学する「オブザーバー」参加でもウェルカムです。

 岡山市庭瀬にトップ選手が学校訪問に来たようですが、浅口にもトップ選手が来ませんかねぇ。すぐに話が伝わってくるのですが、去年まではなかったようです。もっとも、まちづくり委員会の子どものサッカー教室は、今年は別の形で行われるようですが。

 フォルツアファジを観ていたら、なかなかいいブログ記事を見かけました。サポータ―サイトを立ち上げた2005年からのお付き合い(最近では挨拶程度ですが)のたーぼ氏のブログです。「サポの力、街の力」というタイトルで、J1昇格について、「サポーターの力と街の力が、まだまだ足りていないと思った」とありました。当ブログでも成績を追うのではなく、もっと地域に根を張るべきと思っており、極めて近い考え方だと思います。そういう面では、大分さんはしっかり地域に根を張り、J1にふさわしいクラブだと思います。
たーぼ氏ブログ該当記事:http://plaza.rakuten.co.jp/reds2004v/diary/201211280000/

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スポンサーについて27 【J特】

2012-11-28 00:00:46 | ファジアーノ岡山

 事例紹介コラムです。
 おとといの記事で、昨日開催されたマクドナルドの「JサポーターWOWパーティー」について紹介し、「フロントブログくらいでレポートがあるのかな。期待しています」と書いたところ、早速J's GOALのフォトニュースに登場しました。うっかり1日見落とすとすぐに隠れてしまうページなので、要注意ですね。ユニフォーム姿でないファジの選手のこういう交流ネタって、たぶん初めてじゃないかと思うくらいに珍しい話題です。以下、紹介します。
   
 11月26日、マクドナルド・倉敷中庄店で、J2岡山の後藤、仙石両廉選手を迎えて約1時間「JサポーターズWOWパーティー」を開催。10組20名が招待されたそうです。以下、主な内容です。
【シーズン等を振り返り、印象に残っているゲームやプレーについてのエピソードトーク】
仙石選手:「ホームでの東京V戦。1人少なくなって、最後に田所諒選手が決めてくれたゴール」
後藤選手:「昨年の植田龍仁朗選手のギネス級のヘディングゴール。あの場にいられて本当に良かったと思います」
【参加サポーターからの質問コーナー】
Q:「試合中、監督の声は聞こえますか?」
後藤選手:「結構、聞こえます。独り言みたいなのも聞こえます」
Q:開幕前の雪山キャンプについて
仙石選手:「2度と行きたくないです!」
Q:「あこがれの人は?」
仙石選手:「小さい頃からピクシーに憧れていて、天皇杯で『こんなにガタイがいいんだ』って思いました」
後藤選手:「鹿島の新井場徹選手。私生活から尊敬できる人。J1で戦いたいです」

 抽選会ではファジグッズが賞品で、その場で両選手がサインを入れ、当たらなかった人にもハンバーガーの無料チケットを進呈。その後、「1、2、3、WOW!」の掛け声に合わせて記念撮影。倉敷中庄店クルーとも記念撮影。
【マクドナルドエピソード】
仙石選手:「家の近所にマクドナルドがあったので、遊んだ後はマックシェイクを飲んでました」
後藤選手:「マクドナルドが好きな友だちの誕生日にハンバーガー20個プレゼントしたことがあります」
【来シーズンへの抱負について】
仙石選手:「来年は専用練習場が出来て、より恵まれた環境で練習できます。自動昇格の2位以内を目指して全力で戦います」
後藤選手:「必ずJ1に昇格します。ファジらしく、絶対に最後まであきらめない戦いをします」

 最後は訪れていた子どもたちも一緒になってハイタッチで両選手を送ったそうです。セブンイレブンのチケット販売のポスターにも写真が出ていますが、レン選手はすっかりファジの顔になったなぁと最近思います。確かに川又選手も人気がありますが、レンタル組です。レン選手は柏時代に学校訪問を経験しているので、ユメセンとか行って欲しいと個人的には思っています。岡山では全然見かけない活動ではありますが。
 全国に発信するJ's GOALにアップという事で、イメージアップが図れたと思います。今後も選手による活動をどんどん情報公開して欲しいですね。活動がなければしょうがないですが、活動があるのならマスコミ告知をしっかりすべきですね。今回はスポンサー絡みでしたが、更にもう少し選手が街に出ないものでしょうか。
J's GOALフォトニュース該当ページ⑥:http://www.jsgoal.jp/photo/00106000/00106084.html
  〃                    ⑤:http://www.jsgoal.jp/photo/00106000/00106085.html
  〃                    ④:http://www.jsgoal.jp/photo/00106000/00106086.html
  〃                    ③:http://www.jsgoal.jp/photo/00106000/00106087.html
  〃                    ②:http://www.jsgoal.jp/photo/00106000/00106088.html
  〃                    ①:http://www.jsgoal.jp/photo/00106000/00106089.html
マクドナルド公式HP「WOWパーティー」ページ:http://www.mcdonalds.co.jp/social/sport/wowfc/party/
「JサポーターWOWパーティー」関連②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121126
  〃                    ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110918


 もう一つ、フロントブログで、ネクスト選手のサッカー教室の記事が出ました。選手によるサッカー教室があれば、どんどん情報公開して欲しいですね。どこかの会合で「田舎に来るのは2軍ばかり」という辛口な声が聞こえ、「費用の問題があるんじゃないですか」とフォローしたつもりが、「よそみたいに選手会活動でやればできるのでは」と突っ込まれて、それ以上何も言えなかった事を思い出しました。これからも頑張って欲しいです。
フロントブログ該当ページ:http://ameblo.jp/fagiano-front/entry-11410632231.html


Jリーグの話題24 【J特】

2012-11-27 00:01:37 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介レポです。
 先日の記事で、傍士理事がJリーグ準加盟制度の担当である事に触れましたが、日経新聞「フットボールの熱源」に、「まず育成クラブもいい」というタイトルで、準加盟制度の改定について書かれてありました。以下、抜粋して紹介。
                              
 Jリーグは40クラブ編成となり、準加盟クラブは4つ(JFL長崎・讃岐・長野、相模原)になる。オリジナル10の頃は、ここまでの順調な拡大を想像できなかったが、Jリーグは今、この数字を決して多くはないと考えているそうです。
 先日実施された「準加盟規定」の改定には、各地にJリーグ予備軍を更に増やしていきたいという思いが反映しているとか。この改定でトップチームが常時使える練習場の確保を義務付けているが、一方でホームスタジアムの整備については緩和されている。
 今までは基準を満たしたスタジアムの整備計画を策定していなければ準加盟が認められなかったが、今後は地元サッカー協会と自治体が整備の必要性を持っていればいい事になった様子。
 「早めに準加盟クラブになった方が地元の協力を得やすい。リーグと密接な関係を結べるので、課題を解決しやすくなる」とJリーグ中西本部長のコメント。準加盟申請をしやすくなったとしています。

 また、今回の改定では、高校世代や中学校世代のチームの保有を義務付けており、「Jリーグを目指すクラブは、その地域で選手育成の柱になって欲しい」「これまではトップチームを先に作り、育成組織を備えると言う形だったが、今後は下から築いていってプロチームを作り、Jリーグ入りするクラブが出てきて欲しい」と大河本部長のコメント。場合によっては育成世代のチームのみの準加盟クラブもありうるし、欧州クラブのようにそれが本来の姿であるとしています。このスタイルであれば、地元で愛されるクラブが自然とできあがると締めくくっています。

参考(一部抜粋)
第2条〔準加盟の条件〕
・天候、日時を問わず、トップチームが練習できる場所を確保できる状態であること(屋内か屋外かを問わない)
・協会に対し2種または3種のいずれかで登録したチームがあり、1年以上活動した実績があること。なお、これに当てはまらない場合は、第5条第1項に定める準加盟申請を行った日の属するシーズンの翌シーズンの最終日までに当該チームを協会に登録し、活動を開始することを申請クラブが文書にて確約することをもって足りる
・普及活動(サッカースクールまたはクリニック)を1年以上継続して実施していること
・前項第1号にいうサッカー協会および前項第2号にいう自治体が、申請クラブがJリーグに入会するためには、Jリーグクラブライセンス交付規則に定める基準を満たすホームスタジアムの整備が必要であることを認識し、整備に向けて取り組む意向があることを文書で示していること
Jリーグ公式HP該当ページ:http://www.j-league.or.jp/release/000/00004668.html

 準加盟規定が緩和されたのはいいですね。ジュニアユースやユース世代のみのクラブで、地域で頑張っているところは岡山にもありますね。きちっとした練習場が確保されていれば、例えば倉敷からJリーグ準加盟クラブが誕生するかもしれないという事ですね。前にもふれたように、当ブログではJリーグが以前から唱えている「J100クラブ構想」を睨んだ措置だと認識しています。それにしても夢がある話ですね。傍士理事にも頑張って欲しいと思います。

 また先日、JFLに降格する町田について、JFL降格クラブへの費用を補償する理念推進費用規定を定めたという事で、来シーズンは町田にJリーグから単年で5,000万円の補償が実施されるそうです。大東チェアマンの話では、「理念推進費用規定について「降格による経営規模縮小により、(クラブがつくりあげた下部組織などの)本来のものが失われるのはよくない。クラブと地域のつながりも失われかねない。そのための費用。今は来季のみの単年のもので、それ以降のことはまた協議する必要がある」とありますが、自ら作り上げた制度で、補償金を支払うって不思議な印象を受けたのは当ブログだけでしょうか。今後も補償金が膨らむかもしれないから、J3構想が持ち上がったのかなと。

 当ブログのブックマークを少し変更しました。FC高梁が加わって岡山のスポーツ界も盛り上がってきた事もあり、当ブログらしく岡山のスポーツ文化を盛り上げるHPを追加し、何年も閲覧しに行っていないHPと入替させていただきました。今後ともよろしくお願いします。なお、ブックマーク登録の希望・推薦があれば連絡下さい。


三位一体という名前のクラブ7 【J特】

2012-11-26 00:39:01 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介レポです。
 23日に開催された、J1昇格プレーオフで、大分トリニータが見事千葉を下し、4年ぶりにJ1復帰を決めました。おめでとうございます。大分さんは6位からのJ1昇格という事で、来シーズン以降のJ2で6位以内に入ったチームに希望を持たせる結果となりました。大分はリーグ戦で千葉に2度しか勝った事がなかったそうです。
 大分さんは'09年から低迷し、J2への降格。さらに、収益に見合わない選手強化が経営を圧迫し、経営危機が表面化。Jリーグから計6億円の融資を受け、溝畑社長は経営責任をとって辞任。運営会社は、今年1月までに3億円を返済。今季から新たに導入されたプレーオフに出場するために、10月までに残りの3億円の債務を返すのが条件。運営会社は5月、1億円を目標に県民から寄付金を集めると表明。1億円以上の支援を得た上で、経済界、県と市町村からもそれぞれ約1億円ずつの支援金を取り付け、10月にリーグへの借入金を見事完済し、今回の昇格劇に至っています。
   
 たまたま今日、大分の財界関係の方とお話する機会がありましたが、本当に大分さんは三位一体でクラブを支援しているなと思いました。そして、岡山とは違って後援会組織が県内にくまなく根が張られている事を改めて知らされました。本当に企業でなく一般県民一人一人が1億円以上寄付があったのかと尋ねましたが、本当に県民レベルで寄付金が1億円以上集まったそうです。溝畑時代を悪く言い過ぎる人も中にはおられますが、J1経験とナビスコ日本一を経験しているからこそ、J1復帰を当たり前のように思い描き、寄付を重ねていった面も否めないとも思います。

 なお、千葉の木山監督のコメントに「1年を通して考えると、守備は最少失点だったが得点は決してベスト3には入っていないとか、最後はそういうところも響いてきたのかなと思います」というのを聞くと、千葉に続く最小失点2位の岡山も、得点が取れていなかったというのは同じ状況かもしれないと思いました。
 また、今大会は準決勝も決勝も、引き分けなら、順位上位チームが勝利というルールでしたが、結果的には準決勝がどちらも4-0の大差、決勝も下位の大分が優勝という結果になり、引き分け狙いを思っていた訳でもないでしょうが、ハンデがある方が勝った形になりましたね。来シーズンは決勝は天皇杯と同じように、延長とPK戦でもいいのではないでしょうか。

 残留争いですが、最終戦を残して、下から、新潟、G大阪、神戸が勝ち点1ずつ並ぶ事になり、まだC大阪も降格圏内を脱出できていません。個人的には関西が3チームもある事が残念です。ニュースによると、この前の試合で、ホーム最終セレモニーで挨拶した松波監督にサポーターからブーイングの嵐。「やめろ! やめろ!」の大合唱も巻き起こり、半泣きになったとか。厳しいですが、それが現実です。勝負の世界は厳しいですね。
 最終戦のカードは以下のとおり(左チームがホーム、太字は対象チーム)。さあ、面白くなってきましたねぇ。柏は相性の悪い鹿島が相手ですが、ぜひACL出場を決めて欲しいですね。
【残留争い】 新潟 VS 札幌、磐田 VS G大阪神戸 VS 広島、C大阪 VS 川崎
【ACL争い】 横浜FM VS 鳥栖、鹿島 VS 浦和 VS 名古屋

 話は全然変わり、昨年も紹介させていただきましたが、今年もJリーグオフィシャルスポンサーである日本マクドナルド㈱が「JサポーターWOWパーティー」を開催。Jリーグ全40クラブのホームタウンにあるマクドナルドの店舗にて、各クラブに所属する選手と、事前応募後の抽選によって当選されたファン・サポーターが交流するようです。
 イベントの内容は、去年と同様であれば選手のエピソードを聞くサイコロトークや質問タイム、選手と一緒に食事をしながら抽選会など、選手を身近に感じてもらえる企画です。 各クラブの開催日時・募集の詳細については、マクドナルド公式ホームページで発表。マクドナルド公式HP該当ページを見ると、J2岡山は何と明日でした。
      
 日時:2012年11月26日(月)19:00~20:00 / 会場:倉敷中庄店

 8月から始まっていき、よそのクラブはシーズン途中の開催がザラですが、J2岡山は去年も今年も開催日は、シーズン終了後ですね。去年は開催告知が公式HPに出ましたが、今年はなかったですね。果たして今年は予定どおり開催するのかなぁと思ってみたり。よそのクラブは、トップ選手達が店舗で楽しくサポーター家族達と触れ合うレポがありましたが、J2岡山はレポの方はフロントブログくらいでレポートがあるのかな。期待しています。
 また、マクドナルド公式HPを見ていると、「マクドナルドWOWプレーヤーズアワード」といういわゆるスポンサーMOMが毎試合発表されています。受賞回数ランキングを見てみると、堂々の2位に某黄色いチームのエキセントリック工藤が出ていました。ちなみに1位は優勝したJ1広島の佐藤選手でした。
マクドナルド公式HP「WOWパーティー」ページ:http://www.mcdonalds.co.jp/social/sport/wowfc/party/
J's GOAL「マクドナルドWOWプレーヤーズアワード」ページ:http://www.jsgoal.jp/special/wow/
「JサポーターWOWパーティー」関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110918


地域に活きるFC高梁吉備国大シャルム7

2012-11-25 00:55:30 | FC吉備国際大学Charme

 事例紹介レポです。
 昨日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で開催された、2012なでしこリーグ&チャレンジリーグ入替戦で見事、FC高梁がAS狭山を3−2で下して勝利し、なでしこリーグ昇格を決めました。おめでとうございます。えだまめ氏も応援に駆けつけたそうで、お疲れ様です。
FC高梁facebookページ:http://ja-jp.facebook.com/FcGaoLiangJiBeiGuoJiDaXueCharme
   
 これでなでしこリーグとチャレンジリーグの顔ぶれは以下のようになると思います。(違ったらご指摘下さい) なでしこは岡山から2チームが所属する事になり、岡山(県北)は「女子サッカーどころ」となりましたね。
【なでしこリーグ】
INAC神戸レオネッサ(兵庫)
日テレ・ベレーザ(東京)
岡山湯郷ベル(岡山)
浦和レッドダイアモンズレディース(埼玉)
アルビレックス新潟レディース(新潟)
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(千葉)
伊賀フットボールくノ一(三重)
スペランツァFC大阪高槻(大阪)
ベガルタ仙台レディース(宮城)
FC高梁吉備国際大学Charme(岡山)

【チャレンジリーグ】
ASエルフェン狭山FC(埼玉)
福岡J・アンクラス(福岡)
スフィーダ世田谷FC(東京)
日本体育大学女子サッカー部(神奈川)
JFAアカデミー福島(福島)
常盤木学園高校(宮城)
愛媛FCレディース(愛媛)
静岡産業大学磐田ボニータ(静岡)

ジュ ブリーゼ鹿児島(鹿児島)
バニーズ京都SC(京都)
AC長野パルセイロ・レディース(長野)
JAPANサッカーカレッジレディース(新潟)
ノジマステラ神奈川(神奈川)
清水第八プレアデス(静岡)
セレッソ大阪レディース(大阪)
HOYOスカラブFC(大分)


 こうして見ると、1部のなでしこにはJクラブレディースが10チーム中5チーム、チャレンジリーグには16チーム中4チームある事になりますね。Jリーグでは確かクラブライセンスの努力目標に「レディースチームの保有」という項目があったと思います。という事はJ2岡山も将来的には考えなければならないと思いますが、こういう状態では既存の2チームにレディース編入を申し入れても難しいでしょうから、ネクストのように一番下のカテゴリが上がっていくしかないでしょうね。しかし、岡山県内に3つ目のレディースチームができていくというのも微妙なところかもしれません。さあ、この先どうなるのかな。
 それにしても、来年になでしこの岡山ダービーが実現するのはうれしいですね。こうして県北のサッカー界が活性化するのも素晴らしい事です。しかし、FC高梁は、ホームスタジアムが笠岡になってしまえば地域密着性でどうなるのでしょうか。高梁が本拠地だが試合はやらず、笠岡がホーム試合会場になるというのは何ともいびつな状態になる事になりますね。

 話は変わり、今日J1の試合があり、見事広島が初優勝を飾りました。おめでとうございます。仙台さん惜しかったですね。また来シーズンにJ1優勝を競い合いましょう。そして、某黄色いチームは神戸に勝って4位に浮上。ACL出場に近づいてきました。次に勝って、鳥栖さんが引き分け以下なら3位でフィニッシュして、ACL出場ゲットです。それにしても鳥栖さんもがんばりましたね。残留争いは混沌としてきましたね。すべては最終戦に決まります。面白くなってきました。 


下部組織について32 【J特】

2012-11-24 00:41:35 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介レポです。
 ネクストが全国地域リーグ決勝大会で上位に入れば、来シーズンから3部であるJFLに参入します。21日の山陽新聞で、木村社長の「ネクスについてはJFL昇格を果たして欲しい。5年後にはユースや岡山県内高校出身者で占められていて欲しい。出来るだけプロに近い環境でもまれてトップチームに昇格する好循環になって欲しい」とコメントがありました。
 「Jクラブのセカンドチーム」について、問い合わせがあったので、過去から現在にかけてセカンドチーム事情を調べてみました。確認できたのは7チームです。所属カテゴリは現在か、解散している場合は直近のものです。
   
「浦和レッドダイアモンズ・アマチュア」:5部(県リーグ)所属:トップは1部(J1)所属
 1997年にJ1浦和の横山GM(当時)により登録されたチームで、主にトップチームに昇格しなかった元レッズ・ユース選手らが進学や社会人となった際にサッカーを続けるための受け皿でした。チームは浦和市リーグからスタート。埼玉県リーグ1部に属しているが、成績低迷で2010年シーズンは2部との入替戦に回って、1部残留を決めていた。

JAPANサッカーカレッジ:4部(北信越1部)所属:トップは1部(J1)所属
 J1新潟(NSGがメインスポンサー格で運営)と全面的な提携を行っており、J1新潟の下部組織となっている。選手育成コースを専攻した生徒は北信越リーグ所属のJSCチームの一員としてプレーでき、そのままプロ選手への挑戦権を得ることのできる環境が整備。

「ジェフユナイテッド市原・千葉リザーブズ」:3部(JFL)所属:トップは2部(J2)所属
 1995年に、アマチュアクラブ市原スポーツクラブが、市原市民が地域のスポーツ・サッカー文化の活性化を狙って設立。2000年にJ2千葉の育成普及部のカテゴリに入り、Jクラブの下部組織としては初めて第1種(社会人・大学生)登録チームのアマチュアチームとなった。2011年をもって活動を停止。

「徳島ヴォルティス・セカンド」:4部(四国リーグ)所属、トップは2部(J2)所属
  2002年、徳島県サッカー協会が中心となって「徳島FCカバロス2002」として発足。2004年に県サッカー協会の社団法人化を機に徳島スポーツクラブ・カバロスが独立。当初は単独チームでJリーグ入りを目指す予定だったが、2005年にJ2徳島に譲渡され、ヴォルティス傘下のクラブチーム「徳島ヴォルティス・カバロス」として再出発。サテライトチームは四国リーグへの代替参加はせず、現在中四国サテライトリーグという強化育成のための独立リーグに参戦。
2010年に解散。

ザスパ草津U-23:7部(県リーグ3部)所属、トップは2部(J2)所属
 2005年にJリーグ加盟後、チームをトップチームとサテライトチームの2つに分割。サテライト側は「ザスパ草津チャレンジャーチーム」としてJサテライトリーグに参加。2009年にJサテライトリーグが廃止され、2010年から群馬県リーグに参加。

「FC岐阜SECOND」:4部(東海1部)所属、トップは2部(J2)所属
 J2岐阜がサテライトチームを持っていなかったところに2006年に、トップチームの選手入替に溢れたアマチュア選手の受け皿となること、ぎふ清流国体(2012年)の強化 「FC岐阜B」として設立。2006年に2011年からは東海リーグ1部に参入したが、運営会社㈱FC岐阜は、長年の経営環境の悪化により、ぎふ清流国体開催後は当クラブを維持していくことは無理という認識。

FC.IMABARI:4部(四国リーグ)所属、トップは2部(J2)所属
 1976年に独立したクラブチームとして設立。長く愛媛県および四国リーグで活躍。2009年から2011年はJ2愛媛の下部組織「愛媛FCしまなみ」として活動。2012年からチーム運営組織が変わり、それに伴いチーム名が現チームとなった。 
 2009年からはJ2愛媛傘下のアマチュアチームとして活動し、それに伴いチーム名も「愛媛FCしまなみ」に変更。2012年から、チーム運営組織を愛媛FCから外部に移管し、それに伴いチーム名をFC.IMABARIに変更。


 こうしてみると、カテゴリがトップと近いチームほど解散している例が見られます。やはり運営費をかけるのに、支障があるのでしょうか。特にJ2チームのセカンドチームは軒並み解散しています。セカンドチームの人件費をトップチームに回せば、もっといいチーム作りができるという意見もあれば、ユースチーム化して、下部組織を鍛えるという意味でセカンドチームを重要視する考え方もあるようで、岡山でもいろいろと意見が分かれるようですね。読者の皆さんはどうお考えですか?

 今日、FC高梁がなでしこリーグ昇格を決めました。おめでとうございます。そして、J1昇格プレーオフで大分が千葉を制して見事優勝し、J1昇格を決めました。どちらのチームもおめでとうございます。その詳しい記事については後日。


行政の支援42 【J特】

2012-11-23 00:30:55 | スポーツ文化・その他

「トップチーム観客増など 数値目標14項目設定」というタイトルで、県スポーツ推進計画素案が発表されたと記事がありました。以下、抜粋して紹介。
     
   ※写真は昨年3月に行われた「県内スポーツ7団体が合同街頭募金」の様子

   県はスポーツ振興政策の基本指針として新たに定める「スポーツ推進計画(仮称)」(2013~2022)の素案をまとめた。サッカー、バレーボールの地元トップチームの観客動員など、14項目の数値目標を掲げ、県民が、生涯に渡ってスポーツを楽しめる環境づくりを目指す。
   年齢に応じた活動の充実、競技力の振興など5分野の基本施策を設け、各2~4項目の数値目標を設定。一部わ除き、16年度の達成を目指すこととし、結果を踏まえて、17年度に中間見直しを予定。
    J2岡山、湯郷ベル、シーガルズの観客動員は、PR協力や連携イベント充実により、ホームゲーム入場者を11年の年間16.6万人から21.8万人へ引き上げる。
   託児つきのイベントを増やし、週一回以上運動する成人県民の割合を10年度の49 %から55%へアップ。指導者の育成をはじめ、国体は現在の天皇杯10位代を維持。
   先日開催された県スポーツ推進審議会で、事務局の県スポーツ振興課等が説明。委員からは、幼児期の運動習慣づくりの重要性を指摘する意見等があった。 同推進計画は、7月に施行した県スポーツ推進条例を具現化するために策定。22日から1ヶ月間の県民意見募集などを経て、来年3月に最終案をまとめる予定。

 これらを見る限り、ファジとベルとシーガルズのPR協力や連携イベントを充実させるとありますね。当ブログでは何年も前から「東西南北の隣県はすべて異競技交流を活発にやっている。やっていないのは岡山だけ」といい続けてきており、唯一のチャンスは東日本大震災の時に実施した「県内スポーツ団体合同募金」だったと思います。湯郷ベルの呼びかけと聞いていますが、なぜそのまま連携体制が取れなかったのでしょうか。どこか反対したところがあったのでしょうか。
 それにしても一歩進んでちょっとうれしいです。県が計画の素案を取りまとめられ、県民からの意見を募集しているそうですが、パソコン入力フォームもあるそうです。いいですね。投稿しようかな。読者の皆さんも何かあればいかがですか? 当ブログとしては「異競技交流」など意見具申したいですね。この「推進計画素案」はまた、じっくり内容を読み込んで、またの機会に抜粋して紹介したいと思います。岡山のスポーツ界をもっと活性化したいと思っておられる人はぜひ応募して下さい。
「岡山県スポーツ推進計画(仮称)」素案に対する意見募集」ページ:http://www.pref.okayama.jp/page/297555.html
「岡山県スポーツ推進計画(仮称)」素案:http://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/297555_1231677_misc.pdf
岡山県スポーツ振興課公式HP:http://www.pref.okayama.jp/soshiki/24/


がんばろう!ベガルタ仙台15 【J特】

2012-11-22 01:45:29 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介レポです。
 ベガサポくに氏に借りた「10年史」の最後のページに、「ベガルタ仙台・市民後援会物語」(6年史)というページがありました。面白く読ませていただきました。1999年から2004年の6年間の歴史ですが、とても興味深い内容でした。当ブログでいつも言うように、親企業のない市民クラブはJ1仙台を目標にすべきです。以下、抜粋して紹介。
   
 「ベガルタのサポーターは日本一」と讃えられるようになった陰には、スタンドの演出に心を砕き、様々なプロジェクト実現のために奔走し続けた、市民たちの「もう一つの戦いの歴史」があった。
【それはメーリングリストから始まった】
 現在、ユアスタにひるがえるビッグフラッグや、コレオグラフィー(人文字)などの演出が、アイディアも資金集めも実際の行動も、すべて市民の自発的な「手作り」によって始まった。これらはすべて市民団体である「ベガルタ仙台・市民後援会」の仕事。
 市民後援会設立への胎動が始まった1998年当時、ネットは今のように普及しておらず、仙台サポの間でネット会議(メーリングリスト)が行われていた事自体知られていなかった。1997年に「Jリーグチャンピオンシップで、鹿島がビブスを入場チケットとしてスタジアムを赤く染めた。仙台でも一度自分達の色で染めてみたい」というメールが流れ、賛同の声で盛り上がったが、当時ビブス1万枚を作るためには、500万円かかり、実現性が一気に遠のいた。しかしサポーターはあきらめず、ビブスの無料配布を目指して、「スポンサー探し」「製作コストを下げる」という2つのテーマの実現に約30人のメンバーがアクションを起こした。
【不安を吹き飛ばした子ども達の笑顔】
 「ビブス製作を福祉団体に発注しよう」「中国で作って、船便で仙台に送ろう」等のアイディアがメンバーから生まれ、事態は1998年に、福祉施設が関係する事で関心を示すスポンサーが登場して変わり、実現に至る。当時チームが所属していたJFLで、最強と言われた東京ガス(現・FC東京)戦に実施され、その頃からマスコミの露出が増えていった。実施日に何時間も前から長蛇の列ができたが、その多くが子ども達であった事は、メンバーの不安を吹き飛ばした。
【ずっとチームとともに歩み続けよう】
 ビブスプロジェクトの前年にはクラブは深刻な経営難にあえぎ、20億円以上の累積赤字を計上し、市議会等でも公費支出への批判が高まっていたが、年間運営費を1/3まで圧縮して解散は回避。それでもW杯イヤーの2002年には消滅の懸念があった。
このビブスプロジェクトはこうした空気を跳ね除け、その流れで次のキルトプロジェクトにつながる。応援メッセージを書き込んだ30cm四方の布を1,278枚縫い合わせてビッグユニフォームを作り、1998年の天皇杯で展開するもの。
 こういう活動を通じて、「チームを継続的に支援する組織を作ろう」という機運が盛り上がり、市民後援会設立準備会を結成。活動内容をめぐって「クラブのために資金を集めるべき」「資金よりも身の丈にあった活動を」と意見が錯綜。最後にはプロジェクトの実績を踏まえて、支援者の多さをアピールする手法を選択。クラブ側との意見交換も続き、チームのJ2参入が決定し、現チーム名で再スタートを切る時期に重なる。「特典のある後援会ではファンクラブと似通ってしまう」「いっそファンクラブと統合してはどうか」と模索は続き、市民後援会設立に向けて長い時間がかかった。
 1999年に市民後援会設立。応援用のチアカードを配り、ビブスを無料配布し、「ベがる田」の田植えを行い、スタジアムアンケートを実施し、選手激励会を主催し、スタジアム内に七夕飾りを掲げ、MDPを発行し、2000年3月に「カントリーロード」を創刊。
 会費は現在も入会時の100円のみ。あらゆる活動が、参加者の自発的な意思、ボランティアで行われている。市民後援会は6年後に会員は1万人(当時)に増えたが、「市民一人ひとりが支えるチームを目指して結成」という初心は忘れられる事はない。

 「市民後援会年表」(主な事象を抜粋)
1999年:
 後援会発足、チアカード配布、ベがる田の田植え、スタジアムアンケート実施、後援会主催選手激励会を開催、MDPを試験配布。
2000年:
 「カントリーロード」創刊、MDP製作開始、チーム応援ビデオを作成、会員数5,000人突破、地域支部「太白区支部」結成。
2001年:
 「プラスワンキャンペーン」実施、地域支部「県北支部」結成、コレオグラフィー実施、市内各所で樽募金実施。
2002年:
 アシストスタッフ募集、七夕まつりの七夕飾り製作、各地域支部で地域イベントに参加。
2003年:
 勉強会「講座ベガルタ」スタート、ベガルタ仙台ホームタウン協議会に参加、地域支部「泉区支部」結成、「七つの提言」をクラブに提出。
2004年:
 クリーンベガルタに選手参加、地元紙の特集にサブコーディネーター参加、ラジオ番組に出演、
 「市民後援会憲章」
・私たちは、ベガルタが世界一のクラブチームになるよう、次の点を基本に支援活動を行います。
・私たちは、ベガルタが地域から親しみを持たれるように活動します。
・私たちは、ベガルタが円滑に運営されるように活動します。
・私たちは、ベガルタのサポーターが楽しく応援できるように活動します。
・私たちは、ベガルタを多くの人に知ってもらえるように活動します。
・私たちは、地域のスポーツ文化振興のために活動します。
 「後援会の入会」
・入会金は100円
・入会時に「会員バッジ・会員証・会報」を進呈
・会員には講演会活動の情報提供、会報無料進呈等を実施

 以上、J1仙台の市民後援会についての「6年史」でした。読めば読むほど立派な後援会組織で、親企業のない市民クラブでの理想的な運営内容を示しています。ここには「わしらの価値観で、わしらだけでやる」のではなく、地域でやっているという事がよくわかります。読者の皆さんの各地元クラブの環境と比べていかがでしょうか。

 話は変わり、以前の記事(傍士理事の広島講演会)で、元J1浦和社長がお隣の広島におられると触れましたが、「どんな方なの?」と問い合わせもあったので、調べてみました。藤口光紀さんという方で、現在は広島経済大学の教授を勤められています。2011年から「体育学の知識を兼ね備え、スポーツビジネスの分野で活躍できる人材を育てる」目的でスポーツ経営学科が新設され、藤口氏は教授に就任されています。
 1949年生まれで群馬県出身。慶応大サッカー部から、1969年に日本代表選出。1982年に現役引退。慶応大サッカー部監督、JSLマッチコミッサリー、1992年にJ1浦和の事業広報部長から運営部長、1997年にJリーグ事務局次長、技術委員長、日本協会技術委員を歴任。1998年にJリーグ理事に就任。2006年に新田常務(現J2栃木社長)とともに勇退。
 社長時代は、クラブの
絶頂期と不振からの立て直しへの布石を担った貴重な人材で、当時の2人の監督の成績不振の責任を取る形で、クラブを去られたという印象が強いようです。出てきた情報では「将来プロ経営者の道への布石なのか」とありました。またそのうちに、どこかのJクラブの幹部役員として手腕を発揮されてもいいのではないでしょうか。広島FMのHPにも素顔がわかる情報が出ていました。以上、一つの情報でした。


がんばろう!ベガルタ仙台14 【J特】

2012-11-21 00:00:03 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介レポです。
 先日、清音に傍士理事に会いに行った時に、ベガサポくに氏が「ベガルタには、こういう素晴らしいものがある」と、2つの冊子を貸してもらいました。一つは「カントリーロード」というメモリアルデータブック、もう一つは「ベガルタ仙台10年史」です。読ませてもらいましたが、どちらもなかなか素晴らしい資料です。地元岡山では当分お目にかかれないだろうなと思わせるようなものでした。以下抜粋して紹介。

 「メモリアルデータブック『カントリーロード』2009-10」ですが、誌名ですが、サポーターソングでもあります。ベガルタ仙台・市民後援会発行のメモリアルデータブックとして、市民後援会が編集チームを編成し、無償で作成しているもので、オフィシャルショップ(カーサベガルタ、オーレベガルタ)、宮城県内書店等で発売されています。1冊1,800円で毎年、収益はクラブに入るようになっているそうで、「2011-12 震災復興号」は震災支援募金にもなるような話もあります。内容を見てみました。
   
・クラブ社長挨拶
・2009シーズン優勝&J1昇格記念グラビア
・手倉森監督インタビュー
→優勝争いを演じている今の監督さんはJ1昇格から経験されているんだとまず思いました。2004年に仙台のコーチに就任され、2008年にJ2時代に監督に就任され、2009年に天皇杯4強に入っています。2009年というシーズンですが、実は岡山のJ2の1年目であり、対戦しています。
・全選手インタビュー
・「ファン感謝の集い」レポート
→ユアスタで開催され、7,000人来場。ピッチ開放によるサッカーパーク、仮想カラオケ大会など。楽しそうです。
・The Match 2009 シーズン全試合記録
→先発フォーメーション、スタッツ、スナップ写真、寸評。
・Jリーグアワード
→監督・3選手出席。J2優勝とJ2フェアプレー賞受賞。
・月間MVP&年間MVP
→スポンサーは当時は㈱藤崎、現在は月間やまや賞?
・ホームゲームMVP&敢闘賞
→スポンサーでMVPが仙台コカ・コーラボトリング㈱、敢闘賞は㈱パールライス宮城
・天皇杯記録
→2回戦から準決勝まで。準決勝G大阪戦は2ページ。
・サテライト全試合記録
→戦績表と全試合スタッツ、スナップ写真
・SP対談、強化部長インタビュー、岩本アンバサダーインタビュー
・メディア座談会
→6ページ。河北新報、東日本放送、NHK、ラジオ3、フリーアナ、司会は市民後援会理事長。くに氏おススメ。
・傍士理事等コラム
→「(仙台の)未来はJ1どころか、アジアの大舞台も『夢』でない。楽天球団が本拠地を仙台にした決め手は、既にベガルタが地元に根付いて愛されている姿と聞く。全国ホームタウンサミットは市民後援会が先導者の一人」
・フォトギャラリー
・2009チーム名鑑
・市民後援会 会長等挨拶
・クラブインフォメーション(下部組織総括含む)
・ベガルタ仙台ファミリー連絡協議会
・スタジアムアンケート
・データBOX
   
【クラブインフォメーション】
<ホームタウン活動>
サッカー教室:
・サッカーキャラバン小学校訪問巡回サッカー教室: 31回開催。総参加数2,714名
・サッカークリニック: 31回開催、総参加数2,575名 / ・スポンサー関係サッカー教室: 18回開催、総参加数1,415名
講習会:
・指導者講習会: 5回開催、総参加数131名 / ・楽学プロジェクト: 1回開催、総参加数50名 
県サッカー協会協力事業
・キッズプログラム: 81回開催、総参加数1,782名 / ・キッズエリート: 24回開催、総参加数30名 / ・キッズインストラクター: 5回開催、総参加数100名
アカデミー活動
・アカデミーベガルタ仙台リーグ: 5回開催、総参加数156名 / ・アカデミー指導者講習会: 5回開催、総参加数120名
Jリーグタイアップ事業
・介護予防事業・健康体操教室: 27回開催、総参加数810名 / ・ 〃  栄養講習会: 15回開催、総参加数450名
・ 〃  ウォークラリー: 1回開催、総参加数115名 
・各種スポーツ教室・バリアフリーサッカー教室(車いす、視聴障害、知的障害:2006年より活動): 14回開催、総参加数540名
・ 〃  ソフトテニス教室&指導者講習会: 2回開催、総参加数170名
ホームタウン協議会タイアップ事業
・バスケットボール教室: 2回開催、総参加数140名 / ・レディース家庭バレーボール教室: 1回開催、総参加数80名
・小学生バレーボール教室: 2回開催、総参加数170名
市民後援会とのタイアップ事業
・クリーンベガルタ: 2回開催 / ・ベガルタウォークinみちのく公園: 1回開催
その他
・地域イベント: 50回開催 
<社会貢献>
様々な施設に訪問し、地域住民と積極的に交流。選手等が自ら参加する事で知る、学ぶ事がとても多く、今後のプロサッカー選手としての活動、サッカークラブの運営にとって非常に大きな経験。活動が選手にとっての励みとなっている。
トレーナー講習会、交通安全運動、栄養講習会、そば打ち(介護予防事業)、健康体操教室(〃)、施設訪問、イレブンシート(関口選手による年間チケット提供による子ども達の招待)
<教育・育成>
様々なサッカー教室に、トップ選手やアンバサターの飛び入り参加。

【ベガルタ仙台ファミリー連絡協議会】:市民後援会、ボランティアクラブ、チアリーダーズの3団体が連携して活動。
<ベガルタ仙台・市民後援会>
企画部: 一文字企画、七夕企画、アウェー戦ツアー新聞、スタジアムアンケート
情報部: 市民後援会カウンター、新ゴールネット募金、フェアプレーフラッグ入場、会員増強(2009年:10,895名)、イヤーフラッグ
ホームタウン部: 常設フラッグ、写真パネル展、ベがる田、花壇花植え、クリーンベガルタ
泉区支部: クラブハウス植栽、ベガッ太サロン管理、ポスター配布、旗・のぼり設置・回収、ユアスタ付近清掃、ベガルタロードのフラワーポット植栽等
県北支部: フットサル大会等、街ベガ(ポスター配布)、地域イベントへの参加 
気仙沼支部: サッカークリニック、街ベガ、応援バスツアー、地域イベントへの参加、ミニPV開催
ベガルタウォーク: サッカー教室やチアリーディング教室、アンバサタートークショーも実施
「ユアスタ昇格劇場 夏の陣!」への協力: ホームゲームポイント合戦、県内市町村等による地場産品販売等
「ユアスタ昇格劇場 最終章」への協力: 「旗いっぱいプロジェクト」として来場者に特製フラッグ(3名に1本)を配布
「全国ホームタウンサミット」への参加: 新潟大会へ市民後援会、ボランティアクラブ、ホームタウン協議会等が参加
サポーターズカンファレンス: 市民後援会主催で開催。約100名参加。事前の約100項目の質問事項についてクラブの回答を詳しく掲載。
<ボランティアクラブ>
1試合平均約130名参加、登録数266名。ホームゲーム運営・クラブ関連イベントの他に、ユアスタで開催される試合(国際ユース、ラグビー、天皇杯、の日本代表戦等)・イベント(マラソン大会)のサポート、各種研修(ボランティア研修、消防訓練)の実施
<チアリーダーズ>
ホームゲーム以外にも、七夕パレードやサンタパレード等の仙台を代表するイベントに毎年参加。老人福祉施設や学校への訪問も実施。
【スタジアムアンケート】
「男女別入場者数」「年代別入場者」「グループ別入場者」「居住地別入場者」「交通手段」「チケット種別」「試合観戦による経済効果」「ベガルタの浸透度」「市民後援会活動の認知度」
【データBOX】
「J2年間戦績表」「チーム別集計結果」「状況別勝敗」「時間帯別得失点」「J2クール別、年間・順位変遷」「J2得点順位表」「チーム内ランキングベスト5」「J2観客動員ランキング」「J2節別観客動員」「選手出場記録」

 くに氏の話では、このカントリーロードは毎年シーズン後に発売され、やや高いですが、ファン・サポーターはみんな好んで購入していくとか。チームのそのシーズンの記録資料として、大きな位置を占めています。クラブだけがこういう記録を保管しておくのではなく、「情報公開」「情報共有」として、またチーム強化の資金源に活用する仙台さんには脱帽です。とにかくこういうメモリアル資料は必要ですね。ちなみに岡山にはあるのかな・・・
   
 そして、「ベガルタ仙台10年史」ですが、1994年から2004年までの10年間の歴史をつづっています。ドーハの悲劇が絡むW杯イヤーの1994年に運営会社とともに前身「ブランメル仙台」発足。1995年にユアスタ着工、Jリーグ準加盟。1997年ユアスタオープン。1998年に現チーム名に変更、J2加入決定。1999年に市民後援会発足。2001年にJ1昇格決定。2003年にJ2降格決定。2004年の頃はちょうど赤字に悩んでいた苦しい時代であったようですね。以下内容の抜粋です。

・挨拶: 日本サッカー協会川淵キャプテン、Jリーグ鈴木チェアマン、県サッカー協会会長、運営会社社長
・OB&現役選手インタビュー(21名)
→現在、ファジでGKコーチを務めている高橋コーチの名前がありました。1995年に浦和で一緒だった影山監督が仙台に加入すると聞き、チームに紹介してもらい、1996年から正GKとして2002年まで活躍されたそうです。こうして見ると、影山監督も高橋コーチも、仙台と強いつながりがあったのですね。
・監督から見た仙台の10年(7名) / ・クラブ史に残る名勝負 / ・10年間の歩み(チーム成績、経営状態)
・各界からのメッセージ(歴代3代の社長、2代の専務、市民後援会会長) / ・在籍選手一覧(全167名) / ・全成績一覧
・市民後援会物語(6年史)

 この中で、最後の「市民後援会物語」が面白いです。いい資料なので、後日改めて紹介したいと思います。読者の方でこの2誌に興味を持った方がおられたら、市民後援会に問い合わせみてはいかがでしょうか。ネット通販でも購入できるのでは。なお、先日、傍士理事から「サッカー批評(59号)に(自分の)コラムが出ているから読んでみて」と言われており、書店に行った時に探しています。その辺りもまた。