J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化等「岡山からJリーグ百年構想を」。情報リスペクトブログ。

ファンサービスの一事例93

2022-02-04 00:01:04 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 実はここ最近水戸さんの情報が目に留まる事が増えています。先日の「FOOT×BRAINアウォーズ」でも農業参入で受賞(後日第2弾の記事で紹介予定)されており、本業のサッカー以外の部分で「来ている」なと思わせるクラブ。ちょうど一昔前の川崎さんを見ているようで、ひょっとしたら数年後に成績もついてくるのではと思ったりもしました。4つまとめて行かせていただきます。少し事例が溜まっていました。水戸さん、申し訳ないです。
   
【J2水戸、農産物を定額配送 冠スポンサーに B1ロボッツと〝共闘〟へ】
「昨年9月に新規事業として農業を打ち出したサッカーJ2水戸ホーリーホックは31日までに、ホームタウンの農産物を毎月定額で届けるサブスクリプション(サブスク)サービスを始めることなど今後の事業内容を明らかにした。小島耕社長が男子プロバスケットボールB1茨城ロボッツのホーム戦後にアダストリアみとアリーナ(水戸市緑町)で西村大介社長と共同会見した。
 J2水戸は昨年9月、『GRASS ROOTS FARM』(グラスルーツファーム)のブランド名で農事業への参入を発表。同月下旬に選手たちを巻き込んでニンニク栽培を始めたのを皮切りに、10月下旬には会員制交流サイト(SNS)でファンから植えたい野菜を募って、コマツナやタマネギなどの栽培に挑んだ。
 このほか11月下旬のホーム最終戦で、練習場がある城里町(旧七会村)のコメを使った甘酒をケーズデンキスタジアム(水戸市小吹町)で販売、500杯以上を完売した。
 今年の展開としては、サブスクのほか、ホームスタジアムで地元農家が野菜を販売するマルシェを定期開催し、ホームタウン9市町村の農産物や特産品を常時販売していくことを表明。サブスクの容量や価格は未定だが、遅くても夏までにサービスを始めて、無農薬・減農薬の野菜を全国の契約家庭に届ける。マルシェなど同スタジアムでの野菜販売は27日のホーム開幕戦から始める予定。全国から訪れるアウェーのサポーターにも地元産物をPRする。またJ2水戸は同ブランド名でロボッツのホーム戦で冠スポンサーを務めることを発表。」
引用:茨城新聞

 計画していた試合では、J2水戸がアリーナにブースを出店してグッズ販売などを行う予定でしたが、濃厚接触者の判断が出たため中止になったそうです。西村社長は「JクラブがBクラブの冠スポンサーになるのは初めてでは」とコメント。そうかもしれません。岡山で言えばファジがトライフープのマッチスポンサーになるようなもの。今の岡山ではありえない話かな。また、小島社長は今季リーグのホーム戦でロボッツと同じ日程にならぬようJリーグに申し入れたとし、その結果、同日開催は5月8日のみとなったとか。うらやましいですね。
   
【水戸ホーリーホックが地域企業と人材育成研修 「多様性」と「交流」キーワードに】
「サッカーJ2の水戸ホーリーホックが12月10日、選手とフロントスタッフ、パートナー企業『ノーブルホーム』の社員らと『Make Value Project(メーク・バリュー・プロジェクト)』(以下、MVP)研修を行った。
 同チームGMで強化部長、元 J リーグ選手の西村卓朗さんが2018(平成30)年から取り入れている同研修。『多様性』『交流』をキーワードに、選手のプロアスリートとしての人間的成長をサポートし、社会に貢献できる人材に育てることで、チームが育ち、地域活性化にもつながるとの思いから行っている。選手参加型、フロントスタッフ参加型、パートナー企業参加型の3タイプがあり、同チームでは年に25~30回ほど行っている。パートナー企業との合同研修は今回で4度目となる。」
引用:水戸経済新聞

 こういう選手のスキルアップはいいですね。付加価値の高いところほど、こういう部分もしっかりサポートしていると思います。今の時代、サッカーだけやってくれたらええんじゃ、スポンサーを訪問して欲しいでは通用しないでしょう。このカリキュラムを導入したGMさんが元選手というのもいいですね。元選手だから、人材育成を重要視、選手の競技以外の人生や引退後のセカンドキャリアに応用できる事を認識できたのでしょう。年間25~30回ってすごいですね。何年に一度くらいに、思い出したようにサポートスタッフに新米選手を参加させるパターンとは全然違います。パートナー企業との合同研修なら、スポンサー企業も喜んでくれる事でしょう。
   
【パナソニック・水戸ホーリーホック、地域エコシステムへの貢献活動を拡大へ マーケティングパートナーとして活性化を図る】
「フットボールクラブ水戸ホーリーホック(以下、水戸ホーリーホック)は、パナソニックと、ホームタウン活動を通じた事業拡大を目的とするマーケティングパートナーとして連携し、地域エコシステムへの貢献活動、ビジネスとして社会実装を拡大していくことを発表した。
 水戸ホーリーホックは、2020シーズンより2年間に渡りパナソニックのイノベーション推進部門が開発した複数の新規事業プロダクトを活用して、コロナ禍における試合観戦体験の向上と観客動員の増加を目指し、顧客属性データや来場時間のデータを収集など複数の実証実験を重ねてきたという。
 また、スタジアムをハブとし、蓄積されてきたマーケティングデータの活用により水戸ホーリーホックのパートナー企業やアカデミー組織との連携した取り組みへと発展させているとしている。
 パナソニックは今回のマーケティングパートナーとして、パナソニックのプロダクトおよび人的資源を活用し、水戸ホーリーホックのホームタウン活動の活性化を図るという。」
引用:AMP

 ガンバさんの親会社とパートナーになるってすごいですね。地域・学校・企業・クラブ・スタジアムを繋げ、地域コミュニティ、地域エコシステムへ貢献するマーケティング施策を継続的に推進していく活動に貢献していくとのこと。ガンバさんの方はどうなんでしょうか。そこも気になる。水戸さんのホームタウン活動の活性化を図るというのもいい。ビジネスとして社会実装を拡大とありますが、「社会実装」とは、技術で社会を変えようとする営みに加えて、技術が活用されるように社会を変える営みだとか。水戸市を中心とするホームタウンも活性化しますね。
   
【Jリーグ史上初 あなたのギフティングがスタジアムビジョンに!? Engate Gifting Time実施】
「2021明治安田生命J2リーグ第18節 6月13日(日) SC相模原戦にて、Jリーグ史上初の取り組みである『スタジアムビジョン連動ギフティング(通称:Engate Gifting Time)』を実施いたしました。
 Engate Gifting Timeとは
 ホームゲーム当日、対象期間中、スポーツ特化型ギフティングサービス『Engate』にて、水戸ホーリーホックの選手やマスコットに応援(ギフト)を贈っていただくと、スタジアムビジョンに投影されたアニメーション上に、ギフティングされたスタンプ・ポイント数・ニックネーム名が表示されます!」
スポーツ特化型ギフティングサービス『Engate』とは
サポーター皆さまの声援をクラブや選手に届け、活動のサポートをすることができるファンコミュニティです。
イベントページ https://engate.jp/communities/mito-hollyhock/rewards/
クラブ特設ページ https://www.mito-hollyhock.net/lp/engate/
引用:J2水戸公式HP

 オーロラビジョンを使った一つのファンサービスのようですね。説明によると、スポーツチームや選手とファンをつなぐ、ギフティング・コミュニティ「Engate」を提供する、エンゲート株式会社との共同での取り組みで、スポーツ以外でもアスリート達によるライブ配信や、Engateでしか手に入らないプレゼント企画などが可能とか。毎ホームゲームの試合開始1時間前を目安に、3分程度実施し、勝利時は選手周回時に実施されるかもしれないとか。こういうのを観たら、昔湘南さんでやっていた「ベル八先生」を思い出してしまう。あれは本当に面白かった。水戸さんのこの取り組みもあの時のように盛り上がったらいいですね。
 今回、いろいろと好事例をリスペクトしましたが、たぶんどれも小島社長の肝いりなんでしょうね。小島社長はこれからもやってくれる事でしょう。と同時に水戸さんの成績も上がっていくんでしょうね。オーバーかもしれませんが、気が付いたら小島社長は野々村次期チェアマンのような存在になっていくのかもしれないと思ってみたり。
J2水戸関連⑯:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211016
   〃    ⑮:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210521
   〃    ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200104
   〃    ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190831
   〃    ⑫https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180210
   〃    ⑪:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170424
   〃    ⑩:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160828
   〃    ⑨:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141012

   〃    ⑧:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140817

   〃    ⑦:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130822
   〃    ⑥:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120819
   〃    ⑤:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110109

   〃    ④:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101106
   〃    ③:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100415

   〃    ②:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090407
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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