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J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

1年で上へ28

2023-12-01 00:01:06 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 先週のJ3の試合でFC大阪さんの結果を受けて、大宮さんのJ3降格が決まってしまいました。うーむ、残念ですね。お守りも発売された「落ちそうで落ちない」大宮さんでしたが、ついにJ3へ行かれますか。ホーム最終戦を少しDAZNで観ましたが、クラブを代表して社長挨拶がありましたが、ブーイングを浴びていました(調子が悪い年にブーイングを浴びるのも社長の仕事かな)。批判文のダンマクも出ていましたね。選手の批判も書かれていたのが、ちょっと珍しかったですかね。まずは降格時の報道です。
   
【サッカーJ2 大宮 来シーズンJ3への降格が決まる】
「J2の大宮アルディージャは、25日行われたJ3の試合の結果を受けて、来シーズンのJ3への降格が決まりました。J2は22チーム中、下位2チームがJ3に降格することになっていてアルディージャは、自動降格圏の21位で今シーズンを終えています。」
「25日行われた試合の結果、(J2ライセンスの無い)FC大阪が(J3の)2位以内に入る可能性がなくなり、J3からの2チーム昇格が確実となっため、アルディージャのJ3への降格が決まりました。
 アルディージャはおととしは16位、去年は19位と低迷し、ことしも含めて3年連続でシーズン途中に監督が交代しています。クラブ創設25周年の今シーズンは4月から7月にかけてリーグ戦15試合連続で勝ちがないなど苦戦が続き、初めてのJ3降格となりました。」

 

サッカーJ2 大宮 来シーズンJ3への降格が決まる|NHK 埼玉県のニュース

【NHK】サッカー、J2の大宮アルディージャは、25日行われたJ3の試合の結果を受けて、来シーズンのJ3への降格が決まりました。J2は22チーム…

NHK NEWS WEB

 
 

大宮アルディージャにかかわるすべての皆さまへ

日頃より大宮アルディージャへの多くのご支援と温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。2023明治安田生命J2リーグの全日程が終了し、J3降格圏である21位という...

 

 大宮さんは、今季ずっと下の方の順位にいたイメージがあり、今季は危ないなぁと思っていました。シーズン最終戦を迎えて、FC大阪さんの成績次第でJ2残留の可能性もあると言われていましたが、実質は降格決定のような感じでした。J1経験チームのJ3降格は、大分さん、山雅さんに続き、3チーム目となりました。大分さんはその後J1復活も遂げましたが、山雅さんはJ3沼にはまっています。今回、ネットで情報を探ってみると、少し早い時期から今季までの課題を語るコラムが出ていました。しかも、当ブログでよくリスペクトさせていただく、メジャーどころの媒体。時系列に一つ一つ見ていきましょう。
 
【大宮アルディージャはなぜ凋落したのか 恵まれた環境とずさんなマネジメント】
「『練習施設などハード面の充実ぶりはJ1でも上位。数年前と比べてチーム予算は減ったが、今も売り上げや資産はJ2トップクラスだ。J3に落ちるようなクラブではない」関係者はそろって首をひねる。なぜ、大宮はここまで凋落したのか?
 大宮の練習場は、欧州の1部リーグクラブ並みの施設である。天然芝の整備されたグラウンド、最新のトレーニングルームや、行き届いたメディカルルームを完備したクラブハウス。」
「『恵まれている』 ひと言で言えば、そんな印象のクラブだ。もっとも、そこに罠があった。甘えという表現が適切かはわからない。ただ、"残留争いするチームじゃないよな"と外の人たちは思っていて、内部の人も周りにそう言われると、"負けているけど、たぶん大丈夫"となっていた」
【場当たり的なチームスタイルの変更】
誤解を恐れずに言えば、大宮はずさんなクラブマネジメントで凋落したのだ。何年間も、場当たり的なチームスタイルを掲げてきた。年ごとに、攻撃重視と守備重視の戦いを交互に打ち出す。それぞれの基準で集められた選手は、その都度、あぶれることになった。監督のクビをすげ替え、外国人獲得も失敗を繰り返し、そうした効率の悪さで億単位の予算をドブに捨てた。同じ監督でも考え方が変わり、スタイルは根づかず、結果だけが物差しになった。」
「チームとしての戦い方は朝令暮改で定まらず、戦力は消耗。2020年は15位となって急速に力を失い、J1よりJ3のほうに近づいた。2021年はシーズン途中にGK南雄太が加わって16位と残留にこぎ着けたが、2022年はクラブ史上最低の19位だった。つまり、降格のカウントダウンは始まっていたのだ。」
「もはやクラブ全体が、"甘さ"を奥深くまで取り込んでしまっていたのだ。『たぶん大丈夫。どうにかなる』 そのゆるさは、最悪の事態に結びついた。」

 

大宮アルディージャはなぜ凋落したのか 恵まれた環境とずさんなマネジメント

11月4日、J2の大宮アルディージャは敵地で清水エスパルスとj2戦い、4-0で敗れている。残り1試合で、降格圏の21位が確定。J3で(J2クラブライセンスのない)FC大阪が2位...

集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

 

 シーズン予算額では元J1勢としてJ2では高額と思っていましたが、予算額が段々減って行ったのですね。ホームスタジアムも専スタで、練習施設もJトップクラスだったのですが、恵まれた分甘えがあったと書かれていますね。有名どころが降格危機に陥っても、たぶん最後は大丈夫だろと、みんな思っていたのでは。でも今季は大丈夫では無かった。
 クラブマネジメントで凋落したとありますね。シーズンごとに、攻撃重視と守備重視の戦いを交互に打ち出す場当たり的な運営方針。監督の何度も交代させ、外国人獲得も失敗を繰り返し、そうした効率の悪さで億単位の予算をドブに捨てたとも。戦術も朝令暮改で定まらないため、戦力は消耗していき順位がどんどん下降していき、最後にこういう結果になりました。というか、今季は気が付いたら降格争いをされていましたが。

【J3降格濃厚…大宮アルディージャの低迷は避けられなかったのか? 相次ぐ監督交代と主力放出で失ったもの「誰からも具体的な目標が提示されず…」】
〔監督交代による“リセット”の弊害〕
「20年からは右肩下がりに順位を落としていた。J3降格の危機は、かねてから迫っていたのだ。21年、22年、そして23年と、3年連続でシーズン中に監督が代わっている。監督が代われば、サッカーが変わる。システムが同じでも、攻め筋や守り方は変わってくるものだ。選手はそのたびに頭のなかをリセットし、新しい戦術を身につけなければならない。J2は日本代表の国際Aマッチに伴う中断がない。シーズン中の監督交代はただでさえ難しいうえに、これだけ監督が代わったら、サッカーの方向性はどうしたって揺らいでしまう。」
〔新体制発表会見でのつまずき「具体的な目標が…」〕
「今シーズンは、1月の新体制発表会見でつまずいていた。佐野秀彦代表取締役社長からも、原博実フットボール本部長からも、当時の相馬直樹監督からも、具体的な目標が提示されなかったのだ。」
「今シーズンの大宮は11勝6分25敗で終えたが、半分以上の13敗は1点差負けだ。75分以降の失点は、リーグ最多の23点を数える。さらに言えば、この時間帯の失点が20点をこえるのは大宮だけだ。終盤に粘り負けする試合が多かったことが分かる。」
「23年は育成組織出身の選手が12人を数えた。育成事業の一環として指導者を派遣する東洋大学出身の選手も少なくない。シーズン最終節の東京ヴェルディ戦では、育成組織出身の8選手がスタメンまたはメンバー入りした。
 育成組織出身の選手を他クラブへ引き抜かれるのは、大宮だけではない。しかし、将来有望な選手を移籍させながら、J1に定着しているチームはある。」
〔選手たちにも甘さが「どの試合を振り返っても…」〕
「(クラブを取り巻く)熱量が沸き上がるそもそもの要因は、チームを支えたいという思いだろう。そう考えると、選手たちの姿勢を問いたくなるのだ。甘さがあったのではないだろうか。CBとして29試合に出場した(育成組織出身)浦上仁騎は、最終節後に自分たちの力不足を口にした。」
「プロ5年目の27歳はクラブへの忠誠心が強い。それだけに、結果に対する責任を感じていた。」
「『ひとつのイージーなパスミスで、流れが相手にいってしまう。そういう試合も何試合もありました。そこを最後の最後まで改善できなかった。僕自身も力不足がかなりあります」」
「キャプテンの富山貴光は、最終節のセレモニーでマイクの前に立った。」
『チームとしても個人としても、まだまだ成長しなきゃいけない部分が多い。クラブもチームも、やらなきゃいけないことは山ほどあります。それを一つずつ、乗り越えていくしかない』と話した。」

 

J3降格濃厚…大宮アルディージャの低迷は避けられなかったのか? 相次ぐ監督交代と主力放出で失ったもの「誰からも具体的な目標が提示されず…」(戸塚啓)

5、3、15、16、19、そして21である。大宮アルディージャがJ2で戦ってきた18年以降の順位だ。

Number Web - ナンバー

 

 3年連続でシーズン途中で監督交代になっていました。地元岡山は成績が悪かろうが、3年契約をきっちり守っていますが、シーズン途中で監督交代させるという事は「本気」度を感じますが、大宮さんは結果が出なかったですね。成績は監督の部分が大き過ぎますから。途中から原氏が本部長に就いて、クラブが変わるかなと思いましたが、結局はダメでしたか。だいぶサポーターとも対話されていましたが。根深いものがあったのかな。
 育成型を掲げるようになったクラブは、J1昇格への意欲が伝わるような補強に消極的だったとあります。今季は左サイドバックの人材に不安があったようですが、チーム編成は、J1復帰への本気度はあったのでしょうか。
 育成型クラブというのは、なかなか選手が来てくれないとか、そんなに人件費にお金を割けないところのイメージがありますが、大宮さんもそんなクラブになっていたのですね。J1での育成型であれば、成長した若手選手が移籍しても次に続いてくれますが、J2以下は抜ける穴の方が大きいと思います。J2で育成型クラブはリスクが大きかったですかね。

【大宮アルディージャ、J3降格の危機 営業利益3位タイなのに選手人件費年々減少はなぜ?】
「(J2残留争いを繰り広げてきた)それにもかかわらず、戦力を充実させていったわけではない。移籍市場での動きは控え目で、J1昇格への意欲を表わす大型補強もない。むしろ、中心選手がJ1やJ2のクラブへ移籍していくケースが続いている。わずか1年でチームを去った選手もいる。そうした状況が招いたのは、勝負強さの欠如だ。」
「大一番でチームを勝利へ導いたり、勝負を決定づけたりする『個』は、シーズンを重ねるごとに減っていった。勝負弱さは改善されることなく、接戦を落とすことにつながっていく。」
〔大宮は相手を威圧できる存在ではなくなった〕
「近年のJ2は、J1に在籍したことのあるクラブがほぼ半分を占めている。J1で実績を積んだ選手を揃えるクラブも多い。」
「(大宮は)J1で実績を築いてきたと言える日本人選手は、控えGKの南雄太に限られる。得点ランキング上位に食い込むような外国籍選手も見当たらない。2019年のFWフアンマ・デルガド(現V・ファーレン長崎)を最後に、リーグ戦でふたケタ得点を記録した選手も現れていない。J2残留争いを演じるようになった大宮は、対戦相手を威圧できる存在ではないのだ。」
「2017年に36億円強を記録した営業収益は、2022年に26億円強まで減っている。それでもJ2では3位タイの数字だが、選手人件費は縮小されている。2018年のおよそ19億円をピークに減少し、2022年はおよそ5.8億円だった。全22チーム中11番目である。チーム人件費においても、J2で抜きん出ているわけではないのだ。」
〔アカデミー育ちの奥抜侃志が移籍後に日本代表へ〕
「予算を絞り込んでいくなかで、アカデミー出身選手が増えていった。大学経由で入団するアカデミー出身選手も少なくない。大宮は『育成型』へ転換していった。」
「育成型へ進んでいる以上、若い才能がステップアップしていくことは避けられない。それが悪いことでもない。今シーズンは高校3年生のDF市原吏音が7月にトップチームデビューを飾り、そこから13試合連続で先発フル出場を続けている。アカデミーが一定の成果をあげているため、育成型クラブとしては評価されるのだろう。だが、アカデミー出身選手や主力選手を引き抜かれることでチーム力が低下し、カテゴリーを下げてしまうのは、クラブが目指すべき方向性ではないはずだ。」
「2022年春にフロント入りした原博実フットボール本部長は、J1在籍時は残留のために、J2降格後は昇格のために繰り返されたシーズン途中の補強に否定的だった。2021年、2022年はシーズン途中で監督が交代していることも含め、目前の結果を目指しつつも中長期的な視点でクラブを立て直そうとした。しかし、今年もまたJ3降格圏であえぎ、シーズン中の監督交代劇が繰り返された。」
「ピッチ上で戦うのは選手たちであり、結果の責任は監督が負うものだが、2023年の低迷はクラブ全体で招いたものである。3年連続でシーズン途中に監督が交代している現状では、『どんなサッカーをやるのか』が定まらず、日々の練習で選手が成長し、それがチーム力となっていく循環を生み出すことは難しい。」

 

大宮アルディージャ、J3降格の危機 営業利益3位タイなのに選手人件費年々減少はなぜ?

ついに、ついに、ここまで来てしまった。大宮アルディージャが、J3降格の危機に瀕している。今シーズンのJ2リーグは下位2チームがJ3へ自動降格することになっているが、残...

集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

 

 接戦を落とす勝負強さの欠如ですか、それはJ2降格すれすれだったJ1柏もそうですね。おっとJ2岡山もそうだ。J1経験選手がほとんどいないという事ですが、そういえば以前の大宮戦で、スタメン見た時に知った選手がいなかった事を思い出しました。数年前までは何人かしましたが。選手人件費がJ2で11番目の5.8億円ですか、それでも降格する水準ではないですね。J1もそうですが、人件費は高いのに成績が今一つというチームを今までたくさん見てきましたね。
 まぁ大宮さんなら、1年でまずはJ2に戻ってきてくれる事でしょう。かなり昔ですが、日立台で試合観戦した時がありました。当時は1回目の降格の年だったかもしれませんが、相手が大宮さん。確かともに残留争いをしていたと思いますが、「落ちないクラブ」という印象をその時持ちました。あの時の大宮さんとは随分と変わっていまったなぁという印象です。大宮さんにはJ3は似合わない。必ず1年で戻ってきて下さい。
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Jリーグファミリーの資格123

2023-11-30 00:01:14 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 当ブログで昔からリスペクトしている某黄色いチームことJ1柏ですが、どうしても試合や監督人事だったり、最近はそういう話題が続いていましたが、久しぶりに社会貢献活動の取り組みを紹介できます。元々は選手による学校訪問もかなり昔からやっている、そういう分野での「老舗」クラブで、紹介事例も多かったです。今回も選手による学校訪問ですが、ちょっと付加価値が違うかなという印象です。
   
 
【酒井根小学校×柏レイソル×セーブ・ザ・チルドレン『子どもの権利』授業】

「柏レイソルとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、子どもの権利の普及啓発活動の一環として、小中高校などの各学校で教員が活用できる、子どもの権利に関する教材(アクティビティ)の開発を進めています。2023年11月28日(火)、開発中の教材を用いたパイロット授業を、柏市立酒井根小学校にて実施いたします。
 小学校6年生を対象としたこの授業には、柏レイソルトップチーム選手5名(落合 陸選手、モハマド ファルザン佐名選手、山本 桜大選手、オウイエ ウイリアム選手、熊澤 和希選手)が参加予定で、参加型のワークショップを通じて、子どもの権利について共に考えます。学校(教育委員会)、国際NGO、サッカークラブが協働し、選手と子どもたちが学校の授業の中で、子どもの権利について共に学ぶという試みは、Jリーグ・Jクラブのなかでも初の試みとなります。」
「セーブ・ザ・チルドレンは、学校で活用できる子どもの権利に関する教材(アクティビティ)の開発に着手し、現在複数の学校でパイロット授業を実施し、教員や子どもたちからの意見を聴きながら、内容検討を進めています。2022年8月には、柏レイソルU-18選手(当時)と教材を用いたワークショップをオンラインで開催し、権利についての理解を深める機会となりました。」
「■名称: 酒井根小学校×柏レイソル×セーブ・ザ・チルドレン「子どもの権利」授業
 ■授業内容:
・子どもの権利を知る ミニ・アクティビティ① 私は何の権利でしょう?(選手と子どもたちのグループワーク)
・子どもの権利を知る ミニ・アクティビティ② 『安心して話せる』って?(選手と子どもたちのグループワーク)
・柏レイソル選手からのコメント 
■実施校: 柏市立酒井根小学校(千葉県柏市酒井根1-9-2)
■参加選手:落合 陸選手、モハマド ファルザン佐名選手、山本 桜大選手、オウイエ ウイリアム選手、熊澤 和希選手」

 

お知らせ情報|柏レイソル Official Site

ニュース一覧のページです。千葉県柏市をホームタウンとする、Jリーグ加盟の「柏レイソル」の公式サイトです。試合結果、スケジュール、チケット、チーム情報をいち早くお届...

柏レイソル Official site

 

   
 セーブ・ザ・チルドレンとは2012年から連携し、社会貢献活動の重みを増しています。子どもの権利の推進のための活動を共に進めており、去年からは、「#レイソルは子どもとともに」のキャッチコピーのもと、子どもも大人も子どもの権利を知り、子どもの声がきちんと聴かれる社会づくりを目指す教材作りへの支援を行ってきました。
 よく「子ども達に夢を」というキャッチフレーズを複数のJクラブで目にしますが、柏の取り組みは更にその上を行くもので、しっかり目標も定めたレベルの高い取り組みだと思われます。単に子ども向けのイベントをやるだけとか、事業の対象を子ども対象するだけの取り組みとはちょっと違いますね。
 選手が子供たちに混ざってグループワークをするというのが素晴らしいと思います。選手の講義を聞く、サッカーで遊ぶ、一緒に給食を食べるという取り組みではなく、課題について一緒に考えるというもので、他クラブでもほとんど見た事がありません。Jクラブで初めての試みとありましたね。

 そんな柏ですが、前節鳥栖さんとドローになり、最終節でも何とか残留できそうです。ただ、今季でなければJ2に降格していた順位なので、大いに反省しないといけませんね。最終節となる今節も大事ですが、いよいよ来週に迫ってきた天皇杯決勝に注目です。おっと、何かメールが来たぞ。
カリスマの存在」カテゴリ以外のJ1柏関連:76 /  75 / 74 / 73 / 72 / 71 / 70 / 69 / 68 / 67 / 66 / 65 / 64 / 63 / 62 / 61 / 60 / 59 / 58 / 57 / 56 / 55 / 54 / 53 / 52 / 51 / 50 / 49 / 48 / 47 / 46 / 45 / 44 / 43 / 42 / 41 / 40 / 39 / 38 / 37 / 36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  
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チャリティー活動の実施について

2023-11-27 00:01:53 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 今季J1で活躍され、ルヴァン杯王者になった福岡さんが、国際親善試合を実施するとのニュースが流れました。最初は夏によく実施される他のJクラブのような国際親善試合で、クラブ主催なのかなと思いましたが、よく読むとルヴァン杯王者というキーワードが付いていたので、優勝チームの特権なのかなと認識。国際親善試合のカードで、いつも出てくるJ1有力クラブではなく、目新しいクラブ名なのでちょっとうれしかったですね。
   
【~ウクライナの被災者を支援するチャリティーマッチ~ 「FCシャフタール・ドネツク vs. アビスパ福岡」】
 ウクライナ・プレミアリーグ優勝チーム vs. 日本・ルヴァン杯優勝チーム
 アビスパ福岡は、ヨーロッパチャンピオンズリーグの常連であり、ウクライナ・プレミアリーグで14回優勝しております「FCシャフタール・ドネツク」と、チャリティーマッチを開催することとなりましたので、お知らせいたします。
 背景と致しまして、ロシアのウクライナ侵攻以来、オフィシャル・プレミアムパートナーであるAPAMANグループは、全国賃貸管理ビジネス協会および国連と共に、ウクライナ避難民などへの支援を継続されており、この度チャリティーマッチを日本で開催することとなりました。
 本チャリティーマッチは、フットボールを通じてウクライナへの支援を全世界へ発信すると共に、同マッチの売上から経費を引いた利益の全額を、ウクライナの復興支援のために寄附することを目的に開催されます。また、試合当日は日本へ避難されているウクライナ避難民の皆さんを招待する予定です。」
〔チャリティーマッチ概要〕
「1.目 的
 スポーツを通じてウクライナ支援を国内外へ発信し安心・安全な世界作りに貢献いたします
 2.主 催
 公益社団法人日本プロサッカーリーグ・公益財団法人日本サッカー協会・ウクライナ支援協議会・全国賃貸管理ビジネス協会・APAMAN株式会社
 3.主 管
 公益財団法人東京都サッカー協会・アビスパ福岡株式会社
 4.後 援
 国連(IOM)・福岡市(予定)
 5.日 時
 2023年12月18日(月) 19時キックオフ(17時開場予定)
 6.会 場
 国立競技場 (東京都新宿区霞ヶ丘町10−1)
 7.対戦カード
 FCシャフタール・ドネツク(ウクライナ) vs. アビスパ福岡」

 

~ウクライナの被災者を支援するチャリティーマッチ~ 「FCシャフタール・ドネツク vs. アビスパ福岡」開催のお知らせ

特設ページはこちら https://ukrcharitymatch.org/ ウクライナ・プレミアリーグ優勝チーム vs. 日本・ルヴァン杯優勝チーム アビスパ福岡は、ヨーロッパチャンピオンズリー...

アビスパ福岡公式サイト | AVISPA FUKUOKA Official Website

 
ウクライナ復興支援チャリティーマッチ

ウクライナ復興支援チャリティーマッチ

APAMANグループは2022年ロシアのウクライナ侵攻以来、業界団体や関係各所と協力し、義援金の募集、避難民への住宅無償提供などの支援を行ってまいりました。この度、ウクラ...

 

 

 相手はウクライナのチーム。しかもチャンピオンズリーグの常連の強豪というのはいいですね。試合興行の売上から経費を引いた利益の全額を、ウクライナの復興支援のために寄附し、試合に日本へ避難されているウクライナ避難民の方々を招待されるとか。素晴らしいですね。Jリーグやるじゃないかと。
 最近ではガザ情勢のニュースが増えたため、ウクライナ情勢のニュースがやや露出が少なくなっている印象がありますが、このチャリティーマッチで改めて、ウクライナ情勢をみんなで考えるきっかけになったらいいですね。クラファンも始まったようです。
   
【アビスパ福岡がウクライナ復興支援へCF開始…12月慈善試合、返礼品にサイン色紙など】
「J1福岡とウクライナの強豪シャフタル・ドネツクのチャリティーマッチを前に、同国の復興支援につなげるクラウドファンディング(CF)が20日、スタートした。福岡が発表した。
 CFは、当日会場で応援できない人たちにも支援の輪に加わってもらうのが狙い。目標金額は3000万円で来月30日まで募る。CFで集まった資金はチャリティーマッチの収益と同様、経費を除いてすべてを復興支援に充てる。
 出資者にはリターン(返礼品)として、両クラブの選手のサイン色紙、サイン入りのTシャツやユニホームなどのグッズのほか、試合当日のピッチサイドでの練習見学などのプランが準備されている。」

 

アビスパ福岡がウクライナ復興支援へCF開始…12月慈善試合、返礼品にサイン色紙など

【読売新聞】 12月18日に国立競技場で行われるサッカー・J1福岡とウクライナの強豪シャフタル・ドネツクのチャリティーマッチを前に、同国の復興支援につなげるクラ...

読売新聞オンライン

 

【クラウドファンディング】
「【応援サポーター募集】 ウクライナ復興支援の為のチャリティーマッチ
 Webオープン:2023年11月20日(月) AM10:00
 URL  :https://www.makuake.com/project/avispa_charity/
 サイト内にクラウドファンディングの目的や背景、支援期間などが記載されています。リターン品はチャリティーマッチを記念して製作された「限定オリジナルTシャツ」や「選手サイン入りグッズ」、「アクティビティ」など両クラブチームの協力のもと、貴重な品々をご準備しております。」

 

FCシャフタール・ドネツク vs. アビスパ福岡~ウクライナの被災者を支援するチャリティーマッチ~クラウドファンディング開始のお知らせ

ヨーロッパチャンピオンズリーグの常連であり、ウクライナ・プレミアリーグで14回優勝しております「FCシャフタール・ドネツク」との2023年12月18日(月)開催のチャリ...

アビスパ福岡公式サイト | AVISPA FUKUOKA Official Website

 

 このクラファンは福岡さんの主催の様子。福岡さんはクラファンに慣れたようで、2020年から何度かされています。コロナ禍の時期にもあり、スポンサー企業と地元金融機関によるクラファンもされており、今回チャリティーでの実施も素早くされたのかな。
 ちなみに今回、ルヴァン杯王者の特権として試合出場になったようですが、そういえばコロナ禍前まで南米チームとやっていたのを思い出しました。そういえば最近無いなと。調べてみました。
 2007年以後の優勝クラブは次年度にCONMEBOLスダメリカーナの優勝クラブと対戦していましたが、2020年から中止となっていました。コロナ禍で中断していたのか。ちなみに当ブログでもJ1柏が出場した試合のレポ記事がありました。まぁ今回の試合もチャリティー色が強く、素晴らしい大会です。公共財にふさわしい事業だと思います。TV中継もあると思うので、ぜひTV観戦したいと思います。
J1福岡関連: /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  / 
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アジアに勝て19

2023-11-25 00:13:18 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 今回から秋春制となったACLですが、その次のシーズンの概要がJリーグから発表になりました。シーズンが秋春制になっただけでなく、ディヴィジョンも変わるようです。その昔はACLに自動的に日本から4チームが出場していましたが、いつしか4チーム目はプレーオフから出場に変わっていき、今回また新しいルールになるようです。

2024-25シーズンのAFC大会にJリーグから4クラブが出場! 神戸と横浜FMは確定、天皇杯王者はACLE、3位はACL2の可能性 - 超ワールドサッカー!

2024-25シーズンのAFC大会にJリーグから4クラブが出場! 神戸と横浜FMは確定、天皇杯王者はACLE、3位はACL2の可能性 - 超ワールドサッカー!

超ワールドサッカー!

 

【2024-25シーズンのAFC大会にJリーグから4クラブが出場! 神戸と横浜FMは確定、天皇杯王者はACLE、3位はACL2の可能性】
「Jリーグは23日、2024-25シーズンのアジアサッカー連盟(AFC)の大会に出場するクラブの枠を発表した。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は今シーズンから年を跨いでの開催となり、2023-24シーズンに変更。」
「2024-25シーズンからはAFCの大会が大幅に変更となり、ACLとAFCカップがAFCチャンピオンズリーグ エリート(ACLE)、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)、AFCチャレンジリーグ(ACGL)の3つの大会に分かれることとなる。ヨーロッパでいうところの、チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)という座組みだ。
 その中で、東地区と西地区のリーグランキングを基に出場枠が決まり、日本は現在東地区の1位。2023-24シーズンはACLに本大会3クラブ、プレーオフに1クラブという枠だったが、2024-25シーズンはACLEに3クラブ、ACL2に1クラブが出場することとなる。なお、プレーオフはない。また、2025-26シーズンは2023-24シーズン終了後のAFCランキングで出場枠が変更となり、東地区2位になった場合は、ACLEに2クラブとプレーオフに1クラブ、ACL2に1クラブという枠になる。
 2024-25シーズンの4つの枠の割り振りに関しては、J1優勝クラブ、天皇杯優勝クラブ、J1の2位クラブがACLEに出場。ACL2にはJ1の3位クラブが出場することとなる。また、J1の上位3クラブと天皇杯優勝クラブが重複した場合は、J1の4位クラブがACL2に出場し、3位クラブがACLEに出場することとなる。なお、2023-24シーズンのACLでJリーグクラブが優勝した場合は、1枠目としてACLEに出場。J1の3位クラブは出場権を失うこととなる。」

 ACLとAFCカップがACLE(AFCチャンピオンズリーグ エリート)、ACL2(チャンピオンズリーグ2)、ACGL(チャレンジリーグ)の3つの大会に分かれるようです。欧州でいうCLとELのようだという事ですが、アジアにも欧州リーグのような第2層、第3層のリーグを作ろうとしている訳ですね。それにしても第3層の「ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)」は当ブログとしては馴染み薄だったなと。せっかくなのでちょっと調べてみました。
  
【ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(UECL)】
 
UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグに次ぐ、ヨーロッパのクラブサッカーの第3層の大会。2018-19シーズン以降のUEL(ヨーロッパリーグ)に直接参加するクラブのうち、UEFAランキング16位以下の国内カップ戦王者、UEFAランキング1位~4位の国内リーグ6位のクラブ、UEFAランキング5位の国内リーグ5位のクラブとUEFAランキング7位以下で国内リーグ成績により出場権を得ていたクラブが、2021-22シーズン以降は、UELの代わりにUECLに出場。また、同じ年度のUCL(チャンピオンズリーグ)の予備予選・予選1回戦敗者とUELの予選3回戦・プレーオフ敗者、グループステージ3位のクラブも本大会に合流。

 うーむ、第2層の欧州リーグまでと思っていたら、第3層のリーグがあったのですね。ちょっと認識不足でした。今回AFCも欧州に追い付けとばかりに頑張っているのかな。でも、今までは4番目の参加チームはプレーオフからにしろ、本戦(第1層)に出れる訳ですが、新しい大会形式によると4番目のチームは第2層(ACL2)のリーグ戦への出場であって、第1層のACLに出られない。本当にそれで良かったのかな。
 まあ、欧州も3つの層大会ありきで、自国リーグでの順位を上げられなかったから、下の層大会に出ざるを得ないと。アジアも3つの層大会ありきになると考えたら、J1リーグ3位はACL2になる。何年かしたら、リーグ戦の中で、3位もしくは4位は、プレーオフ無しでアジアで戦えるという価値観になってくるのでしょう。そのうち、ACL2も枠が増えたら、リーグ4位もしくは5位までチャンスが出てくるとなれば、これも良しか。あとはJリーグが秋春制を導入するかどうかですね。

 最近、ふと思うのがもし日本で秋春制が導入したら、降雪地クラブが出場している場合、どういう事になるのかという点。現在出場している4チームは横浜、甲府、川崎、浦和で降雪地クラブは無さそう(甲府さんも大丈夫かな)。これが札幌さんが出場していて、さぁホーム戦となった時にどうなるのかなと思います。やっぱ東京会場になるのかなと思ってみたり。
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1年で上へ27

2023-11-24 00:01:02 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 タイミングが遅くなりました。当ブログでもよく取り上げた金沢さん、残念ながらJ3へ降格となりました。頑張っておられたんですがねぇ。成績は上手く上げれなくても、クラブの事業内容は、この記事にあるように付加価値の高いものでした。地域に根差した立派なクラブだと個人的に思っています。地元岡山のホーム最終戦で見せた、J2最下位とは思えない戦いっぷりは見事だったと思っています。
 J3降格に際して、ネットでいろいろ金沢さんに関する情報を収集しましたが、当ブログ好みの情報はなぜか少なったですね。今回の降格劇が何となく淡白な印象でした。
   
【J2金沢の最下位とJ3降格が確定…柳下正明監督「(進退は)最終節に言います」】
「ツエーゲン金沢は、2-2で9位の大分トリニータに引き分けた。12戦未勝利となり、リーグ最下位とJ3降格が確定。最後まで気迫のプレーを見せて会場を沸かせたが、8月6日以来の白星を挙げることは出来なかった。試合後、ゴール裏サポーターに挨拶すると、大きな拍手と声援が送られた。」
「J3降格が確定したが、クラブ側からの説明や挨拶、取材対応は無し。記者会見で進退について問われた柳下正明監督は『辞任して責任が取れるとは思っていない。(進退については)最終節に言いますが、こういう状況で今シーズンを最後までやらせてもらい、クラブには感謝している。結果を出せずに申し訳ないと思っています』と振り返った。」

 

J2金沢の最下位とJ3降格が確定…柳下正明監督「(進退は)最終節に言います」 : スポーツ報知

 ツエーゲン金沢は、2-2で9位の大分トリニータに引き分けた。12戦未勝利となり、リーグ最下位とJ3降格が確定。最後まで気迫のプレーを見せて会場を沸かせたが、8...

スポーツ報知

 
 

ツエーゲン金沢を応援してくださっている皆様へ|ツエーゲン金沢 公式サイト

日頃よりツエーゲン金沢に対して熱いご支援・ご声援をいただき、誠にありがとうございます。昨日行われました明治安田生命J2リーグ第41節の結果を受けて、J3リーグへの降格...

ツエーゲン金沢 公式サイト|挑戦を、この街の伝統に。

 

 磐田さんでJ1の3大タイトルで2度の優勝という、立派な実績がある柳下監督が率いておられたので、金沢さんは調子を上げて行くのかなと思っていましたが、現実は厳しかったですね。長期政権となった金沢時代の7期はすべて2ケタ順位でした。今季は開幕4連敗と苦しみ、3度の4連敗と1度の5連敗を喫しました。柳下監督は堅守を生かして、簡単にボールを失わない粘り強いスタイルで安定したサッカーを展開してきたとありましたが、今回退任されました。
   
【ツエーゲン金沢J3降格 経営悪化おそれ 入場料減収、戦力維持課題に 柳下監督「7年間良い思い出」】
「J1、J2よりも収益規模の小さいJ3では、入場料収入やスポンサー収入が減少し、経営環境が悪化するおそれもある。来年2月には、クラブが新たに本拠地とする金沢スタジアムが供用開始となるため、整備を進めた金沢市も動向を注視する。」
「チームは今季、序盤から低迷。J2に昇格した2015年以降、初の降格となった。J3は上位リーグと比べ、収益規模が小さく、総売上高はJ2の3分の1ほどだ。Jリーグの発表では、22年度のスポンサー収入のクラブ平均は、J2が8億4600万円に対し、J3は3億5800万円。入場料収入の平均もJ2が1億7500万円に対し、J3は5200万円だった。」
「ツエーゲンも来季、戦力維持と収入減少のバランスを取りながらのかじ取りが求められる。運営会社の米沢寛社長はシーズン報告会で株主に協力を求め、『チームを安定的に支えるためにも、この財政難に立ち向かいたい』と強調した。ツエーゲンの今後に、金沢市も関心を寄せる。市が約82億円かけて整備を進める金沢スタジアムが、来年からホームとなるためだ。
 スタジアムは天然芝で、年間利用日数は60日ほどと想定。うち約20日がホーム戦に使われる。チームの運営会社も共同事業体として指定管理者に加わっており、施設の利用促進に向け、大きな役割を担う。市の担当者は『歴史あるプロチームとしてのノウハウがあるはず。自主事業を積極的に行うなどして盛り上げてほしい』と話している。」

 

ツエーゲン金沢J3降格 経営悪化おそれ 入場料減収、戦力維持課題に 柳下監督「7年間良い思い出」 

【読売新聞】 サッカー・ツエーゲン金沢は今季、J2リーグを22チーム中最下位で終え、J3降格が決まった。J1、J2よりも収益規模の小さいJ3では、入場料収入やス...

読売新聞オンライン

 

 J2沼もあるでしょうが、J3沼というのもあると思います。元J1の山雅さんしかり、J1に近づいた北Qさんしかりですね。大分さんのようにすぐにJ2に復帰されたクラブもありますが、讃岐さん、鳥取さん、富山さん、岐阜さんなど地元岡山に存在が近かったクラブがなかなかJ2に戻ってこられません。
 そして、J3シーズンとなる来季、金沢さんにとって大きな出来事があります。それは新スタジアムの使用開始です。当ブログが昔から口にする「新スタジアムになると成績が大きく低迷する」というジンクスがあります。北Qさん、ガンバさん、京都さん、長崎さんなどなど。例外の広島さんという存在もありますが。ネーミングライツがゴーゴーカレーさん。岡山の店舗にもたまに食べに行きますよ。
   
【24年2月誕生の金沢スタジアム、愛称は「金沢ゴーゴーカレースタジアム」】
「ゴーゴーカレーグループは18日、金沢市が新たに供用を始める『金沢スタジアム』のネーミングライツ(命名権)優先交渉者に選定されたと発表した。愛称は『金沢ゴーゴーカレースタジアム』で、契約期間は併用開始から5年間。命名権料は年額3,111万円。
 金沢スタジアムは、石川県金沢市磯部町の金沢城北市民運動公園内で金沢市民サッカー場を再整備している。地上4階建、延べ床面積1.9万m2で、収容人数は約1万人。北陸初のJリーグ規格を満たすフットボール専用スタジアムとして9月末に完成し、24年2月ごろの併用開始を目指す。来シーズンからは、J2・ツエーゲン金沢の本拠地となる予定。」

 

24年2月誕生の金沢スタジアム、愛称は「金沢ゴーゴーカレースタジアム」

ゴーゴーカレーグループは18日、金沢市が新たに供用を始める「金沢スタジアム」のネーミングライツ(命名権)優先交渉者に選定されたと発表した。愛称は「金沢ゴーゴーカレー...

Impress Watch

 
 

ツエーゲン金沢 新ホームスタジアム登録名称決定のお知らせ|ツエーゲン金沢 公式サイト

この度、ツエーゲン金沢のホームスタジアムとして2024年より使用を予定している金沢スタジアムの登録名称が、下記の通り決定しましたのでお知らせいたします。 登録名称に...

ツエーゲン金沢 公式サイト|挑戦を、この街の伝統に。

 

J2金沢公式HP「スタジアム」ページ:https://www.zweigen-kanazawa.jp/kanazawa_studium/tour.html

 略称は「ゴースタ」になるのかな。正式な名称は「金沢城北市民運動公園」で北陸初のJリーグ規格を満たすサッカー専用スタジアムだそうです。写真を観ると、ホーム側のゴール裏に客席が設置されてなく、違和感を少し感じましたが、これはJ2仕様でJ1に昇格したらもう1面増やして1万5,000人にする方針との事。市の予算(総工費約80億円で格安)の都合もあってこの規模に落ち着いたそうです。
 さあ金沢さん、ぜひ1年でまたJ2に戻って来て欲しいと思います。新しいホームスタジアムのゴースタで、J2再昇格を決めてください。そういえば、B3リーグでも金沢武士団さんも最下位でもがいています。頑張ってください。
J2金沢関連⑪:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230425
  〃   ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230323
  〃   ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230121
  〃   ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230120
  〃   ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220730
  〃   ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220319
  〃   ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210716
  〃   ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210415
  〃   ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210303
  〃   ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141118
  〃   ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061001
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Jリーグの話題222

2023-11-23 00:01:29 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 当ブログで最近よく取り上げる「秋春制」ですが、最近また動きがありました。いよいよ来月のJリーグ理事会で決まる(どこまで決めるのか)そうですが、それに向けての動きですね。でも、最近の報道を観ると、印象的にはまだ少し定まっていない部分を感じます。まずは今朝の山陽新聞朝刊の記事。当ブログももし正式に秋春制の導入が決まれば、頭を切り替えて、ACL覇権の奪取から応援したいと思いますが、まだ不透明の部分が残ります。
   
【Jシーズン移行案 全60クラブ賛否 来月実行委で 19日最終決定】
「Jリーグは21日、東京都内で実行委員会を開き、開幕時期を現行の2月から8月に変えるシーズン移行について、J1、J2、J3の全60クラブの賛否を12月14日の実行委員会で問うことを確認した。反対は少数とみられ、結果を踏まえて同19日の理事会で最終決定する。最短で2026年夏に移行する。
 降雪地域にあるクラブの練習環境の整備やシーズン移行に伴うキャンプ費用等を補填する目的で、これまで約70億円を拠出するとしてきたが、100億円規模に増える見通しであることも報告した。移行した場合の従来のスケジュール案を修正し、原則8月第1週に開幕して12月第2週までリーグ戦を行い、冬季中断をはさんで2月第3週に再開する日程を軸に議論を進める方針。」
引用:山陽新聞

 理事会の前に、また実行委員会があり、全60クラブの賛否を問うそうですが、多数決で推し切るのか、全会一致とするのか気になりますね。「結果を踏まえて」とか「最短で」という文言が少し気になります。ちなみに降雪地域にあるクラブの練習環境というのは、16日の読売新聞(J1札幌三上GMのコメント)に載っていましたが、比較的簡易に建設できる「エアドーム」だそうですね。でも、日本では制限もあって難しいと記事には書いてありましたが、大丈夫なのでしょうか。
 
【Jリーグ シーズン移行の日程で新たにBダッシュ案を提案 100億円規模の財源でクラブをサポート】
「Jリーグは21日、都内で実行委員会を開催し、各クラブと議論を続ける現行の春秋制から秋春制へのシーズン移行について、(1)スタジアム確保(2)JFL、地域リーグ、大学・高校などとの連携(3)移行期の大会方式(4)試合日程(5)財源の活用方法、について意見交換が行われた。その中で試合日程について、これまで各クラブに提案していたA案とB案以外にB案を軸としたBダッシュ案が各クラブに提案された。
 これまでは中断期間が短いA案と現行のシーズンオフと同期間中断するB案が提案されてきたが、この日はやや中断期間を短くするBダッシュ案が新たに提案された。B案は12月の第1週までだったが、Bダッシュ案は12月の第2週までリーグ戦を入れてオフ期間をやや短くする日程。樋口順也フットボール本部長は「(12月の)2週目までリーグ戦を入れる案でできないかという提案をした。あまり議論の時間は取れなかったが、このBダッシュ案でどうでしょうという形で出した。少しでも長くやった方が全体的にもいいというバランスを考えた。組み合わせによっては7月の4~5週目にスタートして、12月2週目まで。中断明けが2月の3週目から6月のIWの前の6月第1週まで。イメージとしてはBダッシュ案で行く前提でシーズン移行するか、どうかを考えることになると思う」と説明した。」
引用:スポニチ

 Bダッシュ案というのはやや中断期間を短くする案のようですね。あと、何回も言いますが、7月開幕というのは秋春制ではなく夏夏制です。何も意味が無い。新潟さんの中野社長が言うように、開幕前のトレーニングを入れたら実質6月くらいからトレーニングを始めている。なので夏夏制なのです。
 100億円規模のサポートという事で、キャンプ費用の補填、降雪地域クラブの施設整備費用などが補償案として挙がっているようですが、いくら冬場に練習できても、肝心の試合が冷凍庫のような環境では根本的な解決になっていない気がします。降雪地には12月も2月も全然積もっているのではないでしょうか。また、「スタジアム確保」「JFL、地域リーグ、大学・高校などとの連携」も何も解決できていないと思います。
 しかも最近当ブログで言う「長いウィンターブレイク」ですね。ウィンターブレイクを推す訳ではありませんが。欧州では2週間程度なのに、日本はBダッシュ案でも約2ケ月休みになるというもの。簡単には解決できない問題ですが、その所はどうなのか。
秋春制関連⑮:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231027
  〃  ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231026
  〃  ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231020
  〃  ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230627
  〃  ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230604
  〃  ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230527
  〃  ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230419
  〃  ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230415
  〃  ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220812
  〃  ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171220
  〃  ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170922
  〃  ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170715
  〃  ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170216
  〃  ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140713
  〃  ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130614
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Jリーグをつかおう! Jリーグ社会連携(シャレン)33

2023-11-18 00:14:12 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 最近、大豆ミートという言葉をよく聞くようになりました。確かJリーグオフィスの移転時のイベントにも出店されたそうです。徐々に水戸さんと山形さんのコラボフードが浸透しつつあると感じています。ちょっと古い情報ですが、今回改めて見つめたいと思います。大豆ミートカレーの事がよくわかるコラムを見つけたので、リスペクトさせていただきます。
   
【7/16(日)山形戦】山形×水戸SDGsコラボフード「大豆ミートカレー」販売決定】
「2023年7月16日(日)に開催される、2023明治安田生命J2リーグ第26節 水戸ホーリーホック vs.モンテディオ山形 にて両クラブ協働企画として『大豆ミートカレー』の販売が決定しました。
大豆ミートカレー販売概要
■対象試合
 2023年7月16日(日)18:00キックオフ 2023明治安田生命J2リーグ第26節 水戸ホーリーホック vs. モンテディオ山形
■販売時間  15:00頃~
■販売場所  スタジアム場外 メインスタンド側 グルメ広場
■販売価格  650円(税込価格)
■販売数量  200個限定
■購入特典  大豆ミートカレーをご購入いただいた先着100名様に山形県のお米『雪若丸シート米(1合)』をプレゼントいたします!

〔大豆ミートカレーができるまで…〕
 シャレン!アウォーズ授賞式当日、会場で出会った両クラブが『Jリーグの取り組みの価値を高めるべく、受賞クラブ同士お互いの活動を掛け合わせて何かできるのではないか」と話し合いました。
 その後、両クラブの受賞活動でもあるモンテディオ山形U-23マーケティング部のみなさんとと大豆ミートバーガー考案者の田島修太くん、髙本由梨子さんがオンラインミーティングを実施。そのミーティングで考案されたのが、地球環境保全を訴求した大豆ミートと、フードロスで発生する山形のお米を掛け合わせての『SDGsフード』。
 これをスタジアムグルメとして販売することで社会に貢献できるのでは?との中学生から大学生までの若い年代のアイディアを両クラブが後押しします。 両クラブともに各方面での調整を重ね、お米に関しては山形県より『雪若丸』を10kgご提供いただくこととなり、大豆ミートと掛け合わせて7/16の水戸vs山形戦でのスタジアムグルメの一つとして販売されることが決定。こうしてシャレン!アウォーズ受賞クラブ同士が協働し、SDGsフード『大豆ミートカレー』が誕生しました。」

 

【7/16(日)山形戦】山形×水戸SDGsコラボフード「大豆ミートカレー」販売決定!《7/14情報更新》 | 水戸ホーリーホック公式サイト

2023年7月16日(日)に開催される、2023明治安田生命J2リーグ第26節 水戸ホーリーホック vs.モン

水戸ホーリーホック公式サイト

 

 この大豆ミートカレーの前に、水戸さん自身の大豆ミートバーガーというストーリーがありました。水戸さんで農業事業(グラスルーツファーム)をされていますが、その流れからなのか、大豆ミートというキーワードが出てきました。突然出てきたなぁと思っていましたが、すぐにリスペクトはしていなかったです。なので、改めて大豆ミート事業について、リスペクトできて良かったです。

【10/23(日)群馬戦】地球環境保全のための大豆ミートバーガー販売 | 水戸ホーリーホック公式サイト

【10/23(日)群馬戦】地球環境保全のための大豆ミートバーガー販売 | 水戸ホーリーホック公式サイト

地球環境を守るための「新しいふつうを子どもたちから」プロジェクトスタートに伴い、大豆ミートバーガーを販売します

水戸ホーリーホック公式サイト

 

【地球環境保全のための大豆ミートバーガー販売 】
「地球環境を守るための『新しいふつうを子どもたちから』プロジェクトスタートに伴い、大豆ミートバーガーを販売します。販売に至った経緯は、昨年11月、茨城県内在住のある小学5年生からの1通のメールからスタートしました。小学生の名前は田島修太くん。メールにはJリーグクラブが環境問題に対しどのような取り組みを行なっているかの問い合わせやアンケートが書かれ、修太くんはJリーグ全58クラブに送ったそうです。何度かのメールでのやり取りを経て、修太くんは沼田会長へのインタビューを実施。
 インタビューを終えた修太くんからは、地球環境を守るための活動の一つとして、水戸ホーリーホックと一緒に大豆ミートバーガーを販売する提案があり、そのプレゼンテーションを西村GMに行いました。販売実現に向けて、グラスルーツファームにて大豆を植えることになった修太くんは、そこで村田航一選手と出会いました。また、メイクバリュープロジェクトへも登壇することとなり、小学生がプロサッカー選手に講義を行うための準備を入念に行いました。
 メイクバリュープロジェクト当日は修太くんの同級生の髙本由梨子さんも講師として大豆ミートを選手に振る舞いました。講義を受けた村田選手は感銘を受け、大豆ミートバーガー販売に向けてサポートしてくれることとなりました。
 販売に向けてハンバーガーを作ってくれるトゥインクルフードさんとも同時進行で話を進めていきます。そしてオンライン試食会を実施。試食会には村田選手、山口選手も参加。修太くん、由梨子さんを合わせた4人で2種類の大豆ミートバーガーを試食し、最終的にダブルチーズ大豆バーガーの販売が決定しました。販売数は200個。販売価格は500円。」

 

水戸ホーリーホック:2023シャレン!アウォーズ開催決定【Jリーグをつかおう!社会のために。シャレン!Jリーグ社会連携】

あなたの「いいね!」がクラブの希望に。シャレン!アウォーズ開催決定。全国58クラブのシャレン!活動に投票しよう!

 

「大豆ミート」は小学5年生の児童さんの提案だったのですね。全Jクラブに問合せメールを送り、そこから水戸さんとのお付き合いになったとか。その児童さんから提案があったのが、大豆ミートバーガーの販売だった様子。そこでクラブ側で相手をしたのが西村GM(当ブログでもリスペクト)で、そこからMVP(メイクバリュープロジェクト)で選手に伝わり、今回の事業につながっていったようです。
 水戸さんは本当に奥の深いクラブだと思います。でも確か、サポーターの横断幕で「育成クラブだとしても結果を持って前進を」というものが掲出されました。水戸さんもJ1昇格プレーオフとか、そろそろ次のステージに足を踏み出す時代に入ったのかもしれません。
シャレン(Jリーグの社会連携)関連: /  /  /  /  /  /  / /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  / 
J2水戸関連: /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /   /  /  /  / 
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1年で上へ26

2023-11-16 00:01:51 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 磐田さん、J1復帰おめでとうございます。昨季のトラブルで、正直1年での復帰は無理かなぁと個人的に思っていました(ごめんなさい)。逆境(FIFAによる補強禁止措置)を乗り越えて、見事目標を達成されました。サッカー王国の静岡県のクラブが一つJ1に戻っていかれました。もう1つのクラブはJ1プレーオフという事で、これからが正念場ですね。今回、そんな磐田さんのリスペクト行ってみたいと思います。
      
【3位ジュビロ磐田が”逆転”でJ1昇格!勝ち点1差の2位清水エスパルスが引き分けで自動昇格圏に滑り込む】
「◇12日 サッカーJ2最終節 栃木1―2磐田(カンセキスタジアムとちぎ)
 3位・磐田が後半の2得点で、18位・栃木に逆転勝ち。勝ち点75として2位に浮上し、2年ぶりJ1復帰を決めた。
 J2優勝はすでに町田が決めており、自動昇格となる2位争いは、試合前まで2~4位の3チームが勝ち点1差でひしめいていた。勝ち点1差で先行していた2位・清水、磐田と勝ち点で並ぶ4位・東京Vの結果次第だった。清水は17位・水戸と分け、東京Vは21位・大宮に勝ったものの得失点差で磐田に及ばず。磐田が逆転で自動昇格圏に滑り込んだ。」

 

3位ジュビロ磐田が”逆転”でJ1昇格!勝ち点1差の2位清水エスパルスが引き分けで自動昇格圏に滑り込む【J2リーグ】:中日スポーツ・東京中日スポーツ

◇12日 サッカーJ2最終節 栃木1―2磐田(カンセキスタジアムとちぎ) 3位・磐田が後半の2得点で、18位・栃木に逆転勝ち。勝ち点7...

中日スポーツ・東京中日スポーツ

 

 J2最終節の試合前は磐田さんは3位だったのですね。つまり、清水さんも17位の水戸さんに勝っていれば結果は逆だった。清水さんの相手は、秋葉監督の古巣だったというのも因縁だったかもしれません。ヴェルディさんも2-0で大宮さんに勝ち、勝ち点は磐田さんに並べたのに得失点差がまだ4点足りなかったため、2位に滑り込めなかった訳ですか。しっかり栃木さんに勝った磐田さんが見事な逆転勝利で自動昇格圏に滑り込んだという結果。まぁ勝負の世界ですから。そして、勝者の陰には監督ありですね。
      
【逆転でJ1復帰 補強禁止処分乗り越え藤田俊哉SD、横内昭展監督がチーム立て直す】
「約1年前には、カタールで日本代表の森保一監督とともに世界を舞台に戦っていた横内昭展監督は『僕らは、やれることを最大限やるだけ。勝ってどうなるかを待つしかない』と話していた。横内監督は、就任初年度から、確かな手腕を発揮した。今季は1度も連敗しない堅実な戦いで勝ち点を積み重ねてきた。今季は、クラブとしてFIFA(国際サッカー連盟)からの補強禁止という大きなペナルティーを受けた中での戦いを強いられた。」
「“補強”は、日本代表チームから森保監督の右腕、横内監督を招いて、新監督に据えたこと。加えて、同じく日本サッカー協会(JFA)でコーチをしていたレジェンド、川口能活GKコーチの就任だった。川口コーチは、就任時に『選手時代に過ごしたクラブにコーチとして仕事ができることを大変喜ばしく思います。強いジュビロを取り戻すために全力を尽くします』と語り、言葉通りの結果を出した。
 ただ、この藤田俊哉スポーツダイレクター(SD)の一手が大きかった。その藤田SDの存在も、やはり特別だった。昨年秋、22年9月の就任。実質1年目で、補強なしで結果を出した。黄金期を知る磐田のレジェンドの昨年、17年ぶりの復帰も大きかった。」

 

【磐田】逆転でJ1復帰 補強禁止処分乗り越え藤田俊哉SD、横内昭展監督がチーム立て直す - J2 : 日刊スポーツ

ジュビロ磐田が劇的な逆転でのJ1復帰を決めた。最終戦は2-1の逆転で栃木SCを下し、勝ち点を75に伸ばし2位に浮上。同勝ち点まで伸ばしてきた東京ヴェルディを得… - 日刊スポ...

nikkansports.com

 

 まずは磐田さんがFIFAから受けていたペナルティです。昨季の加入前、ファビアン・ゴンザレス選手タイのクラブと交わした契約の存在が判明し、当時結んだ選手契約が規則違反とされ、クラブは同選手の不当解除を誘発したと判断されました。その結果、補強禁止という処分。選手は出る一方で、入って来ない訳ですから、普通は戦力は下がり、J1復帰は無理かなと思わせました。
 それを立派に跳ね返したの横内監督でした。そうです、森保ジャパンの元参謀。今季は1度も連敗が無かったそうです。あの川口コーチも磐田さんに戻って来ていたのですね。その2人を招聘した影の立役者が藤田SDですか。当ブログで、かつて指導者の海外組第一号になって欲しいと書いていた方ですが、今は磐田さんなんですね。とにかく補強無しでJ1復帰とは、素晴らしい結果を出しましたね。

【J1昇格と育成「満点」 ジュビロ磐田の横内監督、自主性尊重と厳しさで若手飛躍】
「今季日本サッカー協会で仕事をした藤田俊哉スポーツダイレクターから三顧の礼で迎えられた。ワールドカップカタール大会で森保一監督を支えた名参謀が掲げた目標は『チームの基盤づくり』。外国人選手の契約に関する問題で国際サッカー連盟から今季の補強禁止処分を受けたチームを立て直し、J1に復帰させる。結果と育成を求められる難しい船出だった。
 シーズン序盤は苦しんだ。ファジアーノ岡山との開幕戦はホームで3点を先取されて敗戦。『自分の甘さがあった』。春先は勝ちが続かず、波に乗れない時期が続いた。
 上昇気流に乗ったのは、初めて連勝を飾った5月から。夏場には主力と控えで実質2チームを編成し、過酷な連戦を11戦負けなし。何より長丁場で一度も連敗がなかったのが大きい。背景には今季大きく飛躍した高校3年の後藤啓介(磐田ユース出)や高卒2年目の古川陽介(静岡学園高出)ら若手の台頭があった。
 『若い選手は自分をただのおじさんだと思っている』と冗談交じりに言う。目線を下げて親子ほど年の離れた若手から意見を聞く姿勢を忘れなかった。『おもしろい発想を大事にしたい』と自主性を重んじる一方、『甘さや緩さに対しては僕も言う』とメリハリを付けて手綱を締めた。
 選手やスタッフから『ヨコさん』と呼ばれて慕われる。サンフレッチェ広島時代にともに戦ったミハイロ・ペトロビッチ現コンサドーレ札幌監督を師と仰ぐ。練習中の良いプレーには、恩師がよく使った『ブラボー』と大きな声で選手を鼓舞し続けた。」

 

J1昇格と育成「満点」 ジュビロ磐田の横内監督、自主性尊重と厳しさで若手飛躍|あなたの静岡新聞

12日に宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで行われたサッカーJリーグ2部(J2)最終節で、ジュビロ磐田は栃木SCに勝利し、逆転でのJ1自動昇格を決めた。磐田の横&...

あなたの静岡新聞

 

   
 確かに磐田さんは開幕序盤は苦しんでおられました。岡山戦でも負けているし、やっぱ今年の磐田さんはしんどいなとその時期に思っていました。夏に入って、主力と控えで実質2チームを編成して戦うようになり、若手の台頭も大きかったようです。選手との対話もよくされていたのかな。その横内監督の師匠はペトロビッチ監督ですか。弟子が多いですね。
 そんな磐田さんですが、J1昇格特設HPを開設されています。中を観てみました。「今季の戦績一覧」、監督・主将・主な選手の「インタビュー」、「記念グッズ」(記念グッズの種類多いです)の3部構成でシンプルでした。あの黄金時代を知っている分、やはり磐田さんはJ1の方がふさわしいと思っています。「サッカー王国」静岡のためにも、もうJ2に降りて来ないでください。

J2磐田公式HP「RETURN TO J1 昇格記念特設ページ」:https://www.jubilo-iwata.co.jp/season_2023/
J2磐田関連⑯:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230719
   〃  ⑮:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20221127
   〃  ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20221008
   〃  ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211119
   〃  ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20201109
   〃  ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20191212
   〃  ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151128
   〃  ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131111
   〃  ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131111
   〃  ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121020
   〃  ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120425
   〃  ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100628
   〃  ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100221
   〃  ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090929
   〃  ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080313
   〃  ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060713
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ファンサービスの一事例102

2023-11-15 00:01:00 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 山形さん、J1昇格プレーオフ進出おめでとうございます。岡山の分まで頑張ってください。そういえば山形さん、昨季に引き続いての出場、うらやまし過ぎる。
 そんな山形さんですが、昨季の同じ事例をキープしていて、1年経ってしまいました。ファン感ですが、何と県内4会場で開催されるとか。地図を見ると見事にバランスよく4地区がならんでいました。岡山で言うと備前・備中・美作の3地区でファン感を分散開催する事なのか。リスペクトしてみましょう。

モンテディオ山形 ファン感謝祭2023開催のお知らせ

モンテディオ山形 ファン感謝祭2023開催のお知らせ

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モンテディオ山形 オフィシャルサイト

 

【モンテディオ山形 ファン感謝祭2023】
〔開催概要〕
 開催日時: 2023年12月3日(日)
       村山地域・最上地域・置賜地域  14:00~16:00(予定)
       庄内地域       15:00~17:00(予定)
       ※イベント終了時刻は各会場で前後する可能性がございます。
 開催場所: 村山会場 600名
       パレスグランデール(エアルアンティス) 〒990‐2432 山形県山形市荒楯町 1‐17‐40
       最上会場 200名
       ゆめりあ 〒994‐0024 山形県新庄市多門町1‐2
       置賜地域 200名
       グランドホクヨウ(沙紅蘭) 〒992-0012 山形県米沢市金池2丁目3‐7
       庄内地域 250名
       グランドエル・サン(ローズルーム)〒997‐0801山形県鶴岡市東原町 17‐7
 内 容:  選手トークショー、選手サイン会 ※詳細は決定次第、改めてお知らせします。
 各会場出演者: トップチーム選手・チームスタッフ
 ※チームスケジュールやコンディションなど、諸事情により一部の選手が参加しない場合がございますので、予めご了承ください。
 参加料:  無料」
協賛
【村山】
 かつき歯科クリニック / 株式会社NKパッケージ / 医療法人社団眞恵会 のだ耳鼻咽喉科クリニック / みみ・はな・のど芳賀タウンクリニック / 東北シルク株式会社 / 山新建装株式会社 / 株式会社ジョイン
【最上】
 株式会社鈴木デンタルラボラトリー / 株式会社シンクエー
【庄内】
 株式会社ホリ・コーポレーション / LEGEND齋藤建築 / たき肉 居酒屋 和っしょい
【置賜】
 エヌ・デーソフトウェア株式会社 / 株式会社ナウエル / 日本重化学工業株式会社
       
 山形さん、やりますね。今日、過去最高の営業収益24億4,500万円の見込みというニュースも目にして、最近の山形さんの勢いを感じます。やはり「地域力」なんでしょうね。効率が悪いからと、県北のホームタウン地域に営業活動に消極的になったところがあるかもしれませんが、山形さんはどこの地域だろうがしっかり4地区をリスペクトしています。だからカネ、モノ、ヒトが全県から集まり、史上最高額の売上も達成しているし、J1プレーオフにも行けたのかもしれませんね。
 スポンサーばかり目を向けるのもいいですが、スポンサーもファン・サポーターの一員であるので、地域のファン・サポーターをリスペクトしなければいけませんね。山形さんのこの4会場のファン感を観て、実感いたしました。山形さんといえば、もう一つ面白い取り組み事例をキープしていました。

【スタジアムで迫力の映画体験を!モンテディオスタジアムシアター開催~スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームを上映~】
「モンテディオ山形では2023年8月13日(日)にNDソフトスタジアム山形にて初の映画上映会『モンテディオスタジアムシアター』を開催いたします。本上映会ではNDソフトスタジアム山形のスタジアムビジョンを上映に使用し、グランドレベルから間近に迫力あふれる映画体験を提供します。
 この上映会では全米累計興行収入歴代3位、全世界累計興行収入歴代6位を記録、日本国内でも2022年度洋画興行収入トップ5を記録したヒット作品『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(吹替版)を上映いたします。
モンテディオスタジアムシアター概要
開催日時: 2023年8月13日(日)16時00分~18時30分  ※開場時間15:00
      ※荒天の場合は8月15日(火)の同時刻に変更
      ※日時変更の有無はモンテディオ山形ホームページでお伝えします
鑑賞料金: 900円(最大246席)・プレミアムシート[背もたれ席] 1,000円(最大64席)
      ※背もたれ席ではスタジアムベンチや背もたれ付きの椅子でゆったり鑑賞いただけます。
      ※ビジョンに最も近いピッチ南脇のグランドレベル、トラックからご覧いただけます
上映作品: 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(吹替版)」

 

【本日8/13実施】スタジアムで迫力の映画体験を!モンテディオスタジアムシアター開催~スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームを上映~

<p< p=""></p<>

モンテディオ山形 オフィシャルサイト

 

 スタジアムで映画を観るって大胆な発想ですね。でも面白いと思います。料金も安いじゃないですか。ビジョンに最も近いピッチ南脇のグランドレベル、トラックからご覧いただけるとありますが、椅子は用意してくださるのかな。陸上トラックから映画を観るって不思議な感覚でしょうね。
 山形さんは5位フィニッシュ。J1昇格プレーオフでは清水さんと1回戦を戦いますね。昨季、地元岡山に勝ったように、今回も頑張って欲しいと思います。何しろ元J1クラブですから。J1に昇格されて、J1で戦っておられた時代もはっきり覚えていますよ。あの時はまだ社団法人でしたね。
J2山形関連: /  /   /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  / 
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優勝の味76

2023-11-12 00:01:50 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 先週の話題になりますが、アビスパ福岡さん、ルヴァンカップ優勝おめでとうございます。正直個人的にうれしかったです。福岡さんについては、昔からリスペクトしており、以前の経営危機の時代もしっかり覚えており、その分うれしさが倍増しています。5年周期説を見事に破竹されましたね。福岡さんとは数年前までJ2でご一緒しており、当時は岡山と同じ予算規模だったので最近の強さが嘘のようです。また、岡山は福岡さんとは少し相性が良かったので、岡山も少し希望がと思ったりします。J2の多くのクラブに勇気を与えたのではないでしょうか。
   
【アビスパ福岡が浦和レッズ破り初優勝…Jリーグ・ルヴァン杯】
「サッカー・JリーグのYBCルヴァン杯は4日、東京・国立競技場で決勝が行われ、アビスパ福岡が2―1で浦和レッズを破り、初優勝を飾った。J1リーグ戦、天皇杯全日本選手権を含めた国内3大タイトルを初めてつかんだ。
 福岡は5分、MF前寛之(28)のゴールで先制すると、前半ロスタイムにはDF宮大樹(27)が追加点を挙げた。浦和は67分に1点を返したが、福岡が堅い守りで逃げ切った。」

 

アビスパ福岡が浦和レッズ破り初優勝…Jリーグ・ルヴァン杯

【読売新聞】 サッカー・JリーグのYBCルヴァン杯は4日、東京・国立競技場で決勝が行われ、アビスパ福岡が2―1で浦和レッズを破り、初優勝を飾った。J1リーグ戦、天...

読売新聞オンライン

 
 

【祝・初タイトル】アビスパ福岡のルヴァンカップ優勝をまとめました!:Jリーグ.jp

11月4日に国立競技場で2023JリーグYBCルヴァンカップ決勝が行われ、アビスパ福岡が浦和レッズを....

Jリーグ.jp

 

 当日は地上波のTV中継で少し留守録観戦しました。福岡さん強かったですね。リーグ戦でも強いイメージを持っていました。今回の快挙の要因でまず挙げられるのがやはり「監督」の部分ですか。水戸さんの監督時代にJ1プレーオフ進出の一歩手前まで行き、2020年に福岡さんの監督に就任し、J1昇格を達成。翌2021年もJ1で8位をキープし、今季まで残留争いから回避に成功。
  
【売上高⅓のアビスパ福岡が浦和レッズ破り頂点へ 長谷部監督招へいで変わった強化、次の課題は人気拡大と経営健全化】
「昨季の売上高はJリーグで1位約81億円の浦和の約3分の1。約28億円の福岡が国内屈指のビッグクラブを破った。
 選手の年俸に関わる昨季のチーム人件費でも福岡の約17億円に対し浦和が10億以上も多い。限られた資金の中で、シントトロイデン(ベルギー)最高経営責任者(CEO)を兼ねる立石敬之副社長と柳田伸明強化部長が綿密に連絡、連係し、2020年の長谷部監督招聘(しょうへい)から一貫性のある選手補強、チームづくりをしてきた結果が実を結んだ。
 J2だった1年目はJ1に確実に上がるために『J2を知る監督を』と長谷部監督に白羽の矢を立てた。さらに『最初から結果を出すために』と前寛之など、前年まで長谷部監督が率いて躍進したJ2水戸の選手を中心に獲得。昇格を成し遂げると、21年はクラブ史上最高位のJ1年間8位の結果を得た。
 『これまで昇格してすぐに落ちていた福岡の歴史を見ていた日本人の選手は誘ってもなかなかきてくれなかった』という中で、同年は異例の外国人選手8人体制を敷き、残留という必達のミッションに成功した。
 22年はチームがコロナ禍に見舞われながら、クラブ初のルヴァン・カップ4強を達成して残留。今季もリーグ戦で21年に並ぶJ1クラブ最高位の8位で終盤を迎えている。選手の入れ替わりが激しいJクラブで『チームはセンターラインが大事』と柳田部長が言うようにGK村上、センターバックのドウグラスグローリ、ボランチ前、センターフォワード山岸の中心選手は20年のJ2時代から変わらないというのも、一貫性を裏付けている。」
「次の課題はクラブ人気の拡大と経営の健全化だ。10月28日にクラブが『2万人プロジェクト』として集客をはかった横浜M戦の観衆は1万3855人。今季これまでのリーグ戦の平均入場者数はJ1で下から2番目の9232人。これが福岡という地における今の立ち位置だろう。昨季決算は4季連続の赤字。約3億3000万円の債務超過を抱えるなど、手放しで全てが喜べる状況ではない。25年度末までに債務超過を解消しなければJリーグのクラブライセンスを剝奪される。」

 

売上高⅓のアビスパ福岡が浦和レッズ破り頂点へ 長谷部監督招へいで変わった強化、次の課題は人気拡大と経営健全化【記者の目】:「おっ!」でつながる地元密着のスポーツ応援メディア 西スポWEB OTTO!

◆YBCルヴァン・カップ決勝 福岡2―1浦和(4日、国立競技場)  昨季の売上高はJリーグで1位約81億円の浦和の約3分の1。約28億円の福岡が国内屈指のビッグクラブを破った。 ...

「おっ!」でつながる地元密着のスポーツ応援メディア 西スポWEB OTTO!

 

 クラブ公式HPで確認すると、シントトロイデンの立石CEOはクラブの取締役副社長(非常勤)だったのですね。一番目に留まったのが4季連続の赤字と、約3億3千万円の債務超過。最近の栄光の裏に経営危機の後遺症がまだ残っていました。もっとも成績が良ければ、債務超過の快勝も進んでいくでしょうが。平均観客動員数も下から2番目の1万人割れという事で、決して順風満帆ではない事がよくわかります。その中での国内3大タイトル獲得。地域からの支援が増えていくのでは。今までソフトバンクを応援していたスポンサーが来てくれるのでは。ユニフォームの胸に星が付く意味は大きいと思います。
   
【福岡がルヴァン杯優勝 経営危機乗り越えた川森敬史会長も初タイトルに歓喜】
「ルヴァン杯決勝が4日に行われ、福岡が浦和を2―1で下して、大会初制覇。悲願のクラブ初タイトルを獲得した。
 J1福岡は13年に経営危機が表面化した過去がある。大株主の株式会社ふくやをはじめ、他のクラブやサポーターの支援もあってJリーグからの退会など“最悪の事態”は回避された。川森敬史会長(57)はアパマンショップホールディングスの常務取締役だった14年に非常勤の取締役に就任。15年から代表取締役になると、営業面の強化に乗り出した。後援会の法人協賛企業が約200社弱だったが、裾野の拡大を目的にアパマングループから出向した社員を含めて10人ほど増員して売り上げが伸びた。
 経営面ではどんぶり勘定な部分があったが、しっかり足下を見つめて事業収支を計画通りにコントロールしながら運営するスタイルに変えた。さらには『1番お金が動く強化部が自分の(会社の)財布を知らなければ計画性も持てない』と強化部長が経営会議に入るようになり、経営方針の決定の場に全て立ち会うようにした。クラブに携わるスタッフが価値観を共有したことで一枚岩な空気をつくり上げたことが経営の安定につながった。集客面は昨年から今年にかけて70%の集客増だという。『非常に成長率が高い』とファンの後押しに感謝していた。」
引用:スポニチ

 経営危機の時のふくやさんの明太子覚えています。その後アパマンさんの名前が出てきますが、経営危機に直面していた14年夏、アパマン関連会社で福岡市に事業拠点を持つIT企業システムソフトが1億円を出資して筆頭株主になった様子。それから川森社長さんが経営に入って行かれたようです。今まで昔ながらのプロサッカークラブのどんぶり勘定体質から、現在のビジネスモデルに替えられたイメージがあります。集客面でも7割アップってすごいと思います。そして、有名なサッカーライター元川悦子さんのコラムです。
   
【王者・浦和レッズを撃破!「ルヴァン杯優勝」のウラにある“アビスパ福岡”の《大胆すぎるクラブ経営》】
〔資金集めに奔走した川森会長〕
「川森会長は、アビスパが経営危機に瀕していた2015年3月から社長を務め、経営再建の陣頭指揮を執ってきた人物。96年のJリーグ初参戦以来、5シーズンごとにJ1昇格とJ2降格を繰り返してきた『エレベータークラブ』をJ1に定着させるため、資金集めに奔走した。4度目のJ1昇格を決めた2020年は15億3800万円だった売上高(営業収益)を、2022年には28億2900万円まで急増させ、大胆なチーム人件費投入を可能にしたのである。
 「クラブが経営危機に瀕していた2014年を振り返ると、スポンサー広告収入が3億3400万円にとどまっていました。それが2020年が7億4700万円と倍増し、2022年には12億4300万円に、過去最高を記録しました。」
〔サッカー界とは無縁だった〕
「(川森会長は)不動産業界に身を投じ、2003年からアパマンショップネットワーク(現APAMAN)に入社。フランチャイズビジネスの世界で活躍する。40代まではサッカー界とはほぼ無縁の仕事人生を送っていたが、2015年3月にいきなりアビスパ社長に指名されたのである。」
 『アビスパが2014年1月期決算(2013年分)で2期連続の赤字を計上し、2800万円の債務超過となったことで、Jリーグ加盟に必要なクラブライセンス剥奪危機に直面しました。そんな時、APAMANグループ会社がアビスパへの1億円出資を決定。筆頭株主になったんです。当時、私はマーケティング分野も担当しており、「AKB48」のキャンペーンやご当地アイドルグループなどエンターテイメント事業に関わっていました。それで大村浩次社長が「社長に適任だ」と考えたのかもしれません』と彼は笑顔をのぞかせる。」
〔一筋縄ではいかない経営改善〕
「再建は一筋縄ではいかなかった。川森会長らフロント陣は営業スタッフを増員。1年間でスポンサーを186社から1000社超まで増やすという画期的な成果を残した。さらにコスト削減などにも務め、収支を劇的に向上させた。
 しかしながら、経営改善が結果に結びつかないのがスポーツビジネスの難しいところ。アビスパは2015年にJ1昇格プレーオフで優勝し、2016年にJ1復帰を果たしたものの、わずか1年でJ2に舞い戻った。」
『自治体との関係も重視し、2019年のラグビーワールドカップ開催時には本拠地・ベスト電器スタジアムの大型ビジョン設置、照明のリニューアルなども手掛けていただきました。2014年12月から活動している支援組織「アビスパ・グローバル・アソシエイツ(AGA)』の応援や協力もあって、支援の輪も大きくなり、徐々に再昇格への機運が高まっているように感じていました」」
〔ファン、サポーターとのコミュニケーションにも積極的〕
「川森会長がアクションを起こしたのは、企業や自治体、団体だけではなかった。スタジアムに足を運んで熱心に応援してくれるファン、サポーターを大事にしたのだ。彼らとはつねに気さくに接し、直接対話する機会も他のクラブ経営者に比べて圧倒的に多かった。」
「川森氏らしいアプローチで徐々に周囲の信頼をつかみ、手ごたえを得て、迎えた勝負の2020年。世界はコロナウイルスの感染拡大という未曽有の事態に直面。」

 

王者・浦和レッズを撃破!「ルヴァン杯優勝」のウラにある“アビスパ福岡”の《大胆すぎるクラブ経営》(元川 悦子) @gendai_biz

JリーグYBCルヴァンカップ、史上最多となる6万1683人もの大観衆が東京・国立競技場に集結した。11月4日のファイナル、2022−23シーズン・アジア王者の浦和レッズを撃破したの...

現代ビジネス

 

 まずは前編です。川森会長さんのリスペクトです。2020年に15億3800万円だった売上高を、わずか2年で28億2900万円まで急増させて、大胆なチーム人件費投入を可能にした、1年間でスポンサーを186社から1000社超まで増やしたというのはすごいです。また、経営危機だった2014年から活動している支援組織「アビスパ・グローバル・アソシエイツ(AGA)」の存在も大きいです。福岡さんには立派な「アビスパ福岡後援会」があるのですが、それとは別の組織で支援に特化した組織なのかな。あと、川森会長さんのファン・サポーターとの距離感の近さもあるようですね。

【「カネが増えれば成績も上がる」川森敬史会長が語る“エレベータークラブを脱却”するために「コロナ禍」でも講じた大胆策】
〔驚きの策を講じる〕
「何としても『エレベータークラブ』から脱却しなければいけない。コロナ禍真っ只中にもかかわらず、アビスパは2022年1月期(2021年分)の売上高を26億円と設定。うち17億円を現場のチーム人件費に充てるという大胆策を講じたのである。」
「結果的に同年はコロナの影響が続く中、売上高21億3200万円、チーム人件費15億3600万円を何とか確保。J1で8位という大健闘を見せた。」
〔資金も成績も大躍進〕
「2022年はコロナ収束の動きが進み、観客制限等もなくなったため、前述の通り、売上高は28億円を上回り、チーム人件費も16億7700万円まで引き上げることができた。現場の方は『J1、2年目のジンクス』もあり、J1残留争いに巻き込まれたが、最終的には14位でフィニッシュ。天皇杯はベスト8、ルヴァンカップもベスト4まで躍進した。」
〔注目したい今後のアビスパ福岡の動向〕
「そして今年4月、川森会長はアパマンネットワークSST推進部部長だった古屋卓哉現社長に後を託し、自身は会長職に退いた。」
「目下、アビスパは3億3000万円超の債務超過を抱えており、コロナ禍の特例措置がなくなる2026年1月までにはこれを解消しなければいけない。まだまだ経営陣にとっては楽観が許されない状況が続くが、今回のルヴァン制覇が大きな追い風になるのは間違いなさそうだ。」

 

「カネが増えれば成績も上がる」川森敬史会長が語る“エレベータークラブを脱却”するために「コロナ禍」でも講じた大胆策(元川 悦子) @gendai_biz

11月4日のJリーグYBCルヴァンカップファイナルで、2022−23シーズン・アジア王者の浦和レッズを撃破したのが、初タイトルをつかんだアビスパ福岡だった。歓喜にわくチームの...

現代ビジネス

 

     
 売上の65%を人件費に充てるという大胆策ですか。J1の2年目のジンクスというのがあるのですね。その2年目を突破できれば、エレベータークラブから卒業できるという事なのかな。昨季も天皇杯8強、ルヴァン杯も4強と強かったようです。とにかくアパマンさんが経営参画した上で長谷部監督になり、本当に強くなったと思います。元J2の出世頭として、このままJ1で大暴れして欲しいです。
 毎日新聞さんによると、福岡さんでは先週の月曜日に、市役所と駅前で盛大に祝勝会が開催され、3千人が集まったとか。うらやましいですね。
 福岡さんのJ1リーグ戦の方ですが、現在8位ですね。昨日もガンバさんに2-1で勝利。あと2試合ですが、勝ち点を観ても、まだ上に上がれそうな位置。もう5年周期のエレベータークラブではありませんね。
J1福岡関連: /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  / 
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