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選手の仕事5

2018-03-17 00:18:42 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 先日、元Jリーガー社長が株式上場というニュースが流れました。これはうれしいニュースですね。3年ほど前に、元日本代表の奥元選手の事故死のニュースを思い出しました。この時にJリーガーのセカンドキャリアがいかに難しいかと思ったものでした。また、Jリーグの初期に、リーグで「キャリアサポートセンター」を立ち上げましたが、2010年でストップ。その後、2013年に、國學院大学と特別選考入学試験に関する協定を結んでいますが、その後はどうなんでしょうか。そういう中で耳にした朗報です。以下、引用して紹介。
     
【元Jリーガー社長・嵜本晋輔氏の“200億円企業” 東証マザーズへ株式新規上場】
「2001年から2003年までガンバ大阪でプレーした嵜本晋輔氏が、現在代表取締役社長を務める株式会社SOUが3月22日に東証マザーズへ株式新規上場することが決定した。元Jリーグ選手社長としては史上初の快挙となる。
 1982年生まれ現在35歳の嵜本氏は、2001年に関西大学第一高校からG大阪に加入。3シーズンの在籍で公式戦通算4試合に出場した。現役引退後は、嵜本氏の父が経営していたリサイクルショップで経営のノウハウを学び、2007年にブランド買取専門店「なんぼや」をオープン。2009年には東京進出を果たした。
 そして、2011年に株式会社SOUを設立し代表取締役に就任。同会社設立からわずか6年で年商200億円超を記録。現在は「なんぼや」の他に、予約ができる買取専門店「BRAND CONCIER」、BtoBオークション事業「STAR BUYERS AUCTION」、BtoC販売事業「ヴィンテージセレクトショップ ALLU(アリュー)」、「ブランドリセールショーZIPANG」を展開。さらに、香港への海外進出や、資産管理アプリのリリースなど、さらなる成長に向けた施策を実施している。」
引用:サンスポ

 素晴らしいですね。なぜ元Jリーガーが年商100億超えのビジネスを立ち上げることができたのか?」というコラムで、22歳の時に、自分はずっとプロを続けられるほどの実力はない。いつかはビジネスの世界に行かなければならない。それだったら、ビジネスの経験を積むのは早いほうがいい。そう切り替えたとコメントしています。ちなみにCSRとして、セーブザチルドレン(J1柏も連携)のサポート事業をされています。
 プロサッカー選手は、日本中の子ども達に夢を与える存在。それが、引退後には夢が無いとなるとどうなるでしょうか。プロ選手のセカンドキャリアは、スポーツ界にとってかなり重要な問題です。嵜本社長などの事例一つ一つがとても重要ですね。Jリーガーのセカンドキャリアには、コーチなどの現場以外に、Jリーグクラブの社長という道もあり、当ブログでは実は最も理想的な社長像と捉えています。その次に民間企業の経営者というものがあります。以前に紹介しましたが、J1柏のスポンサー企業になった㈱ジールホールディングスも最たるものですね。
 プロサッカー選手は、ずっとサッカーだけで生きてきたから、その人生からサッカーを取ると潰しが効かないという見方はナンセンスです。Jリーガーは現役を引退した後も、一流プレーヤーであって欲しいと個人的に信じています。嵜本社長にも頑張って欲しいですね。
㈱SOU公式HP:https://www.ai-sou.co.jp/
Jリーグキャリアサポート関連④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131227
     〃               ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130618
     〃               ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100611
     〃               ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20050915

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