J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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地域に溶け込む川崎フロンターレ35 【J特】

2012-10-06 00:10:14 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介レポです。
 いつものように、各Jクラブの公式HPを観ていたら、J1川崎のいい事例を発見しました。どうしても、こうして取り上げたくなる事例は特定のクラブになってきますね。J1川崎で支援組織の横断的組織が幅広く活動をされています。見れば見るほどうらやましいです。T氏が川崎市を視察されたそうですが、少しでも近づけないものでしょうか。以下、抜粋して紹介。
           
【川崎フロンターレ連携・魅力づくり事業実行委員会】
〔概要〕
 市内の各種団体から委員を構成し実行委員会を組織。J1川崎のイメージアップに向けて、クラブと連携し、地域の魅力づくりを行ない、スポーツを通じて市民のまちへの愛着と誇り、連帯感を育むための様々な企画を検討実施。
〔構成団体〕
・(社)川崎青年会議所
・日本労働組合総連合会神奈川県連合会川崎地域連合
・川崎商工会議所
・(社)川崎市商店街連合会
・(財)川崎市老人クラブ連合会
・川崎市全町内会連合会
・川崎市青少年育成連盟
・川崎市サッカー協会
・㈱川崎フロンターレ
・川崎フロンターレ後援会
・川崎市教育委員会
・川崎市市民・こども局
      
〔平成24年度実施事業〕
①市制記念事業(実施済)
 6月30日(土)に開催する川崎フロンターレのホームゲーム、対ヴィッセル神戸戦を「市制記念試合」とし、1,000組2,000名の市民をゲームに招待。抽選となり、応募総数は2,180通で、倍率は約2.2倍。
②バナーフラッグ増設事業
 市民はもとより市を訪れた人に、J1川崎のホームタウンであることをより認識してもらうため、ホームタウンらしい雰囲気作りを目指し、今年度もバナーフラッグの支援旗支柱の新設・更新を行う予定。
③情報発信事業(実施中)
 J1川崎の活躍を広く市民に知らせるとともに、川崎市の魅力づくりを推進するため、NPO法人「k-press」が発行する川崎フロンターレの唯一の写真ニュース「川崎フロンターレnow」で情報を発信。
④ふろん太くん似顔絵展(予定)
 今年度も、市民ミュージアムで行われる川崎フロンターレ展にて、幼稚園サッカー教室に参加した園児が描いたふろん太くんの似顔絵を展示。
⑤ホームタウン・ミーティング開催事業(予定)
 「フロンターレ」というサッカークラブは知っているけれど特に関心はない、という市民にJリーグやフロンターレに関する情報を発信するため、ホームタウン・ミーティングを開催。
⑥川崎市交通局直行バス車内放送事業(実施中)
 ホームゲーム開催時に小杉~等々力陸上競技場間を運行している「川崎市交通局シャトルバス」の往路バスに、選手による車内アナウンスを流し、会場到着前の雰囲気作りを演出。
⑦フォトコンテスト「わたしの川崎フロンターレ」(予定)
 自分だけの川崎フロンターレのあるとっておきの風景(選手を除く)を募集。
⑧算数ドリル作成事業(予定)
 川崎フロンターレの算数ドリル下巻を作成、市内の公立小学校6年生に配布。

 なぜか支援組織を作りたがらないと思えるところも見受けられますが、通常は支援組織はそれぞれ独自の活動をされていると思います。こちらのクラブはその支援組織が市民のまちへの愛着と誇り、連帯感を育む目的で様々な活動を実施をされています。しかし、なかなかここまで連携を取る事はできないと思います。今年、等々力競技場に行っていますが、確かに街にはあちこちに、ノボリではなくバナーフラッグがはためいていました。それはこちらの活動だったのですね。スタジアム行きバスの選手アナウンスというのは、他のクラブでも段々増えてきましたね。算数ドリルを小学校に配布されているし、こちらの活動は多岐にわたっています。
 この組織が素晴らしいのは、行政・財界・市民という三位一体の支援体制ができている事です。当ブログでこの「三位一体の支援」はずっと言ってきました。川崎ではすでに完備されているという事ですか。サポーター組織も加われば完璧ですね。いつまでも川崎さんは、まぶしい先進クラブです。
川崎市公式HP該当ページ:http://www.city.kawasaki.jp/25/25sports/home/frontale/index7f.html

 少し前ですが、選手会主催の「第2回陸前高田サッカー教室」を開催されています。クラブ主催でなく選手会主催で、選手全員、監督、コーチが参加されています。選手を囲っているために選手会がすっかり名前だけになっているクラブもありますが、こちらのようなクラブもあるんだなぁといつも思います。川崎市民は幸せですね。スポンサーも募ってサッカー教室の他に懇親バーベキュー、抽選会も実施。試合終了後に仙台で宿泊し、遠征メンバー外選手も前日に仙台入りして、当日すべての選手で仙台から現地へ向かったとか。
J1川崎「フロンターレ日記」該当ページ:http://www.frontale.co.jp/diary/2012/0905.html

 J1川崎がすごいのが、クラブだけでなく、ファン・サポーターも被災地の視察ツアーを実施されている事。JTBアウェイツアーとして、仙台戦のオプションツアーとして「Mind-1ニッポンプロジェクトツアー(http://www.frontale.co.jp/info/2012/0730_9.html)」を開催。被災地の現状を自らの目を通して見てもらう方が増えることがこれからの復興支援活動に繋がると考え、被災地の視察ツアーを企画されたそうです。バス3台(120名)で募集し、満席だったとか。素晴らしいですね。
J1川崎「フロンターレ日記」該当ページ:http://www.frontale.co.jp/diary/2012/0908.html
J1川崎関連:323130292827262524232221 

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