J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

岡山シーガルズ145

2022-10-31 00:01:29 | 岡山シーガルズ

 生観戦レポです。
 昨日、ZIPアリーナで開催された、岡山シーガルズのV1リーグホーム姫路戦の観戦に行ってきました。Vリーグの開幕戦です。何だかんだで4チームの開幕戦に顔を出す事ができました。結果は置いておいて。
 ZIPアリーナに到着。ネットでの購入時に結構席が残っていた事、駐車場表示で「空」が多かった事で、この日の観客動員を心配しながらやってきましたが、アリーナの周辺は人が大勢いました。
   
 時間的にかもめ食堂も盛況で、テントがたくさんある。そうでした、岡山県「県民応援デー」でした。そして、「ハイスクールマルシェ」の実施。県内の8高校(岡山工業高、岡山東商高、岡山南高、倉敷鷲羽高、西大寺高、瀬戸南高、高梁城南高、玉島商業高)の出展がありました。歩いていたら、女子高生のグループ(どの高校だったのか)に声をかけられて、おじさんご機嫌になってしまう(笑)。マジックでメッセージ(V1優勝!)を書いたところ、(スナップ)写真をお願いしていいかと聞かれ、うっかり「写真はちょっと・・・」と固辞してしまい、自分の対応を後悔してしまう。すいません、条件反射が出てしまったようです。
    
   
 その他イベント情報です。岡山県ブースでは、チームへの応援メッセージの作成コーナーがあり、寄せ書きの大きなチームフラッグが設置されていました。SNSに登録してガチャをやってみるが、当たったのは付箋紙でした。ハイスクールマルシェでは、ジェラートやドレッシングなど高校生が独自に開発した商品の販売や、岡山シーガルズオリジナル応援パネルの作成などが実施されたとか。ブースに「体育館内でのお食事はできません」という表示がありましたが、確か総合グランドで動きがあり、先日のトライフープの試合では全部じゃないが、館内飲食がOKになったのに、シーガルズはまだなんだと思ってしまう。
   
 館内では岡山県の観光・物産PRの実施という事で、岡山県の観光PR及び物産販売ブースがありました。観光関係でここにもガチャコーナーがありました。グッズコーナーにも入ってみる。最近は少し陳列数を少なくして、少し離れた位置に移動している。去年は1枚もののカレンダーを購入しましたが、今年は見当たらず。1枚ものいいんですよね。1年間そのまま貼れるので。他のチームも作らないかな。ちなみに今季のチームポスターがカッコいい。アート系のデザインです。欲しいな。
 ちなみにこの日は、㈱トンボさんによる「VICTORY特製応援Tシャツ」の配布がありました。今回はシンプルなデザイン。この日いただいたものは自分用、今後配布があればそれは初参戦の同行者に進呈していきます。
     
 この日は1階の指定席。1階席でも今まではいわゆるゴール裏とか、サイドの端っこばかりだったのに、何とほぼネットの辺りで絶好の位置。何で今までここに座れなかったの?と思ってしまうくらいにいい位置です。購入時にどっちが正面かなと思いながら、北サイドを選んで、おっとここは正面じゃないかと思いましたが、実際は背面でした。今年から入れ替わったの?と思ってしまう。
 MCは翼氏。この方の声を聞くとシーガルズの試合に来たという感じがします。トライフープはとっしー氏と、だいぶ棲み分けができてきたのかもしれない。この日は近いからか、こちら側もあちら側にも姫路さんの応援ファンが大勢来られていました。
     
 試合前に倉敷商業高書道部でコート内で書道パフォーマンスが行われました。伊原木知事の挨拶、始球式がありました。この日のTV中継で丸山さんが解説で出演していました。緊張している様子。今までは山口さんでしたが、これからは丸山さんなのかな。マネージャーもされているとか。そういえばこの日は吉田さんの姿が無かったですね。川本監督は1993年に前身の東芝シーガルズの監督から今年30年目を迎えるそうです。ポジティブに捉えたら長年女子バレー界を支えていただき感謝ですが、ネガティブに捉えたら、この(5年前の)記事にあるように決して好ましい状態ではないと個人的に思っています。社長業に専念されてもいいのではと。
   
 TV中継での情報です。映像ではやはり来場者数の少なさが見受けられる。やっぱいろいろ情報が聞けますね(だからDAZNとかで生書き込みをやるのです)。佐伯選手はジャンプサーブに挑戦しているとか。及川選手はミドルからライトにポジション変更して守備の機会が多い。
 宮部選手は今季姫路さんに入団。ある意味うらやましい。プラク選手はリーグ3位の得点数で攻撃力あるチームに変貌しています。佐伯選手のスパイクは重さがあり、レシーブした選手が手を痛がるとか。プラク選手はスパイクでの高さが320cmがあり、角度があります。第1セットはサーブレシーブでやられている。田口選手はブロックが上手い。新加入のタナッチャ選手のバックアタックが決まる。昨季が4得点のみだった分、タナッチャ選手のバックアタックは今季期待。
   
 練習で余り声が出ていない。姫路さんの方が声が大きく思える。何かジャージ上がかっこいい。ハリセンの音が大きい気がする。結構席が空いてる。カードなのか、値段なのか理由がよくわからず。そういえばあVリーグだけ来場者数の発表が無いですね。公式練習のスタイルが変わった気がする。打ったボールを相手チームが受け取っている。何か足りないなぁと思ったら、この日は姫路さんの応援曲が流れていなかったです。
 試合中にやはり、姫路さんの控え選手達が賑やかに熱い声援をコートに送っている。中継でいつも「地味」と言われていた岡山の控え選手、チラッと「攻めろ」のプラカードが見えていたが、結局登場せず。監督が口にする「クール」さは辞めて、観客と一緒に声援を送ったらいいのにと長年思う。タイ代表のタナッチャ選手は今月中旬に合流。選手とまだ言葉は通じていないのかな。佐伯選手は、監督からスパイクは7~8割で打つように言われていて、本気で打ったらもっとすごいと解説されていました。田口選手はブロードに取り組んできたようです。
   
 試合ですが、1セット。佐伯・宇賀神・及川・金田・長瀬・川島・楢崎選手が先発。佐伯選手が最初の得点。全日本の宮部選手と、プラク選手が要する姫路さんは個が強いが、全体的に粗さを最初感じていましたが、最初だけでした。佐伯選手が次々と得点を決めていき、今季も頼もしい存在です。長瀬選手が成長したのかな。宮下選手は控えスタートでしたが、調子悪いのか。リードしたが逆転され、競り負けてしまう。
 休憩タイムに平成学院高校チアリーディング部登場。見事なパフォーマンスを見せてくれました。第2セット。やはり、個で負けている? 後に引いたところをフェイントでやられてしまう。姫路さんと比べて得点できる選手が少ない気がしてくる。タナッチャ選手登場。19-20シーズンにPFUさんでプレーし、次の2シーズンはタイのチャンピオンチームでプレーしていたタイ人選手。上手かったです。よく点を決めていました。及川選手が手を叩いて鼓舞するが、負けてしまう。姫路さんはスパイク力て勝っている第2セットも完敗でした。

 第3セット。リードされるが、追いついて何とか競り勝ちました。平成学院チア部大活躍。休憩時間に続けてパフォーマンスを繰り広げる。第4セット。うまくリードする。田口選手や高柳選手も活躍していました。岡山は何かレシーブアウトが多い気がします。終盤で逆転されて負けました。うーむ、姫路さんが登場して練習試合をした時は、河本監督が全然格下という見方をされていて、こちらも格下チームというイメージが長かったですが、昨季の試合で完敗し、補強も成功されて全日本選手を輩出し、この日の試合でももう格下チームでは無くなっていました。強かったですね。

 今朝の山陽新聞朝刊の「シーガルズ流れなく 姫路に1-3 3季連続黒星スタート」というタイトルの記事の戦評です。
「サーブレシーブが乱れ、第1、第2セットを落としたシーガルズは第3セットを奪ったものの、及ばなかった。」
「序盤からライト及川のサービスエース、センター長瀬の速攻が次々決まり、12-4。そのまま押し切るかに思われたが、相手の強気のサーブに後手に回り、流れは一変する。16-12から6連続失点で逆転を許すと、23-24からサービスエースで仕留められた。」
   
 試合後、勝利者インタビューが向こうを向いてされていましたが、相手チームだったのでまぁいいかと。その後姫路さんの選手が退場した後にファンサービスタイムです。今回は2部構成で、まずはS席・SP席対象のじゃんけん大会。残念、当ブログは対象外。四方各方向に選手達が立ち、じゃんけん担当の選手とじゃんけんをやって勝ち抜けという方式。楽しんでおられました。そして第2部は全員対象の抽選会。もちろん当たりません。川島主将の挨拶の後は、選手がコートを1周してエアハイタッチで終了。お疲れ様でした。
 今日でJ2岡山のシーズンの終了。これからは屋内3チームの応援(ボラも)に専念できます。トライフープはまぁ好調。リベッツは一進一退ですが、シーガルズは今のままだと昨季の9位とどっこいどっこいかと。そう書いていたら、今日は3-1で姫路さんに勝ったとか。昨日の完敗は何だったのか。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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ラグビーの日本へ38

2022-10-30 00:01:40 | スポーツ文化・その他

 留守録観戦レポです。
 ラグビー日本代表の強化試合ですが、今日は何とあの世界最強のラグビー王国、ニュージーランド代表(オールブラックス)です。いいカードですね。バスケも来年W杯だが、ラグビーもそう。来年も大忙しだ。果たして今の日本は強くなっているのか、現在の立ち位置がわかる一戦です。強化試合で、サッカーでは欧州の強豪は制度という理由で相手にしてくれませんが、ラグビーはこういう相手が試合をしてくれるのですね。強化試合は6月にウルグアイで2勝、7月のフランスで2敗、10月のオーストラリアAと1勝2敗という結果でした。ニュージーランドとは0勝6敗で今まで勝った事がありません。
   
 解説には福岡氏がいますね。お医者さんになられたのでしょうか。日本(世界ランク10位)の顔触れですが、お馴染みの選手が帰ってきました。稲垣、具、リーチ、松島など久しぶりに見る顔で、現状況の最強の布陣、この試合のために帰ってきたんだと思わせます。ニュージーランド(世界ランク4位、W杯優勝最多タイ3回)もベスメンのようですが、よくわかりません。でも強そう、怖そう。9月のオーストラリアとの2試合にも勝っています。しかし、こういう試合観に行きたいものだ。6万5千人完売だそうです。そういえばまだ新国立行っていなかったな。
 そしてハカです。マオリ人が戦いの前に見せていた伝統舞踊で、チームを鼓舞し相手を威嚇する意味を持つと解説が出ました。いいものを見せていただきました。日本チームも威嚇されないように。オールブラックスだという感じがしました。
   
 キックオフ。FW体重比較です。日本は合計914kg、平均114.2kg、ニュージーランドは合計904kg、平均113.0kgと日本は負けていません。日本はいいスクラムを組めているようです。プレスもいいようです。ダブルタックルとして2人で行きますが、80分続けられるのかと解説されています。ニュージーランドはアンストラクチャーとして、まだ陣形が整っていないようで、チャンスです。日本はボールをつなげる戦術です。今日の日本はW杯メンバーが9人入っているとか。
 ジョセフHCは来年2回目のW杯を迎えますが、田嶋ジャパンがその状況を見て、サッカーも同じようにいけると勘違いしないで欲しいです。実績が違いますから。

 ラインブレイクから、抜けられてトライを決められる。さすがです。コンバージョンも上手かった。0-7。ファウルを受けて、ショットを選択。いわゆるPKですね。難なく決めてゴール。3-7。エリアでは日本よりも相手のエリアで戦っている時間が長いです。日本は宮崎、別府で合宿をしてきたようです。サッカーやバスケの日本代表もそこまで長期合宿ができればもっと強くなるのにと思ってみたり。インゴールに入られましたが、松島選手がボールを地面につけさせなかったナイスプレー。
 ダブルタックルが効かず、素早いパス回しでトライを奪われる。ここでTMO(ビデオ判定)です。前に投げているように見えましたがダメでした。コンバージョンが決まって3-14。続いて、ラインアウトから抜けられて、一人旅からトライを奪われる。コンバージョンを決められて3-21
 相手のミスから、ボールを奪いキックを使って初トライを奪う。難しい角度からコンバージョンを決めて10-21。リーチ選手がボールを持つと、会場から「リーチ」と声が上がる。パス回しでサイドから崩し、流選手がトライを決めてホーンが鳴りました。しっかりとコンバージョンを決めて17-21。これで1トライ差の4点差まで詰め寄って、前半終了。
   
 後半キックオフ。日本健闘していると思います。後半早々にタックルを引きはがされ、個の突破でトライを奪われる。コンバージョンを決められて17-28。後半は日本エリアに攻め込まれる事が多くなりました。日本は合宿中に見たら負け、待ったら負け
とDFの練習をしてきたそうです。姫野選手がジャッカル(倒れた相手のボールを奪いに行くプレー)成功。オールブラックスからジャッカルですよ。姫野選手の代名詞です。
 おっと、新生ディアンズ選手が見事なチャージからボールを奪い、そのまま駆け込んでトライを奪う。コンバージョンで24-28。4点差です。日本の今の合言葉は「ONE TEAM」から「OUR TEAM」になっているようです。その後埋められてトライを奪われる。ここの粘りはさすがです。コンバージョンを決められて24-35。ここで大物のアーロン・スミス選手登場。

 TMOでの審判同士の会話がそのまま聞こえています。これは他競技には無い光景。ここで相手にレッドカード。ジャッカルに行った姫野選手に対しての反則プレーで一時退場(シンビン)。入場者数が発表されました。65,188人。新国立で7/20のパリSG×川崎戦を抜いて最多になりました。ニュージーランドのモールは強いですね。グイグイ押してきます。
 またしても日本がトライを奪いました。日本やるねぇ。コンバージョンを決めて31-35。またしても4点差です。残念時間がありません。またしてもTMO。トライかどうかのチェックです。トライでした。良かったです。ここでホーン。日本の攻撃が続く限りは試合が終わりません。ここで日本に反則が出て、最後の最後にニュージーランドはショットを選択。31-38で試合終了。ここで試合終了。ノーサイド。

 やりましたね。終始追う展開でしたが、最終的には7点差の惜敗。歴代最少点差だとか。全然臆することなく、オールブラックスを攻めていました。象徴的なのが、姫野選手のジャッカル。阻止しようとした相手選手が退場になったのは日本の成長を感じました。なぜ日本は成長できているのかです。思うに技術的な成長もあるでしょうが、やはり、世界のトップチームと何度も強化試合ができたからでは。サッカー日本代表は制度上欧州の国とは試合をしてもらえない。また、スポンサー向けに弱い国を呼んで、国内でやって大勝して満足し、勘違いを助長させている。これでは強くなれない。協会のスタンスと価値観の違いなのでしょう。
 来年のフランスW杯が楽しみになってきました。日程は9/8から10/28。開幕戦は開催国フランスとニュージーランド。日本はその開催国と11月にアウェーでの対戦が組まれています。
ラグビー日本代表関連: / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / /
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1年で上へ20

2022-10-29 00:01:18 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 J2のリーグ戦が先週に終わり、順位が確定しました。いわてさんが最下位の22位、琉球さんが21位でJ3降格圏になってしまいましたが、わずかにJ3の昇格圏クラブのライセンスが交付されなければJ2残留の可能性がわずかに残っていましたが、この度J3への降格が正式に確定しまいました。うーむ、残念ですね。降格2クラブのうち、今回は岩手さんをリスペクトしたいと思います。
   
【いわてグルージャ盛岡、J3降格決定 9クラブへJ2ライセンス】
「Jリーグは25日、東京都内で理事会を開き、J3首位のいわきなど9クラブへJ2クラブライセンスを交付することを決めた。J3から来季J2への昇格の可能性を残す1~7位までの全クラブがJ1かJ2のライセンスを取得して参加資格を満たしたため、全日程を終了したJ2で21、22位の琉球といわてグルージャ盛岡はJ3降格が決まった。」

 

いわてグルージャ盛岡、J3降格決定 9クラブへJ2ライセンス

Jリーグは25日、東京都内で理事会を開き、J3首位のいわきなど9クラブへJ2クラブライセンスを交付することを決めた。J3から来季J2への昇格の可能性を残す1~7...

IWATE NIPPO 岩手日報

 

 J2は終了してしまいましたが、J3もJ1もまだ残っています。特にJ1は残り2試合。まるでJ2のプレーオフに日程を合わせるよう、J1の最終戦の次の週は入替戦です。そしてJ3でもぶっちぎりの首位を走っていたいわきさんで、J2ライセンスが発行されなかったら、琉球さんが逆転残留だったのですが、結果は交付されました。琉球さんには他力本願ではなく、ぜひ実力でJ2に戻ってきて欲しいと思います。いわてさんはJ2最下位でのJ3降格。その後、いわてさんでは秋田監督の退任が発表されましたが、ビックリでした。 

【岩手】秋田豊氏が監督退任、いわてアスリートクラブのオーナー兼社長に就任「充実した時間」 - J2 : 日刊スポーツ

【岩手】秋田豊氏が監督退任、いわてアスリートクラブのオーナー兼社長に就任「充実した時間」 - J2 : 日刊スポーツ

来季のJ3降格が決まった、いわてグルージャ盛岡は25日、監督を務めていた秋田豊氏(52)がクラブを運営する株式会社いわてアスリートクラブの代表取締役オーナー兼… - 日刊...

nikkansports.com

 

【秋田豊氏が監督退任、いわてアスリートクラブのオーナー兼社長に就任「充実した時間」】
「株式譲渡も行われ、いわてアスリートクラブの親会社であるNOVAホールディングスが保有する全体の51・4%の株式の一部が秋田氏に譲渡された。個人で33・4%を保有する。秋田氏は20年に監督に就任。21年シーズンは3位でクラブを史上初のJ2昇格に導いた。今季は最下位となり、J3降格が決まっていた。
 監督退任は16日に発表され、そこから10日あまりで社長就任という流れ。Jリーグによると、前年まで監督を務めた人物が社長になるのは初めての例だという。秋田氏は日本代表としてW杯で98年フランス大会、02年日韓大会でメンバー入り。W杯に出場経験のある人物がJクラブの社長になるのはセレッソ大阪の森島寛晃氏以来、2人目となる。」

J2岩手・秋田豊新社長はオーナーも兼任「降格は申し訳ないがポテンシャルがあるからこそやりたいと思った」

J2岩手・秋田豊新社長はオーナーも兼任「降格は申し訳ないがポテンシャルがあるからこそやりたいと思った」

 J2いわてグルージャ盛岡は25日、今季監督を務めていた秋田豊氏(52)が代表取締役オーナー兼社長に就任したと発表。親会社のNOVAホールディングスが所有する株...

スポーツ報知

 

【J2岩手・秋田豊新社長はオーナーも兼任「降格は申し訳ないがポテンシャルがあるからこそやりたいと思った」】
「J2いわてグルージャ盛岡は25日、今季監督を務めていた秋田豊氏(52)が代表取締役オーナー兼社長に就任したと発表。親会社のNOVAホールディングスが所有する株式(全体の51・4%)の一部(同33・4%)を秋田氏に譲渡し、Jリーグで承認された。」
「8月に稲吉正樹オーナー(NOVAホールディングス社長)からオーナー兼社長就任の打診を受け、多くの人に相談。ほとんどは「やめた方がいい」という返事だったが、日本代表でも共闘経験がある望月氏から「やりがいもあります」と言われ、約3週間前に決断したという。J2クラブで唯一ないクラブハウスは2年後に完成する予定で、専用グラウンドや本拠地・いわスタの改修はクラウドファンディングや企業版ふるさと納税を活用して資金を調達する。」
J2岩手公式HP該当ページ:https://grulla-morioka.jp/tab09_club/news221025-02/

 いやぁ驚きましたね。こういうパターンは初めてですね。あれっと思ったのが、親会社であるNOVAホールディングスが過半数を切る一部の株式を秋田氏に譲渡した事。報道どおりに受け止めると、秋田氏は払わずに株式と社長職を親会社からもらい、三顧の礼で迎え入れられたのかなと。監督時代から認められていたのかなと。
 Jリーガー出身のクラブ社長といえばモリシこと森島社長ですね。もう長いんじゃないかな。いいイメージで頑張っておられるようです。モリシ社長のような監督になって欲しいですね。他にも、日本代表経験者でJクラブのオーナーは相模原さんの望月氏がいますが、DeNAの参入に伴って取締役を退任されるとか。あとは今治さんの岡田氏だが、これはいいや。それにしても監督からの転身は異例ですね。岩手さんも早くJ2に戻ってきてください。
J2岩手関連⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220713
 〃    ⑦:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211229
 〃    ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20071120
 〃    ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060418
 〃    ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060221
 〃    ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060121
 〃    ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051225
 〃    ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051006

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湘南ベルマーレの事例87

2022-10-28 00:07:15 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 川崎さんもそうですが、湘南さんも定期的なタイミングで素晴らしい提供してくれています。川崎さんはイベント色が強いですが、湘南さんは地域貢献色が強い印象があります。神奈川県の他クラブとの差別化なのか、何度見ても湘南さんはちょっと違うなぁといつも感心しています。
 昔からJリーグ百年構想の優等生と呼ばれ、今はライザップグループが親企業となりましたが、その輝きは全く衰えていません。当ブログのイメージはやはり、新潟さんとは違った地域スポーツの集合体、最近は他のクラブも徐々に増えてきましたが、ビーチスポーツの取り組みですか。今回も一気に3つの事例をリスペクトさせていただきました。

湘南ベルマーレ発“ローカルキャリア教育”プロジェクト「湘南まなべるまーれ in アズビル」12月26日開講決定のお知らせ

湘南ベルマーレ発“ローカルキャリア教育”プロジェクト「湘南まなべるまーれ in アズビル」12月26日開講決定のお知らせ

この度、湘南ベルマーレは、地域の企業と手を組み、地域の子どもたちが夢中になる自己発見型ローカルキャリア教育プロジェクト「湘南まなべるまーれ」を開講することになり...

湘南ベルマーレ公式サイト

 

【湘南ベルマーレ発“ローカルキャリア教育”プロジェクト「湘南まなべるまーれ in アズビル」】
「2019年に実施した第1回目は、湘南ベルマーレのクラブハウスがある平塚市を舞台に『平塚の“ものづくり”から学ぶ』をテーマに実施いたしました。平塚市内に拠点を持つ創業100年以上もの歴史のある、オフィシャルクラブパートナー『金子産業株式会社』様『横浜ゴム株式会社』様と共同で、平塚市の中学2年生を対象に授業を行いました。」
『第2回目となる今回は、12月26日(月)に藤沢市に研究開発拠点『藤沢テクノセンター』を構えるオフィシャルクラブパートナー『アズビル株式会社』様と共同で、湘南地域に在住・在学の中学2年生を対象にキャリア教育授業を行います。」
「【「湘南まなべるまーれ in アズビル』実施概要】
 第2回目となる今回は、アズビル株式会社の研究開発拠点『藤沢テクノセンター』の所在地である藤沢市を舞台に『藤沢の“目立たないけれど、ないと困るもの”から学ぶ』をテーマに実施いたします。
◆主催  株式会社湘南ベルマーレ
◆共催  アズビル株式会社 https://www.azbil.com/jp/index.html
◆日時  2022年年12月26日(月)12:30〜17:30(予定)
◆会場  アズビル株式会社 藤沢テクノセンター https://www.azbil.com/jp/corporate/company/office/map_rd/fujisawa.html
     (神奈川県藤沢市川名1-12-2)
◆参加対象  藤沢市をはじめ、湘南ベルマーレホームタウンに在住・在学の中学2年生
◆参加費  無料」
「【“ローカルキャリア教育”プロジェクト『湘南まなべるまーれ』について】
   

◆誕生の背景
 近年、首都圏一極集中による若者の地元離れが深刻化しています。首都圏の神奈川県においても、東京に程近い横浜市や川崎市では20代の人口が大きく増加する一方、湘南及び県西地域では、転出超過という真逆の現象が起きています。これは、地域企業の若手人材不足という問題を引き起こし、ひいては湘南地域全体の元気が失われていくことを意味します。
 若者が地元に残らないのは、なぜだろうか。そのひとつに、地元の子どもたちが、豊富な広報・採用予算を持たない地元の企業をよく知らないのではないだろうか。と考えました。逆に、こんなにおもしろい企業あるんだ!こんなにかっこいい大人がいるんだ!と感じてもらえたら、少しでも多くの若者が地元に就職するようになるのではないだろうか。
 “夢づくり、人づくり”の理念のもと、地域を元気にするオンリーワンのクラブを目指し、2018年にはクラブ創立50年を迎えました。存続危機のたびに地域の人たちやパートナー企業に生かされてきた湘南ベルマーレだからこそ、この地域課題の解決に少しでも貢献がしたい。そのような想いから、2019年に本プロジェクトが立ち上がりました。
◆“ローカルキャリア教育”プロジェクト『湘南まなべるまーれ』
 『湘南まなべるまーれ』とは、クラブの行動指針である“たのしめてるか。”をコンセプトに、リアルにこだわったローカルキャリア教育プロジェクトです。講師は、企業ではたらく社員とベルマーレフロントスタッフが行います。よくある社会科見学ではありません。仕事に対するこだわり、挫折、たのしさを夢中になって伝えるヒューマン授業です。はたらくってなんだろう?と考え出す思春期の子どもたちが、はたらく大人の夢中に“圧倒される”ことで、“自分が本当に夢中になれること”を発見するアクティブな出会いの場になります。地元にこんなにかっこいい大人がいるんだ!こんなにおもしろい会社があるんだ!という出会いと驚きが、将来、一人でも多くの子どもたちにとって、地域ではたらくきっかけになることを目指しています。提供する価値として、
1.湘南地域の子どもたちが、“はたらく”をたのしめてる大人と出会う機会
2.湘南地域の企業が、湘南地域の子どもたちに、知ってもらう機会
3.自分が本当に夢中になれることを発見し、大志(夢)を抱く機会
 以上の3つの機会を創出することで、ホームタウンが持つ課題、企業が持つ課題、子どもたちが持つ課題すべての解決につながり、湘南地域がより元気で明るい地域となることを願います。
 第2回目となる今回は藤沢市に研究開発拠点を構えられる『アズビル株式会社』との共催となります。今後の展望として、他の湘南ベルマーレホームタウンエリアにも拡げていきます。」

 川崎さんでも工業系の地元企業が絡む事業がありますが、湘南さんのものもホームタウン地域のものづくり企業との協働で、地元の中学生を対象にしたローカルキャリア教育授業。スポンサー企業へのメリットの提供にもなっており、「夢先生」の企業版になっています。いいですね、クラブの行動指針「たのしめてるか」を選手だけでなく、ファン・サポーターから地元の子ども達に広げている訳ですね。若者の地元離れという地域課題の解決をも図る素晴らしい取り組みだと思う。これは他クラブも参考にしていくのではないでしょうか。

【湘南研修キャリベル】特別支援学校訪問の取り組みについて

【湘南研修キャリベル】特別支援学校訪問の取り組みについて

湘南ベルマーレでは年間を通じ、若手選手を対象とした研修、通称「湘南研修 キャリベル」という取り組みを行っています。 ◆“湘南研修 キャリベル”とは 新卒1・2年目の選手を...

湘南ベルマーレ公式サイト

 

【湘南研修キャリベル 特別支援学校訪問の取り組み】
「◆“湘南研修 キャリベル”とは
 新卒1・2年目の選手を対象に、一人の人間としてサッカーのみならず様々な経験を積み重ね成長を遂げてほしいという思いを基に、講師を招いての講習会や考える力や発信する力を養うための様々な研修を行っています。
 今回は、Jリーグの新人研修を兼ねて若手選手とサポートとして中堅選手が一緒に平塚市内の特別支援学校へ訪問し子どもたちと一緒に準備運動やサッカーなど行いました。
 経緯として、Jリーグ主催の情報共有会にて某海外クラブの事例でユース年代からTOPチームまで様々なハンディキャップを抱えた方々との触れ合いを通して、子どもたち、選手に多くの笑顔が溢れ、充実している様子がとても印象的でした。スポーツの力を活かしこのような取り組みを行うことで共生社会の一歩へ繋がるきっかけになればと思い、湘南ベルマーレの練習場がある平塚市内の4校の特別支援学校との取り組みに至りました。
   
 まず初めに『神奈川県立平塚盲学校』に9月21日(水)鈴木章斗選手と高橋諒選手が訪問しました。事前に帯同スタッフが学校へ訪問し、先生から施設の見学と障がいについて教えていただきました。盲学校に通っている生徒さんは、視覚障がいの中でも『盲』と『弱視』に分けられます。見え方もぼやけて見えたり、中心が見えづらかったりと様々あります。
 生徒さんだけではなく先生たちの中にも視覚障がいがある方がいらっしゃいます。そのため、学校の施設内では角を曲がる際に怪我を防ぐため壁にカバークッションが付いていたり、自分のクラスが分かるように各ドアに種類が異なるキーホルダーを付けていたりと過ごしやすいように様々な工夫がされていました。私たちスタッフも初めて知ることが多くあり、とても勉強になりました。これらの学びをスタッフから選手へ事前に資料共有と説明をして当日を迎えました。
 当日は、ブラインドサッカーやキックの授業、しっぽとりゲームなどを実施しました。最初は選手、子どもたちはお互いを知ることに試行錯誤しながらも徐々に距離を縮めていき終盤では両者に笑顔がうまれ、充実した時間を過ごすことが出来ました。子どもたちは選手の言葉に真摯に耳を傾けながら、全力で取り組んでくれました。

 次に『神奈川県立平塚ろう学校』に9月27日(火)若月大和選手と、9月28日(水)に鈴木淳之介選手とタリク選手が訪問しました。選手とスタッフは9月21日(水)に学校に訪問し、施設見学や障がいについての学びと共に実施の準備として名前や挨拶などの手話を教えていただきました。
 学校内の施設では目で見てすぐ分かるような工夫が施されていました。例えば、体育の授業ではホワイトボードや映像、手話を用いながら行っていました。人それぞれ聞こえ方が異なる中子どもたちはできることをお互いに補いながら、元気よく授業に取り組んでいました。
 当日は晴天の中グラウンドにてサッカーを行いました。選手は事前学習で教えていただいた手話以外にも自ら勉強し披露してくれました。実施にあたり透明マスクを着用しました。口元が見えることで子どもたちは選手が何を言っているかを理解しやすくなります。そして、ジェスチャーなどを用いて積極的にコミュニケーションを図りました。休憩中も自ら子どもたちは選手に話しかけにきてくれました。※感染対策を講じたうえで実施いたしました。」

 川崎さんはダジャレ路線ですが、湘南さんは「ベル」を付ける傾向がありますね。学校訪問は今ややっていないところは無いでしょうという状態になってきましたが、特別支援学校や盲学校、ろう学校への選手派遣は地元J2岡山も含めてなかなかできていないところです。そういえば川崎さんも小児病院へ行っています。選手訪問が小学校だけで終わらず、こういうところへも行けるかどうかも、J1にふさわしい付加価値に該当するのはないでしょうか。
 湘南さんは新卒1・2年目の選手の社会体験としてされていますが、よく見かけるのは試合の運営補助くらいで終わらせているところ、コロナを理由にそれさえも省略しているところですか。コロナを理由に選手の学校訪問を自粛しているところが見受けられますが、湘南さんを見るともうそういう時期は過ぎたようにも思えます。とにかく早く行かせたいのか、面倒だから当分行かせたくないのか、そこもJ1にふさわしい価値観かどうか問われるところなのかもしれませんね。Fコネも含めて、付加価値の高いところほど、行かせているのでは。そして今日、3つ目の事例を知りました。

THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA×湘南ベルマーレ 新たな取り組みのお知らせ

THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA×湘南ベルマーレ 新たな取り組みのお知らせ

2023年春に開店予定で、イオンモール株式会社様が建設中の「(仮称)平塚プロジェクト」の正式名称が「THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA(ジ アウトレット湘南平塚)に決定しま...

湘南ベルマーレ公式サイト

 

【THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA×湘南ベルマーレ】
「2023年春に開店予定で、イオンモール株式会社様が建設中の『(仮称)平塚プロジェクト』の正式名称が『THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA(ジ アウトレット湘南平塚)』に決定しました。そして、この度湘南ベルマーレと以下の取り組みを展開することになりましたのでお知らせいたします。
【取り組みの前提】
 同施設が建設予定の平塚市大神地区には、湘南ベルマーレの前身フジタ工業サッカー部、ベルマーレ平塚の練習拠点『大神グラウンド」がかつて存在。ここから国内外で活躍する多くの選手を輩出していきました。そのような背景もあり、コラボレーションを通じてスポーツや健康をテーマに地域の皆さまが集う場所への実現、またベルマーレのファン・サポーター同士が集う機会の創出などへのサポートをさせていただきます。
【具体的取り組み内容】
(1)オフィシャルクラブパートナー契約の締結
 同施設とのオフィシャルクラブパートナー契約の締結を予定。湘南ベルマーレをご支援いただくとともに、年間プロモーションやイベント企画での各種連携を予定しています
(2)湘南ベルマーレ監修によるフットサルコートがオープン
 湘南ベルマーレ監修によるフットサルコートを3面設置し、湘南ベルマーレサッカースクールを開設します。また、サッカースクールだけではなく、多様な運動プログラムを定期的に開催し、健康スポーツ施設として地域の皆さま誰もが気軽にご使用いただける施設になるべくサポートをさせていただきます。
(3)湘南ベルマーレの歴史を味わえるクラブハウス設置
 大神地区が湘南ベルマーレ発祥の地であることを、地域の皆さまはもちろん、未来に向かって羽ばたく子ども達に伝えるため、同施設のクラブハウス内に湘南ベルマーレのあゆみや功績を紹介する展示スペースを設置予定です。
(4)約300インチの大画面で迫力あるライブビューイングが楽しめるイベントスペースでの協力
 オープンエアの開放感あふれるウエストコートには、約300インチの大型デジタルサイネージが設置されます。一面に敷き詰められた人工芝でくつろぎながら、スポーツ・エンターテイメントイベントの観戦や、観覧しながらの飲食もお楽しみいただけるこのスペースで湘南ベルマーレに関連したイベントの実施を検討いたします。」

 イオンは岡山にもありますが、ここまでの連携は図れていませんね。そうですか、クラブ発祥の地で、ベルマーレ平塚時代の練習場だったところですか。フジタさんのスポンサー復帰もありますが、リプレイ現象が見られますね。ファン・サポーター同士が集う機会の創出という事でPV施設を設けるというのもいいと思います。原点に返り、もう一度ファン・サポーターともに応援環境の見つめ直しですね。
 湘南さんは現在13位。まだ残留争いに巻き込まれています。降格圏との勝ち点差はたった2点で、まだ予断を許さない状況です。今の16位(入れ替え戦の相手)は清水さんですが、湘南さんとも相性が良くないと思うのでやりたくないですね。湘南さんには早くJ1残留を決めていただきたいです。

J1湘南関連:93929190898887868584838281807978777675747372717069686766656463626160595857565554535251504948474645444342414039383736353433323130292827262524232221  
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

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優勝の味69

2022-10-27 00:01:04 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 今年はW杯開催年であるため、天皇杯決勝に続いてルヴァン杯も少し早めに開催されています。ルヴァン決勝といえば、長らく11月3日の文化の日というイメージが染みついていました。という事で、天皇杯に続いてまたしても留守録を忘れてしまいました。
 試合は前半はスコアレスで折り返しましたが、後半8分にミスからセレッソさんが先制。その後セレッソさんが退場者を出したのにも関わらず、終了時間が近づく。終了間際にPKを獲得して同点に追い付き、立て続けでもう1点取って逆転したという試合でした。
 広島さん優勝おめでとうございます。天皇杯では甲府さんに競り負けましたが、ルヴァンでは雪辱を果たしましたね。リスペクトしようと情報を探しましたが、今回余り無かったですねぇ。この2つのコラムくらいでした。

広島・スキッベ監督 就任1年目でルヴァン杯制覇導く 若手に「楽しめ」 補強はピンポイント

広島・スキッベ監督 就任1年目でルヴァン杯制覇導く 若手に「楽しめ」 補強はピンポイント

 広島が後半ロスタイムの大逆転劇でC大阪を2―1と破り、ルヴァン杯初制覇を果たした。途中出場のキプロス代表FWソティリウ(29)が、後半51分にPK、56分にはC...

スポーツ報知

 

   
【広島・スキッベ監督 就任1年目でルヴァン杯制覇導く 若手に「楽しめ」 補強はピンポイント】

「広島は過去カップ戦決勝で敗退してきたが“9度目の正直”でつかんだカップ戦初タイトルとなった。優勝賞金1億5000万円を獲得した。ドイツからやってきた知将が就任1年目で広島にタイトルをもたらした。スキッベ監督は『ついに、カップを広島に持って帰ることができる』と喜んだ。ドイツU―18代表監督などを務めた育成手腕と、ギリシャ代表監督なども歴任した経験を持つ指揮官は、好バランスのチームを作り上げた。
 広島とスキッベ監督の出会いは、約20年前にさかのぼる。2002年日韓W杯、広島・足立修強化部長(当時はスカウト)がドイツ代表の練習を見学した。元ドイツ代表の名FW、フェラー監督が率いるチームで、当時36歳のスキッベ監督がコーチを務めていた。足立氏は『なぜこんなに若い人が?と思ったが、GKカーン(当時33歳)らビッグネームを、しっかりと手なずけている姿が印象的でした』と回想した。
 一方、広島はJリーグ有数の育成クラブとして成長し、J1を3度制した。だが15年を最後にタイトルから遠ざっていることから、足立氏は育成手腕に加え、長く世界のトップクラスに君臨するドイツの強さを知るスキッベ監督にオファー。クラブの考えに共感したドイツ人指揮官は、日本での挑戦を決めた。
 多くの外国人監督は、就任時に自身の戦術にマッチする選手の補強を望む。だがスキッベ監督は『まずは今いる選手を見たい』と語り、新戦力は大卒で加入したMF満田ら3人だけで始動。コロナの影響で来日は約2か月遅れたが、前評判通りの指導力で、敵を相手陣地に押し込み、ボールを奪われても前線からの守備で奪い返して主導権を握るスタイルを植えつけた。
 若手を積極起用し、『楽しめ』『自信を持て』と常に背中を押す指導法で力を引き出し、満田やMF川村らが主力に成長。チーム全体を見極め、夏にソティリウらをピンポイント補強した。」

 やはり、監督の部分が大きかったんですね。プロフィールを見ると、長くドイツのチーム監督や代表のヘッドコーチを歴任され、その後トルコやスイスなどの監督をされましたが、その後の8年間が空白。何をされていたのか。広島さんの監督に就任したのが去年の11月。Jの監督としては何となく珍しい経歴ですが、広島さんの強化部長がスカウトしたんですね。多くの外国人監督は自分にマッチする選手を選ぶ傾向にあるが、スキッペ監督は現有戦力で最小限度の補強で今季を戦い、タイトルを獲りました。しかも決勝進出が2回とあわよくば2冠でした。敵を相手陣地に押し込み、ボールを奪われても前線からの守備で奪い返して主導権を握るスタイルで、若手の底上げにも成功したんですね。いい監督じゃないですか。
   

【満田誠に訊いたルヴァンカップ優勝の要因。黄金期再来の期待が大きく膨らむ回答だった】
「『グループステージから勝ち上がり、大会を通して見た優勝の要因は?』と訊くと、実に説得力のある回答が返ってきたのである。
『グループステージから本当にたくさんの選手が試合に出てきました。それこそ、自分も最初はサブスタートでしたが、ルヴァンカップでゴール決めたところから始まった。そういったチームの底上げができた。次々といろんな選手が、もらったチャンスをしっかりと生かした。経験を積みながら勝ち進んでこれたことが優勝につながったと思います』
 リーグ開幕2試合はベンチ外、ルヴァンカップ初戦の徳島戦でも7分しか出場時間を得られなかった満田が、飛躍のきっかけを掴んだのはグループステージ2節の名古屋戦。左サイドから華麗なコントロールショットをゴール右に決め、プロ初得点を機に出番を増やして主力に定着した。そして2-1で勝利したセレッソ大阪との決勝戦では、CKからピエロス・ソティリウの逆転ゴールをアシスト。『いろんな選手がもらったチャンスをしっかりと生かした』象徴的な選手だから、腑に落ちるコメントだった。
 そして満田が挙げたふたつ目の優勝の要因も、これまた明るい未来を予感させるものだった。
『前半に上手くいかなかった試合でも、勝ち上がってこれたのは、ハーフタイムでしっかりと修正して後半に入れたから。選手一人ひとりが(原因を)考えられていたし、スタッフの意見も聞いて、しっかりコミュニケーションを取れた』
 ルヴァンカップ優勝直後の会見で、ミヒャエル・スキッベ監督は『コーチ陣が素晴らしいんです』と語っていた。満田にコーチ陣からのハーフタイムの修正指示について訊けば『相手のウィークポイント、相手が嫌がるスペース、有効なポジショニングを伝えてくれます。指示どおりの立ち位置を取って、相手の守備がズレて、得点や勝利につながった」と明かしてくれた。
 戦力の底上げと修正力。ユニホームの左胸に星を増やしていくうえで重要となるふたつのポイントで、進んできた道が間違いではなかったとタイトルが証明した。」
引用:サッカーダイジェストWEB

 満田選手のコメントからも、積極的に多くの選手を試し、チームの底上げに成功している。多くの選手にチャンスを与え、選手も結果を出している。そして修正力ですか。このリアクションサッカーは、ネル監督によく似ています。戦力の底上げと修正力が勝因としていますが、これまではシルバーコレクターであったようです。広島さんがルヴァン杯決勝に出たのはこれで3度目。天皇杯の6度と合わせれば、9度目となるカップ戦決勝。つまりは、決勝で8回負け続けてきた訳です。過去に2連覇を含む3度のJ1優勝を果たしていますが、カップ戦のタイトルはまだだったんですね。W杯イヤー、今年は思わぬチームがタイトルを獲ったり、上位に食い込んで来る予想記者泣かせのシーズンでしたね。

ネットの戦評です。
「序盤からともに守備が厳しく均衡した展開が続いていたが、そんな中で広島はまさかのミスから先制されてしまう。その後は必死に攻め込むも、C大阪の守備を崩せず、時間ばかりが経過。それは相手が退場者を出した後も変わらず、時計の針はアディショナルタイムへと向かう。それでも、CKから相手のハンドを誘い、PKを得て土壇場で同点に追い付く。勢いは止まらず、その直後にはまたもCKからネットを揺らし、2点を立て続けに奪って逆転勝利。」

 

Jリーグ - Jリーグ杯 決勝 セレッソ大阪 vs. サンフレッチェ広島 - 試合経過 - スポーツナビ

Jリーグ杯 決勝 セレッソ大阪 vs. サンフレッチェ広島の試合経過。スポーツ総合サイト、スポーツナビ(スポナビ)のJリーグページです。最新のニュース、速報、日程、見どころ...

スポーツナビ

 

 広島さんはオリ10であり、古豪です。現代表の森保監督が指揮を執っていた時にJ1優勝しています。それ以降はタイトルに恵まれなかったですが、今季はいつの間にか3位につけており、ACL(プレーオフ)圏内ですね。柏戦も観ましたが、強かったです。この試合では亡き工藤選手の追悼の意味も強く、特別な試合でした。同じ中国地方の大先輩、J2岡山の有馬前監督の名前もあります。これからも頑張って欲しいですね。
J1広島関連: / /  / / /  / /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /
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Jリーグの話題209

2022-10-26 00:01:51 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 リーグ戦は先週末に終了。さぁ、プレーオフです。読者の皆さんは内容をご存じと思いますが、改めてリスペクトしておきたいと思います。今後はわかりませんが、今まではめったに無かった舞台だったので。このJ1昇格プレーオフ制度が登場したのが2012年。それまでは入替戦だったり、上下3チームで自動昇格だったり、ずっと模索していましたが、今の制度になって落ち着いたと思います。
 また、導入の最初の頃は、昇格してもJ1で場違いとも言える成績になる事もあって、制度そのものの是非が問われましたが、2018年から入替戦が始まり、更に制度が安定したように思います。
  
【J2出場クラブ決定(J1参入プレーオフ)】
「明治安田生命J2リーグ 第42節の結果をもちまして、「2022J1参入プレーオフ」のJ2出場クラブが決定しました。本大会は、明治安田生命J2リーグ年間順位3~6位のクラブのうち、出場条件を満たしたクラブで、1回戦、2回戦を行いその勝者と明治安田生命J1リーグ年間順位16位のクラブが決定戦を行います。決定戦の勝者が、J1に残留または昇格できるものです。J2出場クラブは、ファジアーノ岡山(明治安田生命J2リーグ3位)、ロアッソ熊本(同4位)、大分トリニータ(同5位)、モンテディオ山形(同6位)となります。1回戦は10月30日(日)、2回戦は11月6日(日)、決定戦は11月13日(日)に開催いたします。」
「■大会概要
・大会方式
 各1試合のトーナメント方式にて、明治安田生命J2リーグ年間順位3位~6位のクラブで1回戦、2回戦を行い(3位vs6位、4位vs5位)、その勝者と明治安田生命J1リーグ年間順位16位のクラブが決定戦を行う。
・試合会場
 1回戦、2回戦ともにJ2リーグ戦上位クラブのホーム、決定戦はJ1クラブのホームで行う
・試合方式および勝敗の決定
<1回戦、2回戦>
 90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は、年間順位の優位性を確保するため、J2リーグ戦年間順位が上位のクラブを勝者とする。
<決定戦>
 90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は、明治安田生命J1リーグ年間順位16位のクラブを勝者とする。決定戦の勝者は、2023シーズンにJ1リーグに残留または昇格する。」
  

 

J2出場クラブ決定【J1参入プレーオフ】:Jリーグ.jp

本日開催しました明治安田生命J2リーグ 第42節の結果をもちまして、「2022J1参入プレーオフ」のJ2出場クラブが決定...

Jリーグ.jp(日本プロサッカーリーグ)

 

 地元岡山は3位なので、ホームで2試合実施でき、しかも引き分けで勝ち抜けできるという有利な条件です。これだけを見ると、岡山がそのまま行きそうに見えますが、岡山が初めてプレーオフに出場した2016年は全く逆の立場でした。ギリギリの6位でプレーオフに参戦でき、3位の山雅さんと対戦しましたが、見事な勝利を奪えました。山雅さんは自動昇格を狙っていたのにプレーオフに回ってしまい、その精神的ダメージも影響したのではないかとも伝わっています。そういう事もあって、木山監督は早い時期から自動昇格からプレーオフに切り替えていましたね。まぁわからないという事です。
 NPBのクライマックスシリーズでは最近では下剋上は起こらず、今年も順当にリーグ優勝チームが勝ち上がって、日本シリーズに出場しています。普通に考えたらサッカーでも同様に、普通に3位チームが勝ち上がるだろうと思われがちで、勝ち上がって当たり前の状況だと思っていますが、実際はどうなるのか。
 成績や数値以外でJ1にどこまでふさわしいクラブと思っているかは置いておいて、地元クラブとして頑張って欲しいと思っています。もちろん勝ち上がるだろうというのが前提で、他の3クラブについて、当ブログなりに振り返ってみました。

【山形さん】(岡山2勝)
 今季実質4試合目になり、実質3試合で3勝という、今季は相性のいいチーム。2巡目の山形さんは元気がなく、精度も低かったです。1巡目再試合では確かコロナ禍の直後で、どこまで練習できているのかと思わせる状態でした。最初の没収試合はスコアレスドローになりそうな試合で競り勝った印象でした。
レポ記事:1巡目(再試合)、2順目没収試合

【熊本さん】(岡山1分1敗)
 ハイプレスのハイポゼッションサッカー相手に2順目は完敗でした。ポゼッション負けとプレス負けで手も足も出なかった印象。1巡目はリードしていたのに、終盤に追い付かれてドローになった試合。全体的には凡戦だった覚えがあります。
レポ記事:1巡目2順目

【大分さん】(岡山1勝1分)
 こちらもポゼッションサッカーですね。2順目の時は中3日で、ややターンオーバーっぽい布陣でしたが、勝ち越されてから追いついてドローにできた試合でした。1巡目では大分さんがルヴァン杯明けで中2日という条件。大分さんは上手いけど最後の決定力が足りず、岡山が決定力が勝って僅差で勝った印象でした。
レポ記事:1巡目2順目

 という振り返りでしたが、余り参考にはならなかったなぁ。こうして見てもやはり熊本さんが一番怖い。今季は熊本さんに勝っているイメージが無いのです。特に2巡目は岡山はポゼッションサッカーに弱いという傾向を象徴する試合でした。
 山形さんは実質3勝していますが、向こうもかなり研究して来るでしょうから、甘くはないでしょう。やはり、最近の負け試合での現象、DF裏を取られてシュートを打たれるというところをやってくるかもしれません。最近調子のいいディサロ選手とか脅威ですね。前節に競り合っていた徳島さんに3-0で勝っていて、勢いに乗っている印象もあります。
 大分さんが一番印象が薄く、前節も琉球さんに負けていて精彩を欠いていたのかもしれませんが、プレーオフ本番はわかりません。呉屋、梅崎、金崎選手と有力選手の名前が連なっているし。
 あと、入れ替え戦で当たるであろう、16位のチームを語るにはまだ早いかな。J1はどこも強いですよ。特にガンバさんは、目の前でその強さを見せつけられました。とにもかくにも今週から頑張ってもらいましょう。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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次に向けて頑張りましょう288

2022-10-25 00:01:12 | ファジアーノ岡山

 PV観戦レポです。
 昨日、ウルトラスで開催されたファジのアウェー東京V戦のPVに参加してきました。ウルトラスさんのPVも久しぶりだが、岡山店のPVはコロナ前の更に以前に遡ります。先日17日の夜にモリカツ店長から電話が入る。「ウルトラスがオープンします」と。「サッカーを語る会」でよく行かせてもらった、ウルトラスもスポーツカフェ12もコロナ禍で閉店してしまい、唯一倉敷店だけが頑張って営業されていました。
 つい最近、モリカツ店長が倉敷店を去り、一度退職したT森店長が復帰、現在は倉敷店のオーナーとして営業されています。モリカツ店長はどうなっていたのかなと思っていたのですが、ウィズコロナの浸透とともに、ウルトラスが岡山市に帰ってきました。
       
 今回はサッカーを語る会としても開催。Fリーダーの他にしまくん、そしてシマカズ氏が参戦。昔の語る会コアメンバーが再び揃った感じでした。場所は表町(西大寺筋?)の一角で、小さな看板があるだけでわかりにくい。2Fが店舗という事で、階段を上がってみる。スナックのような雰囲気の扉をあけると、そこにウルトラス(岡山新店)とモリカツ店長の姿がありました。すでにFリーダーが歓談中でした。
 お店を探索。まだ奥のスペースは改装工事中だったりですが、イメージ的には倉敷店のUの字を伸ばしたような横に長いつくりと広さ。個人的には表町や県庁通りにあった頃の雰囲気かな。天井からドンドンと音が聞こえる。ダンススタジオで練習中との事。これが妙にサッカーの試合中継とリズムが合ってしまうんだな(笑)。やはり旧表町店とよく似ている。
     
 何でもオープンしてからまだ1週間くらい。全然宣伝していないので、まだ余り来店が無い。つまり我々がほぼ初めてのお客さん状態(昔から多いシチュエーションです)。カウンターにはズラっとお酒のボトルが並んでいました。フードは揚げ物系が少々(唐揚げ美味しかったです)。最後に料金を聞いてビックリ。かなりリーズナブルです。モリカツ店長が1人で運営され、空いた時に社長さんがカウンターに立つという事で、ウルトラスの会社さんのお偉いさんが好みで開けている店のような印象を持ちました。という事でみんなでアウェーヴェルディ戦を観ました。
   
 試合の方ですが、泣いても笑っても今季リーグ最終戦。前節から6人替えて臨んだ先発陣。一方のヴェルディさんは目下5連勝中。6月に城福監督になってから、徐々に調子を上げており、もう数試合あったらプレーオフに来てたんじゃないかと思えるくらいの好調ぶり。モリカツ店長が「城福監督は鬼監督で練習でしごくらしい。だから足が止まらないんでしょ」と。
 個人的には伝統のポゼッションサッカーで、昔から苦手なタイプという認識。ただ、この日は足元は相変わらず上手いが、パスミスもあったし、無茶苦茶すごいという感じでもなかったです。でも岡山は翻弄されていました。
 岡山は3バックのスタート。監督が試したんじゃないかなと思わせる形。先発にはバイス選手に替わって濱田選手が先発。ヴェルディさんは小池選手がベンチ外でしたが、梶川選手が活躍していました。
   
 岡山は前半も後半も試合早々はいいサッカーを見せるが、最後まで続かない。いわゆるふわーっとしたプレーに流れて行く。試合は両チームともファウルが少なく、きれいな試合に終始しました。前半ロスタイムも短かったし。前半34分に失点。先制して逃げ切る方程式がまた崩れました。岡山はこの日もたくさんシュートを放ちましたが、ホームランが特に多かったですね。調子のいい時は枠内に飛ぶのですが。そして後半18分、本山選手のパスミスを拾われて、そのままゴールされる。やはり、ミスは失点につながります。

 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「東京Vは序盤からポジショナルプレーに加え、ロングボールを駆使しながらチャンスを構築。岡山を完全に押し込むと、前半34分に先制点を奪う。その後は相手の連動したプレッシングに苦しめられる場面が増えるが、無失点で試合を折り返す。迎えた後半は、前半とは打って変わってボールを保持される展開が続くが、粘り強い守備を披露してゴールに近づかせない。すると、守備陣の奮闘に攻撃陣も応え、後半18分に佐藤凌が追加点を奪取。3位を相手に危なげなく勝利を挙げ、4年ぶりの1桁順位となる9位でフィニッシュした。」

 

Jリーグ - J2 第42節 東京ヴェルディ vs. ファジアーノ岡山 - 試合経過 - スポーツナビ

J2 第42節 東京ヴェルディ vs. ファジアーノ岡山の試合経過。スポーツ総合サイト、スポーツナビ(スポナビ)のJリーグページです。最新のニュース、速報、日程、見どころ、結果...

スポーツナビ

 

   
 今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ闘志欠き完敗」というタイトルの記事の戦評です。
「チームの生命線である『戦う姿勢』を前面に出せなかったことが響いた。象徴的だったのは前半34分の失点シーンだ。敵陣中央深くドリブルで突き進む相手DFに3人が次々向かいながら奪いきれない。」
「守備の連係がつたなく、体を寄せ切れず簡単にパスを通される場面が目立った。」
「先制点を許したあたりから守備の強度が落ち、ボールを握られる時間帯が多くなった。攻撃は相手の2倍以上となる12本のシュートを放ったものの、決定機はわずかだった。」
   
 さすがオリ10というシーンが初めに見られました。選手入場でヴェルディさんの3選手が車椅子を押して入ってくるのです。当ブログも30年Jリーグを観ていますが、車椅子を押しての選手入場は初めて観ました。ヴェルディさんの公式HPによると、ポルトガル代表のC・ロナウド選手が車椅子の女の子と一緒に入場した事を知り、実施が決まったようです。Cスタではありえない光景だなとふと思う。うらやましき限りなり。J1にふさわしい価値観。ヴェルディさんは城福監督で強くなったようだし、来季はJ1昇格を競り合う先頭グループにいるんじゃないかと思ってみたり。
 試合前の整列で、工藤選手に哀悼を込めて黙とうが行われていました。J1では円陣になってやりましたが、工藤選手に直接関係ないJ2の試合では一列のままでした。たぶん、この週末のJの試合会場ではどこもやっていた事でしょう。

 今季のリーグ戦は終了です。3位フィニッシュでした。まぁいいシーズンじゃなかったでしょうか。当ブログの開幕前の順位予想は4位から7位くらいだったので、上振れでかすった感じ。いい方に外れて良かったです。さぁ、来週からはプレーオフですね。相手は山形さん。4度目の対戦です。そんな話になると、あの時とは顔触れが違うでしょうと横から言われる。確かに向こうはしっかり研究してくるだろうし、岡山の最近の戦いっぷりが気になる。2連敗で終わってしまったので、悪い流れを引きずったり、ウィークポイントがあぶり出されていなかったらいいのにと思ってしまう。
 ウルトラスさん、思わず値段を聞き返すくらいに安かったです。奥に「魔王」の瓶を見て、あれはいくらで飲めるんだろかと思ってみたり。ちょっと駅から遠くなってしまいましたが、またすぐに行く事でしょう。読者の皆さんもぜひ、復活した岡山市内の老舗スポーツバーに行ってみてください。
スポーツバーULTRAS(https://www.instagram.com/ultras_okayama2022/
岡山市北区表町3丁目15-15-2F
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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優勝の味68

2022-10-24 00:01:19 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 甲府さん、天皇杯優勝おめでとうございます。J2クラブでありながら、J1勢を次々と下しての栄冠、素晴らしい。同じ日の同じ時間に、J2リーグ戦が開催されており、その時はCスタでホーム秋田戦を観ていました。J2クラブが決勝まで進んだ例は過去に何度もあったので、正直優勝は広島さんかなぁと思っていました。ところが横から「同点延長ですよ」「PKに勝って優勝したらしい」と情報が入り、すげえなと感動しました。
 天皇杯といえば元旦決勝というイメージがあり、この日留守録をするのをすっかり忘れるくらい、興味が失せていました。W杯イヤーだからという理由はあるのですが、今年の天皇杯は個人的には注目度が低かったです。そんな大会でドラマ、下剋上が起こりました。

番狂わせ度は「日本のW杯制覇」以上 J2で“リーグ戦7連敗中”甲府はなぜ天皇杯を獲れたのか? - スポーツナビ

番狂わせ度は「日本のW杯制覇」以上 J2で“リーグ戦7連敗中”甲府はなぜ天皇杯を獲れたのか? - スポーツナビ

番狂わせ度は「日本のW杯制覇」以上 J2で“リーグ戦7連敗中”甲府はなぜ天皇杯を獲れたのか?

スポーツナビ

 

【狂わせ度は「日本のW杯制覇」以上 J2で“リーグ戦7連敗中”甲府はなぜ天皇杯を獲れたのか?】
〔J2の18位が天皇杯を獲得〕
「日本がワールドカップで優勝する以上の番狂わせ――。ヴァンフォーレ甲府の天皇杯(第102回全日本サッカー選手権大会)制覇は、そう表現しても大げさではない出来事だった。甲府は1-1(PK5-4)でサンフレッチェ広島を退けて日本一の栄冠を手にするとともに、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を獲得。さらに1億5000万円の賞金も得ている。」
〔“苦手”のセットプレーから先制〕
「実は今季の甲府にとって、セットプレーは課題だった。センターバックながら6得点を挙げた大型CBのメンデスが移籍したこともあり、セットプレーの収支は悪化していた。しかし大一番用に用意した虎の子のスペシャルプレーが奏功して、先制に成功した。」
〔終盤は“耐える”展開に〕
「地力の差は明らかにある。広島は分厚い選手層を活かし、後半に入ると次々に選手を交代していく。特に終盤は完全に広島の流れとなり、84分には川村拓夢の同点ゴールが決まる。試合は1-1で、15分ハーフの延長戦に持ち込まれた。J1相手でも60分までは五分に戦えるが、そこからはどうしても押し込まれて受け身になる――。それが甲府の現状だ。」
「甲府の台所事情は“ぎりぎり”だ。何も起こらないようにする交代はできても、「何かを起こす」手を打てない――。そのような勝負どころの火力不足は明らかだった。宮崎純真の負傷により、切り札をベンチに残せなくなった用兵も痛かった。ただ何とか1-1のまま延長戦に入ることができた。」
〔大ベテランのミスを守護神が救う〕
「ただし延長後半の116分に、極め付きのピンチがあった。その4分前に守備的MFとしてピッチに投入されていた42歳の大ベテラン山本英臣が、エリア内で満田誠のシュートを手で弾いてハンドの反則を取られてしまう。広島にPKが与えられた。ここは守護神がピンチを救った。」
〔スモールクラブがACLへ〕
「天皇杯を制したことで、甲府はACL出場権を手に入れた。連戦、移動とチームを苦しめる要素も増える。また「JITリサイクルインクスタジアム」は大会の開催基準を満たさず、ホーム戦を山梨で開催できない。それでも、クラブにとっては大きなチャンスだ。」
〔J1にだけ勝てる」理由は?〕
「甲府は主に[5-4-1]の布陣で戦う堅守のチームで、格上相手だと持ち味が引き出されやすい。もっとも“堅守”といっても、甲府が大雑把なサッカーをするという意味ではない。そもそもサッカーの攻守は不可分で、プレスを回避して自陣から脱出する術がなければ守備も難しくなる。甲府はバレーやダヴィ、パトリックと言ったブラジル人ストライカーの“一発”に頼ってきたクラブだが、今はなかなかそのような掘り出し物と巡り会える時代ではない。決勝戦の先発メンバーは平均175.1センチと小柄で、今の甲府は攻守とも“精密さ”で解決するスタイルだ。」
〔J1の守備が甲府の強みを引き出す〕
「大まかにいうとJ2はスペースを消す守備をする傾向が強く、J1はリスクを冒してもボールを奪おうとするクラブが多い。実は甲府から見ると「守備が動いてくれる」「ラインを上げてくれる」ほうがやりやすい。相手が前に圧をかけてきたら、その背後にはスペースが生まれる。技術と連携は必要だが、プレスを剥がして逆の“矢印”を突くことで圧を逆用できる。甲府はただ耐えるだけでなく、そのような攻撃の怖さも出していた。」
〔街、クラブの支えと「積み上げ」〕
 さらに甲府という街、クラブの後押しが選手のパフォーマンスを引き出した。山本は言う。
「今日のあのサポーターたちはもちろんですけど、普段の生活から自分に声かけてくれて、色々と支えてくれる……。そんな地元の人たちがいます。若い頃の自分は落ち着いていない性格だったけれど、それを改めさせてくれた。自分をキレイにしてくれてるような、そういう街です」
 クラブのカルチャーについてはこう述べる。
「小さいけれど、色んな人が人の何倍も努力するようなクラブです。そのおかげで今こうやって、本当にいいクラブになったと実感しています。昔からいる会社の人たちは、すごいな……と思います」
 甲府は都会のクラブ、ビッグクラブとは明らかに違うカルチャーを持っている。社員の大半が地元出身で、人の出入りはあまり多くない。メディアに対しても温かくて、居心地のいい空気がある家庭的なクラブだ。少クラブの「悔しさ」「辛さ」はあるはずが、悲壮感が外には伝わってこない。それがきっと選手にも作用している。」
       
 やはりギリギリのチーム事情だったのですね。でも先制できたのが大きかったようです。PKを止めたGK河田選手、42歳のベテラン山本選手が利いたようです。こういう大一番はそういう傾向がありますね。そして、このコラムにあるクラブ力ですか。居心地のいい空気がある家庭的なクラブというのが目を引きます。地元岡山と比べて、むしろ甲府の街の方が小さいのに、甲府さんはJ1も経験され、天皇杯王者も獲得。何が違うのかと思ってしまいます。
 当ブログの「Jリーグの付加価値」にあるように、実はJクラブとしては付加価値が高く、今はJ2ですが、内容的にはJ1にふさわしいプロヴィンチャクラブ。今まで様々な地方クラブがお手本としてきた模範クラブ。こうして天皇杯を制してもおかしくなかったのかもしれません。

ヴァンフォーレ甲府が天皇杯制覇。J2・18位のチームが奇跡を起こすことができた3つの要因|Jリーグ他|集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

ヴァンフォーレ甲府が天皇杯制覇。J2・18位のチームが奇跡を起こすことができた3つの要因|Jリーグ他|集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

「日本一、スゲぇ……」 奇跡を起こした選手たちに群がる報道陣の山を前に、広報スタッフが思わず漏らしたひと言が微笑ましい。2部リーグに身を置くクラブにと...

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【ヴァンフォーレ甲府が天皇杯制覇。J2・18位のチームが奇跡を起こすことができた3つの要因】
〔①早い時間の先制点〕
「延長戦も含めた120分間で、甲府が主導権を握って試合を進められたのは実質、前半の45分間だけ。しかし、言い方を変えれば、そこでの戦いはほぼ完璧なものだった。相手DFラインの背後へ送るロングボールを使って広島を後ろ向きにさせ、そこからセカンドボールを拾って、パスをつなぐ。しかも、押し込む展開を続けるなかで得た最初のCKを、見事に得点までつなげて見せた。」
「CKのボールを一度下げてからニアゾーンに進入するスペシャルプレーは、事前の練習から用意されたものだった。公式記録によれば、前半、後半、延長前半、延長後半の4つの時間帯のうち、シュート数で甲府が広島を上回ったのは前半だけ。さらに言えば、この試合で甲府が得たCKは前半の2本がすべてだ。いかに甲府が限られた自分たちの時間を有効に生かし、効率よく広島にダメージを与えたか。その事実は数字にもはっきりと表れている。」
〔②同点に追い付かれたあとの試合展開〕
「起死回生の同点ゴールで勢いづくはずの広島は、「畳みかけてこなかった」(三平)。なぜなら、広島のMFエゼキエウが同点ゴール直前のプレーで右足を負傷。広島はすでに交代枠を使い切っていたため、走れないエゼキエウを前線に立たせたまま後方でボールを動かし、時間をやり過ごすことを選んだからだ。
 延長戦に入れば交代枠がひとつ増える。そこでエゼキエウに代わる選手を投入し、延長戦勝負――。そんな先を見越した広島の判断は、しかし、甲府の選手たちを落ち着かせることにもつながった。
 時間にすれば、およそ10分程度。広島にとっては不運な時間を過ごすことになったと言うしかないが、結果が出た今となっては、勝敗を分ける10分間になったのではないだろうか。」
〔③GK河田晃兵のPKストップ〕 
「PK戦での貴重なセーブはもちろんのこと、スタジアムの空気を変えたという意味では、延長後半のビッグセーブが大きかった。1-1のまま迎えた、延長後半116分。試合時間も残りわずかで広島に痛恨のPKを献上した甲府は、もはや万事休したかに思われた。しかしその瞬間、「このまま終わらせるわけにはいかない」と河田の気持ちが奮い立ったのは、PKを与えるハンドを犯したのが、甲府在籍20年のMF山本英臣だったからだ。」
   
 奇跡を起こしたとあります。甲府さんは、日本がW杯優勝する事以上の番狂わせとメディアに書かれました。シュート数で甲府が広島を上回ったのは前半だけという事で効率よく先制できた訳ですね。同点に追いついたのに、広島さんが前掛かりに出られなかったのも運の良さがありました。そして、こういうミラクルな勝利にはよくGKのスーパーセーブがついてきますが、今回もそうでした。
 ただ、その後残念なニュースも流れました。吉田監督の退任がすぐに発表されたのです。一発勝負には強いが、リーグ戦では期待できないという判断。確かに柏でもアカデミーや強化面では抜群の力を発揮されましたが、ネル監督に替わって自分が監督に就任すると、成績は低迷し、その後違うチームでも成績はもう一つばかりでした。甲府さんとも相性が良くなかったようですね。岡山との対戦でも余り怖くなかったかな。監督も替わり、自信もついた事で来季から怖い存在になるのは確かなようです。

J2甲府関連:31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /
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カリスマの存在270

2022-10-23 00:18:06 | カリスマの存在

 リスペクトコラムです。
 つい数日前に、報道で工藤選手が病気でICUに入ったと聞き、心配しておりましたが、金曜日に訃報を知り、無念と悔しさがこみあげてきました。当ブログでも過去に重病を患い、闘病のために募金活動を紹介し、自ら募金もしました。亡くなった選手もいれば、復帰された選手もいました。工藤選手といえば、当ブログで長らくJ1柏での活躍をずっとリスペクトしており、きっとすぐに回復して復帰するんだろうと思っていましたが、まさかの逝去にただただ驚いています。まだ32歳。選手引退後は柏でコーチやって欲しいなと思っていました。現実は残酷ですね。
 追悼の気持ちも込めて、記事を書かせていただきました。当ブログにとっては、余りにも柏時代のイメージが強すぎるので、論調も使用画像(過去記事より)も柏目線になりましたが、他のクラブの皆さん、お許しください。

    
【訃報 工藤壮人選手 逝去のお知らせ】
「このたび、弊クラブ所属の工藤壮人選手が、10月21日(金)14時50分に逝去いたしました。ここに生前のご厚誼を深く感謝するとともに、謹んでお知らせ申し上げます。
■株式会社テゲバジャーロ宮崎 代表取締役社長 二村恵太 コメント
 私たちの大切な仲間である工藤壮人 が息を引き取りました。工藤選手を応援するサポーターや関係各所の皆様から、多くの励ましのメッセージをいただいたこと、クラブを代表し、御礼申し上げます。
 工藤選手はJ1で活躍し、日本代表にも選ばれるなど、非常に実績がある選手です。それにも関わらず、驕りなどは一切なく、自分のことだけでなくチームメート、クラブ、そしてサポーターのことを大切にする素晴らしい姿勢の持ち主でした。クラブスローガン「真摯」をまさに体現してくれる存在でした。そのような選手のあまりにも早い逝去は、無念で残念でなりません。
 選手、スタッフ、クラブ一同はまだ気持ちの整理ができない状況もございますが、工藤選手が宮崎に、クラブに残してくれたものを大切に引き継ぎ、精進して参りたいと思います。そして、工藤選手が信頼してくれたクラブをより良いクラブにすることで、少しでも恩返しして参りたいと思っております。工藤選手、テゲバジャーロ宮崎に来てくれて、力になってくれて、本当にありがとうございました。」

 

【訃報】工藤壮人選手 逝去のお知らせ | テゲバジャーロ宮崎-オフィシャルサイト

このたび、弊クラブ所属の工藤壮人選手が、10月21日(金)14時50分に逝去いたしました。ここに生前のご厚誼を深く感謝するとともに、謹んでお知らせ申し上げます。 ■株...

 

   
【訃報】

「工藤選手は2000年、小学4年時から柏レイソルの育成組織に加入し、U-12、U-15、U-18と9年間プレー。2009年にトップチームに昇格すると、翌2010年から主力選手としての華々しい活躍が始まりました。その年J2リーグ10得点でJ1昇格に貢献すると、翌2011年にはリーグ戦7得点でクラブ史上初のJ1リーグ制覇の立役者の一人となりました。
 さらに、2011年FIFAクラブワールドカップ出場、2012シーズンの第92回天皇杯制覇、2013年にはヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)で決勝ゴールを決めてMVPを受賞。AFCチャンピオンズリーグには3シーズン出場し、2013年にはベスト4まで進出。2013年には日本代表に選出されるなど国内外に広く認められるストライカーとなりました。
 レイソルでは2015年までプレーし、この間挙げたJ1リーグでの56得点は、クラブ史上最多記録として今なお輝いています。その後はカナダ、広島、山口、オーストラリア、宮崎と、常に挑戦し、立ち向っていく彼らしい姿勢を見せ続けてくれていました。
 昨夜からの報道や記事、SNSには、クラブの垣根を越えて日本全国のサッカー関係者やファンからの工藤選手への言葉、思い出にあふれています。実直で、心優しく、いつも笑顔で接する工藤選手の人柄が偲ばれます。サッカー選手として、一人の人間として、尊敬に値する偉大な存在でした。ここに故人の生前のご功績を偲ぶとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。」
引用:J1柏公式HP
    

 

工藤壮人からの最後のメッセージ。試練に打ち克ってきたそのサッカー人生を振り返る|Jリーグ他|集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

10月21日、J3テゲバジャーロ宮崎は、元日本代表FW工藤壮人(32歳)が同日午後2時50分に亡くなったことを発表している。同月2日に体調不良を訴え、11日に脳に髄液がたまる...

集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

 

   
 今日開催された、ルヴァンカップ決勝では、黙祷が捧げられ、ベンチに工藤選手のユニフォームが掲げられたそうです。両チームのサポーター席には工藤選手のダンマクを掲示されました。明日のJ2リーグでも黙祷があり、山口さんでも同様のシーンを目にするのかな。工藤選手が所属した豪州Aリーグの試合でも試合前に黙祷が行われ、得点シーンでは、選手達が背番号9とネームが入れられたユニフォームを掲げたとか。
J1広島公式HP該当記事:https://www.sanfrecce.co.jp/news/team/7959

【工藤選手が一番輝いていた時期】
 工藤選手がどう輝いていたか、振り返ってみます。
小学4年生からJ1柏のアカデミーに入団。柏レイソルユースでは吉田達磨氏(現J2甲府監督)の指導の下でプレー。この時代はアカデミー黄金時代であり、酒井宏樹、指宿洋史、仙石廉、武富孝介、山崎正登、比嘉厚平、島川俊郎、畑田真輝らと共にプレー。うち、仙石、山崎選手はJ2岡山に入団。2011年はレギュラーを獲得し、J1復帰即優勝に貢献。その時のクラブワールドカップでも3試合に出場し、オークランド・シティFC戦で得点。
 2012年は天皇杯でも、準々決勝、準決勝で決勝点を挙げて、クラブの37年ぶりの天皇杯優勝に大きく貢献。2013年はヤマザキナビスコカップ決勝で、決勝点を挙げて優勝。大会MVPに選出。リーグ戦でも累積警告による出場停止1試合を除く全33試合に出場し、得点ランキング5位タイの19得点を記録(カップ戦、代表戦を含めると、56試合出場29得点)。これにより、クラブ日本人最多得点記録(18得点)を更新。2014年は自身初となるリーグ戦全試合出場と、Jリーグフェアプレー個人賞受賞を受賞。2015年はクラブの歴代最多得点者を達成。過去記事を振り返ってみると、ACLで活躍していたイメージも強いです。
   
こんな動画も貼っていました。動画①動画②動画③動画④動画⑤


 J1柏では公式戦通算262試合で92ゴール28アシスト、J1広島では44試合で12ゴール2アシスト、J2山口では29試合で5ゴール1アシスト、J3宮崎では21試合で3得点を記録。山口時代に岡山にも1得点取っていますね。広島時代の柏戦に当ブログも行っています。この記事に出てきます。ちなみに柏時代のチャントは、「エキセントリック少年ボウイのテーマ」が元歌でとても耳に残るいいチャントでした。
    
 日本代表としては、13年にザックジャパンに初選出。東アジア選手権で優勝に貢献するなど4試合に出場し、2得点を記録。当ブログではこの記事によると、ブラジルW杯出場を決めた後の、ヤンマースタジアムの試合に出ていて、実は現地参戦していました。つまり、代表での工藤選手も観れていました。そして、この記事では東アジア選手権の得点シーンが残っていました。記事のリスペクトを通じて、昔の代表時代の工藤選手に再会できて良かった。
   
 早速DAZNで【追悼FOREVER9~工藤壮人~】という追悼番組(5分弱)をやっていました。時期的にどうしても広島時代以降のシーンが多かったですが、新鮮な気持ちで観れました。よく調べると、公式ツイッターで動画が公開されていたので、ご覧ください。また、クラブとサポーターグループでも追悼動画が発表されました。
DAZN公式ツイッター該当動画:https://twitter.com/i/status/1583753952419774464
J1柏公式YouTubeチャンネル「工藤壮人選手追悼スライドムービー」:https://www.youtube.com/watch?v=hEOHLrGipbE&t=90s
日立台柏熱ch「工藤壮人を忘れない」:https://www.youtube.com/watch?v=HIiriVRCFXg
   
 工藤選手がアカデミーから飛び立っていったように、工藤選手を目標にしていたアカデミー出身の選手達が今季活躍しています(公式ツイッター参照)。真家選手とか。工藤選手の意思を継いで、また次のJ戦士が出てくると思います。柏サポのダンマク「柏の育成 俺達の宝」のとおり、工藤選手は柏の宝でした。という事で誠に口惜しいですが、ご冥福を祈ります。今までありがとう。他にも情報が出てきたら、この記事に付け加えていきます。
工藤選手公式ツイッター:
https://twitter.com/masatokudo9
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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新潟・スポーツの理想郷へ30

2022-10-22 00:27:23 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 岡山サポとしては悔しいところですが、Jリーグサポとしては心からJ1昇格を祝福させていただきます。そのJ1昇格に至る新潟さんのストーリーについては後日リスペクトさせていただきます。今回はJ's LINKで見かけた素晴らしい事例を紹介させていただきます。
 新潟さんといえば、元祖総合型地域スポーツクラブの先駆者。同じ「アルビレックス」で様々な競技スポーツを手掛けられたパイオニア的存在。現在、当ブログでいう異競技交流(地域スポーツ振興)はほとんどのJクラブで展開されていますが、最初に取り組んだのは新潟さんではないかと個人的に思っています。そんな新潟さんが、次に取り組もうとされているのがパラスポーツのようです。

11月5日(土)「2022パラサッカーフェスティバル」開催のお知らせ!

11月5日(土)「2022パラサッカーフェスティバル」開催のお知らせ!

いつもアルビレックス新潟に温かいご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。このたび、11月5日(土)デンカビッグスワンスタジアムに隣接する「デンカスワンフ...

アルビレックス新潟 公式サイト|ALBIREX NIIGATA OFFICIAL WEBSITE

 

【「2022パラサッカーフェスティバル」開催】
■主催  公益社団法人日本プロサッカーリーグ  株式会社アルビレックス新潟
 ■共催  一般社団法人新潟県サッカー協会
 ■協力  新潟県障害者スポーツ協会、新潟県ブラインドサッカー協会、イビーヴェ新潟、JAPANサッカーカレッジ
 ■開催日時  11月5日(土)9:30~12:00 ※小雨決行
        9:30 開会式
        10:00 『各種パラサッカー体験会」&『パラサッカー教室』
        11:00 ウォーキングフットボール
 ■開催場所   デンカスワンフィールド(デンカビッグスワンスタジアム隣)
  ※荒天の場合は『デンカビッグスワンスタジアム・屋内走路』にて、内容を一部変更しての実施を予定しております。
 ■内容
  ・パラサッカー体験会『ブラインド(視覚障がい)』『デフ(聴覚障がい)』『アンプティ(切断障がい)』
  ・車いす体験会
  ・身体に障がいをお持ちの方を対象とした『パラサッカー教室』(※事前申し込み)
  ・歩いて行うサッカー『ウォーキングフットボール』
  ※内容は変更となる場合がございます。」
「■対象  障がいの有無、年齢、性別は問いません。  どなたでも参加できます。
 ■参加費 無料
 ■持ち物 運動ができる靴、動きやすい服装、タオル、飲み物など、必要に応じてお持ちください。」

 パラスポーツ大集合という感じですね。体験会と教室で普及活動に貢献しています。会場はスタジアムでバッチリ。当ブログでも紹介したブラサカですが、デフサッカー(聴覚障がい)、アンプティサッカー(切断障がい)と合わせて、パラサッカーというくくりになるんですね。そしてウォーキングサッカーも入っています。
 印象はあくまで「サッカー」に特化した普及活動という事で、「パラサッカーフェスティバル」になる訳ですね。パラスポーツでは、新潟さんは一番手ではないようですが、ぜひ地域スポーツのパイオニアとして、これからパラスポーツの普及をお願いしたいと思います。「アルビレックス」の名前のチーム名で各パラサッカーの競技に登場して欲しいです。
J2新潟関連: / /  /  /  / /  /  / /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

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