J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

Jリーグファミリーの資格123

2023-11-30 00:01:14 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 当ブログで昔からリスペクトしている某黄色いチームことJ1柏ですが、どうしても試合や監督人事だったり、最近はそういう話題が続いていましたが、久しぶりに社会貢献活動の取り組みを紹介できます。元々は選手による学校訪問もかなり昔からやっている、そういう分野での「老舗」クラブで、紹介事例も多かったです。今回も選手による学校訪問ですが、ちょっと付加価値が違うかなという印象です。
   
 
【酒井根小学校×柏レイソル×セーブ・ザ・チルドレン『子どもの権利』授業】

「柏レイソルとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、子どもの権利の普及啓発活動の一環として、小中高校などの各学校で教員が活用できる、子どもの権利に関する教材(アクティビティ)の開発を進めています。2023年11月28日(火)、開発中の教材を用いたパイロット授業を、柏市立酒井根小学校にて実施いたします。
 小学校6年生を対象としたこの授業には、柏レイソルトップチーム選手5名(落合 陸選手、モハマド ファルザン佐名選手、山本 桜大選手、オウイエ ウイリアム選手、熊澤 和希選手)が参加予定で、参加型のワークショップを通じて、子どもの権利について共に考えます。学校(教育委員会)、国際NGO、サッカークラブが協働し、選手と子どもたちが学校の授業の中で、子どもの権利について共に学ぶという試みは、Jリーグ・Jクラブのなかでも初の試みとなります。」
「セーブ・ザ・チルドレンは、学校で活用できる子どもの権利に関する教材(アクティビティ)の開発に着手し、現在複数の学校でパイロット授業を実施し、教員や子どもたちからの意見を聴きながら、内容検討を進めています。2022年8月には、柏レイソルU-18選手(当時)と教材を用いたワークショップをオンラインで開催し、権利についての理解を深める機会となりました。」
「■名称: 酒井根小学校×柏レイソル×セーブ・ザ・チルドレン「子どもの権利」授業
 ■授業内容:
・子どもの権利を知る ミニ・アクティビティ① 私は何の権利でしょう?(選手と子どもたちのグループワーク)
・子どもの権利を知る ミニ・アクティビティ② 『安心して話せる』って?(選手と子どもたちのグループワーク)
・柏レイソル選手からのコメント 
■実施校: 柏市立酒井根小学校(千葉県柏市酒井根1-9-2)
■参加選手:落合 陸選手、モハマド ファルザン佐名選手、山本 桜大選手、オウイエ ウイリアム選手、熊澤 和希選手」

 

お知らせ情報|柏レイソル Official Site

ニュース一覧のページです。千葉県柏市をホームタウンとする、Jリーグ加盟の「柏レイソル」の公式サイトです。試合結果、スケジュール、チケット、チーム情報をいち早くお届...

柏レイソル Official site

 

   
 セーブ・ザ・チルドレンとは2012年から連携し、社会貢献活動の重みを増しています。子どもの権利の推進のための活動を共に進めており、去年からは、「#レイソルは子どもとともに」のキャッチコピーのもと、子どもも大人も子どもの権利を知り、子どもの声がきちんと聴かれる社会づくりを目指す教材作りへの支援を行ってきました。
 よく「子ども達に夢を」というキャッチフレーズを複数のJクラブで目にしますが、柏の取り組みは更にその上を行くもので、しっかり目標も定めたレベルの高い取り組みだと思われます。単に子ども向けのイベントをやるだけとか、事業の対象を子ども対象するだけの取り組みとはちょっと違いますね。
 選手が子供たちに混ざってグループワークをするというのが素晴らしいと思います。選手の講義を聞く、サッカーで遊ぶ、一緒に給食を食べるという取り組みではなく、課題について一緒に考えるというもので、他クラブでもほとんど見た事がありません。Jクラブで初めての試みとありましたね。

 そんな柏ですが、前節鳥栖さんとドローになり、最終節でも何とか残留できそうです。ただ、今季でなければJ2に降格していた順位なので、大いに反省しないといけませんね。最終節となる今節も大事ですが、いよいよ来週に迫ってきた天皇杯決勝に注目です。おっと、何かメールが来たぞ。
カリスマの存在」カテゴリ以外のJ1柏関連:76 /  75 / 74 / 73 / 72 / 71 / 70 / 69 / 68 / 67 / 66 / 65 / 64 / 63 / 62 / 61 / 60 / 59 / 58 / 57 / 56 / 55 / 54 / 53 / 52 / 51 / 50 / 49 / 48 / 47 / 46 / 45 / 44 / 43 / 42 / 41 / 40 / 39 / 38 / 37 / 36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  
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行政の支援62

2023-11-29 00:01:06 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 昨日の報道で一斉に岡山市の新アリーナ計画について、現在の状況が流れました。この話も長くなりましたね。最初はシーガルズアリーナ構想で、SPOC機構を中心に協議をスタートし、何とか市長レベルまで来ましたね。でも県の負担を求めたところ、そこで話が止まってしまいました。他の県でも同じような話がありますが、岡山でもB.革新イヤーを前にしんどい袋小路に入っている印象です。メディア報道を順番に見てみましょう。
  
【新アリーナ総事業費145億円】
「岡山市は27日、市内を拠点とするプロスポーツ3チームを支援するため、市営住宅跡地(同市北区野田)へ整備を検討している新アリーナの基本計画素案を発表した。物価高騰などを加味したアリーナ本堤の整備費は約118億円で、昨年の基礎調査時に算出した約80億円から増加。周辺施設なども含む総事業費は概算で計約145億円と試算した。」
「VIP室やラウンジも備える。施設面積は基礎調査から2300平方㍍拡大して約1万3300平方㍍としている。隣接する北長瀬未来ふれあい総合公園につながる歩行者用のペデストリアンデッキの建設も計画。映像設備と合わせた整備費は概算で約27億円とした。
 本体部分は民間施工による3都市のローコスト事例を示し、記者会見した大森雅夫市長は『これらも参考に検討する』と述べた。
 経済波及効果についても改めて算定。20年間の効果額は県全体で約910億円で、市内が約64%の約580億円、市外が約36%の約330億円。基礎調査時の市内約43%、市外約57%から逆転した。」
引用:山陽新聞

 やはり予算が増えましたね。五輪や万博などハコモノはいずれもそういう傾向にある印象を持ちます。よく読むと隣の公園とつなげる移動通路も計画されているようですが、経費削減を主張する場合はこういう部分が本当に要るのかも論点に入るかもしれません。民間施工による3都市のローコスト事例が気になりますね。どこなのでしょうか。経済効果も市外の方が大きいと試算していますが、内容の数字は本当のところどうなのかと。

岡山市が新アリーナの基本計画素案を発表 メインアリーナの観客席は5000席以上 | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送

岡山市が新アリーナの基本計画素案を発表 メインアリーナの観客席は5000席以上 | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送

 岡山市が北区野田の市営住宅跡地に整備を検討している新しいアリーナについて、27日、基本計画を明らかにしました。 素案では、バレーボールコート3面分のメインアリーナ...

KSB

 

【岡山市が新アリーナの基本計画素案を発表 メインアリーナの観客席は5000席以上】
「岡山市が北区野田の市営住宅跡地に整備を検討している新しいアリーナについて、27日、基本計画を明らかにしました。素案では、バレーボールコート3面分のメインアリーナや2面分のサブアリーナなどを整備します。
 メインアリーナに5000席以上の観客席を設けるなどして、各プロスポーツの上位リーグの参入条件を満たすようにします。イベント会場や災害時の一時避難施設としても活用します。」
「新アリーナを巡っては、岡山市が岡山県に対して財政負担などを求めてきましたが、県が市の説明不足を指摘するなどしていてすれ違いが生まれています。市は、2023年12月中には具体的な見解を示してほしいと件に求めています。」
「大森市長は27日の会見で、「県の都市公園整備などの事業について、市が一律50%の負担をすると定めている県の条例を見直すよう求めたい」と話しました。
 岡山市議会のまとめによると、岡山県以外の都道府県で、条例や内規で市町村に一律に負担を定めているのは、愛媛県や岩手県など7県です。国の補助を受けた事業の負担割合はいずれも10%から20%でした。」

 観客席数は5千人ですか。各プロスポーツの上位リーグの参入条件を満たすようにするとありますが、バスケではBプレミア基準(平均4千人以上)、バレーではSVリーグ基準(ホームゲーム数の80%以上を5000名以上入場可能なホームアリーナで開催する事)になりますね。また、イベント会場としてコンサート使用も意識したというのはいいですね。あとは負担率の問題ですか。市の主張は1割から2割負担がスタンダードですよという事ですか。
   
【新アリーナ基本計画公表 岡山市 費用負担「12月中に県見解を」】
「新アリーナの計画を巡っては、市と県で議論の進め方や経済波及効果の算出方法などで意見が対立し、大森市長と伊原木知事両トップの協議の実施も暗礁に乗り上げている。市は11月中旬、県環境文化部に基本計画を説明し、12月末までにアリーナ事業のあり方や費用負担への見解について回答を求めたという。」
引用:読売新聞

 市と県のせめぎ合いですが、どうなるのでしょうか。両首長の感情論が入っていなかったらいいのですが。あと、当ブログとして、またしても指摘するのが市民・県民不在という点。建設についての署名運動、募金運動がありません。市民のためのアリーナではなく、行政が自分達のために作ろうとしているようにも映ります。まだ遅くありません。募金運動を始めましょう。たぶん、金額はそれほど集まらないでしょう。そういう県民性ですから。でもそういう形を取るべきです。「あのアリーナに募金したんでぇ」と次の世代に自慢できるので。次のニュースの時は少しは話が進展しているのでしょうか。
岡山市新アリーナ構想関連⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230620
      〃        ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230319
      〃        ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230427
      〃        ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20221203
      〃        ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220216
      〃        ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211209
      〃        ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200912
岡山市新スタジアム構想関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230427
#がんばろう日本

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倉敷からVリーグ!倉敷アブレイズ21

2023-11-28 00:01:02 | 倉敷アブレイズ

 リスペクトコラムです。
 前回の紹介記事の中の鈴木監督のコメントに「かつて倉敷にはVリーグ男子の旭化成だけでなく、倉敷紡績(現クラボウ)もあった。バレーボールが強かった倉敷を取り戻すきっかけになっていきたい。」というのがありました。てっきり、倉敷でのそういう存在は男子バレーの旭化成さんと思っていましたが、えっ女子チームにもそういう存在があった、しかも国内屈指の名門だったとビックリしました。という事で調べてみました。ほとんどがウィキペディア情報になりましたが。
    
【旧クラボウバレーボール部】
・ホームタウン    岡山県倉敷市
・創設年  1929年以前
・廃部年  1991年
・所属リーグ      日本実業団バレーボールリーグ
・チーム所在地    岡山県倉敷市寿町

 クラボウバレーボール部は、岡山県倉敷市を本拠地に活動していた、倉敷紡績の女子バレーボールチーム。昭和23年(1948年)に倉敷紡績万寿工場女子チームとして全国大会デビュー。昭和25年(1950年)に全日本実業団選手権及び国体で優勝、昭和27年(1952年)の第1回全日本都市対抗選抜優勝大会(現:黒鷲旗全日本選手権)で倉敷市代表として出場し初代優勝チームとなった。昭和29年(1954年)に万寿から倉敷に改称。昭和34年(1959年)再び3大会制覇。
 昭和30年代初頭に日本のバレーボール界で6人制が導入され、大会やチームが6人制を始めたが倉敷紡績は9人制を重視したために次第に勢いを失い、弱体化が進んだ。その後、紡績業界の停滞のため倉敷紡績の他の工場チームが倉敷工場チームに集約され昭和61年(1986年)に倉紡倉敷がクラボウに改称されたが、なおもチームは低迷を続け、平成3年(1991年)に倉敷工場閉鎖とともに廃部となった。

 女工さん達のチームから始まったクラボウは昭和30年代にチームは通算14の全国タイトルを獲得し名選手も輩出。日本代表選手も白井貴子選手(岡山市出身、日本人女性で初めてバレーボール殿堂入り)など何人も輩出。名門中の名門だった時代があったようです。という事で、素晴らしいチームがかつて倉敷にあったようですね。こちらのブログに詳しく載っていました。名門倉敷の復活を目指して、アブレイズには頑張って欲しいですね。旭化成さんの分も。
 そして昨日ですが、アブレイズがまた勝ったようです。2連勝ですね。3部リーグとはいえ開幕2連勝というのは誇らしい事ですね。シーガルズの方も同じく昨日、やっと1勝を挙げたようですが、今季昇格した最下位のアランマーレさんでした。また山陽新聞の記事をリスペクトしてみます。

【アブレイズ開幕2連勝】(倉敷3 25-22:25-23:14-25:25-21 三重1)
「アブレイズは第1セットを19-21から逆転でものにすると、序盤にリードされた第2セットも25-23で奪った。第3セットは落としたが、第4セットはレフト田部やセンターのロウメイらが確実に得点を重ね、試合を決めた。」
「思い切った策だった。中盤までに大差をつけられた第3セットは、集中が切れたように映った先発メンバーの大半をベンチに下げた。「次のセットを取りにいくことにした」(鈴木監督)と気持ちの切り替えを促したのが効いた。」


 これで開幕2連勝。順位表を観ると、倉敷が首位です。首位というのは岡山のトップチームを見渡してもなかなか拝めない位置。2勝が2チーム、2敗が2チーム。そして、次の週末はその2勝チーム同士の試合になります。相手はカノアラウレアーズ福岡さん。去年専用練習場に見学に行った時に、練習試合で来られていました。ぜひこの週末も勝って、首位を固めましょう。ちょっとだけ心配しているのが勢いのぶれ。トライフープ岡山も最初のシーズンの序盤に勝ちまくっていましたが、その後勢いがしぼみました。倉敷はそうならないように頑張って欲しいです。
#がんばろう日本

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チャリティー活動の実施について

2023-11-27 00:01:53 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 今季J1で活躍され、ルヴァン杯王者になった福岡さんが、国際親善試合を実施するとのニュースが流れました。最初は夏によく実施される他のJクラブのような国際親善試合で、クラブ主催なのかなと思いましたが、よく読むとルヴァン杯王者というキーワードが付いていたので、優勝チームの特権なのかなと認識。国際親善試合のカードで、いつも出てくるJ1有力クラブではなく、目新しいクラブ名なのでちょっとうれしかったですね。
   
【~ウクライナの被災者を支援するチャリティーマッチ~ 「FCシャフタール・ドネツク vs. アビスパ福岡」】
 ウクライナ・プレミアリーグ優勝チーム vs. 日本・ルヴァン杯優勝チーム
 アビスパ福岡は、ヨーロッパチャンピオンズリーグの常連であり、ウクライナ・プレミアリーグで14回優勝しております「FCシャフタール・ドネツク」と、チャリティーマッチを開催することとなりましたので、お知らせいたします。
 背景と致しまして、ロシアのウクライナ侵攻以来、オフィシャル・プレミアムパートナーであるAPAMANグループは、全国賃貸管理ビジネス協会および国連と共に、ウクライナ避難民などへの支援を継続されており、この度チャリティーマッチを日本で開催することとなりました。
 本チャリティーマッチは、フットボールを通じてウクライナへの支援を全世界へ発信すると共に、同マッチの売上から経費を引いた利益の全額を、ウクライナの復興支援のために寄附することを目的に開催されます。また、試合当日は日本へ避難されているウクライナ避難民の皆さんを招待する予定です。」
〔チャリティーマッチ概要〕
「1.目 的
 スポーツを通じてウクライナ支援を国内外へ発信し安心・安全な世界作りに貢献いたします
 2.主 催
 公益社団法人日本プロサッカーリーグ・公益財団法人日本サッカー協会・ウクライナ支援協議会・全国賃貸管理ビジネス協会・APAMAN株式会社
 3.主 管
 公益財団法人東京都サッカー協会・アビスパ福岡株式会社
 4.後 援
 国連(IOM)・福岡市(予定)
 5.日 時
 2023年12月18日(月) 19時キックオフ(17時開場予定)
 6.会 場
 国立競技場 (東京都新宿区霞ヶ丘町10−1)
 7.対戦カード
 FCシャフタール・ドネツク(ウクライナ) vs. アビスパ福岡」

 

~ウクライナの被災者を支援するチャリティーマッチ~ 「FCシャフタール・ドネツク vs. アビスパ福岡」開催のお知らせ

特設ページはこちら https://ukrcharitymatch.org/ ウクライナ・プレミアリーグ優勝チーム vs. 日本・ルヴァン杯優勝チーム アビスパ福岡は、ヨーロッパチャンピオンズリー...

アビスパ福岡公式サイト | AVISPA FUKUOKA Official Website

 
ウクライナ復興支援チャリティーマッチ

ウクライナ復興支援チャリティーマッチ

APAMANグループは2022年ロシアのウクライナ侵攻以来、業界団体や関係各所と協力し、義援金の募集、避難民への住宅無償提供などの支援を行ってまいりました。この度、ウクラ...

 

 

 相手はウクライナのチーム。しかもチャンピオンズリーグの常連の強豪というのはいいですね。試合興行の売上から経費を引いた利益の全額を、ウクライナの復興支援のために寄附し、試合に日本へ避難されているウクライナ避難民の方々を招待されるとか。素晴らしいですね。Jリーグやるじゃないかと。
 最近ではガザ情勢のニュースが増えたため、ウクライナ情勢のニュースがやや露出が少なくなっている印象がありますが、このチャリティーマッチで改めて、ウクライナ情勢をみんなで考えるきっかけになったらいいですね。クラファンも始まったようです。
   
【アビスパ福岡がウクライナ復興支援へCF開始…12月慈善試合、返礼品にサイン色紙など】
「J1福岡とウクライナの強豪シャフタル・ドネツクのチャリティーマッチを前に、同国の復興支援につなげるクラウドファンディング(CF)が20日、スタートした。福岡が発表した。
 CFは、当日会場で応援できない人たちにも支援の輪に加わってもらうのが狙い。目標金額は3000万円で来月30日まで募る。CFで集まった資金はチャリティーマッチの収益と同様、経費を除いてすべてを復興支援に充てる。
 出資者にはリターン(返礼品)として、両クラブの選手のサイン色紙、サイン入りのTシャツやユニホームなどのグッズのほか、試合当日のピッチサイドでの練習見学などのプランが準備されている。」

 

アビスパ福岡がウクライナ復興支援へCF開始…12月慈善試合、返礼品にサイン色紙など

【読売新聞】 12月18日に国立競技場で行われるサッカー・J1福岡とウクライナの強豪シャフタル・ドネツクのチャリティーマッチを前に、同国の復興支援につなげるクラ...

読売新聞オンライン

 

【クラウドファンディング】
「【応援サポーター募集】 ウクライナ復興支援の為のチャリティーマッチ
 Webオープン:2023年11月20日(月) AM10:00
 URL  :https://www.makuake.com/project/avispa_charity/
 サイト内にクラウドファンディングの目的や背景、支援期間などが記載されています。リターン品はチャリティーマッチを記念して製作された「限定オリジナルTシャツ」や「選手サイン入りグッズ」、「アクティビティ」など両クラブチームの協力のもと、貴重な品々をご準備しております。」

 

FCシャフタール・ドネツク vs. アビスパ福岡~ウクライナの被災者を支援するチャリティーマッチ~クラウドファンディング開始のお知らせ

ヨーロッパチャンピオンズリーグの常連であり、ウクライナ・プレミアリーグで14回優勝しております「FCシャフタール・ドネツク」との2023年12月18日(月)開催のチャリ...

アビスパ福岡公式サイト | AVISPA FUKUOKA Official Website

 

 このクラファンは福岡さんの主催の様子。福岡さんはクラファンに慣れたようで、2020年から何度かされています。コロナ禍の時期にもあり、スポンサー企業と地元金融機関によるクラファンもされており、今回チャリティーでの実施も素早くされたのかな。
 ちなみに今回、ルヴァン杯王者の特権として試合出場になったようですが、そういえばコロナ禍前まで南米チームとやっていたのを思い出しました。そういえば最近無いなと。調べてみました。
 2007年以後の優勝クラブは次年度にCONMEBOLスダメリカーナの優勝クラブと対戦していましたが、2020年から中止となっていました。コロナ禍で中断していたのか。ちなみに当ブログでもJ1柏が出場した試合のレポ記事がありました。まぁ今回の試合もチャリティー色が強く、素晴らしい大会です。公共財にふさわしい事業だと思います。TV中継もあると思うので、ぜひTV観戦したいと思います。
J1福岡関連: /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  / 
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倉敷からVリーグ!倉敷アブレイズ20

2023-11-26 00:01:45 | 倉敷アブレイズ

 リスペクトコラムです。
 今日、V3リーグ開幕です。今朝の山陽新聞朝刊の「特集」欄に倉敷アブレイズの全面記事が掲載されて、今季にかける意気込みが伝わってきました。発足5年目で念願の参戦、きょうV3開幕。紙面では今日26日、三重県でアルテミス北海道、ヴィアティン三重との開幕2連戦。「CHALLENGE MY LIMIT」をスローガンに初代女王の座に挑むとあります。まずは紙面の内容をリスペクトしてみましょう。
   
【倉敷アブレイズ 旋風巻き起こせ 守備、機動力生かし戦う】
「中学、高校でバレーボールに打ち込んだ鈴木監督が『女子選手の受け皿に』と2019年に立ち上げたチームは粘り強い守りからペースを握る。社会人のリーグ戦を通じて力を蓄え、昨夏の全日本6人制クラブカップ選手権は16強入り。着実に実績を積み上げてきた。競技力だけでなく、農業のボランティア支援など地域貢献活動も評価され、昨秋にVリーグ参入を認められた。」
「倉敷アブレイズ 鈴木秀生監督が社長を務める建設業の秀栄システムテクノ(倉敷市南畝)を運営母体に2019年3月に実業団チームとして発足。倉敷市の専用体育館を拠点に活動し、昨秋V3に参入できるライセンスを交付された。現在、全選手16人が働きながら競技に打ち込む。」
「鈴木秀生監督インタビュー

『かつて倉敷にはVリーグ男子の旭化成だけでなく、倉敷紡績(現クラボウ)もあった。バレーボールが強かった倉敷を取り戻すきっかけになっていきたい。ようやくそのスタートラインに立てた。』」
引用:山陽新聞
 

 

V3女子倉敷アブレイズ初白星 アルテミス北海道に3―0:山陽新聞デジタル|さんデジ

 今季新設のバレーボールV3女子は25日、三重県で開幕し、倉敷アブレイズはアルテミス北海道を3―0で破り、Vリーグ初白星を挙げた。...

山陽新聞デジタル|さんデジ

 

 そして今日の試合です。勝ちました! アウェー戦となったアルテミス北海道さんに3-0で快勝です。シーガルズが今季全敗(今日も負け)だった分、うれしいですね。正直接戦かなと思っていましたが、やりましたね。26日の山陽新聞朝刊からリスペクトします。
   
【アブレイズ 夢舞台で1勝】
「倉敷アブレイズは北海道との開幕戦を3-0で制し、白星発進した。アブレイズは粘り強い守備でリズムをつくり、レフト田部やセンター、ロウメイらが得点。第1、第2セットをともに25-21で奪うと、第3セットは序盤に4連続ポイントを挙げるなどリードを広げ、ストレート勝ちした。」
「けん引役は小柄なエース田部だ。170㌢の体をしならせて鋭いスパイクを放ち、両チーム最多の21得点をマーク。ミスで失点した第2セット最終盤ではサイドライン際を打ち抜き、嫌なムードを振り払った。」
「チームが強みとする守備も光った。リベロ高橋らが気迫十分にボールを拾い、得点を許さない。」 

【倉敷アブレイズの試合日程】
・11/25(土) 13:00 / アウェー北海道戦 / 三重大会(鈴鹿市)
・11/26(日) 14:00 / アウェー三重戦  / 三重大会(鈴鹿市) 
・12/2(土) 14:00 / ホーム福岡戦   / 倉敷市・水島緑地福田公園体育館(福田公園体育館)
・12/3(日) 14:00 / ホーム三重戦   / 倉敷市・水島緑地福田公園体育館(福田公園体育館)
・1/6(土) 15:00 / アウェー福岡戦  / 福岡大会(田川市)
・1/7(日) 15:30 / アウェー三重戦  / 福岡大会(田川市)
・1/27(土) 15:00 / アウェー北海道戦 / 札幌大会(札幌市)
・1/28(日) 11:00 / アウェー福岡戦  / 札幌大会(札幌市)
・2/3(土) 11:00 / ホーム北海道戦  / 井原市・井原市井原体育館(井原体育館)
・2/4(日) 11:00 / ホーム三重戦   / 井原市・井原市井原体育館(井原体育館)
・2/11(日) 16:00 / アウェー福岡戦  / 福岡大会(田川市) 
・2/17(土) 15:00 / アウェー北海道戦 / 札幌大会(札幌市)
・2/18(日) 11:00 / アウェー福岡戦  / 札幌大会(札幌市)
・2/24(土) 15:00 / アウェー三重戦  / 三重大会(鈴鹿市)
・2/25(日) 12:00 / アウェー北海道戦 / 三重大会(鈴鹿市)

 うーむ、ホーム試合4試合しかありませんね。しかも倉敷での試合は2試合のみ。かなり貴重です。来週の週末のあとは2月に2試合、しかも井原市です。監督の話では井原市もサブホームのような存在だとか。トライフープの津山みたいな感じですね。という事で、読者の皆さん、来週は福田公園に行きましょう! 特に倉敷市民さん。
 ここで、クラブから発表されているホーム開幕倉敷大会の情報をリスペクトしてみましょう。さすがアブレイズさんという内容もありますよ。
       
【Vリーグ2023-2024 V3 ホームゲーム】
「第1戦は2023年12月2日(土)14:00~水島緑地福田公園体育館で、カノアラウレアーズ福岡と対戦します! また、アリーナライブゲストパフォーマーとして、中西圭三さんが来場されます。ホームゲームは無料で観戦できますので、皆様、是非お越しください! 選手に熱い応援をよろしくお願いいたします!!!」
「概要
【第1戦】
 2023年12月2日(土)14:00~ 水島緑地福田公園体育館 VSカノアラウレアーズ福岡
 中西圭三さんが来場(アリーナライブゲストパフォーマー)
【第2戦】
 2023年12月3日(日)14:00~ 水島緑地福田公園体育館 VSヴィアティン三重
 Lugz&Jeraさんが来場(アリーナライブゲストパフォーマー)」

 

Vリーグ2023-2024 V3 ホームゲームのご案内

倉敷アブレイズ 公式WEBサイト

 

 びっくりしました。あの中西圭三さんが来場するとは。岡山県出身のアーチストとして、長年ファジアーノの試合に来てくれたらいいのにとずっと思っていた方。ファジには出場せずにアブレイズに来てくれました。やはり「倉敷」力なのか、鈴木社長のネットワーク力なのか。中西さんは倉敷市生まれで灘崎町出身。実は当ブログの高校の先輩(お会いした事はないですが)なので、かなり馴染み感が強いです。
 Lugz&Jeraさんは高梁市出身で、昔のシャルムの試合で馴染みがあります。確かチームのテーマ曲を作ったのでは。自主開催ライブも実施され、高梁を中心に活躍されています。という事で、皆さん、福田公園でお待ちしております。
#がんばろう日本

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アジアに勝て19

2023-11-25 00:13:18 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 今回から秋春制となったACLですが、その次のシーズンの概要がJリーグから発表になりました。シーズンが秋春制になっただけでなく、ディヴィジョンも変わるようです。その昔はACLに自動的に日本から4チームが出場していましたが、いつしか4チーム目はプレーオフから出場に変わっていき、今回また新しいルールになるようです。

2024-25シーズンのAFC大会にJリーグから4クラブが出場! 神戸と横浜FMは確定、天皇杯王者はACLE、3位はACL2の可能性 - 超ワールドサッカー!

2024-25シーズンのAFC大会にJリーグから4クラブが出場! 神戸と横浜FMは確定、天皇杯王者はACLE、3位はACL2の可能性 - 超ワールドサッカー!

超ワールドサッカー!

 

【2024-25シーズンのAFC大会にJリーグから4クラブが出場! 神戸と横浜FMは確定、天皇杯王者はACLE、3位はACL2の可能性】
「Jリーグは23日、2024-25シーズンのアジアサッカー連盟(AFC)の大会に出場するクラブの枠を発表した。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は今シーズンから年を跨いでの開催となり、2023-24シーズンに変更。」
「2024-25シーズンからはAFCの大会が大幅に変更となり、ACLとAFCカップがAFCチャンピオンズリーグ エリート(ACLE)、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)、AFCチャレンジリーグ(ACGL)の3つの大会に分かれることとなる。ヨーロッパでいうところの、チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)という座組みだ。
 その中で、東地区と西地区のリーグランキングを基に出場枠が決まり、日本は現在東地区の1位。2023-24シーズンはACLに本大会3クラブ、プレーオフに1クラブという枠だったが、2024-25シーズンはACLEに3クラブ、ACL2に1クラブが出場することとなる。なお、プレーオフはない。また、2025-26シーズンは2023-24シーズン終了後のAFCランキングで出場枠が変更となり、東地区2位になった場合は、ACLEに2クラブとプレーオフに1クラブ、ACL2に1クラブという枠になる。
 2024-25シーズンの4つの枠の割り振りに関しては、J1優勝クラブ、天皇杯優勝クラブ、J1の2位クラブがACLEに出場。ACL2にはJ1の3位クラブが出場することとなる。また、J1の上位3クラブと天皇杯優勝クラブが重複した場合は、J1の4位クラブがACL2に出場し、3位クラブがACLEに出場することとなる。なお、2023-24シーズンのACLでJリーグクラブが優勝した場合は、1枠目としてACLEに出場。J1の3位クラブは出場権を失うこととなる。」

 ACLとAFCカップがACLE(AFCチャンピオンズリーグ エリート)、ACL2(チャンピオンズリーグ2)、ACGL(チャレンジリーグ)の3つの大会に分かれるようです。欧州でいうCLとELのようだという事ですが、アジアにも欧州リーグのような第2層、第3層のリーグを作ろうとしている訳ですね。それにしても第3層の「ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)」は当ブログとしては馴染み薄だったなと。せっかくなのでちょっと調べてみました。
  
【ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(UECL)】
 
UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグに次ぐ、ヨーロッパのクラブサッカーの第3層の大会。2018-19シーズン以降のUEL(ヨーロッパリーグ)に直接参加するクラブのうち、UEFAランキング16位以下の国内カップ戦王者、UEFAランキング1位~4位の国内リーグ6位のクラブ、UEFAランキング5位の国内リーグ5位のクラブとUEFAランキング7位以下で国内リーグ成績により出場権を得ていたクラブが、2021-22シーズン以降は、UELの代わりにUECLに出場。また、同じ年度のUCL(チャンピオンズリーグ)の予備予選・予選1回戦敗者とUELの予選3回戦・プレーオフ敗者、グループステージ3位のクラブも本大会に合流。

 うーむ、第2層の欧州リーグまでと思っていたら、第3層のリーグがあったのですね。ちょっと認識不足でした。今回AFCも欧州に追い付けとばかりに頑張っているのかな。でも、今までは4番目の参加チームはプレーオフからにしろ、本戦(第1層)に出れる訳ですが、新しい大会形式によると4番目のチームは第2層(ACL2)のリーグ戦への出場であって、第1層のACLに出られない。本当にそれで良かったのかな。
 まあ、欧州も3つの層大会ありきで、自国リーグでの順位を上げられなかったから、下の層大会に出ざるを得ないと。アジアも3つの層大会ありきになると考えたら、J1リーグ3位はACL2になる。何年かしたら、リーグ戦の中で、3位もしくは4位は、プレーオフ無しでアジアで戦えるという価値観になってくるのでしょう。そのうち、ACL2も枠が増えたら、リーグ4位もしくは5位までチャンスが出てくるとなれば、これも良しか。あとはJリーグが秋春制を導入するかどうかですね。

 最近、ふと思うのがもし日本で秋春制が導入したら、降雪地クラブが出場している場合、どういう事になるのかという点。現在出場している4チームは横浜、甲府、川崎、浦和で降雪地クラブは無さそう(甲府さんも大丈夫かな)。これが札幌さんが出場していて、さぁホーム戦となった時にどうなるのかなと思います。やっぱ東京会場になるのかなと思ってみたり。
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1年で上へ27

2023-11-24 00:01:02 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 タイミングが遅くなりました。当ブログでもよく取り上げた金沢さん、残念ながらJ3へ降格となりました。頑張っておられたんですがねぇ。成績は上手く上げれなくても、クラブの事業内容は、この記事にあるように付加価値の高いものでした。地域に根差した立派なクラブだと個人的に思っています。地元岡山のホーム最終戦で見せた、J2最下位とは思えない戦いっぷりは見事だったと思っています。
 J3降格に際して、ネットでいろいろ金沢さんに関する情報を収集しましたが、当ブログ好みの情報はなぜか少なったですね。今回の降格劇が何となく淡白な印象でした。
   
【J2金沢の最下位とJ3降格が確定…柳下正明監督「(進退は)最終節に言います」】
「ツエーゲン金沢は、2-2で9位の大分トリニータに引き分けた。12戦未勝利となり、リーグ最下位とJ3降格が確定。最後まで気迫のプレーを見せて会場を沸かせたが、8月6日以来の白星を挙げることは出来なかった。試合後、ゴール裏サポーターに挨拶すると、大きな拍手と声援が送られた。」
「J3降格が確定したが、クラブ側からの説明や挨拶、取材対応は無し。記者会見で進退について問われた柳下正明監督は『辞任して責任が取れるとは思っていない。(進退については)最終節に言いますが、こういう状況で今シーズンを最後までやらせてもらい、クラブには感謝している。結果を出せずに申し訳ないと思っています』と振り返った。」

 

J2金沢の最下位とJ3降格が確定…柳下正明監督「(進退は)最終節に言います」 : スポーツ報知

 ツエーゲン金沢は、2-2で9位の大分トリニータに引き分けた。12戦未勝利となり、リーグ最下位とJ3降格が確定。最後まで気迫のプレーを見せて会場を沸かせたが、8...

スポーツ報知

 
 

ツエーゲン金沢を応援してくださっている皆様へ|ツエーゲン金沢 公式サイト

日頃よりツエーゲン金沢に対して熱いご支援・ご声援をいただき、誠にありがとうございます。昨日行われました明治安田生命J2リーグ第41節の結果を受けて、J3リーグへの降格...

ツエーゲン金沢 公式サイト|挑戦を、この街の伝統に。

 

 磐田さんでJ1の3大タイトルで2度の優勝という、立派な実績がある柳下監督が率いておられたので、金沢さんは調子を上げて行くのかなと思っていましたが、現実は厳しかったですね。長期政権となった金沢時代の7期はすべて2ケタ順位でした。今季は開幕4連敗と苦しみ、3度の4連敗と1度の5連敗を喫しました。柳下監督は堅守を生かして、簡単にボールを失わない粘り強いスタイルで安定したサッカーを展開してきたとありましたが、今回退任されました。
   
【ツエーゲン金沢J3降格 経営悪化おそれ 入場料減収、戦力維持課題に 柳下監督「7年間良い思い出」】
「J1、J2よりも収益規模の小さいJ3では、入場料収入やスポンサー収入が減少し、経営環境が悪化するおそれもある。来年2月には、クラブが新たに本拠地とする金沢スタジアムが供用開始となるため、整備を進めた金沢市も動向を注視する。」
「チームは今季、序盤から低迷。J2に昇格した2015年以降、初の降格となった。J3は上位リーグと比べ、収益規模が小さく、総売上高はJ2の3分の1ほどだ。Jリーグの発表では、22年度のスポンサー収入のクラブ平均は、J2が8億4600万円に対し、J3は3億5800万円。入場料収入の平均もJ2が1億7500万円に対し、J3は5200万円だった。」
「ツエーゲンも来季、戦力維持と収入減少のバランスを取りながらのかじ取りが求められる。運営会社の米沢寛社長はシーズン報告会で株主に協力を求め、『チームを安定的に支えるためにも、この財政難に立ち向かいたい』と強調した。ツエーゲンの今後に、金沢市も関心を寄せる。市が約82億円かけて整備を進める金沢スタジアムが、来年からホームとなるためだ。
 スタジアムは天然芝で、年間利用日数は60日ほどと想定。うち約20日がホーム戦に使われる。チームの運営会社も共同事業体として指定管理者に加わっており、施設の利用促進に向け、大きな役割を担う。市の担当者は『歴史あるプロチームとしてのノウハウがあるはず。自主事業を積極的に行うなどして盛り上げてほしい』と話している。」

 

ツエーゲン金沢J3降格 経営悪化おそれ 入場料減収、戦力維持課題に 柳下監督「7年間良い思い出」 

【読売新聞】 サッカー・ツエーゲン金沢は今季、J2リーグを22チーム中最下位で終え、J3降格が決まった。J1、J2よりも収益規模の小さいJ3では、入場料収入やス...

読売新聞オンライン

 

 J2沼もあるでしょうが、J3沼というのもあると思います。元J1の山雅さんしかり、J1に近づいた北Qさんしかりですね。大分さんのようにすぐにJ2に復帰されたクラブもありますが、讃岐さん、鳥取さん、富山さん、岐阜さんなど地元岡山に存在が近かったクラブがなかなかJ2に戻ってこられません。
 そして、J3シーズンとなる来季、金沢さんにとって大きな出来事があります。それは新スタジアムの使用開始です。当ブログが昔から口にする「新スタジアムになると成績が大きく低迷する」というジンクスがあります。北Qさん、ガンバさん、京都さん、長崎さんなどなど。例外の広島さんという存在もありますが。ネーミングライツがゴーゴーカレーさん。岡山の店舗にもたまに食べに行きますよ。
   
【24年2月誕生の金沢スタジアム、愛称は「金沢ゴーゴーカレースタジアム」】
「ゴーゴーカレーグループは18日、金沢市が新たに供用を始める『金沢スタジアム』のネーミングライツ(命名権)優先交渉者に選定されたと発表した。愛称は『金沢ゴーゴーカレースタジアム』で、契約期間は併用開始から5年間。命名権料は年額3,111万円。
 金沢スタジアムは、石川県金沢市磯部町の金沢城北市民運動公園内で金沢市民サッカー場を再整備している。地上4階建、延べ床面積1.9万m2で、収容人数は約1万人。北陸初のJリーグ規格を満たすフットボール専用スタジアムとして9月末に完成し、24年2月ごろの併用開始を目指す。来シーズンからは、J2・ツエーゲン金沢の本拠地となる予定。」

 

24年2月誕生の金沢スタジアム、愛称は「金沢ゴーゴーカレースタジアム」

ゴーゴーカレーグループは18日、金沢市が新たに供用を始める「金沢スタジアム」のネーミングライツ(命名権)優先交渉者に選定されたと発表した。愛称は「金沢ゴーゴーカレー...

Impress Watch

 
 

ツエーゲン金沢 新ホームスタジアム登録名称決定のお知らせ|ツエーゲン金沢 公式サイト

この度、ツエーゲン金沢のホームスタジアムとして2024年より使用を予定している金沢スタジアムの登録名称が、下記の通り決定しましたのでお知らせいたします。 登録名称に...

ツエーゲン金沢 公式サイト|挑戦を、この街の伝統に。

 

J2金沢公式HP「スタジアム」ページ:https://www.zweigen-kanazawa.jp/kanazawa_studium/tour.html

 略称は「ゴースタ」になるのかな。正式な名称は「金沢城北市民運動公園」で北陸初のJリーグ規格を満たすサッカー専用スタジアムだそうです。写真を観ると、ホーム側のゴール裏に客席が設置されてなく、違和感を少し感じましたが、これはJ2仕様でJ1に昇格したらもう1面増やして1万5,000人にする方針との事。市の予算(総工費約80億円で格安)の都合もあってこの規模に落ち着いたそうです。
 さあ金沢さん、ぜひ1年でまたJ2に戻って来て欲しいと思います。新しいホームスタジアムのゴースタで、J2再昇格を決めてください。そういえば、B3リーグでも金沢武士団さんも最下位でもがいています。頑張ってください。
J2金沢関連⑪:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230425
  〃   ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230323
  〃   ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230121
  〃   ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230120
  〃   ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220730
  〃   ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220319
  〃   ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210716
  〃   ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210415
  〃   ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210303
  〃   ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141118
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Jリーグの話題222

2023-11-23 00:01:29 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 当ブログで最近よく取り上げる「秋春制」ですが、最近また動きがありました。いよいよ来月のJリーグ理事会で決まる(どこまで決めるのか)そうですが、それに向けての動きですね。でも、最近の報道を観ると、印象的にはまだ少し定まっていない部分を感じます。まずは今朝の山陽新聞朝刊の記事。当ブログももし正式に秋春制の導入が決まれば、頭を切り替えて、ACL覇権の奪取から応援したいと思いますが、まだ不透明の部分が残ります。
   
【Jシーズン移行案 全60クラブ賛否 来月実行委で 19日最終決定】
「Jリーグは21日、東京都内で実行委員会を開き、開幕時期を現行の2月から8月に変えるシーズン移行について、J1、J2、J3の全60クラブの賛否を12月14日の実行委員会で問うことを確認した。反対は少数とみられ、結果を踏まえて同19日の理事会で最終決定する。最短で2026年夏に移行する。
 降雪地域にあるクラブの練習環境の整備やシーズン移行に伴うキャンプ費用等を補填する目的で、これまで約70億円を拠出するとしてきたが、100億円規模に増える見通しであることも報告した。移行した場合の従来のスケジュール案を修正し、原則8月第1週に開幕して12月第2週までリーグ戦を行い、冬季中断をはさんで2月第3週に再開する日程を軸に議論を進める方針。」
引用:山陽新聞

 理事会の前に、また実行委員会があり、全60クラブの賛否を問うそうですが、多数決で推し切るのか、全会一致とするのか気になりますね。「結果を踏まえて」とか「最短で」という文言が少し気になります。ちなみに降雪地域にあるクラブの練習環境というのは、16日の読売新聞(J1札幌三上GMのコメント)に載っていましたが、比較的簡易に建設できる「エアドーム」だそうですね。でも、日本では制限もあって難しいと記事には書いてありましたが、大丈夫なのでしょうか。
 
【Jリーグ シーズン移行の日程で新たにBダッシュ案を提案 100億円規模の財源でクラブをサポート】
「Jリーグは21日、都内で実行委員会を開催し、各クラブと議論を続ける現行の春秋制から秋春制へのシーズン移行について、(1)スタジアム確保(2)JFL、地域リーグ、大学・高校などとの連携(3)移行期の大会方式(4)試合日程(5)財源の活用方法、について意見交換が行われた。その中で試合日程について、これまで各クラブに提案していたA案とB案以外にB案を軸としたBダッシュ案が各クラブに提案された。
 これまでは中断期間が短いA案と現行のシーズンオフと同期間中断するB案が提案されてきたが、この日はやや中断期間を短くするBダッシュ案が新たに提案された。B案は12月の第1週までだったが、Bダッシュ案は12月の第2週までリーグ戦を入れてオフ期間をやや短くする日程。樋口順也フットボール本部長は「(12月の)2週目までリーグ戦を入れる案でできないかという提案をした。あまり議論の時間は取れなかったが、このBダッシュ案でどうでしょうという形で出した。少しでも長くやった方が全体的にもいいというバランスを考えた。組み合わせによっては7月の4~5週目にスタートして、12月2週目まで。中断明けが2月の3週目から6月のIWの前の6月第1週まで。イメージとしてはBダッシュ案で行く前提でシーズン移行するか、どうかを考えることになると思う」と説明した。」
引用:スポニチ

 Bダッシュ案というのはやや中断期間を短くする案のようですね。あと、何回も言いますが、7月開幕というのは秋春制ではなく夏夏制です。何も意味が無い。新潟さんの中野社長が言うように、開幕前のトレーニングを入れたら実質6月くらいからトレーニングを始めている。なので夏夏制なのです。
 100億円規模のサポートという事で、キャンプ費用の補填、降雪地域クラブの施設整備費用などが補償案として挙がっているようですが、いくら冬場に練習できても、肝心の試合が冷凍庫のような環境では根本的な解決になっていない気がします。降雪地には12月も2月も全然積もっているのではないでしょうか。また、「スタジアム確保」「JFL、地域リーグ、大学・高校などとの連携」も何も解決できていないと思います。
 しかも最近当ブログで言う「長いウィンターブレイク」ですね。ウィンターブレイクを推す訳ではありませんが。欧州では2週間程度なのに、日本はBダッシュ案でも約2ケ月休みになるというもの。簡単には解決できない問題ですが、その所はどうなのか。
秋春制関連⑮:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231027
  〃  ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231026
  〃  ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231020
  〃  ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230627
  〃  ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230604
  〃  ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230527
  〃  ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230419
  〃  ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230415
  〃  ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220812
  〃  ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171220
  〃  ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170922
  〃  ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170715
  〃  ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170216
  〃  ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140713
  〃  ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130614
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選手・現場の声66

2023-11-22 00:01:45 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 昨日だったか、おやっと思う報道が流れました。サッカー界で「シンビン」を導入する話が出ているそうです。たぶん、サッカーしか観ていない方は、何それ? 何か全くわからないと思うでしょうが、ラグビーで広く導入されているプレールールです。
 プレールールとしては、個人的にはVARを進化させて、「チャレンジ」を導入して欲しいと思っていますが、まさかラグビーの影響を受けるとは思っていなかったです。かなり地味なルールであるイメージがありますが、結構ファウルをした選手には痛手が大きいと思います。先のラグビーW杯でもロータックルで、シンビンを食らって、ピッチ横に置かれた椅子にちょこんとリーチ選手が座っていたシーンを思い出します。
  

国際サッカー評議会がラグビーのルールの試験的導入を検討 10分間の一時的退場「シンビン」採用の可能性も

国際サッカー評議会がラグビーのルールの試験的導入を検討 10分間の一時的退場「シンビン」採用の可能性も

国際サッカー評議会(IFAB)は11月28日、ロンドンで行われる会議でラグビーのルールの試験的な導入を検討する。検討されているルールには、審判に対して過度な抗議をした選...

SPOTV NEWS

 

【国際サッカー評議会がラグビーのルールの試験的導入を検討 10分間の一時的退場「シンビン」採用の可能性も】
「国際サッカー評議会(IFAB)は11月28日、ロンドンで行われる会議でラグビーのルールの試験的な導入を検討する。検討されているルールには、審判に対して過度な抗議をした選手を一時的に退場させる「シンビン」 が含まれる。イギリス『ミラー』が報じている。
 「シンビン」とは、選手を一時的に10分間退場させるルールのことである。イングランドでは、アマチュアレベルのサッカーではすでに採用されており、好意的な意見が多い。このルールがプロレベルでも試験的に導入され、効果があると証明されればプレミアリーグをはじめとする各国のリーグでも採用される可能性がある。
 現在考えられているのは、審判に対する激しい抗議にのみ、シンビンを適用するというものだ。プレミアリーグでは今季、審判に対する抗議が厳罰化されており、これまでイエローカードは88枚提示されている。」
「検討されているもう1つのルールは、審判に話しかけることをキャプテンのみに認めるというものだ。プレミアリーグでは、2人以上の選手が審判に抗議した場合、選手にイエローカードが提示される可能性がある。また、時間を稼ぐ目的でボールを蹴り飛ばす行為も厳しく判定されている。」

 検討するのが国際サッカー評議会という事で結構マジな話ですね。ラグビーでは悪質なプレーが対象でしたが、報道を見ると審判に対しての過度な抗議が対象の様子。イングランドのアマチュアの試合で既に採用されていて、好意的だとか。これがプロレベルで導入が進めば、欧州の主要リーグでも採用されるかもしれないと。この報道でも対象は審判への抗議の様子。イングランドではジャッジが厳格化していっているのですね。それはいい事かもしれません。日本でもVARの導入前は年に何回も「世紀の誤審」が起こりましたが、VAR導入以降はほとんど発生しなくなりました。
 もう1つの検討項目である「審判に話しかけることをキャプテンのみに認める」というものも含めて、どうやら審判と選手の関係が一番の課題になっているようですね。

ラグビーでおなじみのシンビンをプロサッカー界も導入検討 審判を暴言から守る狙い | 東スポWEB

ラグビーでおなじみのシンビンをプロサッカー界も導入検討 審判を暴言から守る狙い | 東スポWEB

国際サッカー評議会(IFAB)が、ラグビーで導入されている10分間のシンビン(一時退場)の導入...

東スポWEB

 

【ラグビーでおなじみのシンビンをプロサッカー界も導入検討 審判を暴言から守る狙い】
「国際サッカー評議会(IFAB)が、ラグビーで導入されている10分間のシンビン(一時退場)の導入を検討していると、英紙「タイムズ」が報じた。
 報道によると、IFBAは2週間後にロンドンで会合で行い、乱暴な行為に対するシンビン導入を目指すという。将来的には、それに該当する反則行為には適用したい考えだが、現時点では審判に対する抗議に適用していきたいという。またIFABは、ラグビーではルール化されている、チームキャプテンのみが判定について審判と話し合えるようにもしたいとのことだ。」
「さらに「キャプテンだけがレフェリーに近づくことができれば、その後に何が起こったかをチームメイトに説明することができる。これはラグビーやバスケットボールなど、他のスポーツでもうまくいっている」とも語った。
 すでに英国では、ジュニア年代やグラスルーツレベルにおいてシンビンが試験導入されており、イングランド協会(FA)の調査によると、反則の件数が著しく減少しているという。審判が選手から暴言を浴びることも少なくないだけに、プロの世界でもその抑止力になると期待されている。」

 日本ではそこまで思いませんが、このコラムを読むと、欧州の方は選手の審判への暴言がひどいように思えてきます。ラグビーは紳士のスポーツ、その紳士さにあやかりたいのかもしれません。確かにサッカーには「フーリガン」という存在がありますが、ラグビーにはいない。試合終了後は「ノーサイド」という文化もあり、審判への暴言は無さそうです。「キャプテンだけがレフェリーに近づくことができれば、その後に何が起こったかをチームメイトに説明することができる。これはラグビーやバスケットボールなど、他のスポーツでもうまくいっている」という部分も納得。
 前から思っていましたが、サッカー競技はプライドが高いのか、他の競技と比べて異質感が強い印象です。VAR導入の時もかなり時間がかかり、まだ審判のジャッジ権を強く残している。他の屋内スポーツは、チャレンジは主審ではなく、ビデオが判定するのに。イングランドで導入されている下部カテゴリでは、反則の件数が著しく減少しているそうです。
 ここからは想像ですが、仮に未来のJリーグでシンビンが導入されたら、本当に例えばですが、J2の試合で、岡山のムーク選手が審判への暴言でシンビンになり、ピッチ横の椅子に座らせられて、10分間苦虫を噛んだ表情で試合を観ているシーンがTVに映し出されるというイメージなのか。確かにファウルや審判への強烈な抗議も減るかもです。

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後援会で地域力を!18

2023-11-21 00:01:20 | Tリーグ及びVリーグ関連等

 リスペクトコラムです。
 先日の倉敷アブレイズの出陣式で、後援会組織を設けている事を知り、びっくりした訳ですが、その時にクラブの広報担当者(外部委託)とお話しました。その時に後援会の事例を調べて送ますよと言ってしまいました。実行あるのみなので、Vリーグクラブ(1部から3部まで)について調べてみました。
 結果は以下の内容で、思ったよりありました。しかもJクラブでは公式ファンクラブと兼ねているパターンがありますが、Vリーグではほとんどが別の組織で、純粋な後援会組織でした。
         
【V1男子】
・サントリーサンバーズ(別にFCあり)
 サントリーサンバーズ箕面後援会:https://www.suntory.co.jp/culture-sports/sunbirds/news/detail/20221006.html
・ウルフドッグス名古屋(別にFCあり)
 ウルフドッグス名古屋西尾張地区後援会:https://mainichi.jp/articles/20190829/ddl/k23/050/176000c
・VC長野トライデンツ(別にFC組織あり)
 VC長野トライデンツ駒ケ根市後援会
・パナソニックパンサーズ(別にFCあり)
 パンサーズひらかた後援会:https://sukiyanen-panthers.jimdofree.com/
【V1女子】
・埼玉上尾メディックス(別にFCあり)
 埼玉上尾メディックス後援会:https://amg.or.jp/medics/news/2022_23/news20220518.php
・日立リヴァーレ(FCなし)
 日立リヴァーレ後援会:https://ameblo.jp/to0308shi/entry-10750079247.html
・KUROBEアクアフェリーズ(別にFCあり)
 KUROBEアクアフェリーズ後援会:https://kurobe-aqua.shop-pro.jp/
・プレステージ・インターナショナルアランマーレ(別にFC組織あり)
 アランマーレ後援会:https://www.facebook.com/profile.php?id=100063640446452
【V2男子】
・北海道イエロースターズ(サフィルヴァ北海道)(別にFCあり)
 Safilva北海道後援会:https://safilva.spotuku.jp/
【V2女子】
・ヴィクトリーナ姫路(別にFCあり)
 ヴィクトリーナ姫路後援会:https://www.victorina-vc.jp/boosterclub/
【V3男子】
・東京ヴェルディ(別にFCあり)
 東京ヴェルディバレーボールチーム後援会:https://verdy.club/volleyball/news/info20211012/
【V3女子】
・倉敷アブレイズ(別にFCあり)
 倉敷アブレイズ後援会 

 という内容でした。後援会組織はホームタウンから幅広く支援してもらう組織なので、市民クラブが中心というイメージがありましたが、実際はいろいろでしたね。アブレイズも企業チームだし、Vリーグはほとんどが企業チームなのですが、企業チームにも多くの後援会が組織されていました。
 その中でも当ブログで特に注目するのが、やはりヴェルディさんと姫路さんですか。まずはヴェルディさん。2部所属と思っていましたが、いつの間にか3部所属でした。調べてみると、2020-21シーズン途中にV2の残り全試合を不参加にしたため、13位となってV3に降格していたとか。後援会ですが、以下の感じです。よく見ると、募集内容が2年前のものでした。今季は募集されるのかな。

【2021-2022シーズン後援会員募集】(2021年10月~2022年9月)
「■個人後援会員 普通会員 年会費 3千円 / 特別会員 年会費 一口 1万円
 ■法人後援会員 プラチナ 年会費 一口 10万円 / ゴールド 年会費 一口  5万円 / シルバー 年会費 一口  3万円
※特典:会員証の発行・選手参加の会員向けイベントへのご案内・年数回のグッズプレゼント(抽選)・ホームゲーム入場券の先行販売及び割引販売

法人プラチナ会員 リーグ戦招待/各日2名様以内、公式HPへのバナー掲載、チーム印刷物への広告掲載
法人ゴールド会員 公式HPへのバナー掲載、印刷物への広告掲載
法人シルバー会員 公式HPへのバナー掲載
個人特別会員 公式HPへの氏名掲載」
引用:東京ヴェルディバレーボールチーム公式HP

そして姫路さんです。後援会員事業所の名前もしくはロゴが並んでいますが、とにかく数が多い。数えてみると何と315社でした。姫路ってこんなにスポンサー(後援企業)が多いの?と、ちょっとビックリしてしまいました。金額はともかく、これほど多くの地元企業が手を挙げる事は素晴らしい事だと思います。

【ヴィクトリーナ姫路後援会】
「ヴィクトリーナ姫路をサポートする企業・団体・個人事業主の皆様により構成されるご協賛団体が「ヴィクトリーナ姫路後援会」です。地域の皆様の生活を豊かにするスポーツ文化の普及、子ども達には夢や目標を、住民の皆様には感動を共有し、地域全体を明るく健康で活気あるものにすることを目的に運営いたします。ご協賛金は、ヴィクトリーナ姫路のチーム強化費、女性アスリート支援、スポーツ普及、バレーボール教室等の普及活動を通じた「青少年健康育成」、ファンイベント、SDGs活動に活用いたします。
 また、会員の皆様には選手への激励の場にご参加いただくことでチーム創りの一員としてヴィクトリーナ姫路をサポートいただきます。」

 

後援会のご案内 |【ヴィクトリーナ姫路】

ヴィクトリーナ姫路のオフィシャルスポンサーです。

ヴィクトリーナ姫路公式サイト

 

〔後援会の特典〕
1.限定オリジナルグッズ進呈(ヒノキの間伐材を使用した万年カレンダー)
2.貴社ロゴの露出(ヴィクトリーナ姫路公式HP、季刊誌、試合会場に企業名を掲載)
3.後援会の皆さまへご訪問(後援会様を選手が訪問)
4.後援会交流(後援会様同士の交流の場(イベント)を企画)
5.グッズ割引
6.後援会様向けメルマガ配信
7.後援会ロゴ使用権
8.ホームゲームご招待

 まぁ、両クラブとも一般的なサービス内容だと思います。まずは同じVリーグクラブの事例を参考にしていただいたらと思います。当ブログとして「後援会」については大昔から記事の形で全クラブチェックで取り上げており、Jリーグの他に、Bリーグでも少し前にリスペクトしております。
 Jリーグでは「松本型(公式FCとは別に後援会組織)」「柏型(公式FCから法人部門独立:独自運営)」「新潟型(公式FCが発展した形:独自運営)」「広島型(公式FCのうちの法人部門:クラブ運営)」の4タイプに分けて分析しています。Vリーグクラブでは圧倒的に松本方が多いという事になります。
 Jリーグクラブでは、新潟さんや仙台さん、Bリーグクラブでは千葉Jさん、新潟さんが目を引いたかな。特に新潟さんにはJクラブと同様にBクラブでも全市町村に地区後援会が組織されています。アブレイズが今後どこの組織を参考にされるのかはわかりませんが、大いに参考して欲しいと思います。
#がんばろう日本

コメント
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