J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

クラブ経営について91

2022-02-10 00:01:05 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 年末放送されたFOOT×BRAIN AWARSですが、随分引っ張ってしまいました。オオトリは水戸さん。何と大賞(グッドアイディア部門)です。おめでとうございます。水戸さんの農業、ニンニク栽培は実は過去に何度も紹介させていただいておりますが、こういった民放の賞を獲ると付加価値が上がりますね。地方クラブはこういった別の収入源を求めるケースが増えてきました。商業主義でひたすら本業のみで無理に数字を追うよりも、こういった別事業で三位一体の支援者から喜んでもらう方がよっぽどいいかもしれません。そういえば川崎さんも「ふろん田」事業をやってますね。こういった事業のバリエーションが増やせるかどうかも、100年残れるかどうかの指標なのかもしれません。
   
【2021 FOOT×BRAIN AWARS ①グッドアイディア部門=斬新なアイディアでJリーグを盛り上げたクラブを表彰】
 Jリーグアウォーズが開催され、FOOT×BRAINは本家とは違う視点で一大イベントを開催。Jリーグを裏で盛り上げたクラブ・監督・選手・裏方を番組独自の目線で勝手に表彰。4つの部門(グッドアイディア、グッドSNS、グッドONEシーン、グッドサポート)で大賞を決めていく。
【そこに目を付ける!? あえて茨の道へ! サッカー以外の収益を生むオドロキ戦略!】

 2021シーズンを10位でフィニッシュした水戸。その裏で今年サッカークラブらしからぬ、ある取り組みを始めて大きな話題に! 車で走ること15分。到着したのは畑。ニンニクの栽培をスタート。
〔水戸ホーリーホックのニンニク栽培〕
 選手自ら種まきを行い、今後はサポーターもニンニク栽培の体験が可能。2022年6月頃には収穫したニンニクをスタジアムで販売予定。誰でも購入可能。なぜ水戸は数ある野菜からニンニク栽培を始めたのか。
 西村GM「農業の方に進出しようと決めてから、実際に何から始める?と考えた時に、非常にニンニクって難易度が高いという話があって、良い土壌を作れれば、今後色々な作物にもチャレンジができるという事で、それであれば最初に難しい作物からまずやってみて、そこから課題を見つけた方が良いと思った。シンプルにそういう理由だった。
     
〔グッドアイディア部門大賞受賞〕
勝村MC:「Jクラブがサッカー以外にいろいろな事業をやっていて、お金って大変。しかも町の人と交流していて、サッカー以外で財源を持つという事と、こんなに大変だという仕事を選手たちが身を持って体験してくれて、それが人間としての力になっていくと思うので、水戸のニンニク栽培にさせて頂きました。」
収録後、クラブに大賞受賞を報告。副賞としてFOOT×BRAINの金のボールを番組から贈呈されました。
 
 今後はサポーターもニンニク栽培の体験が可能というのはいいですね。どこでもやっていて、誰もが目を付ける作物ではなく、あえて困難なものから選択していくというのもいいアクションだと思います。当ブログではよく単発事業、継続事業と評価ポイントを置いていますが、水戸さんの今回の取り組みはどう見ても、これからずっと発展させていかれる継続事業ですね。単発事業ばかりのところは見習って欲しいですね。
   
【『FOOT×BRAINアウォーズ グッドアイデア賞』大賞受賞】
「12月12日放送のテレビ東京「FOOT×BRAIN」内にて行われた「FOOT×BRAINアウォーズ」において斬新なアイデアでJリーグを盛り上げたクラブに与えられるグッドアイデア部門に、水戸ホーリーホック GRASS ROOTS FARMのニンニク栽培が大賞を受賞いたしました!
 街の方たちとの交流、サッカー以外で財源を持つこと、そして、サッカー以外の仕事もこんなに大変だということを選手たちが身をもって体験することで人間としての力になっていくということが評価されての受賞となりました。」
引用:J2水戸公式HP

 小島社長さんが最後に登場されましたが、最近水戸さんでいい事例が増えてきたのは、小島社長の肝いりもあるのではないでしょうか。勝村MCの選手たちが身を持って体験することで人間としての力になっていくというコメントは説得力あります。やはり主役は選手ですね。オンラインで学校訪問をやって満足していては、クラブとしての成長が鈍化していくかもしれませんね。
 前にも取り上げた水戸さんの農業。合わせ技で何かないかなぁと水戸さんの公式HPを観ていたら、いい情報がありました。3年目に入った今年も、相変わらずひどい状況のコロナ禍。一昨年にクラブ間で流行ったオリジナルマスクの製造販売が最近は事例がすっかり減っています。そう思っていたところの水戸さんの取り組みです。この型押しタイプって2年前に当ブログでNPB阪神の事例を通して提案していたもの。他のクラブももっとやればいいのに。
     
【国産不織布マスク(50枚入り)販売開始のお知らせ】
「1月21日(金)12:00より、水戸ホーリーホック公式オンラインストアにて『国産不織布マスク(50枚入り)』を販売いたしますのでお知らせいたします。お届けは2月上旬予定です。なお、本商品は22、23日の期間限定ショップ(水戸駅北口MYMビル2階)でも限定販売いたします。合わせてご利用ください。
国産不織布マスク(50枚入り)
水戸ホーリーホックのロゴが型押しされた不織布マスク。試合観戦はもちろん、オフィスや学校、日々の生活シーンで使用できるデザインです。
価格:2,500円(税込)  原産国:日本(箱のみ中国)  サイズ:17.5×9.5cm(大人向けサイズ)
素材:ポリプロピレン、ポリエチレン  対象:かぜ、花粉、微粒子等  仕様:オリジナルデザインBOX入り
■販売時間・場所
1月21日(金)12:00〜 水戸ホーリーホック公式オンラインストア
https://store.jleague.jp/club/mito/item/P0000052245/

1月22日(土)、23日(日)10:00〜19:00
期間限定ショップ
水戸駅北口MYMビル2F 期間限定ショップ
https://mito-mym.com/access/ 水戸駅直結徒歩1分
引用:J2水戸公式HP

 よし、買おうとオンラインストアに行ってみると在庫無しで、販売期間は2022年2月11日10時00分からになっていました。明後日また注文してみるとしよう。チャリティーだったらもっと良かったのに。不織布のこのタイプはいいですね。普段使いできるタイプなので、平日に使おうかな。型押しされた文字を聞かれて、岡山じゃないの?と聞かれるかもしれませんが、当ブログでは安全性を考えて、普通の白い不織布タイプを愛用しています。地元岡山でもこのタイプが出れば喜んで買います。そういえば一昨年にトライフープが型押し無しのこのタイプを早々に売り出し、すぐに注文したなぁ。
 ファッション性を重視して布マスクに凝るのもいいですが、全国で10万人を超す感染者数を考えると、グッズとしてマスクを売り出そうとするなら、こういうタイプにして欲しいですね。
J2水戸関連⑰:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220204
   〃    ⑯:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211016
   〃    ⑮:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210521
   〃    ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200104
   〃    ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190831
   〃    ⑫https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180210
   〃    ⑪:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170424
   〃    ⑩:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160828
   〃    ⑨:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141012

   〃    ⑧:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140817

   〃    ⑦:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130822
   〃    ⑥:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120819
   〃    ⑤:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110109

   〃    ④:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101106
   〃    ③:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100415

   〃    ②:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090407
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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