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J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

ボランティアの力234

2018-04-30 00:01:22 | ファジアーノ岡山

 ボランティアレポです。今回の写真はシマカズ氏、ろんぱ氏、メグミさん、issanから提供いただきました。
 昨日、Cスタで開催されたファジのホーム熊本戦に、ボランティア参加してきました。今回は応援団・浅口の岡事務局長さんが初参加という事で、一緒に通勤しました。道中、歴史から最近の傾向や課題など、いろいろレクチャーさせていただきました。古い広島サポという事で、岡山の試合を観たいという訳でもなく、ボランティア精神もおありの方で、まさにうってつけのスカウティングとなりました。早く着いたので、スタジアムを一周して、控室に行きました。いつも、今日は学生さん来てくれているのだろかと気にしていますが、この日もIPUサッカー部の皆さんが来てくれていて良かった。感謝です。あなた達学生さん達がいなければ試合運営は難しい。
 K山女史に岡局長と挨拶。FSS参加申込フォームの「性格」欄の話題が出る。この日も「性格欄記入も入会審査の一つという事なんですかねぇ」と聞かれてしまう。「たぶん性別欄の間違いでしょう」と答えていましたが、そのままの様子なので、思わず口をつぐんでしまう。あれで申込を見合わせた人が何人かいるんじゃないかと心配されていましたが、当方はよくわかりません。
   
 この日のポジションは、メインコンコースのチケットチェック。岡局長はAゲート。今年からアウェー側S席エリアに、テーブル席やメイン南側指定席に変わっていたので、人員も少し多く配置されていました。IPUのサッカー部員さんと組み、作業の合間に少し会話できて面白かったです。新しい席自体は余り埋まっていなかったですね。まだ余り周知できていないかも。ゲートを出たらすぐにスタンドという事で、歓声がダイレクトに伝わってきます。特に得点シーンなどは大音響で、アウェーチームが「やりにくい雰囲気」と言われるのがよくわかります。試合終了後、会場のごみ拾いをみんなでやりましたが、前より放置ゴミが多かった気がします。値段が高い席よりも低い席の方が多かった印象。飲みかけのペットボトルとか頭を抱えました。
   
 イベント情報です。
 スポンサーの「はるやまデー」で、選手が着用するオフィシャルスーツの即売会を開催されたようです。ファジステージでは、JRのゆるキャラ「くまなく」とのじゃんけん大会もあったとか。選手稼働(スタジアム広場に2選手が行き、来場者と交流)はお誘いプロジェクトだったようです。また、芝生広場ではミニSLが走っていたそうです。今回はこんなものか。
     
 試合の方ですが、試合の流れは全く見えなかったですが、熊本さんに先制されて嫌な予感がしました。だが、仲間選手が入団初得点を決めて同点。後半早々に浜田選手が逆転弾。その後にオウンゴールで3-1と快勝できました。今までの特典はセットプレーのみだったので、やっと流れから得点できました。解説では熊本さんの動きが重かったようで、お疲れだったのかな。6位で4戦負けなしで乗り込んで来られたのですが、結果的にこういうスコアになりました。あとの詳しい内容はわかりません。
   
 ネットの選評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
 岡山は序盤のワンチャンスをモノにされて先制を許したが、それ以外の時間帯では前線の選手が連動して圧力を掛け続けることで、熊本のビルドアップを見事に封殺。守備面以外でも、古巣対戦となった仲間と齊藤、途中出場のリカルドサントスなど、登場するアタッカーが次々と長所を生かし、90分を通して決定機を作り続けた。【引用:スポーツナビ
J2採点
 【MAN OF THE MATCH仲間】
 一森:6.5、後藤:6、濱田:6.5、喜山:6、椋原:6、上田:6、塚川:6.5、三村:6、齊藤:6.5、赤嶺:6、仲間:7
長澤監督:6.5 
【山陽新聞選定MVP】
仲間選手:
 1得点1アシストで逆転勝ちに貢献。走力を生かし、相手守備陣をかき回し続けた。「あれだけ走り続ける選手はいない」と指揮官の信頼は厚い。
   
 今朝の山陽新聞朝刊の「好機量産 ファジ逆転勝利」というタイトルの記事の戦評です。
「ホームの大観衆に披露したのは、課題に対する“一発回答”だった。前節の岐阜戦でクロスが合わず、今季初のスコアレスドローに終わった反省から、その精度アップに取り組んできた。成果が見て取れたのは1点を追う前半34分。右サイドを駆け上がったFW斉藤からの低い弾道のクロスはFW仲間にぴたり。」
「後半もサイドから怒涛(どとう)の攻撃で決定機を量産し、仲間の折り返しがDF浜田の勝ち越し弾、MF椋原の鋭いクロスが相手のオウンゴールを呼び込んだ。」
「開幕からの10節で無失点が7試合と驚異的な堅守を見せる一方、得点力にやや物足りなさがあった。」
   
 先の時間で大分さんが勝っており、負ければ少し首位から引き離されていましたが、何とか勝ち点同じの2位をキープできました。次節のアウェー千葉戦で勝てば最良で首位奪還。負けても最悪でも2位キープです。次の相手の千葉さんは昨日は甲府さんとドロー。大味の試合が続いて現在18位と低迷されていますね。ハイプレス・ハイラインという事で、ハイラインは岡山好みですが、アウェー千葉戦では勝った事がないとか。GWは新幹線乗る用事があるが、ちょっと千葉へ立ち寄ってみようかな。
 さて、岡局長さんはボラ初参加、どうだったのでしょうか。やや筋肉痛と言っておられましたが、次はあるのか。岡局長の今後の動向に、FSSの未来が見えてくるのかもしれません。他のクラブも同様ですが、ボラ新メンバー、継続参加がずっと課題ですから。
   
【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 仲間選手    2位:   選手 

issan: 仲間選手。1ゴール、1アシストですから文句なしです。
山やん君: 仲間選手。攻守に渡り走り続け、ゴール、アシストなどの結果を残しました。
雉人・F原氏: 仲間選手。献身的な動き!
松ちゃん君: 仲間選手。先制のダイビングヘッドがキレキレでした。

応援団浅口・メグミさん: 仲間選手。足を止めず、走りきっていました。気持ちが伝わりました。
シマカズ氏: 仲間選手。1ゴール1アシストという活躍ぶり見事でした。

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日本代表のこと・・・397

2018-04-29 00:27:25 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 先日、日本代表でハリル監督が解任され、西野新監督が就任し、ハリル監督の記者会見もありました。うーむ、何とも言えない流れでしたね。不満を漏らす2選手とありましたが、その選手達は不満を表明できるほどの調子の良さだったのか、不選出だった時期の世論はどうだったのか、当ブログ的にはむしろそこが疑問です。選手と監督のコミュニケーションについてはよくわかりません。
 そんな中、面白いコラムを見つけました。今回の解任騒動での本当の当事者は実は田嶋会長であるとの論調。当ブログでも「秋春制」の信奉者である田嶋会長には元々ネガティブなイメージがありました。では、観てみましょう。
        
【ハリル電撃解任の裏に田嶋サッカー協会会長の恐怖政治…好き嫌い人事で日本代表を翻弄】
「田嶋氏に関しては、就任当初から会長としての資質に疑問を持つ関係者が数多く存在していた。
『田嶋氏が会長になってから、人事改編が行われました。まず、日本サッカー界の功労者であり自身と会長の座を争った原博実専務理事(当時)と、霜田正浩(元技術委員長・ナショナルチームダイレクター、現レノファ山口FC監督)の降格人事です。事実上の更迭といっていいでしょう。対立者の影響力を弱め、自身が操りやすい人物を入閣させました。岡田武史元代表監督、西野朗新監督はその筆頭といえます。新監督に関しても、田嶋氏は岡田氏を登用したかったのが本心ではないでしょうか。田嶋氏は自分の色を出したがる人物で、霜田氏が招聘したハリルホジッチ氏には、当初から良い印象を持っていなかったようです。このタイミングでの解任も、言い訳づくりと責任逃れの側面が大きいのではないでしょうか』(代表番記者)
 人事面での改編は、当然ながら協会内に混乱をもたらした。出たがりで何事にも口を挟みたがる性格の田嶋氏は、報道陣に対しても排他的だったという声がある。
「以前、田嶋氏を含めた協会の体制批判を記事にした記者がいました。その内容が田嶋氏の逆鱗に触れ、その記者は結果的に閉め出されました。もともと、日本サッカー協会自体が、批判に対して強いアレルギー反応を起こす組織でしたが、田嶋氏の会長就任以降はその流れに拍車がかかりました。いわば“恐怖政治”といえる体制で、協会の人間も『不満があっても、田嶋氏は執念深い人なので、口に出せない』と怖れていましたね。」

〔西野氏監督就任の裏側〕
「また、協会内では西野氏の監督就任には懐疑的な意見も多い。というのも、すでに現場を離れて数年が過ぎ、Jリーグでの実績を差し引いても、チームの立て直しに適任といえる人物ではないという見方が広がっていたためだ。だが、そういった指摘をかき消したのは田嶋氏の鶴の一声だったという。
「監督として優秀な人材であることは間違いないですが、『長期政権で、かつ能力がある選手を選手が揃っていれば』という条件がつきます。つまり、今のガタガタな代表チームには当てはまりません。
 田嶋氏は、かねて浦和の高校出身という同郷で近しい関係である西野氏を監督にしたがっていました。そんな意図もあり、西野氏の経歴が傷つかないタイミングで担ぎ上げたというわけです。田嶋氏は、西野氏が前に出たい性格なのもよく知っているので、断られるという心配はしていなかったでしょうね。仮に西野氏で失敗しても、時間がなかったので仕方がない、ハリルホジッチ氏を招聘したのは自分でない、という言い訳が成り立つわけです」(協会関係者)」
「原因の所在は、元コーチの手倉森誠氏にもあるという。手倉森氏には、選手とハリルホジッチ氏の橋渡し役としての役割が期待されていた。ところが、選手と監督のいずれも、明らかにコミュニケーションが不足し、周囲に不満を洩らしていた。当然、そのあたりの事情は、現場を通して協会の上層部の耳にも入っていたが、上層部は見て見ぬふりを決めこんだ。
『手倉森氏は、一言で言えば野心家。周囲にも、「コーチのポジションは俺にとってはステップアップでしかない。俺が監督をやれば(違う)」と吹聴していました。同氏がハリルホジッチ氏の後釜を狙っていたのは、みんな気づいていました。酒好きでもあり、酔っ払うとハリルホジッチ氏の悪口ばかり言っていましたから。あまりに度が過ぎるので、協会内でも彼に真剣に説教をする人物もいたくらいです。ただ、彼も今回の解任劇の被害者でもあります。西野氏が監督に就任して、代表から“切られた”わけですからね。田嶋会長体制が続く限り、上がり目はないかもしれません』(前出・番記者)」

 気持ちがいいくらい、ネガティブな論調でした。少しポイントを整理して箇条書きしてみましょう。

・就任当初から会長としての資質に疑問を持つ関係者が数多く存在していた。
・対立者の影響力を弱め、自身が操りやすい人物(西野氏・岡田氏)を入閣させた。
・田嶋氏は自分の色を出したがる人物で、霜田前技術委員長が招聘したハリルホジッチ氏には、当初から良い印象を持っていなかった。
・このタイミングでの解任は、言い訳づくりと責任逃れの側面が大きいのではないか。
・恐怖政治といえる体制で、協会の人間も怖れていた。
・田嶋会長と西野新監督は同郷で、西野氏の経歴が傷つかないタイミングで担ぎ上げた。
・原因の所在は、野心家でポストハリルを意識していた手倉森元コーチにもあったが、今回で上がり目が無くなった。

 やはりドロドロしてますね。恐怖政治というのは穏やかではなく、国際・国内のニュースを観てみても、いい結果に終わっていません。田嶋さんも将来的にはそうなるかも。昔おられたJリーグ常務理事さんもちょっと似た流れかなと。とにかく田嶋会長は強引に秋春制を導入しようとした存在で、ポジティブな存在ではないですね。村井チェアマンはどう思われているのかな。一度聞いてみたいものです。
 ひょっとしたら、当ブログでは大昔からネガティブな存在だった岡田氏がまた登板するのかと、一瞬ドキッとしましたが、S級ライセンスを返上しました。その辺は立ち回りの上手さを思いました。西野氏は元柏の監督でもありましたが、五輪時代とガンバ時代以外は、それほど実績を残したとは思えません。柏時代も1回ナビスコ杯で優勝しただけですから。 
 
 出ました。「閥」。今回は「早稲田」閥ではなく「同郷」閥でした。歴史的にも「薩長」閥は良くない時代で、今回の「閥」も好ましくないです。世界的に見ても、協会を私物化する会長の存在は珍しくないが、W杯での勝利という目標から逸脱しているように映る今回の解任劇に関しては、献身的なサポーターたちの声と周囲の批判に、真摯に耳を傾けるべきだろうと書かれています。はっきりしていいです。
 ロシアW杯がすぐに来ます。惨敗の結果になって責任論が出て、「準備期間が短かったから」と逃げ切れず、田嶋会長への責任論が出てくるかもしれません。というより、日本サッカーを強くするために、徹底的に分析すべきです。カタールW杯も日本人監督でなんて、悪夢そのもの。
引用:ビジネスジャーナル
西野新監督就任関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180413
ハリル監督解任関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180412

 話は変わり今日、Cスタで開催されたホーム熊本戦に行ってきました。その模様は明日。

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クラブ経営について78

2018-04-28 00:44:33 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 つい先日の25日(水)、毎晩観ているテレビ東京(TSC)の「WBS」で特集がありました。スポーツビジネスが出てくるのはめったになく、しかもJリーグという事でちょっと注視しました。内容は新たな事業利益を生む「芝」ビジネスです。鳥取さんの事業は以前に紹介済みなので、ここでは紹介を省略させていただきますが、鹿島さんもあったのですね。まずはWBSでの番組内容の抜粋です。
   
【Jリーグクラブが挑む“芝ビジネス”】
「芝生は子ども達のケガの防止だけでなく街のヒートアイランド対策にもつながるという。国も、学校の校庭を土から芝生に変えようと補助金などで後押ししていて、公立学校では10年で1,000校以上、増えました。ただ、全体でみれば、まだ7.4%と低い数字です。そこで芝ビジネスに乗り出したのがサッカーJ3のガイナーレ鳥取。鳥取県米子市に広がる約130ヘクタールの耕作放棄地を安く借り芝を育てるという。さらに、豊富な地下水と自動芝刈り機を使うことで生産のコストダウンも図るという。こうした取り組みで作った芝を学校などに導入していく。一方、鹿島アントラーズのスタジアムでは、稼働日数を上げるために新種の芝を導入。芝の回復のため試合後人の立ち入りを制限していたが、回復の早い芝でいままで100日程度だった稼働日数を150日まで増やしサッカー以外のビジネスにも使っていくとしている。」
引用:テレビ東京公式HP


 
 鹿島さんの新しい天然芝ですが、剥がれにくくて回復が早い新種の芝だとか。こちらの方のブログこの方のブログに詳しく紹介されていたので、抜粋して紹介します。

・スタジアムの)稼働率を上げないとビジネスとして成り立っていかない。稼働率を上げるためには芝を変えていく。
・J1鹿島が、剥がれにくくて回復が早い新種の芝を開発。従来の芝は縦に伸びていくので、剥がれた部分が中々塞がらないが、新しい芝は横に生えていくため、剥がれても周囲から補い合うように穴を埋めていく。激しいプレーがあっても剥がれない。
・この取り組みでカシマスタジアムの稼働日数を100日から150日まで増加。通常、試合と試合の間は4日のメンテナンス期間を設けていたが、この新品種では3日で回復が可能。
・芝を通じて地域を巻き込んだビジネスにする。
・コンサートやキャンプ、盆踊り、運動会などに広げていきたい。
   
 鹿島さんのその新しい「芝」ビジネスを調べてみると、いろいろ知りました。「ターフプロジェクト」という事業名だそうです。Number Webに詳しく載っていました。以下、引用して紹介。

【鹿島復権への相棒は最強の芝生。構想6年、ターフプロジェクトって?】
「カシマスタジアムでは、今シーズンより新品種を採用し、ピッチの芝が新しく生まれ変わった。芝の常緑化とスタジアム稼働率向上を目的とした取り組みだ。鹿島はピッチでも先駆者でないと。」
「構想6年、MLBやNFLを参考にした芝生。今季より鹿島アントラーズは、構想から6年をかけて開発した新品種のスポーツターフを採用した。スポーツターフとは運動用地に植える芝のこと。南アフリカ原産の「シーショア・パスパラム改良型」で塩害に強く、1951年にオーストラリアで発表された品種の改良版。海沿いの公園やゴルフ場で使用されてきたもので、“塩を嫌わない芝”の採用だ。」
「'18年3月2日、鹿島アントラーズは、「ターフプロジェクト」としての事業展開を発表した。事の始まりは、'12年より芝の成長を促進するLED照射システム「BRIGHTURF」をソニービジネスソリューション、セキシン電機、信州大学とともに、開発に取り組むことを発表したときからだった。「BRIGHTURF」は、'16年から実際に導入開始。そして今回、年間常緑化のために新たな養生技術であるピッチ保温シートを独自に開発し、短い納期でターフを張り替えるビッグロール工法を確立させたことを発表した。」
「短期間で芝を張り替える技術を得たことにより、ピッチの常緑化とスタジアム稼働率向上につながるということだ。スタジアムの収益性を高めるために。
「一度ホームで戦った後、次にホームで戦うのは2週間後となる。その14日の間に、クラブ自主事業イベントやコンサート、そしてホームタウンの小中学校の運動会などを実施しながらも、傷んだ芝を週末に張り替えることで、また万全の状態で試合を迎えることが可能となったのだ。」
「今回の「ターフプロジェクト」によって、芝生への考え方が大きく変わる可能性がある。“芝をいかに維持するか”ではなく、“傷んだ芝は、張り替えて新しいものを使う”というアプローチの転換だ。傷んだ芝でも、夏場なら張り替えることで約1週間で再生が可能となった。日本の芝の7倍の成長をとげる新品種だからこそできる芸当である。
 今後、鹿島アントラーズとしてはプロアマ年間100試合以上開催を目指していく。実際に'16年は106試合、'17年は95試合に使用されていたが、試合数を維持、または増やしつつも、音楽イベント、市民の運動会などで年間のスタジアム稼働率を上げることで、さらなるスタジアムの活用が可能となるのだ。」
引用:Number Web


 という内容でした。一番アンテナにひっかかったのが「鹿島はピッチでも先駆者でないと」という部分。つまり、他の部分でも今まで先駆者だった訳です。確かにそうかもしれません。Jリーグ開幕時に、当時のリーグ側から参画は無理と思われていたのに、田舎に専スタを作って実現し、最初のシーズンで前期優勝を果たし、えーと10何冠でしたっけ・・・もっとも多い優勝回数を誇るという存在。まさにJリーグの先駆者クラブですね。鳥取さんはどちらかといえば、Jクラブホームなどのスタジアム以外の部分ですが、鹿島さんはJクラブもしくはそこに続くレベルのピッチを意識した事業展開です。Jクラブでも試合以外の利用が増える事による稼働率向上という、永遠のテーマの克服につながります。今後の鹿島さんの「ターフプロジェクト」事業の事業展開が楽しみです。
J1鹿島公式HP該当ページ:http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/release/64180
J1鹿島関連⑲:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170723
  〃     ⑱:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170719
  〃     ⑰:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170707
  〃     ⑯:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170104
  〃     ⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161205
  〃     ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160701
  〃     ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160111
  〃     ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151106
  〃     ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150807
  〃     ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140714
  〃     ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140705
  〃     ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140503
  〃     ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140130
  〃     ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130506
  〃     ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111005
  〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110528
  〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101128
  〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100122
  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090301

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海外サッカー事情について27

2018-04-27 00:01:36 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 以前の記事でも紹介しましたが、Jリーグが昔からお手本としているブンデスリーガが商業主義化しているようです。どうやらバイエルンの1強状態が長すぎて、面白くなくなったのが要因とか。
   
【バイエルンの退屈な1強支配にメス!ブンデスの斬新すぎリーグ改革案。】
〔熱狂で包まれていたスタジアムに空席が〕
「昨シーズンよりリーグ全体の平均観客動員数が増えているからと言って、ファンの絶対数が増えているとも限らない。なにしろ今季の昇格クラブはホームスタジアムの規模が大きいシュツットガルトとハノーファーなのだから。むしろ空席が目に付く試合も散見されるし、ファン離れが危惧されている状況だ。」
「リーグ全体の競争力も、一時期の“バブル”がはじけた印象が強い。今季のチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)に参加したドイツの7チームで、グループステージを突破したのはバイエルンのみ。
 ドルトムントとRBライプツィヒがCL敗退後に参戦したELで16強まで勝ち上がっているのがせめてもの救いだが、他の4チームは欧州の舞台から早々と姿を消している。当然、バイエルン以外が不甲斐ないという見方もある。」

〔ノックアウト方式のプレーオフ導入を〕
「バイエルン以外のドイツ勢にハメス・ロドリゲス級のスターを引き付けるブランド力や経済力はなく、外国資本の参入などを阻んでいる50+1ルール(例外を除き、個人や企業が1クラブの株式を49%までしか保有できない規則)が存在するかぎり、パリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティのようなリッチクラブが突如として出現することも期待できない。」

 リーグ戦をいかに盛り上げていけばいいのか。その解決策として話題になっているのが次の2つの案

〔ヴォルフガンク・ホルツホイザー氏〕
「理想とするのはアメリカのプロスポーツで、NBAやMLB、MLSのようにレギュラーシーズン終了後にノックアウト方式のトーナメントで年間王者を決めようという提案。」
「問題はある。その1つが過密日程だ。欧州カップ戦で最終盤まで勝ち上がっているチームにとって、試合数の増加は諸手を挙げて賛成できないはずだ。心身ともに疲労のピークを迎えているはずの選手たちを無視した、マーケティング優先のイベントと揶揄されても不思議はない。現時点では反対の声が大きく、レバークーゼンのルディ・フェラーSDは「リーグ戦が歪められる」と慎重な姿勢を貫く。」

〔名手エッフェンベルクの大改革案〕
 「リーグの構造自体にメスを入れるというアイデア。 まず開幕前の時点で、トップリーグの18チームをグループA、グループBに9チームずつ分ける。各チームは同じグループの対戦相手とクリスマスまでにホーム&アウェーの計16試合を消化。各グループの上位4チーム+グループAとBの5位で成績の良いチームがグループIに進出し、1月から5月にかけて優勝および欧州カップ戦出場権を争う。そして、残りの9チームはグループIIで残留を懸けたサバイバルに挑むという構図だ。前半戦の成績は反映させず、グループI、IIは勝ち点や得失点がゼロのフラットな状態でスタートする。
 この“エッフェ案”はギリシャやベルギーが導入済みの優勝プレーオフとは異なり、欧州の主要リーグでは類似例のない斬新なアイデアだ。もちろん、グループIへの参加権を逃したチームのモチベーション低下に加え、グループIIへのファンの関心度の低下など気がかりな点は思い浮かぶ。
 他にも50+1ルールの撤廃やテレビ放映権料の分配率の見直し、さらにはドラフトやサラリーキャップ制の導入など、ブンデスリーガを再びエキサイティングにするためのプランはいくつも挙がっている。はたして改革へと舵を切るのか、それとも伝統重視で変革を避けるのか。華々しく映るブンデスリーガが岐路を迎えているのは間違いない。」
引用:Number Web

 という内容でした。2案のどっちにしても、悪夢の2ステージ制、プレーオフ制には変わりありません。結局どこが一番強いのかわからないと、少し前の「2ステージ制騒動」時代に何度も口にしました。それが巡りに巡って、あのブンデスリーガで検討されているなんて、当時一体誰が予想したでしょうか。
 エッフェ案は一瞬、スプリット制に思えましたが、そこから一つ複雑にしています。たぶんファン・サポーターが「わかりにくいから面白くない」と言われる事でしょう。そう考えたら、日本のJリーグは1ステージだろうが2ステージだろうが、1強が生まれず、その年その年で違うチームが優勝して飽きません。1強じゃないからアジアで勝てないんだと言われるかもしれませんが、韓国はよくわかりませんが、中国は1強ではないと思います。
 まぁ、ブンデスリーガは大丈夫でしょう。ファン・サポーターの声で揺り戻しの動きが出て、今までどおりに収まるでしょう。
ブンデスリーガ商業主義化関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180311

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観客のためのスタジアム34

2018-04-26 00:01:29 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 前節にJ1柏に快勝した長崎さん、J1で踏ん張っておられます。ここ最近、その長崎さんが新スタジアム建設に着手したというニュースが聞こえてきています。つい1年前までは、クラブそのものの存在が危うかったのに、親企業というホワイトナイトが現れてからは、成績以外は元気がいいです。まずは西日本スポーツの記事から。
   
【駅から500m、J1長崎が新スタジアム建設検討 高田社長表明】
 「関係者によると、親会社ジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)などが、JR長崎駅に近い三菱重工業工場跡地での建設に向け、三菱側が行う事業者公募に応札したもよう。」
「三菱重工が公募しているのは、JR長崎駅の北約500メートルにあり、本年度末に閉鎖する長崎造船所幸町工場跡約7ヘクタール。今月16日に応募を締め切り、県や長崎市の意向も踏まえ4月にも事業者を決定する。
 複数の関係者によると、公募にはジャパネットホールディングスを含む企業グループやJR九州など複数が応募。ジャパネット側は新スタジアムのほか商業施設やマンションなどを検討し、観光名所の稲佐山にあるロープウエーの延伸構想も持っているという。」
引用:西日本スポーツ

【長崎駅北側にサッカースタジアム ジャパネットに交渉権】
「造船事業再編に伴い、今年度中に生産機能の移転を終える予定で、三菱重工は「住む・働く・楽しむ」をコンセプトに跡地の開発事業者を募っていた。関係者によると、ジャパネットは2万3千人収容のスタジアムを核に、ホテルや商業施設、マンションなどを整備する計画を外資系不動産会社とともに提案。長崎商工会議所など地元経済界も支持していた。ジャパネットのほかに、JR九州や長谷工コーポレーションなど複数の企業グループが応募していた。」
引用:朝日新聞デジタル

 スタジアムだけでなく、ホテルや商業施設。マンションなども一緒に建てるという事です。住む・働く・楽しむという3つのコンセプトで募集されていたため、そういう複合施設になったのかな。強豪事業者に勝てたのは、地元の財界とも連携していたのが大きいかったのでしょうか。まるで福岡のホークスタウンのようですね。
 それにしても、少し後からJ2に上がってきたので、最初の頃はJ2の上位はしんどいかなと思っていましたが、2回プレーオフに出場し、J1に駆け上がっていかれました。それもこれも親企業が付いたからなのかな。
J2長崎関連⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180218
   〃    ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171119
   〃    ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170710
   〃    ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170606
   〃    ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170413
   〃    ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130426
   〃    ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121117
   〃    ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061128
   〃    ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060807

   〃    ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060215
   〃    ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060125

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Jリーグの話題152

2018-04-25 00:01:42 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 今日、ネットでちょっと目に停めた情報がありました。試合での選手交代人数が増えるとか。地味な情報ではありますが、よく読んだら世界的な流れのようです。まずはフットボールチャンネルの記事から。
   
【国内初の「選手交代4人」制。Jリーグが今季からルヴァン杯での導入を決定】
「Jリーグは24日に開催された理事会において、今季のYBCルヴァンカップにおける選手交代枠についてルールを変更することを決定したとして発表を行った。」
「新ルールが適用されるのは、今季の大会のうち延長戦が行われる可能性がある試合。具体的にはプレーオフステージの第2戦と、ノックアウトステージ各回戦の第2戦、そして決勝戦となる。延長戦での4人目の交代を可能とするルールは、今年3月3日に行われた国際サッカー評議会(IFAB)の年次総会において競技規則への追加が決定された。今夏のロシア・ワールドカップや、来季以降のチャンピオンズリーグおよびヨーロッパリーグなどでも採用が決定されている。日本国内のプロレベルでの採用は初となる。」
引用:フットボールチャンネル

 日本のJリーグでの新しい取り組みはいつもルヴァン杯ですね。まぁ、リーグ戦や天皇杯と違って、スポンサーカップみたいな大会だからなのでしょうか。最近では、若手出場枠(21歳以下)の新設とかですね。Jリーグ公式HPにも正式に発表されていました。

「本日開催の理事会において、『2018JリーグYBCルヴァンカップ』における交代要員の数について、下記の通りルール変更を決定しましたのでお知らせいたします。なお、本ルールは、2018 年3 月3 日に行われた国際サッカー評議会の年次総会において、競技規則に追加することが決定されたことに伴い、導入することとなりました。
■対象試合
 ・プレーオフステージ第2戦   ・ノックアウトステージ各回戦の第2戦   ・決勝
■変更内容(交代要員の数)
   最大3名までの交代を行うことができる。(変更前) 
→ 最大3名までの交代を行うことができる。ただし、試合が延長戦に入った場合、4人目の交代を行うことができる。(変更後)」
引用:Jリーグ公式HP
 
 まあ、実際に行われるのはルヴァンのプレーオフステージの第2戦以上の試合で延長になった場合という事で、ほとんど見られないかもしれません。選手の交代枠も一見3人より増えるのは特異のように思いますが、国際親善試合などでは6人まで交代可能と、普段でも時々そういうシーンはあります。
 それにしても、国際サッカー評議会(IFAB)の決定で、W杯やCLなど主要大会でも採用されていくという事で、世界的なスタンダードになる訳ですね。それにしても、ルヴァンといえば、いまだにプレーオフが理解できていません。当ブログにとっては、どうも「2ステージ制騒動」の余韻が残っているもので。

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海外サッカー事情について26

2018-04-24 00:01:50 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 当ブログにとって、MLSは参考にはなるが、真似をしてはいけない存在でした。かつて、前常務理事次第にJリーグの役員でアメリカに視察に行き、アメリカンスタイルに傾倒し、プレーオフ制度を導入し、2ステージ制の悪夢の時代も2年間だけですがありました。まずはプロサッカークラブの収益構造について。
   
【Jはアメリカに倣って空席を埋める努力を!】
〔Jの収益構造はコマーシャル収入に依存〕
「プロサッカークラブの収益構造は基本的に以下の3つが大きな柱となっている。(1)放映権収入(2)マッチデー収入(3)コマーシャル収入だ。この3つのバランス(構成比率)がよければ、理想的な経営体と言えるだろう。現代のシステムと同じように4-3-3(4:3:3)や3-4-3(3:4:3)あたりが、ちょうどいい。その意味で、イングランド・プレミアリーグの収益構造は、かなり優れている。
 驚くような大金が転がり込む「放映権バブル」が何かと話題になるが、マッチデー収入やコマーシャル収入でも十分に稼げるクラブが少なくない。当然、クラブによって構成比率にバラツキはあるが、世界的な人気を誇るメガクラブは(2)や(3)の比率も高い。」
「(Jリーグは)ヨーロッパの主要リーグと比べると、収益構造における三本柱の比率が大きく偏っている。というのも(1)の放映権収入が少ないからだ。Jリーグから「配分金」として、各クラブに渡る放映権収入は1億8000万円(注・J1クラブ)だった。」
「今季から配分金が約2倍に増額(3億5000万円)されるが、営業収益の高い浦和のようなクラブにとっては、三本柱の一つに数えにくい。Jリーグは今後10年間で、総額約2100億円の放映権収入を手にするが、そこから「制作費」などを引いた分を、J3を含む全52クラブに分け与えるから、必然的に1クラブ当たりの「分け前」は少なくなるわけだ。
 そこで、Jの収益構造は(3)のコマーシャル収入に大きく依存している。2015年のJ1を例に取ると、その比率が40%を超えるクラブは実に14クラブ。そのうち、50%以上が柏、名古屋、神戸、甲府の4クラブで柏と名古屋に至っては60%以上を占めていた。」

 まぁ、この話はかなり昔から語られている話で、目新しさはありません。でも、昔と比べたらDAZNの影響で、放映権収入も少し欧州に近づいたのではないかと思います。ただ、まだまだ放映権料は少額です。日本の特徴は広告収入が多い訳ですが、何と柏は60%以上なんですね。密かに親企業の無い甲府さんも60%以上だとか。まぁ、DAZNみたいな存在が昨季まで無かった訳ですから、しょうがない面もあります。

〔空席を埋めるために「和製NSC」の設立を〕
「飲食代などを含まぬ「入場料収入」の比率を見ると、2015年度のJ1の場合、全体の4分の1に相当する25%以上を占めていたのは浦和、仙台、松本、新潟の4クラブで、30%を超えていたのは浦和と仙台のみ。なお、入場料収で10億円を超えていたのは浦和(約22億円)だけだった。大半のクラブは全体の5分の1相当(20%)の収入を確保しているが、この比率を上げていかないと、売上高はなかなか伸びないだろう。」
「近年、アメリカのMLS(メジャーリーグサッカー)が活況を呈しているが、その一因にチケット販売の強化がある。2010年、チケット販売の専門家を養成する『ナショナル・セールス・センター』(NSC)を設立。卒業生の多くは各クラブで職を得ており、NSC時代に叩き込まれた電話営業などのノウハウを十全に生かし、販売実績を挙げている。実際、各クラブはチケット業務に関わるスタッフを20人近く抱えているという。
 さらにサッカー専用スタジアムの保有を促進し、顧客満足度の向上にも努めてきた。こうした地道な取り組みの末、いまや各クラブにおけるマッチデー収入は30%から40%を占めるようになった。MLSの「ドブ板戦術」から学ぶべき点は数多くありそうだ。」

 このコラムでは、日本は広告費が多く、今後は入場券収入を増やしていくべきと語られています。ここでMLSが出てきます。チケット販売の強化で活況となり、チケット販売の専門家を養成する「ナショナル・セールス・センター」(NSC)を設立したとあります。ドブ板戦術はMLSに限らず、日本の民間企業ならどこでも出てくる話。MLSの大会形式は反面教師ですが、このNSCはいくらか見習ってもいいかもしれません。フロント社員のスキルアップにも役立つでしょう。もし、日本版NSCができたら、クラブだけでなく、スポンサーも含めて広く民間企業に門戸を開いてはどうでしょうか。
 Jリーグで教わったから、わが社の業績が伸びたと言われるなんて・・・理想過ぎます。
引用:VICTORY 

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次に向けて頑張りましょう170

2018-04-23 00:01:19 | ファジアーノ岡山

 生観戦レポです。
 昨日、Cスタで開催された、ファジのホーム岐阜戦の観戦に行ってきました。昨日は応援団・浅口の面々は不参加。シマカズ氏などと観ましたが、シマカズ氏の希望でメインのアウェー側に座りました。当方は全く凝りはなく、どこでもOK。久しぶりに座りましたが、結構空いていましたので、ゆったり観れました。来場者層も比較的若い人が多かったかな。
   
 ナイトゲームという事で、久しぶりにファジフーズに行ってみました。開始30分前というのに、一時期見られた長い列は無く、テントによってはすぐに買える状況。さて、目で店頭看板を見渡していった時に、9番テント(実店舗名を知りたいところ)の「今節限定 岡山LOVEメニュー」というプレートに目が留まる。真備で名高いたけのこを使用したという青椒肉絲丼「真備LOVEたけのこの青椒肉絲丼」とか。細かい内容は置いておいて、企画内容がいいですね。元々青椒肉絲は好きだったので、迷わず購入。普通に美味しかったです。ふと、以前はクラブへ行く部分もあるため、やや高めの値段設定というイメージがありましたが、よく見渡してみると、ひょっとして全体的に値段がやや下がった?というイメージ(違っていたらごめんなさい)。9番テントのこの「岡山LOVE」シリーズいいですね。今後も紹介しようかな。
   
 イベント情報です。
 まずはBMXフリースタイル実技披露。1回目がフラットランド(平らな場所で自転車とともに回転したり、タイヤの上でバランスをとるなどの芸術性の高いトリックを競い合う競技)として、ファジステージで開催されました。全日本選手権の初代優勝者で世界で活躍中の中村選手など、岡山市内での強化合宿に参加中の日本強化指定選手がまずはファジステージで実技を披露しました。東京五輪の正式種目でメダル獲得の期待も高いこの競技だとか。参加選手は7人で、MCは Team Japanの出口監督(岡山県出身)。他にスタジアム前広場の特設エリアで、BMXの体験会も開催されたそうです。
 また、ファジステージでは「大学生ステージ」という事で、県内大学のうらじゃ・ダブルダッチの4サークルが登場し、ステージを披露。ちょうど、うらじゃの演武が行われていました。あと、選手がスタジアム前広場に出没という事でしたが、ちょっとわからず。最後に建物に戻っていく2人の選手の後ろ姿を見て、ああどこかに来てたんだと。2015年サッカー検定の選手参加みたいに、どこかで告知部分を設けたらいいのにと思う。たぶん、選手が来ている事をほとんどの人の頭から段々消えていっていると思う。ちなみによそは「今日の選手の一日店長」というように前告知しているところばかり。ここにも岡山スタイル・・・ とそんなところか。
   
 そして、ハーフタイムに何やらセットが組まれていく。BMXの会場セッティングでした。アナウンスがあり、慌ててA席のホーム側にダッシュ。目の前で技の妙技を見させていただきました。いやぁ、J2岡山のハーフタイムショーで史上最高レベルではないかと思うくらいに楽しめました。この日一番盛り上がったシーンだったかも。7人のBMXの日本代表レベルの選手達によるパフォーマンス。あれは良かった・・・ 正直J2岡山のハーフタイムは何も無い事ばかりで、求める事をほとんどあきらめていましたが、昨日のBMXを目にして、やはりハーフタイムショーにも手を抜くべきでないと実感しました。とにかく何かやるべきだと。面倒臭いでしょうが、ファン・サポーターのために頑張って欲しいですね。我々はJ1の試合もよく観ているので、あって当たり前と思っています。
    
 車いすボラの富氏に声をかける。何でも新事業を立ち上げたとか。「合同会社 笑顔の輪japan」という事業所で、公式FBページを教えてもらいました。頑張って欲しいですね。あと、朗報があります。応援団・浅口の岡部長さんがFSSに入会するとか。元々熱狂的な広島サポなので、岡山の試合をできるだけ観たいという気持ちもないが、地域のボランティアには積極的。そういう事を聞いて声をかけたところ。入会すると。久々にナイスな出来事になったなと。ただ、岡部長から「(入会登録フォームの)『性格』の記入欄は何と書かれました?」とメールが来て驚く。フォームを見てみると確かに「性格」欄があり、ボランティアリーダーのK山女史に問い合わせる。「申込書をみて、ピンときました。×性格→○性別でしょう」と返信が来る。確かにダウンロードするPDF版には「男・女」欄がある。同様に入力途中で手を止めた読者の方もおられるかもしれないので、その後何か動きがあったらお知らせいたします。
   
 試合ですが、岐阜さんは昔から相性の悪い相手。昨日は岡山の苦手3タイプ(①ローライン:ディフェンシブ、②ポゼションが上手い、③ハイプレス)のうちの①と②に該当するチームである事が、試合に入ってから認識しました。ラインを下げられると、岡山は本当に攻め手が無くなるなと実感しました。元岡山の竹田選手頑張っていました。黄色い紙ももらっていましたが。シマカズ氏から大木監督はポゼッションサッカーをやると聞きましたが、まさにその通りの展開。足元は岐阜さん、本当に上手かったです。新外国人選手が後半に投入されるまで、ボールを触らせてもらえませんでした。昨季J1チームにはいい試合ができても、ローラインの下位チームには手も足も出ない・・・ こういう戦い方ではJ1はまだ早いのではと個人的に思いました。この日も得点できず、2試合無得点。今季の得点も未だにセットプレーのみ。2位であるのが不思議な感じです。

 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「互いが互いの良さを消し合った結果、決め手に欠けるゲームとなった。首位を快走する岡山は相手のバスワークに対し、引く場面と当たる場面を使い分けてしのぎ、後半に入って反撃を開始。ピッチを広く使ってゴールを奪いに掛かるが、序盤から攻守に体を張り続けた2トップに余力は残っておらず、交代カードも機能不全のまま終わった。」
J2採点
 【MAN OF THE MATCH】一森
 一森:6.5、阿部:6、濱田:6.5、喜山:6、椋原:5.5、塚川:6、上田:5.5、三村:5.5、齊藤:5.5、赤嶺:5.5、伊藤:5.5、
仲間:5.5、長澤監督:5.5
【山陽新聞選定MVP】
一森選手:
 最後まで安定したセービングで勝ち点1を死守した。ピンチにも冷静な状況判断。的確な指示が光る。全10試合にフル出場し、無失点は7度目。周囲の信頼は絶大だ。

   
 今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ惜しい分け」というタイトルの記事の戦評です。
「最後の最後までゴールが遠かった。」
「最後尾から細かくパスをつないで攻め上がってくる岐阜対策は、奏功したと言える。敵陣では球を回させ、縦パスに対しては厳しくチャージした。相手GKがボールを持った際はFWの赤嶺と斉藤らがサイドバックとセンターバックの間に立ち、出しどころを消した。相手の攻撃力をそいだまでは良かったのだが・・・」
「終盤は新加入のリカルドサントスを投入して畳み掛け、ペースを奪い返したものの、2戦連続無失点中の相手を崩しきれなかった。クロスの精度を向上させたい。」
   
 昨日の時点では暫定首位キープで、今日の大分さん次第でしたが、今日の大分さんはロスタイムで得点し、1-0と根性で勝利を拾い、首位に立たれました。他人本願の首位キープでは意味が無いでしょうから、もう一度気持ちを切り替えて、首位を目指してはいかがでしょうか。気が付けばすぐ後(勝ち点1点差)に山口さんが迫ってきています。
 次節勝てば最良で首位奪回。負ければ最悪で5位まで転落します。次節対戦する熊本さんは現在6位で、4付きは2勝2分けと好調。しかも新潟さんにも3-1で勝ってます。昨日も京都さんに2-1で勝ってますね。
   
【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 該当者なし    2位: 一森選手 

oketsu氏: 該当者なし。スコアレスだったため。
issan: 該当者なし。決め手の乏しい試合でした。
山やん君: 一森選手。少ない場面でしたが、ファインセーブでゴールを守りました。
シマカズ氏: 該当者なし。(MOMの)決め手となる材料が乏しかったですね。
鈴氏: 一森選手。何度もPAをえぐられる中、ゴールを破らせなかった集中力は流石です。
応援団浅口・メグミさん: 該当者なし。チャンスを生かせなかった。パスが通らなかった。

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地域に溶け込む川崎フロンターレ76

2018-04-22 00:47:13 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 親企業のある市民クラブの大御所、当ブログで言う「二卿」の筆頭。湘南さんの親企業発足によって、川崎さんがより引き立つ事になりました。当ブログでは親企業があろうが無かろうが、どれだけ地域に根付いているかで評価しています。そりゃ、親企業が無い方がより市民に近い存在ですが、川崎さん、湘南さん、そして柏もそんな存在です。そんな川崎さんの素晴らしい継続事業について、村井チェアマンが絡んだニュースが流れました。その画像とセリフに感動したので、今回紹介させていただきます。
   
【村井チェアマン、陸前高田市の復興 支援活動を継続する川崎を称賛】
「J1川崎は鹿島戦を行われた21日、ホーム等々力陸上競技場前のフロンパークで「陸前高田ランド・夏」を開催。Jリーグの村井満チェアマン、陸前高田・戸羽太市長、川崎・福田紀彦市長らが餅まきと募金活動を行った。川崎は15年に岩手県陸前高田市と友好協定を結び、被災地を訪問してのサッカー教室などの復興支援活動を行っている。「陸前高田ランド」は定期的に開催。陸前高田市を中心とした三陸産の食材を使った料理などを販売している。
 村井チェアマンは「フロンターレは地域を大事にするクラブの代表格。(昨季は優勝して)期待を背負いながらプレーして、結果を出した。コンペティションで勝つことと、社会貢献は矛盾するものではないことを示している」と話した。」
引用:デイリースポーツ
   
 村井チェアマンが他の市長と参加した餅まきは三陸名物だそうです。陸前高田ランドについては、当ブログでも昔から紹介してます。よくありがちなちょっと募金活動だけというものではなく、被災地の自治体と協定(高田フロンターレスマイルシップ事業)を結んだ上で、被災地訪問でのサッカー教室、ホーム戦で当地の食材を使ったメニュー販売と、行動力ハンパないです。3月11火前後の全クラブ統一の募金活動だけではなく、こういう独自継続事業を実施しているクラブがいくつかあります。当ブログではそれらが「(付加価値の部分で)本当にJ1にふさわしいクラブ」と認識しています。
 川崎さんのそれらの活動を、村井チェアマンは「コンペティションで勝つことと、社会貢献は矛盾するものではないことを示している」と、完全にリスペクトされたコメントを発しています。つまり、村井チェアマンもやはり付加価値が高いと実証されています。まぁ、中には社会貢献を余り手掛けていないのに、コンペティションも失速の末、結果的に低迷してしまうところもあるようですね。
 
 陸前高田ランドは年1回と思っていたら、何と年2回実施されています。「春」と「冬」。更におみそれしました。改めて、主な開催内容を見てみましょう。春も冬も開催内容は基本的に同じようです。
〔陸前高田ランド春2018〕
・スタジアムグルメ:「三陸食材を使用したメニュー販売」
・「たかたのゆめちゃんフロンターレ応援ソング」生LIVE:陸前高田市と川崎フロンターレを応援する応援の披露
・三陸名物「餅まき」
・Mind-1ニッポンプロジェクト募金活動
・陸前高田地域振興 「三陸産商品物販ブース」
J1川崎公式HP該当記事:http://www.frontale.co.jp/info/2018/0409_13.html
  〃 「フロンターレ日記」該当記事②:http://www.frontale.co.jp/diary/2018/0414.html
  〃       〃           ①:http://www.frontale.co.jp/diary/2017/0404.html

 試合当日は試合前、試合終了後と2部構成で開催されています。陸前高田の皆さんと打ち合せの結果、多くの方に陸前高田の商品を触れてもらいたいとこの日は4時間半のロング開催になったとか。川崎でのこのような復興支援イベントを通じて陸前高田市へ興味を持ち、皆さんが現地へ足を運ぶようになり、地元の方々と知り合えるようなきっかけになって欲しいという両者の思いが詰まっています。また事前に、選手会主催の陸前高田サッカー教室も開催されています。
   
 陸前高田ランド冬2017は、昨季悲願のリーグ初優勝を決めた試合での開催となり、縁起の良いイベントになっています。 和太鼓演奏 和楽会「昇」の演奏もあったようです。「冬」は「蒸しがき」が大人気で長蛇の列ができたそうです。 最後の第4部には、表彰式でシャーレを授与した原副理事も参加して、募金箱を手にされたようです。素晴らしい。
J1川崎公式HP該当記事:http://www.frontale.co.jp/info/2017/1120_5.html
  〃 「フロンターレ日記」該当記事②:http://www.frontale.co.jp/diary/2017/1212.html
  〃       〃           ①:http://www.frontale.co.jp/diary/2017/1127.html
   
 という内容でした。今回、参加された村井チェアマン(この記事を読んでくださっていればいいのですが)には、川崎さん以外にもこういう社会貢献の継続事業の推進を進めて欲しいです。社会奉仕活動は決して不祥事のペナルティではありません。実施すれば成績が落ちる訳でない事も川崎さんが証明して下さいました。個人的にはぜひ、クラブライセンスの必須項目に入れて欲しいと思っています。そんな川崎さんは、現在リーグ3位と、首位争いを繰り広げています。こういう活動でファン・サポーターからもらったパワーを、力に変えて勝ち星をゲットしていっています。
 他のクラブには「そうでのうても人も足らんで忙しいのに、そんな活動はできんじゃろ。無理無理」と口にするフロントスタッフもおられるかもしれません。もし、そういう価値観があれば、そういう価値観の更正を村井チェアマンにはお願いしたいと個人的に思います。
J1川崎関連:75747372717069686766656463626160595857565554535251504948474645444342414039383736353433323130292827262524232221

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日本代表のこと・・・396

2018-04-21 03:49:29 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 今日は起きました。余り寝れなかったので、ちょっと眠いがまあいいや。明日休みだし。再び戦うオーストラリアは、FIFA6位(一時期は4位まで上昇)、W杯最高ベスト8、アジア杯'10年優勝というチーム。前回の対戦では日本が先制したが追いつかれて1-1のドローという事で、決着はついていません。キックオフ。GK山下選手は3年連続ベスト11。今日は生書き込み。
     
 オーストラリアは早々に細かくつないできて、最後は高さで勝負してきます。平均身長が低い日本はやや攻め込まれる展開。オーストラリアのカー選手は直近2試合で4得点で要注意です。今日は前掛かりに来た相手に、とにかく右サイドを狙われて、えぐられています。何度もシュートを打たれ、山下選手のナイスセーブ。今日はGKが目立っています。熊谷選手のハンドを取られてPK献上。オーストラリアは準決勝で、PKは上手くないという情報ですが、山下選手止めました! 
    
 オーストラリアは広く使って、日本の選手を広げたい狙いか。オーストラリアは後半にスタミナが落ちるという情報あり。前半の猛攻を耐え忍べば勝機ありです。岩淵選手のドリブルが光ります。3人くらい抜きました。前に攻め込まれる場面がやっと減ってきました。
 GKの山下選手は何となく、かつての海堀選手をほうふつさせます。黄金時代に福元選手と競り合った名選手です。引退したと聞いています。オーストラリアはなでしこリーグ所属は5人。前半終了。
   
 交代選手は無し。後半スタート。オーストラリアは前半ほどの勢いはありません。2大会連続の決勝を戦う事になり、前回は日本が1-0で勝っています。風が強くなってきて、日本は風上なので有利です。オーストラリアには17歳の選手が出ており、若くて強いというイメージです。要注意のカー選手はアメリカリーグの得点王、やばいです。
 菅沢選手、ふっとばされて、ユニフォームも破けています。やはり、体格の違いはありますね。延長からPKになる可能性がありますが、オーストラリアはPK戦に弱いという情報があるので、それはそれでいいかもと。さあ、90分で決着はつくのか。それにしてもいい試合です。
   
 ワンチャンス。得意なコースからファーストシュートでネットを揺らしました。解説席から「凄すぎる・・・」と驚きの声がこぼれる。日本ゴォール!!! 横山ゴール! 1ー0。4試合4ゴールです。時間はかかりましたが、日本もやっと強くなってきたなぁと思いました。オーストラリアの猛攻が続きます。
 サイドのクロスに注意です。オーストラリアはサイドを広く使い、体を張ってぶつけてきます。日本のゴール前はオーストラリアの選手でいっぱい。日本はよく守っています。どんどんクロスを浴びせてきます。岩淵選手、足がつりました。全試合出場なので、負担も大きいはず。ここでホイッスル。日本アジアカップ連覇、おめでとう! 起きてて良かった。

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