J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

頑張る町田ゼルビア4

2017-08-23 00:57:45 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 町田さんやりますね。「エスコート女子大生」なる来場者イベントを町田さんが実施し、大きな話題になったと伝え聞きました。こういう新風を吹き込んでくれる存在は、Jリーグにとって有益ですね。本当にいいアイディアだと思います。まずはGoal.comの記事から。
   
【J史上初 “エスコート女子大生“の舞台裏を直撃!元町田戦士、星大輔氏「ゼルビアがきっかけで友だちの輪が広がれば…」:Goal.com】
 16日、J2町田のホーム名古屋戦の試合前に、Jリーグ史上初めてとなる「エスコート女子大生」というイベントを開催。8月16日の「女子大生の日」にちなみ、選手と一緒に手をつないで入場するエスコートキッズの代わりに、女子学生たちにエスコートしてもらおうという企画。J2町田では、過去にも「ミニスカートの日」にちなんでスカート着用者の無料招待や、入学の季節に合わせて学生服、ランドセル着用者の無料招待など、一風変わったユニークな企画を実施。
 今回のイベントを企画した経緯として、開幕前に年間スケジュールを確認したところ、名古屋戦当日が「女子大生の日」であると判明。「夏休みだし、女子大生を招待したら面白いかもしれない」ということで企画を立ち上げたが、無料招待だけなら以前の企画と変わらないので、町田のアイディアマンたちが、もうひと工夫を加えて生まれたのが「エスコート女子大生」。
 手本にしたのはアヤックスが行った「母の日」の「エスコートママ」。「母の日に選手がお母さんと入場するというのは世界でもやっていたが、「女子大生は例がないのでは」という事で、今回の企画がスタート。相馬監督や強化部と協議した結果、選手と手をつなぐことはなく、フラッグを持って入場する形となったが、「エスコート女子大生」は発表と同時にSNS上でも話題に。

 いざ募集を開始すると、クラブの予想以上に応募が殺到。エスコート22名とフェアプレーフラッグベアラー4名、合計26名の枠に対し、約4倍の101名が応募する激戦。当日、集まった女子学生たちは、星さんの案内のもとで記者会見室やイベント広場のゼルビーランドを見学。そして、キックオフ前に選手の元へと集まると、入場曲とともにピッチに入場。
 この日の観客動員数は6,007人。雨天気で、J2町田にとっては今季3番目に高い数字を記録。クラブとして目標の数字には届かなかっただが、初対面の参加者の女子大生達、色々なところで写真を交換。Jクラブゼルビアがきっかけで友だちになり、個々で「また行こう」「面白いことをやっているチームがあるんだよ」みたいに輪を広めてくれる事を期待。
 Jリーグ全体が抱える問題の一つとして、若年層のファンの少なさを指摘。「そのくらいの年代の子たちは日本代表は観ても、なかなかJリーグやJ2リーグを観に行きたいとは思っていないとクラブ側も若者の少なさを認めるからこそ、エスコートに参加した女子大生や、無料招待の学生が喜んでくれたを評価。
「面白いことだったり、話題になるようなことは今後もやっていきたい。町田は「アホなこと」、面白いことをやっているクラブと覚えてもらえたらなと思います」とホームタウン推進課課長のコメント。
Goal.com該当ページ:アドレス

【クラブ公式発表】
 「女子大生の日」記念「エスコート女子大生の募集」「女子学生の無料招待」の開催日の8月16日は、1913(大正2)年に東北帝国大学(現:東北大学)が女子受験生3人の合格を発表、日本で初めての女子大生が誕生したという記念日。
開催日: 2017年8月16日(水)19:00
①:8/16女子大生の日記念:エスコート女子大生を公募
内容:
 女子大生の日を記念して女子大生の皆様の前でフェアプレーを誓う意味を込め、選手入場時、審判団・両チームの選手をエスコート。エスコート女子大生は抽選で選出し、漏れた中から4名様は、フェアプレーフラッグベアラーを担当。
②:8/16女子大生の日記念:女子学生を無料招待
内容:
 女性の短大生・四大生・大学院生・専門学生は、試合当日に特設ブースにて学生証を提示すると、ホーム自由席チケットを進呈。
J2町田公式HP該当記事:http://www.zelvia.co.jp/news/news-106332/

 という感じでした。町田さんってそんなアイディアマン的なクラブだったんだとビックリです。今までの当ブログでの印象は、ゼルビーキッチンと選手の読み聞かせくらいで、正直インパクトは薄かったです。でも、今回の記事でユニークな取り組みをする柔軟な発想のフロントというイメージが付きました。一番のポイントは当ブログでよく口にする「ファン・サポーターと選手との距離感」。これが選手を露出したがらないところであれば、エスコートはキッズ限定でせいぜいスポンサー絡みくらいまでか。よくイベント力と言われますが、元々来場数がある程度いるために、徐々にこういうイベントがしぼんでいき、日常的にマンネリ化するところもあれば、町田さんのように数字は関係なく、ただファン・サポーターに「面白い事をやっているクラブ」と思ってもらいたいと頑張るところと、いろいろあるなと。町田さんにはぜひ、「イベント王」川崎さんの価値観をお手本に頑張って欲しいと思います。
 大事な事は「ファン・サポーターとの距離感」だと思います。選手を囲って、出したがらなかった結果、地域への馴染み度が低下してしまうのではなく、ファン・サポーターと同じ目線で選手を露出していけば、100年続くと思います。
J2町田関連③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151210
  〃     ②
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150820
  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120510

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする