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J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

カリスマの存在226

2017-09-30 00:01:52 | カリスマの存在

 生観戦レポです。
 少し前に、天皇杯4回戦のJ1・G大阪対J1柏の試合を観に、吹田スタジアムに行ってきました。今季はリーグ戦での観戦は日程的に無理であり、残念に思っていたら、「天皇杯で来るから行こう」とお誘いが来て、その気になりました。もっともその方とは現地集合で、仕事の移動で岡山に返る途中で、新大阪駅から下車しました。
   
 生まれて初めて大阪モノレールに乗りました。思えば万博に何度も行っていますが、すべて車での移動でした。それにしても結構乗り換え乗り換えでしたね。万博公園駅に降り立つ。道を挟んだ向こうに岡本太郎さんが作った「太陽の塔」が見えました。「本物だぁ」と。駅もガンバさんで染まっていました。地図を確認するが、確か万博の時は目の前がスタジアムだったのに、新スタジアムは徒歩15分と少し遠くなっている。まずは目の前に新しいショッピングモールが見えてくる。何も考えずに抜けられるのかなと思って、歩いていくと途中で「通り抜けできません」の看板登場。絶句したまま迂回路を通る。安全面での措置でしょうが、絶対に長い目で見ると、抜けるようにした方がいいと思う。
   
 スタジアムに到着。天皇杯だからなのか、目の前の駐車場もガラ空きでした。入ったらすぐにコンコースの向こうにスタンドとピッチが見えてくる。角度がしっかりあります。さすが、欧州を参考にしたスタジアム。うーむ、イメージ通りだと感動。やっぱあれだけ苦労して建設されたスタジアム、素晴らしいなと。まるで欧州に来たような雰囲気ですが、いかんせん観客がやや少ない。今度はぜひリーグ戦で来たいです。
 とりあえず座った感触を求めてイスに座ると、早くも声がかかる。まーさんといけponさんの姿も。またしても結構真ん中の方へ移動しました。もう選手チャントは終わっていて、すぐに試合開始です。
     
 途中、腹が減ったのでコンコースを歩くが、今一つのスタグル状態。やはり天皇杯だからなのか。くくるさんも含めて結構閉まっていました。若干高めの値段設定。J2岡山も参考にしたと噂を聞いた美味G横丁は廃れてしまったのかと思ってしまいましたが、後で聞くと、リーグ戦では外にテントが並んで美味G横丁になるとか。やっぱスタグルはご当地グルメののれん街であるべき。地元業者が相手の地域グルメを模して作るのはちょっと違うかなと個人的に思う。あくまで個人的感想です。くくるさんのたこ焼き食べたかったなぁ。両サポーターの応援。とにかくよく声・音が反響します。一人の声も伝わるくらいに籠ってしまう。この日はなぜかオーバーザレインボーが無かったなぁ。
     
 いけponさんが「今日は審判が6人いるから賑やかよね」と。ちょっと待てよ、主審、線審、副審で4人?・・・ と思ってピッチを見ると、何とゴールライン際に旗を持った審判が立っていました。そうです。ここ数年話題の追加副審です。欧州の主要リーグでは、トラブルが何度も発生するくらいにVAR(ビデオ判定)が主流となってきているのに、日本はまだ追加副審。どうなんでしょうかね。とにかく、追加副審を生で見たのは初めてでした。でも、しばらくしたら存在を忘れていました。
   
 試合ですが、柏はほぼベスメンで来ました。ガンバさんもそうだったのかな。いつもならこういう試合で出ている細貝選手がベンチ入りしていない事が気になる。そういえばディエゴ・オリベイラ選手も。最近見ないが怪我なのか。最初は微妙に苦しい展開でしたが、クリス選手のハットなどで、一気に4-0まで開いてしまい、早くもヤマトのチャントが流れる。でも油断は禁物で、井手口選手のゴールなどで3点返してきました。
 全体的にはGK東口選手のミス続発や、遠藤選手の衰えなどが見えてしまい、ガンバさんの力負けだったようにも見えました。黄色いゴル裏では、ミスが多かった東口選手に対して、「これで航輔は東口を抜いた」という声も聞こえてきました。昨日、10月の強化試合で航輔選手が代表に選出されましたが、お試しのチャンスはやってくるのか。

 まーさんと「延長になったらどうしよう」という話になる。新幹線での帰岡ですが、やはり遅い時間の便が心配。3点が入っていくうちに、そういう心配も消えていましたが、2点返されても不思議と同点になるという感覚は余り無かったですね。それでも失点癖は良くありません。試合後は勝利のダンス。
 勝ちました。これでベスト8進出。次は川崎さん。そこに勝てば、次は磐田さんとマリノスさんの勝者で相性は悪くない。そこに勝つと埼スタの決勝です。2013年の元旦に国立に天皇杯決勝を観に行っていますが、その再現になったらいいなと。鹿島さんも勝ち上がってきているので、天皇杯でも鹿島さんに勝たなければ優勝は無いんだと。

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愛媛FC奮闘中11

2017-09-29 00:01:06 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 中四国で復興支援活動など社会貢献性が№1と認識している愛媛さんですが、面白い事例を見つけました。クラブのスポンサー企業訪問ですが、どこでもやっている活動。社長が朝礼に出たりとか、企業イベントにマスコットが登場したりとか。今回の愛媛さんはちょっと違います。引用して紹介。
 
【クラブ側:愛媛FCによるスポーツを活用した「健康経営支援事業」】
「愛媛FCでは、各企業様の“健康経営”への支援事業として、下記とおりの内容を実施いたします。
【目的】
 昨今、企業の生産性向上や働き方改革が求められている中、従業員の健康を貴重な経営資源と捉え、企業の生産性向上につながる「健康経営」が推進されております。
 また、ここ愛媛では、愛媛国体を契機としたスポーツの活用による地域活性化を図るため、プロスポーツを活用した健康経営の支援を行い、企業の取り組みに継続性を持たせるとともに、プロスポーツのすそ野を広げる意味も込め、愛媛FCとして当事業を実施したいと考えております。
【主催】株式会社愛媛FC/松山商工会議所
【実施内容】
各企業の健康経営推進につながる取り組みを促進するため、エクササイズイベントを行う。愛媛FCが保有するノウハウを企業に提供するほか、プロスポーツファン拡大の機会とする。
【初回開催概要】
・日時:2017年7月5日(水)
・開催企業:三浦工業株式会社
・参加者:三浦工業株式会社 従業員 50~70名
・愛媛FC参加者:フィジカルコーチ 津川 武久、愛媛FC選手2名(予定)」
引用:J2愛媛公式HP

 「生産性向上」や「働き方改革」は現在の日本経済でのトレンドワードです。それら推進させる「健康経営」というのも今後話題になっていくでしょう。地元財界である商工会議所と共催というのもいいですね。特に選手が2人参加しているのが素晴らしい。普及コーチで済ませたがる価値観とは大違いです。第2回を楽しみにしたいですね。何かもう一つないかなと、クラブ公式HPを観ていたら、素晴らしい事業を発見。さすが愛媛さん、という感じの事業。山口さんと同じような事業で、ひょっとしたら山口さんの内容を、地元行政主導でクラブが導入したのかなとも思えます。以下、引用して紹介。
   
【1市町1選手応援事業】
■1市町・1選手応援事業とは・・・
この企画は、簡単に言うと県下20市町にそれぞれ応援する特定の選手を決めて、その市町は決まった選手をとにかく応援する!そして、選手もその地域のイベントなどに参加して交流を深める!といった事業となります。
先日、7月16日(日)の大分トリニータ戦にて、どの市町がどの選手を応援するかの「ドラフト会議」が行われ選手が以下のように決定いたしました! 本※以下、愛媛県からの概要主旨
シーズンをとおして、市町がそれぞれに愛媛FCの特定選手を応援するとともに、選手も応援してくれる市町のPRやイベント等に参加することにより、住民が一体となって愛媛FCを応援する機運を醸成し、住民活力の向上や選手と住民の交流による新たなつながりを形成していくことで地域の更なる活性化の推進と愛媛FCへの住民の関心を高めていくこととを目的とする。」
引用:J2愛媛公式HP

 この全市町に担当選手を付けるという企画が中四国2クラブ(正式には熊本さんも)というのがいいですね。元岡山の玉林選手は宇和島市の応援選手です。内容を見ると確かに素晴らしい内容ですが、山口さんが発表した時と比べて、何かもう一つインパクトが弱い気がします。各市町の指名により決まっていったようですが、どうして山口さんよりも弱く思えるのかな・・・
 山口さんの時にも言いましたが、選手が張り付くというのは大変だと思うので、できるところから頑張って欲しいです。愛媛さんも昔からいろいろな意味で県の影響が強く、全市町の「市町村デー」をずっと開催してきましたから。このページでも紹介されていますが、県下20市町よりMCMT(マッチシティマッチタウン事業)というものが行われています。調べてみると、何と2009年の記事でした。
J2愛媛公式HPMCMT関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090222

 ただ、クラブの公式HPを見ていくと、「愛媛FC・愛媛マンダリンパイレーツ健全経営委員会の開催結果について」という記事があり、どうも愛媛県にクラブ経営面でチェックを受けているようです。なので、愛媛さんというクラブ自体が望ましい内容ではないのかもしれません。でも、愛媛さんの環境も、スタジアムが最寄駅から遠く(バスで35分)、人口(県人口144万人)が少なく、競合するプロスポーツチーム(Bリーグ及びプロ野球独立リーグ)があるという事で、経営環境に恵まれていない面があります。それら3つが恵まれているところとは一緒に語れないと思います。頑張って欲しいと思います。
J2愛媛関連⑱:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170126
  〃     ⑰:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160818
  〃     ⑯:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160401
  〃     ⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160212
  〃     ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151015
  〃     ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150122
  〃     ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140703
  〃     ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140319
  〃     ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131110
  〃     ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130522
  〃     ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130512
  〃     ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130511
  〃     ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090426
  〃     ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090222
  〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080330
  〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051112
  〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051013
  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20050920

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Jリーグファミリーの資格77

2017-09-28 00:01:11 | ファジアーノ岡山

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 昨日、いい情報を知りました。J2岡山からの岡山市内全小学校へ全選手による学校訪問を行うというニュースです。いわゆる選手による学校訪問ですが、大規模ですね。マスコミでもかなり盛り上がる事でしょう。まずは、クラブ公式HPの引用からの紹介。画像はフロントツイッターから、使わせていただきました。
            
【ファジアーノ岡山初事業「岡山市内全小学校への全選手一斉訪問」】
「このたび、ファジアーノ岡山の理念『子どもたちに夢を!』の具体的な活動指針である『最高の選手と子どもたちが仲間になる』を具現化する試みとして、初めて岡山市内の全小学校で選手と児童が触れ合うことを目指す事業を開始いたします。
 これに伴い、岡山市内の93校(分校を除く)すべての小学校を直接クラブの担当者が訪問した結果、今年度の実施校は62校となりました。全選手による訪問は、9月27日より開始し、3日間に亘って実施いたします。
 本事業は継続事業として来年度以降も取り組み、選手が毎年訪問することで、まずは岡山市内の小学校に通う全児童と触れ合うことを目指すとともに、今後岡山市内だけでなく、選手が岡山県全域の子どもたちと触れ合う事業の展開を目指してまいります。」
引用:J2岡山公式HP

 この話は夏頃に噂として耳に入っていて、いつ発表になるのかなと思っていました。素晴らしい事だと思います。当ブログでは以前に、J2岡山はいい事業ほど単発事業になる事が多いと書いていましたが、今回の記事を読むと、継続事業として今後も取り組むとありますね。いろいろあるでしょうが、1年でも長く、できれば未来永劫継続され、J2岡山を代表する貢献事業として続けて欲しいと思います。
 フロントM井氏の「『岡山で育ったら、一度はファジアーノの選手と触れ合ったことがある』そんな環境をつくることを目指して、この事業を始めます」というセリフをどこかで見かけました。フロントの中でも多い人数の中、温度差があると思います。ネガティブな意見に負けずに続けて欲しいです。
 選手によるこうした活動は、選手契約にどう盛り込むかが大きく関係していると思います。初期の頃は確かそういう契約ではなかったと聞いた覚えがありますが、鈴木GMに替わってかな。J1川崎では当初からそういう契約になっており、選手による多くの貢献活動が常態化して実施されています。昔、語る会で「川崎になるのは無理でしょ」という声を聞いた事がありますが、今やJ1からJ3まで、どこも積極的にやっています。山口さんは各市町村に担当選手まで置いています。

 「今後岡山市内だけでなく、選手が岡山県全域の子どもたちと触れ合う事業の展開を目指してまいります」とありますが、素晴らしい計画です。来季以降は岡山市以外の市町も回るそうですが、地元のローカルマスコミにもしっかりPRして欲しいですね。特に県北など郊外の市町は地元CATVやタウン誌が重要なメディアです。しっかり露出できれば、県内全体への「馴染み度」もかなり浸透すると思います。
 そういえば今日からスタートでした。夕方のNHKで「ファジ選手による学校訪問」というニュースで出ていました。でも、貢献活動が日常化していればニュースにもならなかったので、やはり岡山ではまだNHKのニュースで取り上げられるような珍しい活動なのかもしれません。

 こういう素晴らしい初事業が始まったのに贅沢な希望になりますが、ぜひもっと世間に情報開示して欲しいですね。よく「公表しないだけで、普段ある程度やっているから」という言い方が一般的にあるかもしれませんが、当ブログの論調としては、「貢献活動は情報開示してこそ活動。公表しないのはやってないのと同じ」という考え方があります。何のために、どっちを向いてやるかだと思います。社会貢献活動は社会のために、地域貢献活動は地域のためにやるのであって、社会や地域に知ってもらうのも大きな目的のはず。謝金や有力者の依頼のためにやるというのはちょっと違う価値観だと思います。J2岡山は前者だと信じていますが・・・

 そういう活動の情報開示が、各Jクラブの公式HP「ホームタウン」ページです。で、J2岡山を観て見たら、やはり2013年で止まったままでした。たまたま更新されなかったからと信じたいですね。ホームタウンページについては当ブログでも、以前の記事で紹介しております。2年前なので、リンク切れはお許し下さい。
 カッコいい単独事業名(活動テーマ)がついている山雅さんや、湘南さんが理想ですが、その域に達しなくても、2013年からもう一歩進んで欲しいです。とにもかくにも、「岡山市内全小学校への全選手一斉訪問」来週も再来週も頑張って下さい。県内の全県民と全小学生が期待しています。3回終わった後に、もう一度結果確認の意味で、再度紹介できればと思っています。

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アジアに勝て15

2017-09-27 00:01:06 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 今季は当初優勝候補と言われながら、リーグ戦は失速、天皇杯は先日敗退された浦和さんですが、まだACLが残っていますね。そう書いていたら、注目すべき情報が入りました。今後の日本におけるACL出場枠数が今季の浦和さんの成績にかかっているというもの。衝撃的でした。以下、引用して紹介。
   
【ACL4強入り・浦和が背負うJリーグの未来】
「アジアチャンピオンズリーグ(ACL)で4強入りしたJ1浦和が、Jリーグの未来も背負うことになった。来季まで日本のACL出場枠は3+1枠で決まっているが、2019年大会から出場枠の決定方法が変更となる。その中で最大のライバルとなるのが中国。今季の結果が大きな意味を持つだけに、上海上港(中国)と対戦する準決勝は国の威信を懸けた“負けられない戦い”となる。」
「イレブンは2度にわたる“埼スタの奇跡”でこれ以上ない自信を得たが、それと同時にJリーグの未来を左右する大きな責任も負うことにもなった。というのも、今後のACLの戦いが2019年以降にJリーグに割り当てられる出場枠に大きく影響するからだ。
 来季まで日本に割り当てられている出場枠は3+1(3チームが本大会1次リーグから出場、1チームはプレーオフからの出場)。これは13~16年の成績を基にクラブ70%、代表30%の割合でポイント化して決められていたが、19、20年は15~18年のクラブ90%、代表10%の割合に変更される。すでに終了した2年は、中国の広州恒大と韓国の全北クラブがACL優勝を果たしており、ポイントで後れをとった日本の立場は危うくなっている。
 実際、今季と来季の出場枠を決めるにあたり、クラブ成績のポイントで日本は韓国、中国に次いで東アジア地区3位。本大会2枠+プレーオフ2枠に減少の危機だったが、代表ポイントで辛うじて中国を上回り、3+1枠を確保した。それだけに今季は中国にこれ以上ポイントを稼がせるわけにはいかず、浦和が準決勝で上海上港に負けることは許されない。
 21、22年の出場枠については代表チームの成績は考慮されず、17~20年のクラブ成績のみで決められるため、今季のACLの重要度はさらに上がる。10年ぶりのアジア制覇を目指す浦和は“赤い悪魔”のプライドを守り、Jリーグの威厳を示したいところだ。」
引用:東スポ

 恐ろしい話ですね。いつの間にか日本サッカーはそんな状況に陥っていたのですね。知らなかった・・・ 来季'18年までは2+2がキープできているようですが、'19年~'20年の出場枠は'15年~'18年の4年間が反映され、すでに半分が終了。韓国と中国のチームがACLで優勝している状況。今のところ日本は3番手になっているとか。今までと違って、クラブ90%に対して、代表ポイントは10%に減少し、W杯最終予選で東アジアのトップで通過したのに、日本の強さが反映されにくくなるという苦しい状況です。そして何と、'21年以降はクラブ100%の割合になり、ACLで優勝するしか3+1を確保できなくなるという益々厳しい状況。金満クラブばかりの中国クラブがとてつもなく脅威と化しますね。
 別に今年だけ頑張ればいいというものでなく、今後1年ずつずれていくだけなので、ACLで日本は常勝クラブを生み出さねばなりませんが、今までの状況を見ると、とても不安。こちらのサイトに詳しく載っています。
   
 という事で、今回のACL準決勝で中国のクラブに勝つか負けるかは天と地の差があります。ただ、中国のクラブも最近バブルがはじけて昔のようなバカ強さが減ってきている印象はあります。某黄色いチームがACLに出た時の広州恒大のような存在は今は無いのかな。でも、相変わらず中国勢は強いです。そのためにも、日本サッカーのためにも浦和さんには上海上港に勝って欲しいです。
 ただ、ビビッてばかりの話だけでもなく、最後に一つ安心材料が出てきました。実は浦和さんは、グループステージで上海上港と対戦しており、アウェーでは2-3(3/15)で負けていますが、ホームで1-0(4/11)と勝っています。つまり五分と五分でがっぷり四つ。ただ負けてはいません。頑張って下さい。

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地域に活きるFC高梁吉備国大シャルム19

2017-09-26 00:01:56 | 吉備国際大Charme岡山高梁

 生観戦レポです。
 先日の24日(日)、倉敷運動公園で開催されたなでしこリーグ2部の吉備国大シャルムのホーム愛媛戦の観戦に行ってきました。年間2試合の倉敷開催の2試合目。近所開催の近さを喜びながら、スタジアムに入りました。どうやらこの日は岡山県民応援デーの様子。県内トップチームの選手の集合写真がある寄せ書きボードを発見して観ていると、県スポーツ振興課のK副課長登場。この方とのお付き合いも長い。当ブログの愛読者でもあり、また某会合で語り合うのをいつも楽しみにしている間柄。
     
 いつものように入場しますが、この日も運営側で知った顔無し。中旗を振るろんぱ氏発見。シャルムの試合にはよく駆けつけているそうですが、相変わらず元気です。 前回、近くのマンションで「勝利祈願の黄色いフラッグ」が遠くに観えましたが、今回も掲示されていました。いつかキンスタのように周辺のあちこちのマンション等でいっぱい応援フラッグが掲示される事を祈ります。たぶんあの知り合いかなと思っていたらやはりそうで、了解を得て撮影して掲載。
 来場者の子ども達が何か手帳のような物を持っていて、選手を見つけたらサインをもらっている。近くに来た時に見ると、「サインラリーてちょう」と。どうやらちびっこサポーター向けのサイン帳の様子。サイン欄の下に「しつもんしてみよう」とあって、質問欄もある。良くできていますね。裏表紙をよく見ると、「備中県民局」の文字が。そうだったのか、県の活動だったのですね。子どもたちが選手を回って、サインを集めて交流を図る、いいイベントですね。
さんデジ該当記事:http://www.sanyonews.jp/article/581276
       
 試合前に県の応援セレモニーがありました。登場したのは伊原木知事ではなく、どこかの課長さん部長さんか。試合の入りは良く、これは倉敷連勝かと思われましたが、すぐに愛媛さんのペースになりました。何というかシャルムも頑張っているのですが、やられました。若さなのか地力なのか、4-0と思わぬ点差になりました。そこから2点返しましたが、やはり実力差ははっきり出た試合でした。シャルムは全体的に足元の技術がもう一つ。ロングスローを投げるCB8番のシャノン選手の上手さばかりが目立っていました。
 スタンドではサポーターが声出ししています。「フレー! フレー! シャルム!」と野球のような応援で、ほのぼの感出ていました。と同時に、2004年12月のファジの中国リーグへ昇格した入れ替え戦があった補助陸の時も、こんなコールの応援だったなぁと懐かしく思う。
       
 今朝の山陽新聞朝刊の「吉備国大4失点連敗」というタイトルの記事の戦評です。
「シャルムは守備で後手を踏んだ前半に試合を決められた。スピードあふれる愛媛さん攻撃陣に対応しきれずに3失点。攻勢に出た後半もカウンターから4点目を献上。その後は池尻選手の2ゴールで追いすがったが反撃もそこまで」
   
 ベンチスポンサーの「岡山電力」というダンマクに目が行く。ちょうど少し前に熊本電力など、電気自由化に伴うスポンサードの事例を紹介したばかりなので、やたら気になる。公式HPを見ると、昨年10月に設立された会社で、県や経産省、環境省のバナーがいっぱい貼られてある。という事は官を挙げての電力会社なのかな。「岡山特化型電気プラン」の第一弾として、ベルとシャルムに対して「女子サッカー応援電気プラン」を発売しているようです。内容は中電と同じ料金で加入すれば、「シャルムでんき」として、電気代の2%がチームの強化費や育成費に充てられるとか。そのうち、ファジやシーガルズのプランもできるのでは。
   
 以前に長くベルの声出しやボラをやっていた方から、個人的にベルからすべて撤退するという話を聞き、クラブの様子を少し教えてもらいました。最近は余りいい流れではないようですね。こりゃ将来的な3ちもあるかもしれないし、そうなればクラブの存続も不安という印象でした。今季の順位が物語っているかな。今の順位では3部の2位チームとの入れ替え戦になるし、そうなったら応援しに行くでしょうが、そこまで行って欲しくないですね。
 なでしこジャパンに主将と正GKを擁し、なでしこブームに乗って、美作ラ・サ場はいっぱいになった黄金時代とは違います。もし、将来ベルが3部降格とか、全く経営力がしぼんでしまうと、「ファジアーノレディースを結成したらいいのに」という言葉を口にするファン・サポーターも出てくるかもしれません。軽々には口にしてはいけない話ですが、実は「レディースチームの運営」をJリーグ自体が推進しているので、あながち可能性がゼロの話でもない。どういう形であれ、岡山の女子サッカー自体は再び盛り上がって欲しいですね。
   
 試合後、お楽しみ抽選会が開催されていました。若手選手(部員)が、女の子らしく明るい声で場を盛り上げていました。人数も多いし、あの学生のノリはクラブチームではあの域には達せないかもしれませんね。
 やはり地元近所はいいですね。隣の倉敷市営球場では、高校野球が開催されていたのか、県下の強豪校ナインがいました。倉敷運動公園も県内スポーツ文化のメッカですね。来年もぜひ来てほしいし、また行きたいです。

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ボランティアの力232

2017-09-25 00:01:15 | ファジアーノ岡山

 ボランティアレポです。画像はいつものようにシマカズ氏とろんぱ氏にお世話になりました。
 昨日、Cスタで開催されたファジのホーム讃岐戦にボランティア参加してきました。移動道中の電車の中で、いきなりFSSのガンバサポ竹氏と遭遇。電車内でずっとJ1談義をしていました。この日は観戦デーで、デザインが気に入ったコラボマフラーを買いに行くとか。そういえばグッズ何年も買っていないな、ファジフーズも・・・何でなんだろ。
 ミーティングルームに入ると、この日は大勢でした。特に学生さんの多さ。本当にありがとう、君達がいなければ試合運営は回りません。久しぶりに見るベタランが何人もいて楽しかったですね。広島に転勤した西氏登場。向こうでBリーグ広島のボラ参加を模索しているとか。うらやましい。そういえば、下さんやオヤGK氏も最近見なくなりましたね。
   
 この試合は、始めてアウェー席にも再入場口を設けたようです。まぁJ1では普通にあるので、J1仕様に一歩近づくのはいい事だと思います。この日の担当もAゲート。久しぶりに顔を見る来場者もいて、楽しかったですね。来場者がいない作業の合間に、情報交換の世間話。これもボラのメリットと思っています。ベルサポ&ボラの松氏とベルの話。うーむ、しんどい状況。黄金時代と思い比べると、未来が不安ですね。○○さんは櫛引選手押しの地元スポ少の指導者。「櫛引選手は来季も居てくれるんだろか」と口にされていました。IPUの1年生GKくん。元J1下部出身で過去にアンダー代表にも呼ばれているとか。IPUさんから初のJリーガー誕生かもしれませんね。
 1万人来る試合なので、いつもながら手荷物検査等の声掛けも相手の人数がハンパなし。見ると、声掛けの位置はズラッとベテラン勢が並んでいます。やはり若い学生さんよりも年配の社会人の方がトラブル防止効果があるのか。
     
 イベント情報です。
 この日は前座でスクール生大会が開催されていました。また、「瀬戸大橋ダービー」という事で、香川県特設テントで、讃岐うどんプレゼント。倉敷デーという事で、倉敷市テントで倉敷市山のぶどう「瀬戸ジャイアンツ」をプレゼント。倉敷夢チケットに伴う抽選会及び、応募イラスト展示がありました。これも長い企画ですが、最初の頃はイオン倉敷や市役所で展示会があり、試合の時もコンコースに貼り出されていましたが、年々しぼみ感が強くなってきましたね。そろそろ何か変革が必要なのかもしれませんね。当時の担当者Sさんを思い出す。
 そうそう、倉敷デーのボラは実は初めてなのか、初めて夢チケットの実物を見ました。そしてもぎらせていただきました。紙質がチケット仕様でなく、光沢があるチラシ仕様に思えました。薄いって聞いてたけど、コンビニチケットと変わらなかったけど・・・まぁ、何でもいい。
   
 ファジステージではNHKトークショーという事で元日本代表の小島さん登場。この小島さんが、また岡山との関わりが長い。武田さんどころじゃないですね。たぶん、中国リーグの頃から岡山の解説で来てるんじゃないかな。昔、一度臨時コーチとして来られた事もあるし。個人的には代表時代とか平塚時代の雄姿もはっきり覚えていますよ。他に岡山のチアダンススクール生と、香川県のチアダンスチーム「スターティーンズ」による合同チアパフォーマンスが披露されました。そんなところですか。
     
 イベントといえば、去年はサッカー検定で、ベンチ外の選手が飛び込みで来て、来場者を喜ばせていましたが、今季はゼロ。個人的には単発事業ではなく、継続事業を増やして欲しいものです。良い事業ほど単発で消えてしまう印象があります。そういう「心」で人を動かす事業を一つでもやって欲しいと個人的に思います。ハーフタイムには、ファジ丸と讃岐さんのマスコット「さぬぴー」のPK対決がありました。新しいマスコットという事ですが、当ブログとしてはJFL時代のいしかわじゅん氏作の「カマちゃん、タマちゃん」を覚えています。さぬぴーとはどういう位置関係になっているのかなぁ。
   
 昨日もTEAM AS ONEくんも健在だったようですが、同じ震災復興でも愛媛さんはスペシャルマッチか・・・ ちょっと違いを感じるなと。帰り道で駅に向かって歩いていると、年配メンバーさんに声をかけられました。とかく対話の多い日でした。FSSには定年退職後のシニアメンバーが比較的多く所属しています。この方は公務員退職後、現在は福祉関係の学校に通われていて、今後は福祉の現場でできる範囲で働いていきたいとか。学生さんから将来の夢を聞き、シニア層から第二の人生を聞く。この幅広い年代との交流こそボランティアの醍醐味と感じた1日でした。観戦日では決して味わえない、広く深い人間と人間とのふれあいだと思います。ただ、ボラに参加して黙々と作業をこなして帰るだけでは決してできない体験。
   
 試合の方ですが、ボラだったので全く観ていません。ちょうどエコステーションの設営をしていた時に「失点したらしいぞ」とざわついていました。時間も間の時間帯の後半36分と、ええ加減にせいよという空気が試合終了後も包み込んでいました。帰宅してDAZNを観ましたが、関戸選手の不用意なバックパスを拾われ、讃岐さんのストライカーに決められました。あと、試合後、篠原選手が会場のやじに食いついたとかいろいろ情報が流れてきました。まあ、ダービーというのはいろいろな意味で盛り上がりますね。

 ネットの試合の戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「岡山は序盤にセットプレーから三村と伊藤がチャンスを創出するも、相手の堅い守備を破れず、徐々に攻め込まれる展開に。スコアレスで試合を折り返すと、後半の早い時間帯に2枚の交代カードを切り、攻勢に出る。だが、後半36分に途中出場の原にループシュートを決められてしまい、劣勢の状況。終了間際に激しい攻撃を見せるも、得点を奪えずに悔しい敗戦を喫した。一方の讃岐は、強固な守備と原の個人技が光り、激しい「瀬戸大橋ダービー」で見事に勝利。リーグ終盤へ弾みをつける4試合ぶりの白星を挙げた。」【引用:スポナビ
J2採点
 チーム:5、一森:6、久木田:5、篠原:4.5、喜山:6、加地:5、塚川:5、関戸:4.5、三村:5、伊藤:5、赤嶺:5.5、豊川:5
大竹:5.5、パク:5.5、長澤監督:5


 今朝の山陽新聞朝刊の「ファジがっくり」というタイトルの戦評です。
 自陣のゴールに吸い込まれる放物線を、ただ目で追うしかなく自滅。岡山は後半36分、讃岐さんに決勝点となるループシュートを決められる。序盤から自陣でボールロストが目立ち、主導権を握れず、多かったミスが失点に直結する最悪のシナリオ。後で自由にボールは持てるものの、判断や周囲の動き出しが遅く、攻撃は停滞。リズムを変えようと早めに交代するが、後半はいくらかリズムが出たが、ホームで勇気を持って仕掛けようとする姿勢が欠如。
 象徴的だったのが、関戸選手が安易なパス交換によるバックパスをかっさらわれた失点シーン。篠原選手に戻したパスが中途半端になったところを狙われた。どこか後向きのに映る岡山に対し、果敢に前に出ていく讃岐さん。両チームの差が、そのまま勝負の明暗につながった。瀬戸大橋ダービー開始の'15年以来、2季ぶりの黒星で9月を白星無しで終える。
   
 試合後、元岡山の松原選手がバックスタンドに挨拶に来ていた映像が流れました。元気そうです。昨日の時点で10位のまま。今日の試合で千葉さんに抜かれたら11位に下降でした。で、さっきまで千葉さんの試合をDAZNで観ていましたが、負けました。運がありましたね。10位のままです。
 次節勝てば最良で9位浮上止まり。負ければ最悪で12位まで下降。次の相手は8位の大分さん。最近は余りぱっとしない戦績ですが、今月はじめに名古屋さんに勝っているので、油断できません。
 今日もJ2の試合がありました。山口さん、山雅さんに勝ちました。最初見た時は1-0で負けていたのに逆転勝ちです。同じ中四国の仲間としてうれしいですね。ただ、20位とはまだ勝ち点が5点差もあります。長崎さん強いです。千葉さんに勝って2位キープ。情報ではDAZNのリポーターの加戸さんは、あの元ベルの加戸選手のお姉さんだとか。知らなかった。ちなみにMOMですが、今回はCスタに行けていない人が多くて・・・
   
【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 該当者なし    2位: 

oketsu氏: 該当者なし。あのようなゲームでは。
issan: 該当者なし。前に向かう意志が見られない残念な試合でした。
シマカズ氏: 該当者なし

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草の根運動37

2017-09-24 00:42:20 | 草の根運動

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 今年6月に山陽新聞朝刊に「岡山サッカーの歩み」という特集記事が連載されました。岡山サッカー界の本当の創世記から現代まで詳しく書かれていました。当ブログとしては、'05年頃の「岡山からJリーグを」運動が本格化した頃から覚えています。最近の情報は読者の皆さんもよくご存知だと思うので、今回はその中の「第2部 ファジアーノ編」のJリーグへ昇格までの記事を順番に引用して紹介していきたいと思います。第3回の今回は「③ 切り札」から。以下、抜粋して引用させていただきました。
         

「2004年4月25日。Jへの飛躍を願う全ての人の期待を背に「ファジアーノ岡山」がデビューした。岡山県リーグ1部の岡山クラブ戦。会場は岡山市の当新田サッカー場。FW石原龍二のチーム初得点などゴールを重ね、5-2で勝利した。
 もともと前年優勝の「RFK(リバーフリーキッカーズ)」が前身のチーム。セレクションで補強も進んでいた。順調に勝ち続け11戦全勝でリーグ制覇。続く昇格争いも突破し、翌シーズンの中国リーグ参入を決めた。まだJに遠い位置とはいえ上々の1年目だった。
 この年、チームを取り巻く環境は大きく変わった。練習は週2回のままだったが、ミニゲーム中心のメニューにハードなトレーニングが加わった。「練習に参加する人、遠のく人と二分化していった」と最年長選手だった丸野勝一郎(48)=倉敷市連島鶴新田。自主的なミーティングも度々持たれ、チームは厳しさを増していった。
 だが、そのままトントンといくほど甘くはなかった。翌05年の中国リーグ1年目、同市出身で現在ファジアーノの強化育成を担当する元北朝鮮代表FW梁圭史(39)を獲得し、日本フットボールリーグ(JFL)昇格をもくろむ。リーグ2位で昇格プレーオフに当たる「全国地域リーグ決勝大会」に進出したが、そこで敗退。JFL入りは持ち越された。」
「激戦を勝ち抜くにはクラブとしての“基礎体力”が足りなかった。チームを運営するNPO法人・岡山ヒューマンスポーツクラブの財政基盤は弱く、会費や広告料、借入金などで何とかやりくりしていた。より資金が必要となるJリーグでの活動を見据えると、運営母体を株式会社化し、経営を安定させることは避けて通れなかった。」
「7月に株式会社「ファジアーノ岡山スポーツクラブ」が設立され、チームの命運は37歳の“若き切り札”の手に委ねられた。友人や元同僚には「ババを引いた」と冷やかされた。それでも信念は揺るがなかった。」
引用:山陽新聞(上左画像参照)
                    

 この辺りから、岡山サッカー界で当ブログが登場してきます。大した登場ではありませんが、一個人の思い出として触れさせていただきます(特に一木会の歴史はどこにも書かれていないので)。2004年までに何度かJクラブを招いて、桃スタ(現Cスタ)でプレシーズンマッチが開催され、県協会として岡山でのJリーグ開催実績を積んでいきます。この2004年暮れのガンバ戦だったかの帰り道、無人のテーブルの上に置かれたNPO法人岡山ヒューマンスポーツクラブ(HSC)の入会用紙を持って帰るところから、ファジアーノとの付き合いが始まります。その後すぐに入会すると、クラブの事業計画の資料が送られて来る。それを読むと、公式HPが無い事に気づき、クラブ側にHP業者I社(浅口市)を紹介します。当時のクラブ(チーム運営)は県サッカー協会事務所(マンションの1室)の中の事務机1つでしたね。その後数年、I社が公式HPを運営(無償)しました。当時、トップページに試合速報が掲載されていましたが、何度か更新作業をやらせてもらった事も貴重な思い出でした。
 2005年はFリーダーとともにHSCの運営のお手伝い(発送作業等)に参加。つまり、ファジボラ第一号です。この年の天皇杯県決勝でグッズ販売もお手伝いしたっけ。同時に「委員」としてもHSCに参加させていただき、クラブマスコット(ファジ丸)の公募・選考にも参加しました。なので、当ブログとしてはファジ丸君に対しては一つ思い入れがあります。山下初代監督、M事務局長など当時の県協会の方々とはそれ以来のお付き合いです。今では挨拶を交わす程度ですが。
   
 I社のN社長と岡山商工会議所の事務局の方と意見交換を交わすうち、本当に岡山からJリーグを運動を実現するためには、当時バラバラに活動していたマンパワーの結集が必要と認識し、「『わたしたちの街からJリーグを!』フットボール・フォーラム ~若手支援者による研究グループ」を開催し、そこから一木会が始動。その幹部メンバーがそのまま、新法人の役員に就任されました。その時のM座長の同級生が木村社長で、記事の内容につながっていきます。当時は時には怪しい目で見られる事もありましたが、結果オーライでした。当時、とにかく県協会主導の流れから、新しい波を起こしたいという思いで動きましたが、11年が過ぎてこの動きで100%良かったのかと自分で思う事が時々あります。山雅さんをはじめとする市民クラブの地域に根差した歴史を目にすると特に。 
岡山サッカーの歩み②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170917
   〃         ①:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170910

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愛媛FC奮闘中11

2017-09-23 00:01:45 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 中四国で地域の公共財として、特に復興支援など社会貢献活動において、どこが付加価値が高いかという事ですが、現在J3の鳥取さん、J1の広島さんは横に置いておいて考えると、やはり愛媛さんが一番かなと思います。売上アップ、来場者アップだけを追求するのではなく、ファン・サポーターに「このクラブとともにこの地域で生きて行こう」と思わせる「思い」を、過去の様々なイベント等で感じます。
 今回愛媛さんがホーム讃岐戦の前座で開催するのも単にクラブOBだけを集めたOB戦とかではなく、復興支援を広く呼びかけて開催するもの。以下、クラブ公式HPを引用して紹介。
      
【クラブ公式HP】
「愛媛FCは2017年10月15日(日)に開催されます、明治安田生命J2リーグ 第37節 愛媛FC vs カマタマーレ讃岐戦を「被災地支援マッチ」とし、東日本大震災支援活動を行います。
 その中で、元サッカー日本代表のメンバーやサッカー日本代表選手のものまね芸人、サッカーをこよなく愛する芸能人メンバーが『何か自分たちも愛媛FCのこの活動に力になれれば』と本企画の趣旨に賛同していただき、この度、「東日本大震災復興支援エキシビションマッチ」の開催が決定しました。
【開催日】2017年10月15日(日)
【開催場所】ニンジニアスタジアム(松山市上野町乙46)
【スケジュール】
・キックオフ 13:00(20分ハーフを予定) ・終了 14:00予定
※明治安田生命J2リーグ 第37節 愛媛FC vs カマタマーレ讃岐戦 キックオフ 15:00
※開場は12:00(シーズンシート先行入場は11:45)
【対戦カード】元日本代表や芸能人メンバーのドリームチームと対戦する相手は現在調整中です。」
引用:J2愛媛公式HP

 画像を観てもすごい顔ぶれですね。元代表選手が多いです。愛媛さんに叱られるかもしれませんが、よく愛媛県に集結できたなというのが印象です。愛媛さんは今季初めてではなく、何年も前から復興支援マッチを実施されているのですね。年々グレードアップしてきた印象。さすがです。やっぱ、こういう付加価値では中四国№1です。最近Jクラブで流行りつつある芸能人も何人か呼ぶし、MCはサトミキさんですね。ゲストのドリームチームの対戦相手はどうなるのかな。前座試合なので、愛媛さんのトップチームでもないでしょうし、OBチームなのかな。ゲキサカに具体的に名前が並んでいました。引用して紹介。

【J2戦当日に豪華メンバー集結…愛媛が震災復興支援マッチ】
「■来場予定メンバー
▽選手
 福田正博(元日本代表)、三浦淳寛(元日本代表)、福西崇史(元日本代表)、小村徳男(元日本代表)、本田泰人(元日本代表)、平野孝(元日本代表)、林健太郎(元日本代表)、小針清允(Jレジェンド)、桜井直人(Jレジェンド)、清水範久(Jレジェンド)、小林弥生(元女子日本代表)、原菜摘子(元女子日本代表)、北原亘(元フットサル日本代表)、ディエゴ・加藤・マラドーナ(マラドーナものまね芸)、橋本まさを(長友佑都ものまね芸人)、鴛海友輔(宇佐美貴史ものまね芸人)、浅野智秋(香川真司ものまね芸人)
▽応援&スペシャル解説
 佐藤美希(Jリーグ女子マネージャー)、松木激安太郎(松木安太郎ものまね芸人)」
引用:ゲキサカ

 これが単なるスペシャルマッチなら、当ブログでは取り上げなかったのですが、これは震災復興支援マッチです。多くのJクラブで3月しか話題に出されず、忘れ去られようとしている東日本大震災の復興支援活動です。3月以外はやっていないところがほとんど、またはやっているのかやっていないのか不明な中途半端な活動がちょぼっとあるのが現状。さすが愛媛さん、中四国のJクラブで唯一だと思われます。数年前に映画絡みの復興支援活動もあったし、それだけ愛媛さんの付加価値は高いと思います。過去にチャリティーグッズを扱った事が無いところとは違うかな。
 よく観客動員対策で、来場者にモノをどんどん提供すれば大丈夫だろという価値観があるようですが、当ブログでは「モノカネではヒトは動かない、ヒトは心で動く」という言葉をよく使います。今回の愛媛さんの活動はまさに、心で人を動かすもの。モノ・カネ・数字ばかり最優先で考えているところがあれば、それは100年続かないところのやり方だと思います。例えばJ2で観客動員が多いとされる山雅さんでは、来場者全員に何かモノを配ったというのは聞いた事がありません。それはなぜか、心で来場者を呼び込んでいるからでしょう。信州ダービーから続く、感動の密度の高いストーリーで。愛媛さんは観客動員数はそれほどではないかもしれませんが、交通アクセスや人口、他のプロチームとの競合状況を考えればしょうがない面もあるのでは。
 仕事でも販売促進策の事が時々テーブルに出ますが、ストーリーの無い商品は長期的には生き残れないというのがスタンダードになってますね。どこの世界、分野でも同じ事です。愛媛さん、頑張って下さい。
J2愛媛関連⑱:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170126
  〃     ⑰:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160818
  〃     ⑯:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160401
  〃     ⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160212
  〃     ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151015
  〃     ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150122
  〃     ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140703
  〃     ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140319
  〃     ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131110
  〃     ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130522
  〃     ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130512
  〃     ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130511
  〃     ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090426
  〃     ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090222
  〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080330
  〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051112
  〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051013
  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20050920

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Jリーグの話題144

2017-09-22 00:01:46 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 昨日、当ブログでも長く論じている秋春制についてのニュースが流れました。どうやら日刊スポーツ単独の報道みたいですね。特に北部の国で多い秋春制の導入を公約に日本協会のトップに就いた田嶋会長と、寒冷地クラブの声を尊重すれば導入しにくいJリーグ側のせめぎ合い。一定の方向性が出たようですね。以下、引用して紹介。
     
【Jリーグ秋春制断念へ、加盟51クラブの8割反対】
「Jリーグが、開幕時期を春から夏にずらすシーズン移行を受け入れない方針を固めたことが19日、分かった。各クラブ代表者による実行委員会が東京・JFAハウスで行われ、春秋制から秋春制への移行について議論。関係者によると、J加盟51クラブ対象の正式調査で約8割が反対を表明していることが村井チェアマンから報告され、移行を目指す日本協会側に対案を提示することで一致した。28日の理事会で承認される。
 シーズン移行は今年2月の実行委員会で議論が再開し、3月にあった日本協会との将来構想委員会で(1)19年から実施(2)22年から実施(3)当面は移行なし、の3案が挙がっていた。日本協会の田嶋会長はリーグ戦の日程を欧州の主要リーグに合わせるメリットを唱えて移行を呼びかけてきたが、J側は降雪地での冬季の試合開催が困難であることなどを理由に慎重姿勢だった。
 それが今回、秋春制を採用しない方向性でまとまった。12月までに最終結論が出る見通し。ここでシーズン移行を見送る場合、今後10年程度は議論を凍結する方針も話し合われている。」
引用:日刊スポーツ

 さすが村井チェアマンという感じです。当ブログでも過去に何度も取り上げましたが、秋春制は世界のスタンダードに見えて、実はそうでもありません。日本の位置くらいを境に北側の国々は春秋制の導入が多く、ようは暑い国は秋春制、寒い国は春秋制が多いという印象。FIFAで導入方針がある訳でもなく、単なる大会制度の一つです。
 当ブログでは、前の記事でも書きましたが、この秋春制については、次の2点で大いに疑問を感じています。1つ目は、この記事にあるように世界のサッカー界すべてが秋春制ではなく、北ヨーロッパや極東に位置する国、ブラジルやアメリカではむしろ春秋制が主流であり、世界のグローバルスタンダードではない点。2つ目は、ヨーロッパに今までの秋春制から春秋制の変更する動き、可能性が存在している点。もう何年か経ったら、春秋制がグローバルスタンダードになる可能性が残っています。コラムでも、Jクラブに対して秋春制をするよりも、外国に秋春制を説く方がいいのではないかというものが出ているし。
 日本列島は南北に長く、甲信越から北は基本的に降雪があります。当然練習環境も南北で差があり、フェアではないと言えます。J1からJ3までの51クラブで反対している事を強引に導入する事もないでしょう。これも昔の「2ステージ制騒動」を思い起こす話です。今回も、村井チェアマンがクラブ目線で進めてもらえましたね。気になるのが日本協会に後日提示する対案。どんなものになるのか、村井チェアマンの手腕に注目したいと思います。
秋春制関連④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170715
  〃    ③:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170216
  〃    ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140713
  〃    ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130614
Jリーグ組織問題関連 (全般):50 / 49 / 48 / 47 / 46 / 45 / 44 / 43 / 42 / 41 / 40 / 39 / 38 / 37 / 36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 / 20 /

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選手・現場の声48

2017-09-21 00:01:17 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 先日、Number Webで面白いコラムが出ました。反響があったのか、ヤフートップなどかなり露出されていました。Jリーガーの「食」というのは盲点だったかもしれませんね。Jクラブになると、管理栄養士が普通について、食事を管理しているだろうし、選手も個人レベルで自炊でバランスのいい食事を作っているようですが、それでも世界基準ではなかったという事なのでしょうか。いろいろな意味で考えさせられる情報だと思います。以下、部分部分で引用しながら紹介。
   
【ジェフ千葉から消えた脂身と白米。監督が持ち込んだ食事革命が凄い】
「9年ぶりのJ1復帰を目指すジェフユナイテッド千葉は、今季、いままでにない大改革を進めている。」
「エスナイデル新監督が率いるチームは、極端なまでのハイラインで守り、猛烈なハイプレスをかけ続ける。前にも後ろにも、とにかく走るのだ。夏場でも、その運動量が落ちることはない。なぜ、そこまで走れるのか――。監督は「そこにミステリーはない」と言葉に力を込める。厳しいフィジカルトレーニングを課しているのは想像に難くないが、それだけではない。強度の高い練習をこなす体作りから見直し、徹底して食事改善に取り組んでいるのだ。」
〔脂身、濃い味、白米が並ぶ食事に監督があ然。〕
「「これはアスリートの食事ではない!」
  欧州の一線で活躍してきたプロフットボーラーの常識では、考えられないメニューだった。「私が要求するフィジカル的な負荷に対応できるようにするためには、食事から改善しないといけない。食事の質をもっと上げるべきだ。栄養価の高いものを摂り、無駄な脂肪は摂る必要はない」
〔監督から毎日のように届く調理法のリクエスト。〕
「体脂肪率は、12%以下にすることを徹底。監督は現役時代から信頼を置くアルゼンチン在住のフィジカルトレーナーの助言を受けながら、すぐに「食事改革」を断行した。高橋悠太GMをはじめ、チームスタッフに有無も言わさず、献立の変更を指示。沖縄キャンプ2日目からメイン料理は1種類のみとなり、パスタのソースも消えた。食事の手配をするマネジャーの福島佑馬は、監督に言われるがままにホテル側へ細かくオーダーした。」
「舞台裏でてんやわんやの大騒ぎをしているなかでも、監督からは毎日のように脂を使いすぎない調理方法や味付けまで細かいリクエストがきた。」
〔当初は「味がしないし、肉は固すぎる」と不評。〕
「当初、一部の選手からは「パスタは味がしないし、(素焼きの)肉は固すぎる」と不満も出たが、「全ては監督の決めたことだから」と言い聞かせた。キャンプが終わり地元の千葉に戻ると、クラブの栄養士にも協力してもらい、食事管理を続けた。千葉のクラブハウスは食堂を完備しており、「節制メニュー」を毎日、全員の選手たちに食べさせることができる。こだわっているのはメニューだけではない。食べる分量、食事を摂る時間、1日の食事回数もすべて決まっている。」
〔町田「焼き方を失敗した肉かなと思ったくらい」〕
「食堂に張り出される1週間の献立表を見ると、メインのおかずは常に1品で、魚の素焼きか牛または鳥の素焼きばかりが並ぶ。赤身の牛肉は、やはり固いようだ。当初、町田也真人は「焼き方を失敗した肉かなと思ったくらい。あごが痛くなるほど」と苦笑いを浮かべていた。」
〔朝食は400から700キロカロリー。〕
「午前練習前の朝食は、消化最優先のメニュー。胚芽パン、くるみパンなどライ麦などを使った「黒いパン」を主食として、小麦を精製した「白いパン」はNG。玄米フレーク、ミューズリー、さらにはカットフルーツ、ヨーグルト、ドライフルーツ、素焼きのミックスナッツ(塩分カット)が並ぶ。選手の個人差はあるが、摂取するのは400キロカロリーから700キロカロリー程度だという。」
「アウェーの宿泊ホテルでも、「節制レシピ」は変わらない。玄米がなければ、マネジャーがすぐに配送の準備を整える。調理方法のリクエストも、どこのホテルに泊まっても同じだ。」
〔体脂肪率や体重がハッキリ変わり、今では選手も……。〕
「食事管理を始めて約半年。週に1度、体組成計で体脂肪率、筋肉量、体重などを事細かくデータを取っているが、その数値は見違えるように変わった。選手たち自身も、体の変化を実感している。
 体脂肪率が4%、体重は4kgも減少した主将の近藤直也は「体はすごくいい状態。腸のコンディションもいい。体の内側から変わってきている」としみじみ話す。「食事もトレーニング」として割り切っており、「それがプロ。カレーが好きだったけど、今年は1回も食べていない」と笑う。」
「「食べるべきものを正しく食べれば、もっと走れる」エスナイデルの言葉は自信に満ちていた。選手たちのフィジカルパフォーマンスは着実に上がっている。あとはピッチで結果を出すだけだ。」
引用:Number Web

 という内容でした。確かに千葉さんは強いハイライン、強いハイプレスでしたね。J2暮らしが長い千葉さん、今季からスペイン人監督を招聘し、今回の食事革命で、J2で昇格争いと思いきや、現在の順位は岡山より1つ下の11位。前々節では最下位の群馬さんに0-2の敗戦。全体の負け数も多く、今の段階ではJ1昇格が近いとは言えない内容。エスナイデル監督の改革がもっと長いスパンで効果が出るのであればいいのですが、食事面はいいが、戦術・運営面では効果無しとならないように。
 個人的には千葉さんの停滞常態化は、経営面が遠因だと個人的に思っています。チーム名にもあるJR東日本と古河電工という2極化した経営構造が、クラブが一つにまとめられず、結果的にチーム力に影響を及ぼしていると。
 千葉さんといえば、最近気になる事が一つ。柏と並んで千葉県の黄色いチームだったはずなのに、いつの間にかチームカラーが蛍光イエローというか微妙に蛍光ライトグリーンになっている点。いつからなのか、どうしてなのか。合わせ技でもう一つ。
    
【J2千葉の応援ソングはサッカーと芸能の夢の懸け橋】
「J2ジェフユナイテッド千葉が公式応援ソング「WIN BY ALL!」を完成させ、11日のレノファ山口戦でお披露目した。制作は今春からスタートした。5月24日から6月9日まで、公式サイトで「公式応援ソングに入れて欲しい言葉」を募集し、その中から一部を使用して作詞家SACHIが作詞し、浜崎あゆみ、Every Little Thing、MAXらのコンポーザーを務めたDJ Somaを中心としたチーム「Grow Sound」が楽曲をプロデュースした。そして投票が最も多かった言葉「WIN BY ALL!」をタイトルとして完成した。」
「お披露目で「WIN-」を歌ったのは、11年に結成されたクラブ公式プロモーションチーム「アキュアマーメイド」だ。メンバー7人は女優やタレントで、普段は個々に芸能活動を行っているが、ホーム戦の際にフクダ電子アリーナに集まって応援活動を展開。」
「芸能人がゲストで登場し、試合を盛り上げるイベントはJリーグ各会場で行われている。クラブがチアリーディングチームを結成したり、公式に応援する芸能人を認定するケースもあるが、芸能人で公式応援チームを組み、公式応援ソングまで歌うケースは異例だ。“仕掛け人“は、千葉の経営企画部広報グループの前田信治マネジャーだ。」
「サッカーと芸能という、全く異なるジャンルのコラボ企画を次々、展開する狙いについて、前田さんは「スポーツと芸能はエンターテインメント。楽しんでもらうのが1番大事。ファン層を広げるきっかけになると思うし、広げていけば、もっとサッカーが好きな人が増える。いろいろな楽しさをスタジアムで味わってほしい」と強調した。
 発想の源泉は異色のキャリアだ。前田さんは大学卒業後、大手芸能事務所に入社し大物女優や歌手のマネジャーを務めた。その後、飲食系を経て09年に千葉に入社。同年に千葉は前身の古河電工サッカー部時代を含めて初の2部降格を味わった。その中「音楽はコンサートに行けば、みんな満足するけれど、サッカー場に来て全員が満足して帰るとは限らない。勝ち負けじゃないところにも楽しみを感じてもらいたい」と考え、それがアキュアマーメイドの結成につながった。 一方で、知名度の低い若手を中心に結成されたアキュアマーメイドに対して「うちの活動でサポーターから元気をもらって個々の次の活動につなげてほしい」と期待している。」
「公式応援ソングでチームが勇気づけられ、歌うアキュアマーメイドも成長する。スタジアムから、サッカーと芸能2つの夢が生まれ、化学反応を起こしたその先に、悲願のJ1復帰が待っていると、前田さんも、アキュアマーメイドも信じている。」
引用:日刊スポーツ

 という内容でした。こういう大人のチームのチアリーダーチームは公募して結成するパターンもありますが、千葉さんは知名度の低い芸能人で結成されたのですね。それにしても千葉さんのように東京に近い場所はいいですね。芸能人を試合イベントで呼びやすいので。最近Jクラブで、お笑い芸人や歌手など芸能人を呼ぶケースが増えた気がします。
 千葉さんの公式YouTubeを観ました。いいですねー さすがというキレキレのダンスで、関東のダンサーの応援ソングという感じでした。いいですねオフィシャルソング。シーガルズも最近作られたそうですね。
 地元岡山を振り返ってみると、何年か前に「夢」という公式ソングがありましたね。そして、数年前まで芸能人だった女子マネが所属していました。そして、たぶんほとんどの読者がご存じないでしょうが、「雉娘。」というチアチーム?がいたのです。もうかれこれ'06年頃の話ですが。メンバーは確か一般人で構成されていましたが。(ネット検索でのほぼゼロ・・・)
 オリジナル10なのにJ2暮らしが長い千葉さん、頑張って欲しいですね。J1柏も「世界3大カップ」千葉銀カップではなく、昔のようにJ1で試合をしたいと思っているはず。
J2千葉関連⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160708
  〃     ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160618
  〃     ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151003
  〃     ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141020
  〃     ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131206
  〃     ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130113

  〃     ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110216
  〃     ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100719
  〃     ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091218
  〃     ⑥:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081023
  〃     ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080515
  〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061104
  〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060413
  〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060205
  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051107 

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