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当たり前のことを当たり前にやる

大矢君、仕事を終えて自転車で教会に向かいます。あー向かい風で自転車が進みません。このままでは牧師先生の説教に間に合いません。
まあ仕方ない。何とか行かなければ。
大矢君、何とか教会にたどり着きました。いつものようにもう礼拝が始まっています。大矢君、席に着く途中にみなさんに会釈して座ります。
一週間を黙想します。
あー大矢君眠ってしまいました。先生の声にはっと起きます。
今日の福音書は先生も難しく感じた箇所らしいです。大矢君が分かるはずがありません。
うん。よく分からない。
来週は放蕩息子の話か。それは分かりやすいらしい。それは楽しみだ。さすが牧師先生、レンブラントの放蕩息子の絵画の写真を持って来てくれた。あの絵か。
大矢君、よく分からずに納得しています。

礼拝も終盤。主の祈りをみんなで言います。
大矢君、ブルース・スプリングスティーンがブロードウェイライブで言っていたので一生懸命読んでいます。
最後、讃美歌を歌って礼拝終了です。

牧師先生と役員さんが報告をします。
前に大矢君の教会に居てくださった先生が定年退職されるようです。大矢君神妙に聞いています。
それから牧師になる人より退職される人の方が多くて困っているようです。教会にも少子高齢化、人材不足が現れているようです。

それから信徒の人が前で話すようです。
すい臓がんで手術も出来ないと言われたけれど、たんを切る免疫療法を使ってみたらがんが小さくなっていたと話しています。神さまに感謝です。
みなさん心配しながら聞いていましたが、みんなよかったよかったと話しています。
話し終わってから、みなさんその人のところに集まります。その人の晴れやかな顔が大矢君いいなと思ったようです。

大矢君、部屋に帰り風呂に入りました。
当たり前のことを当たり前にやるのが大切だな。
大矢君、その人の晴れやかな笑顔を思い出してにっこりです。
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