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現代のエスプリ「精神障害」を生きる1998/2至文堂

べてるの古くからのメンバーから借りて読みました。1998年発行の本
いいな昔の作業所の雰囲気を感じる。みんな一生懸命社会復帰しようとしていたな。いろいろなこころある人に感謝だな。
座談会、生良さんも積極的に発言している。
みんなで作ってみんなで使う作業所。
いろいろな人のいろいろな役割
地域で生きていくことが出来るのだを大切にしてきた
べてるの出発のコンセプトは「苦労しよう」
依存しながら自己主張が出来るのが自立
失敗するチャンス
そんなことが書いてありました。

でも今のべてるはどうなのか?
理想は色あせて来て社会参加というよりも施設内で時給400円の内職的仕事に満足している。
もう「商売しようぜ」「ひともうけしよう」というやる気は少なくなっている。
べてるはいわゆる普通の作業所に成ってしまったと僕は思う。
それもそれでいいのだろうしメンバーもそれを望んでいるみたい。
そこで僕はどうするか?
その中で僕はべてるの3Sという作業よりもミーティングを重視するグループに入った。
何となくもしかしたら昔のべてるにあったらしいワクワク感を得られるかもしれないと思っています。

この本に千葉病院のソーシャルワーカー漆原和世さんの文章があった。
千葉病院、ほっとハート市川、なつかしいな。
僕も通院していた。見学も行った。
漆原さんも遥か昔に見かけたことあった。
僕は隣の習志野市に住んでいたけれど、わざわざ市川市に引っ越す人もいたとお母さんが話していた。
そんな頃を思い出しました。
この本で僕の歴史が今とつながった、何かせつなくうれしく感じました。
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