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藤原伊織「テロリストのパラソル」の感想 

またフェイスブックで紹介してもらい、藤原伊織「テロリストのパラソル」を読んだ。
どんどん読み進み夢中になった。僕は才能があれば僕がこの作品を映画にしたいとさえ思った。
この作品、学生運動が基本にある。
その中で夢があり、それが破れて、そしてその後の人生を生きる。
僕はブルース・スプリングスティーンのファンだからなのだろうけれど、
アルバム「The River」が浮かんで来た。
人は夢を持って充実して生きられる。
でもその夢がかなうこともあるだろうけれど、かなわないこともある。
そして人は夢がかなおうとも、かなわなくても、その後も生きていかなければならない。
そこに僕は「Drive All Night」のように求め続けて生きていけたらと願う。
「テロリストのパラソル」の主人公はある意味それが出来た人なのだと思った。
能天気に昔気質の人で居続けた。
今の時代に合わせて生きるのが自然で上手くいくのだろう。
でも僕はそれが出来ない。それだからこそ僕は僕のままで夢を追い続けながら生きていきたいと思います。
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