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人はパンだけで生きているのではない

僕は一応クリスチャンで洗礼も受けています。
でも母親の為で牧師の先生から形から入ればいいと言われて、
その通り形だけで、一年に2回位クリスマスとイースターの時しか教会に行きません。
今年はイースターもさぼってしまいました。
一応僕は洗礼を受ける前に先生に話を聞いて勉強しました。
毎週一回、5週間位教わったと思います。
今ではもうほとんど忘れていて使徒信条とかいう呪文のようなのも忘れてしまいました。
でもふと今日になって先生の話を思い出しました。
イエス・キリスト様が悪人に出会い、言い争いになったのですが、
悪人が「お前は何でも出来ると言っているが、それならここにパンを出してみろ」
と言われてイエス様はパンを出す代わりに言い返したそうです。
イエス様「人はパンだけで生きているのではない」
僕はこの話を聞いてイエス様はへりくつを言っているなあ、
一休さんが屏風の虎を出したら虎を退治してやると言ったのと同じじゃないかと思いました。
でも今日になって僕は人はいろいろな人との思い出、感謝の気持ち、言葉で生きているのだな
と思いました。
今僕は僕の居場所でずっと一緒にいた人と別れてとてもつらい。
つらくて生きているという実感が無いです。
でも今日ふと僕の部屋の押し入れを整理しました。
僕の押し入れには宝物がいっぱいしまってある。
最近雑に入れていたのだけれど段ボール箱をスーパーからもらってきて
いっぱいになった日記と僕も書いている文集を分けて入れました。
他の宝物も整えました。
すると何か楽になりました。
僕の今までの思い出がこの中に入っているのだと思い、
自分の生きてきたことが手に取って目に見えました。
僕は今までの感謝の気持ちを持ちながら前へ進もうと思います。
僕の押し入れには僕の宝物がいっぱいです。
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