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ブルース・スプリングスティーン「レッキング・ボール」感想その6THIS DEPRESSION

ブルース・スプリングスティーン「レッキングボール・ツアー」
9月14日ワシントンDC、ナショナルズ・パークでの観戦が決まり
僕は今、コンサート当日のことを思い浮かべて至福の時を過ごしている。

インターネットでメジャーリーグ、ワシントン・ナショナルズのデイゲームを観て
コンサートでの座席はどのあたりかな、スタンド1階席3塁側だけれど
グランドとほぼ同じ高さの内野席、観客席の傾斜が緩い所かな、
ゆったり広いスタンドに見える。
もう少し外野スタンドに近い傾斜の急な所かな、
とテレビ放送で観客席が映るとじっと見入っている。
幸いワシントン・ナショナルズは今のところ成績が結構良いようなので、
ブルース・スプリングスティーンのライブに行くまで
野球観戦を楽しみながらライブの模様を思い描いていけそうだ。
ありがたい。

アルバム「レッキング・ボール」の感想6回目
6曲目THIS DEPRESSIONです。
昔のLPレコードならA面最後の曲になるだろう。

THIS DEPRESSION
社会全体の不況、落ち込み。
そして自分自身の落ち込みを歌っている。
曲調も静かな暗い感じになっている。
ブルースはこの落ち込みの中で、
その中でこそなおさら自分の本性が試されると歌っている。
つらい状況、でもそれでもまだ希望があると歌っている。

歌詞の中に出てくる言葉
This is my confession
このConfessionという言葉はかなり深い言葉なのだろうと思う。
アルバム「BORN TO RUN」でのA面最後の曲「BACKSTREETS」では
”forced to confess"という言葉が出て来る。
よく分からないが教会での言葉のようだ。
懺悔して罪を告白する。
そして自分の真価が問われる時だと。
こういう時こそ人として恥無い生き方をしたいと僕は思う。
こういう時こそ俺達のことはお互い俺達同士でやるというアルバムのテーマになるのだと思う。

1曲ずつていねいにこのアルバムを聴いていくと、
曲同士のつながりがあり、それぞれの曲がまとまってアルバムになっていると感じる。
そしてこの曲の後、B面でブルース・スプリングスティーン得意の開き直り、
超ポジティブな生き方に移っていくのだろう。
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