薪ストーブ暮らしが好きでブログ書いてます/燃焼のこと、薪作りやメンテナンスのこと、そんな写真と駄文で毎日更新!
薪ストーブ|薪焚亭
触媒(キャタリティック)が逝った

完全に打ちのめされたのは、前回の記事 いやな予感のメンテナンス での予告通りで、触媒(キャタリティックコンバスター)が逝ってしまっていたことなのだ。 たった1シーズン使用でほぼご臨終の状態だったことは、ボクにしてみりゃ実にショッキングな現実であ~る(苦笑) おそらく2,500時間程度焚いたと思われるが、それにしてもだ、やれやれだな。
FA225の場合 は、全く壊れていなかっただけにアンコールの触媒のこの異常は、やっぱしかなりの打撃で落ち込んでしまうよ。 でもなんでアンコールばかりが壊れたのだろう? 焚いている薪の状態はほぼ同じものだし、焚いている時間にしてもFA225とてほぼ同じはずだ。
壊れた触媒の状態から判断すると、ハニカムの触媒そのものが壊れたというより、金属枠の歪みによって触媒が割れたと言ったところだろう。 2シーズンで逝ってしまった過去のアンコールの触媒もそんな感じの壊れ方をしていたと思う。
確かにボクの焚き方は丁寧?とは言えず、どちらかというと、ぞんざい、乱暴?な方なのかも知れないけど、薪ストーブは実用品で暖房器具なんだし、腫れ物に触るようなことはしたくないし、というか、がんがん使ってこそ実用品ってなもんだ。
それにしてもなぁ~
金属枠はかえって無い方が良いんじゃないかなと思ってしまう。 丸は強いというか変形しにくくて、四角は変形しやすい? 水平燃焼のアンコールよりも、炉内トップ、真上に触媒が置いてあるFA225の方がむしろ直火に晒されているはず・・・
二次燃焼室もふたを開けてみた。
ビス3本で固定されているだけだが、これは非常にもろいものなので外す時はくれぐれも慎重にね。
で、こいつも結構ヤレていた。昨年新品に交換して1シーズンでこの有様だ。表面が剥離している箇所があちこち見られ、これもなんだかなぁ~ アンコールは可愛いのだけれど、ことメンテナンス性能では考え物だ。それでもやっぱし良いというか、好きなストーブなんだよねぇ~(笑)
二次空気用のサーモスタットのセンサーもそれなりに溶けていたけど、これはまだ使えそうだし、1シーズン使用のFA225のプローブ(キャタリティック)温度計と同レベルのヤレ具合かな。
ファイヤーバックの裏側ガスケットは?
まだ大丈夫、生きてるみたいだ。
つづく・・・
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FA225の場合 は、全く壊れていなかっただけにアンコールの触媒のこの異常は、やっぱしかなりの打撃で落ち込んでしまうよ。 でもなんでアンコールばかりが壊れたのだろう? 焚いている薪の状態はほぼ同じものだし、焚いている時間にしてもFA225とてほぼ同じはずだ。
壊れた触媒の状態から判断すると、ハニカムの触媒そのものが壊れたというより、金属枠の歪みによって触媒が割れたと言ったところだろう。 2シーズンで逝ってしまった過去のアンコールの触媒もそんな感じの壊れ方をしていたと思う。
確かにボクの焚き方は丁寧?とは言えず、どちらかというと、ぞんざい、乱暴?な方なのかも知れないけど、薪ストーブは実用品で暖房器具なんだし、腫れ物に触るようなことはしたくないし、というか、がんがん使ってこそ実用品ってなもんだ。
それにしてもなぁ~
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ビス3本で固定されているだけだが、これは非常にもろいものなので外す時はくれぐれも慎重にね。
で、こいつも結構ヤレていた。昨年新品に交換して1シーズンでこの有様だ。表面が剥離している箇所があちこち見られ、これもなんだかなぁ~ アンコールは可愛いのだけれど、ことメンテナンス性能では考え物だ。それでもやっぱし良いというか、好きなストーブなんだよねぇ~(笑)
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まだ大丈夫、生きてるみたいだ。
つづく・・・
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コメント ( 6 ) | Trackback ( )
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新潟は本日も真夏日です(^^;
私の愛機(2年目)の触媒も同じような状況でしたよ、初メンテでこれです・・・
やはり回りの鉄板が歪んで、2次燃焼室の側壁までも壊していました。
とりあえずはもう一年はこのまま使おうと思いますが、不安です(T_T)
暑い暑い暑い(笑)
ダンパーを閉めるのが早過ぎるのかも知れませんね。
急激な温度変化が金属枠を歪めるのか・・・
で、しかも軟質セラミックだから完全に固定されない。
それにしても以前の交換時より歪んでるのは参った。
書きます。
うちでは6シーズン、ほとんど破損無しです。
昨年と今年に、掃除のショックで細いヒビが数本と
2~3ミリの欠けが2~3ヶ所できたくらいです。
平成13年に購入した本体に付属していた純正コンバスターです。
写真のコンバスターも本当はまだまだ使えそうな気がします。
大きな欠けでなければ、ハニカム構造(四角だけど)が
崩れても、空気の通る出口に触媒が存在するだけで、
作働してくれるはずですから。大きな穴が開いても
その上に鉄板でものせて塞いでおけば、他の部分で
代償できるのではないかとも思います。
勘ですが、純正品の方が持ちがよいなんて事は
あるのでしょうか。薪焚亭御主人も初代のコンバスターが
持ちが悪かったけれど、それが焚き方になれなかったり
薪の湿気のせいであれば、意外に純正品を見直してみるのも
いいかと思うのです。というのは、パナジウムだけを使った
製品と白金を(も?)つかった製品があって、前者だけが
破損率が高いという噂を聞いた事があるからです。
非純正品のコンバスターも買ってあるので、純正品が
壊れた時には、非純正品の耐久テストをしてみます。
それとダッチウエストのラージとミディアムをつかっていた
友人(頑固親父さん)の話では、純正品でも2年毎に破損して
交換しているそうです。彼は焚き過ぎと、バッフルの破損を
放置したせいだといっていました。やはり、バッフルで炎の
侵入を防ぐ事がコンバスターの長寿命につながるようです。
そういう意味では、アンコールで煙突のドラフトが良過ぎる場合、
バッフルを超えてコンバスター表面に炎が届く可能性があるので、
煙突ダンパーで引きを落とす事が対処になるかもしれません。
私の煙突は横引も1メートルあるし、縦も合計6メートルくらい
だし、室内シングルで結構煙の温度も下がっているので、引きが
落ちていてダンパーが要らないだけなのかもしれません。
改造するとすれば、デファイアントのように穴空き金属パネルを
使って、たとえばコンバスターの上にそれを載せると、
第2バッフルになる、なんて効果があるかもしれません。
他に私が工夫している事は、シーズン中も時々スロートフードを
外してコンバスターの上を手でなでて灰の塊がのっていたら
下に落とす事です。コンバスターの上面の大部分が灰で塞がれた
としたら、残りの部分に炎が集中して引き込まれ、流速も上がる
ので、炎の引き込みも起こりやすいと思うからです。ファイヤー
バックを外さないので、ストーブの温度がさがっていれば
1分で出来る作業です。ファイヤーバックを外す時は、
炉内の灰も追い出さないと後でファイヤーバックが戻せなく
なるので、30分くらいかける作業になります(専用掃除機が
ないので)が、スロートフードだけなら、楽々です。
今回壊れたものもファイヤーサ○ドから取寄せた「純正品」のはずです。もしも標準で装着されていたものと、消耗パーツとして正規ディーラーで売っているものが違うとすれば、それは問題だと思います。
おそらくはnnishさんとの違いとして煙突の引きの差かもしれません。もちろんボクの扱いがラフすぎるということもありますが、アンコールのストレート7.5メートルの煙突は、とにかく引きがいい。絶対に逆流なんてありえない完璧ドラフト(笑)の代物です。それとやはり高温での焚き過ぎでしょう。口元付近トップで350度なんてのはざらです(笑)
オール断熱二重煙突なのでダンパーをかませるのは難しいのですが、口元にはつけれるかも知れませんね。それと提案の穴空き金属パネルも良さそうです。
シーズン中のスロートフードはボクもやってますが、灰はあまり溜まらないですね。
>写真のコンバスターもまだまだ使えそうな気がします。
そうなんだけど、金枠がめちゃくちゃ歪んでいて二次燃焼ボックスに収まりません。中身だけ取り出して何か工夫して枠無しで使いたいところですが、横着者なのでなかなか動かない(笑)
でも確かにもったいないね。
しかも金属枠のゆがみがそんなにひどいとは、、、。
私の煙突は台所換気扇で逆流する程度のものです。しかも、
シングルの終端まで2メートルで、そこでは温度は
100度前後まで下がっています。高くても200度いきません。
いつかは室内も2重に、、、。
とにかく酷いものです(笑)
今までで一番歪んでて、枠の変形で割れた部分が一部脱落してます。
ダンパー以外で引きを弱める工夫? ちょっと思いついたことがあるので、後日記事にしてみます。
たいした思いつきじゃないけど(笑)