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ロハスな人

昨日は墓参の日でした。 午前中に線香を手向け、夕刻からは実家の仏壇の前で飲んだ暮れておりました。 そう、健康で毎日飯が食えて酒が飲める。 ご先祖様というのは実にありがたいものです。 彼岸の度に特にそう思います。

日本はいつの頃からおかしくなってしまったのだろう?
振り返ればこの30年間、世の中何か進歩したのだろうか? 精神的、教養的文化は後退どころか衰退してしまったような気さえする。 中でも特に酷かったのはこの10年じゃなかろうか。 そして今、その結果として経済までもボロボロだ。 いよいよ崩壊のクライマックスなのだろう。

資本主義なんてものはねずみ講とまるで同じだ。 傘下を増やし続けられなければ、ハイそこまで、お終いなのだ。 昔のヨーロッパ諸国は植民地政策によりそれを維持したものだが、現代ではそれは到底無理なこと。 そうこうしてる間に、2国で数十億の人口、世界総人口の4割を抱えるインドと中国は、かつてないほど物質的には豊かになったようだ。

今年に入り日本の貿易黒字はどんどん減少して、そろそろ赤字に転落じゃない? アメリカ人の借金による消費が終わった途端にこの有様だ。 これまで多くの企業はこぞって多大な設備投資をし、大量生産、大量販売によって利益を上げてきた。 グローバリゼーションの名の下に価格競争は一層激しくなり、それは薄利多売の10年間だったと思う。 けれど一気に消費がストップしてしまうと、薄利多売のビジネスモデルは成り立たなくなってしまう。

売上高が10%、20%ダウンならまだしも、それどころか半減、更には7割減にまで落ち込んだ業種・企業もあるようだ。 ここまで落ち込んだ企業はリストラじゃ追いつかず、解体、倒産しか道は残っていないのだろう。 それを隠し続け先送りすればするほど、巻き込まれる人は増えキズは大きくなるばかりだ。 現実は過剰な生産能力と需要不足なんだからしょうがない。 今まで膨らみ過ぎてしまった企業や個人は今の経済状況に合わせて縮むしかない。 そこまで酷くはない企業でも、明日は我が身と今は生き残りをかけて必死なんだろう。 そんな中、夏には景気が上向くなんて暢気なことを言っている経営陣、企業はヤバイですよ~ と、思うのだが・・・

いずれにしても、とうとう、と言うか、ようやく20世紀型の文明は近く終焉を迎えそうな気がする。 従来型の産業も経済も全てが限界なんだと思う。 大量消費、つまり、大量のエネルギーを無駄に使い続けた時代の終焉だ。 これからは少エネルギーの時代なんだろう。 自然と共生できなければ、やがて滅んでしまうと言うことに、本当の意味で気づかなければならないのだろう。 山々の木々は何もしなくたって30年後には大木となる。 自然は無から全てを作り出してくれるのだ。 国破れて山河あり。 今こそ本当の意味でロハスなライフスタイルの実践が正しい方向性なのかも知れない。


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