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かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

古代史講義(戦乱編)

2019年10月26日 | Books
今日は、高校の同窓会。
盛り上がってよかったけど、幹事で疲れた。



本書は、書店で見つけた。
古代史講義の第二篇。
戦乱にフォーカスした。

前回の九州旅行で行った磐井の乱から、前九年の役と後三年の役まで。
古代で、戦乱と呼ばれるものはほぼカバーされている。
15編からなっており、古代の戦乱と呼ばれているものについては、ほぼカバー。
よく取り上げられているものもあるし、あまり注目されていないものもあるが、本書を読んで言えるのは、各々の戦乱の解釈が大きく、時代によって変化していること。

例えば、平将門の乱と、藤原純友の乱が呼応していたという説が一般的であったが、よく見るとそれはありえないとか。

従来の説によった教育を受けてきた我々にとっては、こんなに解釈が変わっているのかと驚かされるところも多い。
それだけ、新たな発見があったということなのだが、従来の説に盲従していた部分もある。
本書は、気鋭の学者が各々の章を担当しており、長くはないが、読み応えがあるし、説得力もある。

古代史を知りたい人には打って付けの本ではないか。
戦乱史だから、ダイナミックで読み易い。
続編に期待するが、次は、何を軸にするのか?

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THE BEATLES WORLDWIDE SINGLES AND EP'S ENCYCLOPEDIA FROM A TO Z

2019年10月25日 | The Beatles



次々というか、とめどもなくというか、まだまだ出るビートルズ本。
本書は、たぶんオランダにお住まいのお二人の出した、ビートルズの日本で発売されたレコード(シングル、EP)のコレクションを3冊にまとめたもの。
Vol.16~18となっているので、Vol.15まで、他の国のものを扱って、Vol.16でやっと日本盤にたどり着いた。A TO Zということで、国名も、アルゼンチンからスタートした。
1国で、3冊だから、その詳しさは、たぶん一番。
マイケルと思わしきカタカナがサインに加えられているのが、微笑ましい。
Vol.16は、シングル、Vol.17は、アップルのシングルの続きと、EP、解散後の関連盤、Vol.18は、シングルとEPの再発盤等とボックスセット。



3冊とも著者2名のサイン付き。



まず、日本盤の包装の構造の説明から。
各国で、その仕様は異なる。
LP盤で、帯が人気ある所以だ。



オランダには、私設博物館をお持ちのようだ。



マイケルと思わしきカタカナがサインに加えられているのが、微笑ましい。



コレクション棚と共に。
ご満悦。
自分のものにするだけでなく、このような形で、世界に公開してくれるのが嬉しい。



盤そのもの(両面)、そのスリップケース、その外の衣装ケース、帯がある場合は帯、チェックポイントは多い。
昔は、よく値段が変わったから、値段が上がるたびに、シールで、値段の部分が張り替えられた。



全く見た事のないものも。
それにしても、どうやってこれらの多彩なコレクションを集めたのか。
1枚数万円するものも珍しくないから、お金も相当かかる。



数年前出た復刻版まで取り上げられている。
私は、数枚しか持っていないが、多くお持ちの方は、本百科事典を活用し、さらに研究が進められるだろう。

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Beatles in Germany

2019年10月24日 | The Beatles


中古で出ていたのでゲット。
正直、大したことはないのだが。



目玉は、この木片。
当時、スタークラブのカメラマンだった、グンターズントさんが、火事で焼けて、取り壊される前に、ステージを取り壊した板から木片を切り出し刻印した。



その経緯は、この証明書に記載されている。
一方、本編は、最後のドイツ公演にフォーカスした内容で(看板に偽りなし?)、下積み時代のビートルズの情報を知りたい方々にはイマイチかもしれない。
一方、大スターになってからの、最後のドイツ公演(唯一の日本公演の直前)に興味のある方には、かなりの情報が含まれているので、面白いだろう。

1,000部限定だから、希少価値はあるか。
マニア向けだが、面白い。

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細野観光&ザ・ラプソディ・ツアー・プレイベント

2019年10月23日 | Music



今日は、業後六本木へ。
話題のバスキア展は、まだ会期があるので、細野観光へ。
60分待ち!
本当に60分待ちだった。
でも、中は、すきすき。
チケット売り場を拡充すべきだろう。



細野さんは、日本のニューミュージック界の神様みたいな人だが、その全てがこの展覧会で公開される。



会場は、六本木ヒルズの展望会なので、夜景が目的の人も多い。



ギタータワー。
とにかく物持ちのいい人で、びっくり。
小学校の時使ってた野球ボールをとっておく人はまずいないだろう。
おじいさんは、タイタニックの生き残り。
日本人では一人だそうだ。



怪しげな入口。
展示は、充実している。
時代ごとに、ビジュアルに、音も交えて、バランスよく展示してある。



美しいベース。
ベース、ギターもすごいが、キーボード類はもっとすごい。



制作現場の再現。キーボードは、年代もの。



ソランは、かろうじて私も見ていた。
一回り違うはずなのだけど。



本のジャンルもかなり偏りが。
鉱物への興味も深かったようだ。



民族楽器にも造詣が深い。



横尾忠則さんとの親交も。
親交の広さは、ウォーホルなみ?



ベースはポールを真似たのかと思ったら、肩が痛くて、軽いベースが欲しかったとのこと。
ということで、時間が足りなかったので、満喫という訳にはいかなかったが、細野さんの全てがわかる?



その後クィーン来日のプレイベントへ。
Queenessのライブとトークショー。



ライブの前半は、ウェンブリースタジアムの再現。後半は、最近のライブのレパートリーから。
手抜きなしのすばらしいライブだった。
フレディ役の生活習慣病が気になるが。



トークショーは前回も行ったが、見事ネタが被らない。
それだけ、クィーンネタをたくさんお持ちということだが、特に、近時のインタビュー情報と、ライブ情報は、貴重だった。
チケット買っておいてよかったと心底思う。
本当に最後の日本ツアーになるかもしれない。
是非、すばらしいコンサートにして欲しい!

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ハプスブルク展

2019年10月22日 | Culture・Arts
今日は、生憎の雨模様だったが、即位礼正殿の儀は、立派だった。
敗戦後、かろうじて残った天皇制。
世界でも類を見ないこの歴史を、大事にしたい。



今日は、始まったばかりのハプスブルク展。
歴史では、よく聞くが、こんな美術品の収集家とは、知らなかった。
それも、600年以上も。



時代毎に変わるが、オーストリア、ハンガリー、スペイン、オランダを支配したが、第一次世界大戦で、途絶えた。
しかしその栄光は、オーストリアに引き継がれ、このような展覧会が、開ける。
普通、散逸しそうなものだが。

いろんなタイプの美術品が、展示されているが、やはり目玉は、絵画類だろう。
ベラスケスは、有名だが、デューラー、ルーベンス、ティツィアーノ、ブリューゲル、クラーナハなど、有名どころがずらり。

洋画に興味のある方は、マスト。
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