かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

アグネス・ラムのいた時代

2007年02月23日 | Books

この本は、長友さんという写真家の方の(昨年惜しくも亡くなられた)、写真家としての想い出話をつづったものだが、最も活躍された時代が、見事に、私の中学から大学時代と合致する。

アグネス・ラムのポスターは、部屋にはってあったし、フォーライフの設立には、拍手を送ったし、キャンディーズの解散には(涙は流さなかったものの)、一つの時代の終わりを感じた。
高校(男子校だった)の卒業アルバムには、なぜか、東てるみさんが、同級生として写っている(流石に、今はこんな卒業アルバムできないだろう)。長友さんは、これらの時代のメッセージを、送る側で活躍した人だ。我々は、受ける側で、活躍(ただ、楽しんでいただけ?)していたということになる。長友さんの送ったメッセージがなければ、我々もこれほど、この時代の共有感を得られなかったかも。

花の中3トリオを、同時代体験した人には、是非(絶対)お勧めしたい本。
逆に、そんなの知らないという人には、全く面白くない(So What?)本かもしれない。

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知っておきたい日本の神様

2007年02月22日 | Books
今日、朝日新聞を見ていたら、神社分類という記事があった。日本で、神社は、7万9千もあり、そのベスト3は、八幡様が7817、お伊勢さんが4425、天神様が3953だという。よくもまあ数えたものだ。地域によっても、神社の数のばらつきはかなりのものなのだそうだ。新潟に4778あり、和歌山には、426しかないとのこと。

たまたま、知っておきたい日本の神様という本を読んだところだった。この本によると、日本の神社の数は、約12万。ベスト3は、お稲荷様19800、八幡様14800、天神様10300とのことで、今日の朝日の記事とは、随分違う。それだけ、未分析の分野なのだろう。別に、難解な本ではないのだが、しっくり頭にはいらない。仏教伝来の前からあった土着宗教の神社、神道に対する基礎知識がないことによるものだと思う。元々は、各地域の土着宗教だったが、平安時代以降枝分かれしてきたものらしい。

神道は、天皇崇拝につながり、第二次世界大戦に突き進んだ原動力と考えられて、戦後疎んじられた影響もあるかもしれない。仏教並みの扱いはしてもらったもいいような気がする。生活習慣にしみこんでいるからいいという考え方もあるとは思うが。

ちなみに、氷川丸の氷川神社は、本来、土地の守り神である農耕の神であったが、平将門の時代、関東の武士達が、武撃フ神として、お祈りするようになり、武神となったとのこと。その殆どが、関東地方にあるらしい。

その他、いろんな神様が紹介されている。健忘症に効く神様とか。いつもお世話になっている鶴岡八幡宮は、勝利成功の神社に分類されている。

仏教のように、教祖様がはっきりしているわけでもないが、八百万(やおろず)の神様を研究すると、日本の古代史に一歩近づけるかもしれない。

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春節

2007年02月21日 | Yokohama ( Japan )
今日は、久し振りに中華街で中華。珠江飯店系列の店。広東料理でおいしい。
春節のシーズンで、街の飾りつけも綺麗。



中華街も、街おこしによる、観光客誘致で、一生懸命。イベントも目白押し。

でも、本来の中国人の町という側面も忘れないで欲しい。中国人の街に、日本人が思わず迷いこむところに中華街の魅力があると思うので、日本人が、迷いこむため(観光地化)の街作りに偏ってしまうと、本末転唐ノなりかねない。
バランスが大切だ。

そういえば、土曜深夜のカウントダウンも盛大に行われたようだ。特に、写真の関帝廟の前のが盛大だったようだ。来年こそは、トライしようかな?
今年もまだまだ春節のイベントは続く。
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ベトナムの亀

2007年02月20日 | Thailand・Vietnam・Phillipines

この前、亀ネタでTBをいただいた。そこで、ベトナムの亀ネタを一つ。
ハノイのど真ん中に、ホアンキエム湖という小さな、静かな湖がある。朝方には、人々が、散歩をしたり、体操をしたり。まさに市民の憩の場所だ。

その湖には、還剣伝説がある。15世紀のベトナム(黎朝)の将軍レ・ロイは、湖の亀から宝剣を授かり、その宝剣で明軍(当時の中国)を駆逐し、その剣を亀に還したという。剣を還したという場所に、小さな塔も建っている。湖の名であるホアンキエムは、環剣の意味だそうだ。この物語は、ハノイ名物の水上人形劇の出し物の一つにもなっている。

そのホアンキエム湖に、玉山祠があり、1968年に捕獲された大亀の剥製が鎮座している。体長2mぐらい。淡水の湖にこんな大亀がいたとは....この亀こそが、還剣伝説の亀だと当時は言われたという。ガメラまではいかないが、かなりの迫力。

今もこの湖には、大亀がいて、海外の要人が来越すると、ひょっこり姿を現すそうだ。
コメント (2)
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麒麟児さん

2007年02月19日 | Sports
週刊現代の、八百長追求が止まらない。常識的に考えると、朝青龍は、十二分に強いのだから、八百長の必要などないと思うのだが。ただ、この週刊現代のしつこさも尋常ではない。ここまで来たら、徹底的にやって、白黒つけて欲しい。お互い、負けられないガチンコ勝負になることは、間違いない(笑)。ちなみに、この勝負、個人的には、相撲界を応援したい。その理由は、↓

先日、麒麟児さん(北陣親方)の講演会を聴く機会があった。そんなに私と年は、離れていないのだが、入門の経緯から、一流の力士になるまでのお話は、まさに、相撲道と呼ぶにふさわしい。とても、昭和40年代の話とは思えない。中2の時、既に120kgあったというが(相撲の前は、柔道の選手だった)、身長が足りなくて、頭にこぶを作って、新弟子検査に合格したという。中3から住み込みで、中学に通いながら、修行をしたという。大鵬、輪島などにかわいがられながら、ツッパリで有名な、名力士に出世した。富士桜との名勝負を覚えていらっしゃる人も多いだろう。

麒麟児さんの話を聴くと、ごっつぁん相撲など無縁の世界だと思いたくなるのだが。
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