かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

知っておきたい日本の神様

2007年02月22日 | Books
今日、朝日新聞を見ていたら、神社分類という記事があった。日本で、神社は、7万9千もあり、そのベスト3は、八幡様が7817、お伊勢さんが4425、天神様が3953だという。よくもまあ数えたものだ。地域によっても、神社の数のばらつきはかなりのものなのだそうだ。新潟に4778あり、和歌山には、426しかないとのこと。

たまたま、知っておきたい日本の神様という本を読んだところだった。この本によると、日本の神社の数は、約12万。ベスト3は、お稲荷様19800、八幡様14800、天神様10300とのことで、今日の朝日の記事とは、随分違う。それだけ、未分析の分野なのだろう。別に、難解な本ではないのだが、しっくり頭にはいらない。仏教伝来の前からあった土着宗教の神社、神道に対する基礎知識がないことによるものだと思う。元々は、各地域の土着宗教だったが、平安時代以降枝分かれしてきたものらしい。

神道は、天皇崇拝につながり、第二次世界大戦に突き進んだ原動力と考えられて、戦後疎んじられた影響もあるかもしれない。仏教並みの扱いはしてもらったもいいような気がする。生活習慣にしみこんでいるからいいという考え方もあるとは思うが。

ちなみに、氷川丸の氷川神社は、本来、土地の守り神である農耕の神であったが、平将門の時代、関東の武士達が、武撃フ神として、お祈りするようになり、武神となったとのこと。その殆どが、関東地方にあるらしい。

その他、いろんな神様が紹介されている。健忘症に効く神様とか。いつもお世話になっている鶴岡八幡宮は、勝利成功の神社に分類されている。

仏教のように、教祖様がはっきりしているわけでもないが、八百万(やおろず)の神様を研究すると、日本の古代史に一歩近づけるかもしれない。

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