かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

修善寺

2007年11月26日 | Other Eastern Japan



修”善”寺と書けば、修善寺の街をいう。温泉あり、お寺あり、歴史ありというなかなか風情のあるところ。散歩道もよく整備されている。道は細いので、車で来る時は、街の手前で下りて訪れた方がよい。
修禅寺の次に行ったのは、独鈷(とっこ)の湯。独鈷は、密教の神具の一つだが、空海さんが親孝行の少年のため、独鈷で岩を彫ったらお湯が出たのが、修善寺温泉の始まりとされている。その後、蘭渓道隆和尚が、鎌倉時代に修禅寺を再興。源頼朝の息子である頼家が幽閉され、暗殺されたことで、皮肉にも歴史に名を残すこととなった。しかし、これを仕組んだ北条政子という人は、どんな人だったのだろう。それとも、北条家の陰謀に翻弄されただけなのか。
独鈷の湯は、台風で壊れたらしいが、今は、再整備され、誰でもつかれる足湯になっている。写真の奥が川の中にある独鈷の湯。右に見えるのが、その手前にある独鈷のモニュメント。



川沿いの風景は、紅葉が美しかった。



橋を渡ったところには、美しい竹林がある。竹林の小径と呼ばれ、小京都の風情をただよわせている。ここも、人気のスポット。



そこからちょっと奥に入ると、指月殿がある。北条政子が頼家を弔うために建てたお寺と言われている。北条政子とは何者なのだろう? 自分が仕組んだのでは?



指月殿からさらに入ると、源頼家のお墓があり、さらに先には、十三士の墓がある。頼家の有力な13人の部下達のお墓。頼家が暗殺されたあと、謀反を企てたという。ここの紅葉も美しい。

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