かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

神秘のウズベキスタンその27 サマルカンド① レギスタン広場

2024年09月27日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan


今日は、秋雨前線到来?
雨の中、昼は、新宿でランチ。



そして、いよいよサマルカンドに着いた。
紀元前10世紀ごろから、オアシス都市として発展した。
13世紀にジンギスカンにより破壊されたが、14世紀にアミール・ティムールにより、ティムール帝国の首都として発展した。
今回訪れた4都市の中では、一番美しい建物が多かった。

ソ連時代からの建物も多く残る。



ソ連製の車もまだ走っている。
今は、ウクライナ製のシボレーが、ロシアに輸出されているそうだが。



ティムール像。



レギスタン広場脇にある廟。

レギスタン広場。
砂の場所という意味。
ウズベキスタンを代表する光景。
ティムール時代から建設が始まった。

左が、ウルベク・メドレセ、正面が、ティラカリ・メドレセ、右が、シェルドルメドレセ。
3つの巨大なイスラム神学校が、向かい合っている。



一番見事に見えるのが、シェルドルメドレセ。
1636年に、シャイバニ朝の君主ヤラングドシュ・バハドールによって建造された。

虎にしか見えないライオンが描かれている。
シェルドルは、タジク語で、ライオンのこと。
鹿を追っている。
イスラム教の教えに反する絵だが、既に亡くなっているとして(鹿の胴体に切れ目が描かれている)、そのままにされたという。
背中には、太陽に人の顔。
後ろに見えるドームも美しい。



巨大さ、美しさが、際立つ。



正面のティラカリ・メドレセ。1660年建造。
サマルカンドのメインモスク。



ウルグベク・メドレセ。
君主であり、天文学者でもあったウルグベクによって、1420年に、最初に作られた。
デザインは、星をモチーフにしたモザイク画で埋められている。
個室が50ほどあり、100名以上の学生が住んでいた。



ティラカリ・メドレセの礼拝堂。
ティラカリとは、金箔を施されたの意味で、礼拝堂全体が、まばゆく輝いている。



ティラカリ・メドレセの礼拝堂の天井は、ドーム状に見えるが、平面で、遠近法を用いて描かれている。



天文学者でもあったウルグベク。



ウルグベクが15世紀に建てたと伝わる天文台の模型。
サマルカンド発祥の地であるアフラシャブの丘周辺で、1908年に土に埋もれていた遺跡が発掘されている。
1年の日数を正確に計算した。



高度な天文学の知識を有していた。

コメント
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