新市街から、いよいよユネスコ世界遺産に指定されている旧市街に向かうと、その入口に、バルバカンと呼ばれる城門がある。
14世紀以前からあったが、16世紀にイタリア人建築家の設計で、今の姿になったという。しかし、第二次世界大戦により破壊され、今のものは、戦後復元されたものだ。
一部、奥の壁が反り返っているのがわかるだろうか。破壊されずに残っていたものは、そのまま生かされた。
ところどころに、街の説明のパネルがあるが、ナチスに破壊された後の写真が展示されていたものだ。空爆ではなく、ダイナマイトを使った破壊というから、破壊のための破壊であったわけだ。WWⅡ末期のことだから、結果論から言うと、蜂起などせずに、じっとナチスドイツが負けるのを待っていた方がよかったということになるのだが、当時もちろんそんな未来が待っているとは知る由もない。
いよいよ旧市街に入っていくのだが、すいません。明日は、小旅行に行くので、一日お休み予定。
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