かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

instamatic karma

2008年03月09日 | The Beatles


AMAZON で予約していた instamatic karma が、届いた。
JLが失われた週末と呼ばれる時期を共に過ごしたMay Pangさん によるJLの写真集だ。
JLのアルバムで言えば、MIND GAMES、WALLS AND BRIDGES、ROCK'N'ROLLの時期(1973年から1975年)にあたり、小野洋子さんに追い出されElton John のコンサートへの出演(JLの最後のコンサート出演)をきっかけに復縁するまでの、数年間の写真集だ。

当時は、May Pangさんに関する情報も少なかった。May Pangさん は、その後も多くを語っていなかったが、今回この写真集を出した。May Pang さんの思い出話もたくさん載っている。微笑ましい家庭内の話から、当時のJL の活動に関する貴重な話など。

これまでのJLの写真は、小野洋子さんと共にいた時代のものがほとんどであったため、本書内の写真はほとんどが初めて見るものばかりだ。スナップショット中心なので、生き生きとした臭いが感じられる。ちなみにこのinstamatic karmaの名は、JOHNの名曲?instant karma と、インスタントカメラを意味するinstamatic をかけたものだ。Karma は、Cameraの語呂合わせかな?

写真の中でも驚きは、JLとPMの2shot。解散後も会っていたことは知られていたが、写真はこれまで公開されていたのだろうか。
JLがThe Beatlesの法的な解散させる契約書にサインをしたのは、1974年12月、フロリダのDisney World のPolynesian Village Hotelであったことが、契約書にまさにサインしているところの写真付(4人のサインが読める)で紹介されている。私も泊ったことがあるホテルだ。感慨深い。West Palm Beach(これも、すばらしいリゾート)にもその年のクリスマスに滞在していたという。私が行ったのは、夏だったので、ガラガラだったが。

裏表紙には、JLの最初の妻であるシンシアさんと、その子供のジュリアンさんの謝辞が書かれている。May Pangさんは、小野洋子さんに奪われたJLを、二人(特にジュリアンさん)の元に連れ戻してくれた天使だったのだ。May Pang さんは、その後もレコード会社や、映画会社で働きながら、デザイナーとしても、活躍中という。2児の母でもある。

もう少し立派な装丁でも売れそうな本だと思う(一応ハードカバーでよかった)。
それにしても、AMAZONさんで、洋書を買うと、海外の定価より(わずかだが)安く買えるのは、どういう理屈なのだろう。
コメント
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