kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

高体連記録会1

2018-07-17 | 陸上競技
日曜日、この日は高体連記録会でした。2日連続の記録会。調整云々ではなくまずは試合に出るという感覚です。記録が出ればいいと思うのですがそれは簡単ではない。やるべき動きをきちんとすることで結果につなげていければと思っていました。

前日の夜からいろいろと考えていました。暑さ対策も必要だと思っていたからです。気温自体がかなり高くなります。防府の競技場で開催される記録会ですから日よけもありません。タータン自体の質もそれほど良くないのでいい記録が出るというのは考えにくい。それでも課題を見つけるためにはレースに出ておきたいなと。暑さ対策のため当日の朝は大量に氷を準備する。さらに夜に気になったので近くの施設に電話をして確認をすることにしました。暑い中で過ごすよりは少しでも環境の良いところに滞在させてやりたいなと。施設の控室を有料で借りてそこで過ごすことに。私にできることは最大限にやりたいと思っています。

当日の朝、保護者の協力を得て予約しに行きました。支払いも含めて。こういう部分は本当に助かります。自分たちだけではどうにもできない部分があります。役員の仕事があるので私自身は競技場内であれこれやらなければいけませんでした。そのため交渉と支払いをお願いしました。選手はこういう支えがあることをしっかりと理解するべきです。環境が整えられるのことは当然ではないので。

この日は女子は100mとリレー。男子は100mその他でした。それほど記録が出るとは思っていません。練習の一環という感覚もあります。練習よりも質の高いレースに出ることで多少なりと課題が見つかるのではないかと思っていました。風が吹いたらいいなと思いながらもそんなに甘くなく。完全な横風でした。まー仕方ないですね。

女子は全員出場。1組目に3年生女子が3人入りました。今回はインターハイを逃しましたが力的に強い2人。インターハイに進む選手も参加していました。勝負を避けるという話にはなりません。レース自体はNとM、スタートで出遅れる。これが中国大会で出たから勝ち上がれなかったのですが。中間以降なんとか持ち直して走りましたがNが12秒42、Mが12秒45でした。インターハイ選手には勝ちましたがレースとしては20点レベルだと思います。やろうとしていることがきちんとできていない。Sも加速段階でいまいちの乗りでした。中盤以降はそれなりに走って12秒89。一応SBです。条件がそれほどでもない中でSBが出たというのは評価できます。が、力的にはこんなものではない。追風0.7という条件でしたがタイムは全体的によくない。うちの選手がというのではなく総じてですが。

1年生はToが13秒26これもSBです。中間以降の走りが・・・。それでも1年生でこの時期にこれくらい走れれば合格だと思っています。力を出し切れたかどうかは別にしてまずまずの走り。中学時代にToよりもいい記録で走っている選手が多数いる中で現時点としたら合格点。Saも出場しました。県選手権でよくわからないままベスト更新していたのですが。今回もスタートに課題を置くという話でしたが1歩目で既に苦笑い状態。なかなか。それでも13秒48で走りました。PBです(笑)。加速段階が驚くほど悪い。改善の余地ありですがきちんとできればすぐにでも13秒2は出るでしょうね。

男子はSoが。雨の影響で先週末は全く練習できず。その関係で持久系の練習がほとんどできていません。スタブロからの出も十分ではない。それでもレース経験を積ませていきたいと思っています。レース自体は11秒31。記録的には微妙ですが合格点かなという感じでした。その後300mにもチャレンジ。後半練習を全くやっていないのでこれも練習の一環としての取り組みになります。強度を増やしながらチャレンジという感じですね。

女子はリレーにも出場。このレースでどれくらいの走りができるのか。タイムが出る出ないのはなしではなく「今やろうとしていることができるかどうか」です。バトンは微妙。3-4走の区間が今回も・・・。真剣に考えたいと思っています。タイムも48秒94。記録自体はそれほどでもないかなと思っています。この競技場ではなかなか記録が出ない。走りのタイプというのもあるかもしれませんがほぼ反発はありません。20年近く改修されていない状況であれば仕方ないかなと。それよりも流れですね。

終わってから早急に帰るように指示。身体が熱を持っていると思います。その状況で長居は無用。氷に余裕がありますから帰宅までの時間も冷やしておくようにしました。こういう部分も必要かなと。とにかくできることをする。帰ってから単純にお風呂に入るだけではなく体の熱を冷ますように水を浴びることも必要。

ある選手が「動き」について気にかけていました。翌日の課題をある程度明確にしている様子がありました。こういう取り組みは必要不可欠だと思っています。最初の1本を次の日にどう修正するか。レースをする中で見えてくるものがあると思っています。それをきちんと考えられるかどうか。こちらとしてもそういう選手に対して最大限のサポートをする必要があると思っています。

記録は望めません。それでもしっかりとやるべきことをやりたいと思います。とにかく暑かった。命がけの審判でした・・・。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 更新に至らず | トップ | 高体連記録会2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。