「ジェンダー平等」の問題 … ②

今晩のNHKが、連続で「男女の違い」に関連する番組をつくっていた。現実社会の基準は「男性目線」で行われている。これは企業でも多くの場面がそれだ。これを変えることが基本だ、という。また現実の社会生活そのものが男性目線ではないか、と。道路、交通なども、例えば冬の除雪も車道優先だ。歩道はその次だ。つまり歩行者の多くは女性であり子どもたち。これが2番目になっている。男性目線の社会のありようを根本的に変えて . . . 本文を読む
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「ジェンダー平等」の問題 … ①

「ジェンダー」という旧い世代にとって、あまり聞き慣れていない言葉だが、「ジェンダー平等」という理念は今とこれからにとっていわば決定的に重要な言葉であり、理念となっていくと思う。 そういう立場からこのテーマについて、大枠のところをしっかりおさえていきたいと思う。 ジェンダーという語は、生物的男女(雄雌)に違いの意味ではなく、社会的差別があるかないかという問題意識をもって考えられる男女の違いという . . . 本文を読む
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「共稼ぎ」の始まりのころのこと。「この家はきたないね」

大学を終えた1960年、私は札幌の私立高校に勤めた。当時は女子高。まだまだ私立高校が公教育の一翼であるという認識はそれほど一般化されていなかったのではないだろうか。しかし人口急増期、高校が足りないこともあって私立高がどんどん増えてきた。私も、クラス担任をし、授業を週20時間もち、分掌の仕事(教務とか生活指導など)、クラブ活動(当時は新聞局)を援助する、その上で私立学校の教職員組合の活動の最前線で仕 . . . 本文を読む
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「捨てられる日本」(2)… 少子化対策

著者のジム・ロジャースの指摘を参照し、このいくつかの論点を紹介しているのだが、やっぱり気になる「人口減少・少子高齢化問題」に触れざるを得ない。日本は食料自給率(国民が必要とする食料の生産額に対して国内生産の割合)が非常に悪い。63%という。その問題点は農業や漁業に従事する人たちの数がどんどん減っていることだ。つまり少子化はあらゆる面で深刻な問題の要因となっていくだろう。 この問題の解決のためには . . . 本文を読む
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「捨てられる日本」(1)

私は、この数年、気になるテーマは(プライベートなことはさておき)「日本の現状と未来はどうなるのか」ということに尽きる。「未来」というのは大雑把にいっておよそ今後半世紀ほどの間だ。 少子高齢化というよりも少子化の問題だ。もちろん国際的な事情から周辺諸国との関係なども戦争の危険性とあいまって重要だろう。しかしそれらもさておいて、先日来読んでいる書、ジム・ロジャースという人の書いた「捨てられる日本」( . . . 本文を読む
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夜桜

昨日の続き。自然の美、今は桜。昔から「花」といえば桜だった。夜にも夜らしい観賞の方法があるだろう、と先人たちはライトの助けを借りてこの美しさを観賞することを思いついた。 わが住んでいる近所に「新川地区」があり、地域の人たちが協力しあって「夜桜観賞」の機会を創り出した。昨日と今日だけだが。 遠いところからもはせ参じたのだろう。クルマがびっしり。人もびっしり。写真、その雰囲気を描き出すことができてい . . . 本文を読む
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選挙戦とか外地(アフリカのスーダン)での戦闘はさておいて新春の美を讃えよう

昨日のブログで「選挙戦」について触れた。今日のニュースはアフリカのスーダンでの邦人の安全確保の活動が命がけで行われていることが報じられている。いずれも中身は全く違うが「戦」だ。 今回はこの「戦」をさておいて、北海道の春を告げる桜の花についてちょっと触れたい。 今北海道では桜のシーズンど真ん中。あさって以降、札幌から桜は消えていきそうだ。 春の桜、秋の紅葉、どちらも古来日本人が親しんできた自然の . . . 本文を読む
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選挙戦おわる

統一地方選、衆参5補欠選挙などが終わった。 各候補者や当選首長、当選議員などの声が放映されている。先日も記したが、各首長選挙では、特に町村長でいうと半数以上が無投票で決まっていることや、当選した人たちの声(全部聞いているわけではないが)が「地方創生」に関することが大きいこと、こういう点で気になる。 無投票の問題でいえば、先日(4月19日)記したことが基本的な問題意識なのだが、この点に関してはまた . . . 本文を読む
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昔懐かしのSL

私にとってSL(蒸気機関車)は青春期のいわば舞台装置だった。高校3年間、これで道北の和寒町から士別高校に通った。和寒の駅までの1里(4キロ)歩いて50分前後、汽車に乗って30分、士別の駅から30分の通学だった。ほとんど皆勤だったから、ひそかに誇っているのだが…。高校3年の後期は登校拒否して受験の勉強。 この往復の汽車がまさに懐かしい蒸気機関車が引っ張る国鉄だった。夏など暑いから窓を開けていると煙 . . . 本文を読む
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快晴なのに青空が全くない

今、4月21日午前9時25分。札幌は快晴。空に白い雲がわずかに浮かんでいるが、本来ならば空いっぱいの青空の朝だが、この青い空が全くない。 いうまでもなく黄砂のなせることだ。 これまでこんな空はあったろうか。かつて詩人高村光太郎は愛妻智恵子を思いながら詠んだ詩があった。 智恵子は東京に空が無いという ほんとの空が見たいという 私は驚いて空を見る 桜若葉の間に在るのは 切っても切れない むかしなじみ . . . 本文を読む
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